アパレル業界に転職したいなら、この5つを知っておこう

転職前に知りたい!アパレル業界

アパレル転職したい!アパレルってどんな業界?

華やかなイメージが強いですが…「華やかでおしゃれな人が多い」「ファッショナブルで社風も自由」「最新の流行をキャッチできる」など、ポジティブなイメージが膨らむアパレル業界。

しかし、実際に働いてみないことには実態は分かりません。アパレル業界に就職したいと考えている人は、業界のあれこれ……「メリット・デメリット」や「理想と現実」を理解しておく必要があります。

アパレル業界の動向

「アパレル」は「衣服」という意味があり、衣服のデザインや製造、販売などに関わる産業をまとめて「アパレル業界」と呼びます。

ざっくり言うとメーカーとショップに分かれており、様々な職種がある中で女性も男性も活躍しています。

業界全体は上り調子で、「しまむら」や「ユニクロ」といったファストファッションの店舗数が激増しています。特に、「ユニクロ」「GU(ジーユー) 」を展開する(株)ファーストリテイリングは海外でも目覚ましい躍進ぶり。

メンズ・レディース共に低価格の安心ブランドが人気を集める一方で、消費者の百貨店離れが懸念されていましたが、高級品を扱うショップや老舗アパレルの売り上げも回復傾向にあります。

華やかなイメージが強いアパレル業界だけど……

基本的に、アパレル業界とは企業や個人が売り上げを競い合う世界です。

ライバルであるブランド・企業間はもちろんのこと、デパートやモール内のテナント、同ブランドの店舗・スタッフ同士で日々熾烈なバトルが繰り広げられているのです。

職場によってはノルマが課せられることもあるシビアな世界です。店先に立つスタッフならば接客スキルや笑顔は必須。

「私、人見知りだしオシャレにも疎くて……」という方にとっては地獄だと言っても過言ではありません。ただし、そんな厳しさを凌駕するほどにチャレンジしがいのある業界だとも言えます。

それでは、仕事内容や給料などの気になるポイントを具体的にご説明します。
 

アパレル転職にはどんな職種があるの?

子どもの頃の夢が「お洋服屋さんになりたい」だったり、初めてのアルバイトがアパレルのショップ店員だったりした方は多くても、職種について詳しく知っている方は極少数です。

いきなりブランドマネージャー(責任者)になれるわけでもないので、今から目指せる主な職種一覧をご覧ください。

ファッションデザイナーの仕事内容

ブランドのコンセプトを元に衣服のデザインを手掛けるデザイナーは、アパレル業界の花形。チーフ・アシスタントなど職責が分かれており、大手企業にはトップスやボトムスなどアイテムごとにデザイナーが存在します。

センスだけでなく、専門的なスキルやスタッフとのコミュニケーションが必要不可欠となります。デザイナーになるために専門学校で学ぶ方がほとんどです。

パタンナーの仕事内容

パターン、つまり「洋服の型紙」を作る人をパタンナーと呼びます。デザイン画を立体にする作業なのでこちらもセンスが問われる仕事です。

デザイナーとパタンナーの息が合わないと素敵な洋服は生まれません。カラーや素材、生地、縫製に関する知識と想像力、そして技術力が求められます。

特別な資格はいりませんが、スキルのない人が採用されるケースは稀。デザイナーと同様に、服飾系の学校を卒業している人が対象となります。

MD(マーチャンダイザー)の仕事内容

商品の仕入(バイイング)や価格設定(プライシング)など、商品計画(マーチャンダイズ)全般に携わるスタッフを指します。

市場調査やネット商戦、売上分析もMDの仕事。販売スタッフへの商品説明や、販売数・利益の予想も担うため、会社の経営状況を左右する重要なポジションです。

VMDとは?

MDとの違いがよく分からないVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイザー)。

ビジュアル=見た目。つまり、視覚情報から消費者の購買意欲を掻き立てるマーケティング手法を練るのがVMDです。シーズンごとのディスプレイやレイアウト、店舗内装などを行うために全国各地へ赴くこともあります。

Instagram(インスタグラム)が話題となっていることからも、人は視覚から得る情報にとっても敏感。VMDは自社商品を深く理解し、消費者の声やトレンドを常に把握しておかなければいけません。

