アパレルのテキスタイルデザイナーってどんな仕事?給料や年収は?

目指せテキスタイルデザイナー!

アパレルのテキスタイルデザイナーってどんな職種?

アパレル業界のデザイナーというと、「服やバッグなどのファッションアイテムをデザインする人」というイメージが一般的ですね。そんな中、最近注目を浴びているのが「テキスタイルデザイナー」です。

「テキスタイル」には「織物・布地」という意味があり、テキスタイルデザイナーは文字通り「生地の色や柄などをデザインする職業」なのです。

インテリアやファッションがお好きな方は、「大人気の北欧柄」「和風テキスタイル」「ボタニカルデザイン」といったフレーズを見かけたことがあるはず。

それらを手掛けているのが主にテキスタイルデザイナーであり、テキスタイルは服やインテリアの核の部分なのです。

「あのスカートの柄がかわいい」「この布で小物を作りたいな」と思わせるような生地を生み出せたら素敵ですよね。

それでは、実際にテキスタイルデザイナーになるにはどうしたらいいのでしょうか? さらに詳しい仕事内容や気になる給料・年収のこと、テキスタイルデザイナーのなり方についてご紹介したいと思います。
 

テキスタイルデザイナーの仕事内容

生地のデザインや開発をしますテキスタイルデザイナーの仕事は多岐にわたり、生地のデザインだけに留まりません。プリントデザインのみを考案している人から、糸や繊維など素材自体の開発にも携わる人まで様々です。

また、それらを一貫して担うデザイナーもいれば、各種加工の専門分野に特化したデザイナーもいます。自分が何に興味があり、どんな作業に向いているのかが明確でないと、どこを目指していくべきか分からなくなってしまうかも……。

手掛けるものも日常で着る衣服だけでなく、着物や手ぬぐいなどの織物、絨毯やカーテン、ソファなどのインテリア、ネクタイやスカーフ、アクセサリーやステーショナリーグッズにまで至ります。

つまり、「服のデザインを考えたいだけの人」より「アイテムの素材をデザインしたい人」の方がテキスタイルデザイナー向きだと言えます。

仕事の流れ

・アイテムの素材となる生地をデザインする
・糸などの副資材、染色・織り方・加工法などを定める
・工場に発注する

その他に、ファッションデザイナーとの連携や企画の進行を任されることもあります。また、大きく分けて2つの働き方が存在します。

素材や生地のメーカー・問屋で働く

生地やアパレル副資材に大きな魅力を感じていて、専門知識を深めたい場合やオリジナル性を追及したい場合はこちらの働き方がおすすめです。

織物会社などは数万種類のデザインサンプルを抱えていたりします。技術力の向上にも携われるのでやりがいはひとしお。デザインセンスだけでなく専門性の高さが要求されます。

アパレル企業の社員として働く

生地のデザインに特化したデザイナーもいれば、企画・工場選定、サンプルチェックまで担当するデザイナーもいます。

大手企業であればあるほど福利厚生などがしっかりしていて、安定した収入が得られるというメリットがあります。どんな働き方にも共通して言えることは、「生地や素材をヒットさせる」「より多くの人に使いたいデザインだと思わせる」、それが何より大切です。
 

テキスタイルデザイナーの給料や平均年収は?

日本では、専門職であるテキスタイルデザインに対する評価や価値は、海外に比べて低く考えられているようです。有名デザイナーにでもならない限り、同年代よりも高い年収は望めません。

とはいえ、自分が担当した製品が世の中に出回る喜びがやりがいに繋がる素晴らしい職業です。「趣味の延長で仕事を楽しんでいる」という声もありました。

では、年齢別の平均年収を見てみましょう。

◆20~30代:300万円前後
◆40代:300万円~400万円
◆50代:400万円~500万円

月の給料は年代により異なりますが、一人前となってからは約37.5万円といったところ。全体的に年齢層が高いイメージです。

独立してからより稼げるようになるケースは稀ですが、会社に属している方の収入は安定感があります。定年退職がない職場ならば、いつまでも続けられる仕事だと言えるでしょう。

福利厚生や待遇

◆繊維商社の例:社会保険・有給休暇・交通費支給
◆アパレル企業正社員の例:社会保険・通勤手当・社員持株会奨励金・スポーツクラブ優待・育児手当・家族手当・教育資格取得一時金など

やはり、勤め先によって福利厚生の内容はかなり差があります。労働時間は一般的なサラリーマンと同じで週休2日、夏季・冬季休みがあることがほとんどです。ボーナスの有無も応募する前にしっかり確認しておきましょう。
 

テキスタイルデザイナーになるにはどうすればいい?

資格は必要?学歴は?テキスタイルデザイナーに必須の資格はありませんが、洋裁技術検定や「文部省認定ファッションコーディネート色彩能力検定」など、関連する検定に合格しておくと書類選考の通過率がアップするでしょう。

現在活躍中のテキスタイルデザイナーは、ファッション系専門学校や美術大学などを卒業した方が多く、未経験でも「デザインの基礎を身につけていて当然」という空気があります。

ただし、芸術系の学校を出ているかどうかは必須条件ではありません。スキルが全ての世界なので、求人内容も「実務経験をお持ちの方」というものから「デザインが好きな方・素養のある方」と初心者OKのものまで色々です。

身につけておきたいスキル

募集要項で最も多いのが「Illustrator・Photoshopを使える方」という条件。パソコンスキルを必要としない会社ももちろんありますが、最低条件としている求人は多いので学んでおいて損はありません。

IllustratorやPhotoshopは安価なソフトではないので購入が難しい……という場合は、とにかくオリジナルのデザイン画を用意してアピール材料にするしかありません。

