農業からの転職を成功させるには!?

農業の収入はサラリーマンに比べて厳しい

一般的に農業はきつい仕事であり、休みが少ないイメージがありますね。農林水産省が発表した「平成27年個別経営の営農類型別経営統計」のデータによると、全国の畑作経営の1経営体当たりの27年度農業所得は約272万円になっています。これは粗利益から肥料や農機具などにかかる経営費を引いた額ですが、収入面だけに注目すると、企業に勤めている一般的な会社員と比べても、収入は低くしかも安定的な収入でないことに間違いありません。これではやはり農業一本で食べていくのは苦しく、農家の人が農業の閑散期には短期で違う仕事をしたり、妻がパートで家計を支えていたり、ということにも納得がいきます。

農業や天候や災害にも影響されやすく、個人での農業はとても厳しい状況。経済状況から、農業を辞めて一般企業に転職を考えている人もいることでしょう。そこで今回は離農後にどんな仕事があるかをお話していきたいと思います。

離農後の仕事はどんなものがある?

農家を辞めて転職したいと思った時、就職先としてはどんな選択肢があるのでしょうか?

サラリーマン経験者の場合

高校や大学を卒業し、一度サラリーマンを経験した人で農業に従事した人の場合、一度会社員時代を経験しているので、それほど抵抗なく転職活動を始められることでしょう。再就職先の選択肢としてまず一番に挙げたいのは以前働いていた業種や職種での求人を探すこと。前職の経験に加え、農業の経営、流通現場の知識など、農業の経験を通して得られたことを転職先の志望動機に活かすことができればOKでしょう。

サラリーマン未経験の場合

実家が農家で、大学や専門学校で農業について学んだ後、そのまま親の手伝いや跡継ぎとして農業に携わっていた人もいますね。企業での就業経験こそないものの、大学や専門学校の農学部で学んだ知識を活かし、その実践として農業という仕事に関わってきたことは立派な経験となるはずです。

野菜や穀物など農作物という食物や、酪農に関わってきた経験は、近年高まる食の安全性や流通に関わる仕事にも共通点を見出すことができます。例えば、食品に関わる仕事では食料品や飲料のメーカー、食品加工会社、卸売やスーパーなどの小売業などのほか、各企業での衛生管理、商品開発、品質管理の仕事などが挙げられます。流通に関わる仕事では、仕入れや在庫管理、配達、安定供給のためのルート開発などが挙げられます。

求人数は少ないですが、品種改良などの研究職や技術職なども、実際に農学部出身者の就職先として人気があります。

園芸に関わってきた経験は、植物に関する知識を活かして、造園や園芸店などでの管理や販売の仕事があります。ほかに、観葉植物などを貸し出すグリーンレンタルの仕事や花苗を扱う会社などでも、農業の経験を活かすことができるでしょう。

公務員という選択もある

年齢制限や受験資格はありますが、公務員という選択肢もあります。国家公務員では、一般職試験での合格者のうち、農学関連の採用があります。地方公務員として、各都道府県や市町村の農業技術職も採用があります。実務経験を活かせる公務員になれば、将来に渡って安定的な収入を得ることができるでしょう。

公務員ではないもの、農業に深く関わる組織としては全国農業協同組合連合会(JA全農)をはじめとする、全国にあるJAも就職先としてあげられます。

農業関連の仕事を探したい場合

個人の生産者としては離農を決めたが、農業にこれからも関わっていきたいと考えている場合には、以下のような就職先が考えられます。

農業法人に就職する

個人の生産者としては離農を決めたが、農業にこれからも関わっていきたいと考えている場合には、農業法人に就職するという方法もあります。

農業法人とは、農業経営を組織化して、稲作や畑作、酪農や施設園芸などを行っている法人のことで、会社の形態を取っている「会社法人」と、組合の形態をとっている「農事組合法人」の二つに分けられます。さらに会社法人は、株式会社・有限会社・合資会社・合名会社に分けられます。平成21年の農地法改正により、法人が農業に参入しやすくなったこともあり、異業種からの農業への参入が大幅に増えて、平成28年12月末で農業経営を行う一般法人は2,676法人となっています。

農業法人に就職すると、給与という形で決まった収入を得ることができるので、経済的に安定します。社会保険や有給休暇など、福利厚生も期待できます。仕事内容は実際の農作業や商品管理のほか、販路の拡大などの営業、総務や広報など多岐に渡ります。ただし、農業という仕事柄、働く地域が限られてしまうこともあります。

実は、異業種から農業ビジネスに参入したものの、思うように利益が上がらず、既に農業から撤退した会社も少なくありません。
農業法人への転職活動を行う際には、会社の経営状況や業務内容などをよく確認することをおすすめします。

農業機械や飼料を扱う会社への転職

農機具メーカーや工場、中古農機具の修理・販売を業務とする会社、畑への散水システムなどの設備を提供する会社、飼料メーカーなどは、農業での経験を多少なりとも活かせる職場です。40代、50代が活躍している職場もあるので、各業界の情報収集をしっかり行いましょう。

転職活動成功の近道とは

農業の厳しい現実を今まで見てきたからこそ、次の転職は失敗できない、という気持ちを抱いて転職活動を行っている人もきっと多いはず。でも、農家としての失敗や挫折の経験は、次の職場できっと役に立つので自信を持って転職活動をしましょう。

数か月・半年というスパンで農業を行っている場合は、できるだけスムーズに転職活動を行うことで、家計への経済的な影響も少なくなります。少ない時間を効率的に使い、中途採用のチャンスをつかむには、転職求人サイトへの登録や、転職エージェントに相談するのが近道。プロの目線でのアドバイスや業界知識などをしっかり吸収し、離農からの転職活動を成功させましょう!

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