プレス/PR(パブリック・リレーション)の仕事内容

ファッション業界における広報担当者は「プレス」と呼ばれ、ブランドの宣伝や新商品のPRを行います。

雑誌やマスコミへの対応、広告・タイアップ企画考案など特殊な作業もあり、ファッション業界の流れやライバル企業の動きにアンテナを貼っておく必要があります。

物流管理の仕事内容

完成した商品が、工場・倉庫からショップに届くまでのプロセスを管理する仕事です。また、海外へ輸出入を行う企業もあり、職場によって作業の幅が異なります。

ショップ店員・マネージャーの仕事内容

実店舗で商品を販売するスタッフやマネージャー(店長)は、お客さんと直接ふれあう仕事です。売上ノルマがある職場もあります。

店舗スタッフは「企業・ブランドの顔」として見られるため、身だしなみや振る舞いに気を遣います。さらに、マネージャーにはリーダーシップが求められます。

アパレル営業職の仕事内容

百貨店やセレクトショップ、量販店などで自社商品を扱ってもらうための営業活動を行います。店員と同じくノルマがあり、実力が数字となって評価されます。

アパレル業界未経験でも採用されやすいですが、向き・不向きがはっきりと分かれる職種と言えるでしょう。

アパレル事務職の仕事内容

主に経理事務・生産事務・営業事務などがあり、いずれも基本的なPCスキルや事務処理能力、スタッフとのコミュニケーション能力が求められます。

「接客は不安だけどファッションに関わる仕事がしたい」という方におすすめです。

その他にもアパレルにはいろんな仕事が

生産管理(商品管理)を担う人や商品の素材を調達する人、国内外で商品を買い付けるバイヤーなど、多くの職種で成り立っている業界です。

中小企業では様々な仕事を兼任することもあります。「センスに自信がないから」「専門知識がないから」という理由で転職を諦めてしまうのはもったいないですよ!
 

アパレル転職の待遇(給料や年収)は?

アパレル業界には多種多様な仕事があり、給料の相場は職種やポジションによって大きく異なってきます。

販売部門(ショップ店員・マネージャーなど)の給料・年収

お給料は安め!?アパレル業界の販売職は「給料が高い」というイメージはあまりありませんよね。確かに、他の業界よりも年収が低め。若いうちは正社員でも手取り15万円ほど、年収は300万円に満たないことも……。

販売成績によって昇給するケースが多いものの、店長などに昇格しても他の業界の年収には届きません。

これには「若者に人気で人の出入りが激しい」「資格などがなくても目指せる」といった理由が考えられますが、全ての企業が同じというわけではありません。

大手アパレルほど社員の福利厚生や研修・昇給制度に定評があり、労働に見合った給与を得られます。企業やブランドの待遇を見極めることが重要です。

企画製造・デザイン部門の給料・年収

経歴やスキルに応じて給料が決まるため、未経験者の場合は販売職と同程度の年収となります。デザイン経験者は初任給が20万円を超えることが多く、MD経験者などは30万円越えも期待できます。

商品のトータルデザインを行う高年収の方もいますが、基本的には「好きなことを仕事にしている」というのが作り手の喜び。新人・ベテラン関係なく「お金よりもやりがい」を重んじている職種です。

裏方部門(プレス・営業・事務など)の給料・年収

プレスは経験値がものをいうため、即戦力となる方は高収入を望めます。相場は月30万円~40万円程度ですが、これはあくまで経験者の例です。

未経験で事務・営業職に就く場合、月給は20万円前後。経験者は25万円前後が相場となっています。

経理事務など専門知識が問われる仕事は、スキル次第で厚待遇が期待できます。
 

未経験でもアパレルに転職出来るの?

未経験者・中途採用OKのアパレル企業は多数あり、特に普通のOLをやっていた女性などの転職者が多く見られます。

有名な企業やブランドでも、求人募集の条件を満たせばいつでも飛び込むことが可能。地道に働いて、そこから店長やエリアマネージャーなどにキャリアアップした方もいます。

ショップ店員の場合、ルックスが飛びぬけて良い必要はないのですが、未経験ならばやはり若いうちに転職するのがベターです。

ファッションデザイナーなど、特別な技術が必要となる職種の場合は別。「未経験OK」は「職歴はなくてもOK」と捉えるのが無難です。

どうしても専門的な知識・技術がある人が優遇されます。そのかわり……

「服飾系の学校を卒業したが、ファッションとは無関係の企業に勤めていた」
「アパレル業界で働いたことはないが服作りが趣味」

こういった方は経歴や年齢を深く考えず、積極的にチャレンジしてみましょう。アパレル関係は「好きなだけでは務まらないけれど、好きでなければ続かない仕事」です。
 

アパレル業界への転職活動のポイントは?