転職成功のコツ

就活前に、作品をまとめたポートフォリオやホームページを作ることをおすすめします。「今はまだ何も作れない」「人に見せられる作品がない」という方は少し考えが甘いです。

デザイン業に就きたいのならば、「ものづくりが好き」という気持ちを全力でアピールすること。生地になることを想定した作品でなくとも、「イラストを描くのが好き」という人は自作のイラスト集を作ってみてはいかがでしょうか。

テキスタイルデザイナーに求められるのは学歴でも資格でもなく、持ち前のセンスやデザインへの熱意ですから、面接に行っても言葉だけでは伝わらないことがたくさんあるのです。
 

テキスタイルデザイナーの求人が多い転職エージェント

クリーデンス

大手アパレル・デザイナーズ・外資系企業の求人が豊富な転職サイト。専門性の高さが売りで、テキスタイルデザイナーの求人も見つけやすくなっています。

転職エージェントとしての機能も兼ねているので、アパレル業界に精通したキャリアアドバイザーのサポートも得ることが出来ます。カウンセリング前に紹介できる求人案件があるか調べてもらえるので、相談だけして終わりという事態を避けられますよ。

ちなみに、アパレル未経験の方は他の転職サイトと併用することが望ましいです。というのも、クリーデンスは「経験者を求める求人」が多いので、デザイナーという特殊な職種の場合は「スキルも経歴もない状態」で利用することは難しくなっています。

クリーデンス 公式サイト→

アデコ

アデコが多数取り扱っているアパレルデザイナー関連の求人。もちろん、その中にはテキスタイルを手掛ける人材の募集もあります。

アデコは転職エージェントの顔と人材紹介会社の顔があり、正社員求人の他に派遣社員や契約社員など様々な形態の求人が揃っています。

また、スキルアップ支援サービスや福利厚生サービスも充実しています。「テキスタイルデザイナー業界を体験してみたい」という方は、必ずしも正社員採用にこだわる必要はないのです。

アデコ 転職エージェント 公式サイト→

type転職エージェント

type転職エージェントは非公開求人が多く、テキスタイルデザイナーの求人情報は8割が非公開となっています。「本当に求人があるの?」と心配になるところですが、非公開求人の件数がサイト上でわかるので安心です。

また、「転職活動を行う前の相談会」や「20代初めての転職相談会」といった目的別の転職相談会が開催されているので、アパレル就職に不安のある方は参加してみましょう。

デザイナー志望の方は口下手だったり、人見知りの方が多いので、面接訓練を受けてみるのもいいかもしれませんね。

type転職エージェント 公式サイト→

リクルートエージェント

転職エージェントの最大手ならではのサービスを受けられる「リクルートエージェント」。企業とリクルートグループとのパイプを活かした情報量も魅力です。

テキスタイルデザイナーに限定した求人はなかなか見つけにくいものですが、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーからアドバイスを受けつつ、求人情報サイト「リクナビNEXT」でも仕事探し、といった連携プレーができるのも強みです。

リクルートエージェント 公式サイト→

 

アパレル 転職エージェント一覧

サイト名 サービス詳細 公式サイト
クリーデンス
ファッション・アパレル業界転職の雄
大手・デザイナーズ・外資系企業からの求人のご紹介やキャリアアップのご相談・面接対策まで、ファッション・人材業界出身のスタッフが無料であなたの転職支援を行います。
スタッフブリッジ
地域№1時給!アウトレットに強い
アウトレットのアパレル派遣求人に強く、各地域で№1の時給を実現!店舗スタッフだけでなくデザイナー、パタンナーへのキャリアアップも○。正社員求人もあり。
type転職エージェント
エージェントの手厚い対応、首都圏特化
年収アップに定評があるエージェント。女性の転職に強く、20代に力を入れています。求人は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に限られ、サービス職・事務系求人を多く扱います。
アデコ
女性に人気!アパレル求人も豊富
アデコは国内160拠点を持ち全国をカバー。オフィスワークやアパレル販売・サービス職など、女性が転職で活用しやすいエージェント。初心者向けから上級者向けまで幅広い求人を取り扱っています。求人数も業界トップクラス!
リクルートエージェント
転職成功実績 No.1
リクルートグループだからできる業界トップクラスの求人数と非公開求人数。求人エリアも全国対応しており、業界・職種の知識に精通した頼れる専任アドバイザーがあなたの転職活動をフルサポート!あらゆる業界・職種に強いのでアパレル転職の頼れる味方。
JAC Recruitment
女性のキャリアアップに強い
首都圏・関西に強みを持つJACリクルートメントは、企業の本社・中枢支店と太いパイプを持ち、キャリア志向の求人を豊富に扱います。年収600万以上、好条件の求人が多く、女性ならではの管理職求人なども豊富に取り揃えます。管理職や高年収の方におすすめ。

 

まとめ

どんなデザイナーになろう?日常生活に溢れる衣服や織物、絨毯やカーテンなどのインテリア、その他様々なアイテムの生地デザインを手掛けるテキスタイルデザイナー。

「テキスタイル」には「織物・布地」という意味があり、生地の色や柄などをデザインするテキスタイルデザイナーはデザインや生地に関する専門知識が要求される仕事です。

テキスタイルデザイナーの仕事内容や働き方は人それぞれといっても過言ではありません。魅力的なイラストが描けるからデザイナーになった人、生地や糸などの開発をしながらテキスタイルデザイナー業務も行っている人など、多様なケースがあります。

給料・年収や待遇の内容だけでは良し悪しを判断できない世界。あなたはどんなテキスタイルデザイナーを目指しますか?

転職に関する不安や悩みがある方は、転職エージェントのアドバイザーに相談してみると◎。自分のアピールポイントやデザイン業界の裏側を知ることができますよ。

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