早めの行動が自衛隊からの転職成功の鍵

国内外で活躍する自衛隊員の転職

陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊から組織される自衛隊。防衛省に属し、国を守る任務にあたっています。
国内外で地震や台風などで大規模な災害が起きた時に、被災地へ派遣され救助活動をする自衛隊の様子は、テレビなどを通して誰でも見たことがあることでしょう。

そのほか、海外の紛争解決を図る国連平和維持活動をはじめとする国際平和協力活動への取り組みや、日本の領空・領海を守る防衛活動を行っています。

今回は、自衛隊員として安定した職を得ているものの、将来転職を考えている20代~30代前半の皆さんに、転職前の準備や転職活動に役立つ情報をお教えしましょう。

自衛隊に転職者が多い理由とは?

自衛官採用試験の合格者は、特別職国家公務員となり、陸上・海上・航空の自衛隊に配属されます。自衛官は国家公務員だから定年を迎えるまでは安定している、というわけではなく、定年制度については普通の国家公務員とは大きく異なっています。

自衛官の任用制度は、若年定年制と任期制があり、若年定年制では53歳~56歳が退職年齢となっています。
任期制は、自衛官に任用され、任期が満了した際には、自衛官としてそのまま残るか、民間企業へ再就職するか選べる制度です。

最初の任期は、陸上自衛官が1年9ケ月、海上自衛官・航空自衛官が2年9ケ月となっているので、自衛隊からの転職を希望する自衛官は20代が多いのです。

退職前に転職に有利な資格を取ろう

任期制や若年定年制で自衛官を退職する場合、防衛相では再就職をサポートする「就職援護制度」があり、退職のだいぶ前から簿記検定や情報処理、電気工事士、第一種運転免許など、さまざま資格を取ることを推奨されます。

ですから希望の転職先で有利となるような資格試験の勉強をすることをおすすめします。たとえ実務経験がなくても、業務に関わる知識が多少なりともあれば、ポテンシャルを重視する企業もあるからです。

いずれにせよ、退職前から転職活動を認めて支援してくれるのは、自衛隊ならでは。このチャンスをちゃんと活かさない手はありません。早めの行動が転職活動をスムーズにしてくれるでしょう。

また、「任務内容が不満」、「上下関係で悩みがある」などの理由で中途退職する場合、「就職援護制度」は利用できませんが、やはり次の就職先を探してからの退職が賢い方法です。

一般企業の情報を知るには転職サイトが便利

資格のことよりも、そもそも自分が「どのような会社で働いてみたいかイメージがつかめない」という人は、転職サイトをいくつかのぞいてみてください。今自分が関わっている任務が役立つ職種や業種を探したり、興味が持てそうなものを探したりしてみましょう。まったく違う分野であっても若手の未経験者を歓迎している業種もあります。

転職サイトは、各企業が欲しい人材やスキルをまとめているので、どのような資格が転職に有利になるか確認できます。

自衛官は職務の特殊性から、給与や特別な手当を含むと、年収は一般企業よりも高めに設定されています。転職後の給与や待遇ばかりに目が行くと、条件が厳しくなるかもしれません。

「就職援護」を利用した自衛官はどんなところに再就職している?

自衛隊援護協会によると平成28年度の任期満了退職者の予定数は、陸上自衛隊で約3,100人、海上自衛隊で約230人、航空自衛隊で約450人、合計で約3,780人となっています。

また、平成26年度の陸上自衛隊(陸士)を退職し、「就職援護」を利用した自衛官の業種別の就職状況を見ると、
1位「サービス業」36.9%
2位「製造業」19.5%
3位「運輸・通信・電気」18.2%
という数字になっています。
数は多くないですが、「公務・団体」が0.3%となっており、自衛官を退職したあとに、警察官や消防士など、地域の防災や危機管理に携わっている人もいます。

職種別にみると、
1位「生産・工員」44.6%
2位「その他」16.8%
3位は「操縦手」で11.6%
という数字になっています。

機械修理や工場での製造業に従事する人、警備会社などの警備員、運送やタクシーなどの運転手などが再就職先として選ばれているようです。

自己PRは自分がどう貢献できるかをアピール

自己PRは履歴書を書く上でとても悩む項目です。でも安心してください。自衛隊という組織の中で任務を全うしてきたという経験をポジティブにとらえて、新しい会社で自分がどのように貢献できるかを考えてみましょう。

縦社会で厳しい規律のなかで生活してきた自衛官なら、一般社会人として常識を持ち、責任ある行動をしてくれるというイメージがあるものです。訓練で培った精神力や忍耐力で、仕事も粘り強く取り組んでもらえる、と思う採用担当者もいるでしょう。

良い点も悪い点も自己分析をしっかり行い、今までの経験を踏まえて、企業で自分がどう貢献できるのか、を考えて書類選考や面接にのぞんでください。

初めての就職活動に不安を感じたら

自衛隊での勤務経験があるとはいえ、新卒時に就職活動をしていない皆さんにとって、他の転職希望者に交じっての民間企業への応募は、もしかしたらハードルが高く不安に感じるかもしれません。

また、自分のキャリアや会社選びについてアドバイスを求めたい人もいることでしょう。
そんな時は、信頼できるアドバイザーがいる転職エージェントを利用してみてください。履歴書の書き方から面接時の受け答え、面接日時の設定など、転職のプロフェッショナルが全力でサポートしてくれます。

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