「アパレル業界を目指す」といっても、自分のやりたい仕事や向いている職種がわからないまま活動するのはNG。

今までの職種の経験を生かそう

アパレル業界に限らず、未知の業界に飛び込む場合はこれまでの経験やスキルを生かせる職種を選びましょう。

特にWeb系・デザインの知識があったり、事務や営業職の経験がある方が同職種に転職するケースが多く、給与ダウンどころかキャリアアップを果たしています。

「未経験で大手企業への転職は難しい」と思いがちですが、店舗拡大や急成長を遂げている企業ほど採用人数が多く、すぐに戦力になる人材を求めています。

転職前にアパレル業界について学んでおこう

アパレル業界には専門用語や特有のルールが存在します。

あらかじめ基本的な知識や資格を身につけておけば、面談時や入社後の印象は大違い。「本気度をアピールする」ことができます。

養成スクールや通信講座で学ぶ余裕はなくても、ネットやテキストでリサーチするだけでもそれなりの情報が得られます。

また、その気になれば学校に通いながらデザイナーを目指すことも可能。クリエイティブな職種は年齢がハンデになりにくいのです。

アパレル転職の面接は第一印象で決まる!

ファッション業界では、面接時の服装に「私服」を指定することが多々あります。応募した企業の商品を身につけていれば熱意が伝わりやすく、話題も増えるため一種の「鎧」として機能します。

「ライバルブランドの着用を避ける」「清潔感と美意識で好印象を与える」など、テクニックは様々。

現職に不満があっても志望動機は前向きなものにしましょう。異業界にいた自分がアパレル業界をどう捉えているか、「なぜこの企業・ブランドで働きたいのか」をしっかりと伝えることが大切です。

 

アパレル 転職エージェント一覧

サイト名 サービス詳細 公式サイト
クリーデンス
ファッション・アパレル業界転職の雄
大手・デザイナーズ・外資系企業からの求人のご紹介やキャリアアップのご相談・面接対策まで、ファッション・人材業界出身のスタッフが無料であなたの転職支援を行います。
スタッフブリッジ
地域№1時給!アウトレットに強い
アウトレットのアパレル派遣求人に強く、各地域で№1の時給を実現!店舗スタッフだけでなくデザイナー、パタンナーへのキャリアアップも○。正社員求人もあり。
マイナビエージェント
女性転職の強い味方、マイナビ
年間200万人以上が利用する大手。女性が働きやすい・理解のある企業との太いパイプがあり、優良企業の求人が豊富。女性のライフプランに合った最善の選択をアドバイスしてくれます。女性向け特集ページやコラムもあり、アパレル求人も豊富
type転職エージェント
エージェントの手厚い対応、首都圏特化
年収アップに定評があるエージェント。女性の転職に強く、20代に力を入れています。求人は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に限られ、サービス職・事務系求人を多く扱います。
アデコ
女性に人気!アパレル求人も豊富
アデコは国内160拠点を持ち全国をカバー。オフィスワークやアパレル販売・サービス職など、女性が転職で活用しやすいエージェント。初心者向けから上級者向けまで幅広い求人を取り扱っています。求人数も業界トップクラス!
リクルートエージェント
転職成功実績 No.1
リクルートグループだからできる業界トップクラスの求人数と非公開求人数。求人エリアも全国対応しており、業界・職種の知識に精通した頼れる専任アドバイザーがあなたの転職活動をフルサポート!あらゆる業界・職種に強いのでアパレル転職の頼れる味方。
JAC Recruitment
女性のキャリアアップに強い
首都圏・関西に強みを持つJACリクルートメントは、企業の本社・中枢支店と太いパイプを持ち、キャリア志向の求人を豊富に扱います。年収600万以上、好条件の求人が多く、女性ならではの管理職求人なども豊富に取り揃えます。管理職や高年収の方におすすめ。

 

アパレル転職 まとめ

とにかく熱意をアピール!「華やかでおしゃれ」「自由で最先端をいってる」そんなイメージのあるアパレル業界ですが、実はなかなかシビアな世界。

職種は多岐にわたり、転職後の待遇や給与もそれぞれ異なります。全体的に他業界よりも年収は低めですが、「仕事のやりがい」を求めている人にとっては天職に出会える業界です。

未経験の業界・職種にチャレンジする場合、念入りにリサーチをして基礎知識を学んでおくことが成功に繋がります。

「何から始めればいいのかわからない」という方、まずは転職エージェントなどの支援サービスを利用してみてはいかがでしょうか?

あなたに合った職種やキャリアプランを一緒に考えてくれたり、アパレル業界の裏側や面接テクニックを教えてくれたり……アパレル転職に役立つメリットがたくさんありますよ。

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