【不動産の転職】成功のための備えとは

高給も夢じゃない不動産業界、でも実は離職率も…

不動産業界の求人でよく見かけるのは、「年収700万~800万円」なんていう魅力的な謳い文句。ときには「1000万円も夢じゃない!」なんてキャッチコピーもあったりします。これが応募資格欄に未経験者でもOK!年齢不問!なんて書いてあれば、誰だって飛びつかずにはいられませんよね。

そんなわけで、そんな募集内容に魅力を感じ、不動産業界に飛び込む就活者はとても多いのです。けれど、実は離職率が高いのもまた不動産業界の常識と言えるのも事実。会社によっては、5年以内の離職率が50%を超えるなんていうところもあるそう…。
なぜそんなに離職率が高いの!?というのは、次の項目で上げたいと思いますが、現在まさにそんな不動産業界で働き、そして転職を考えている方へ、まずは何を準備したらいいのか、実際にどう動くべきなのか、書いていきたいと思います。

ポスティング・電話・残業、こんなはずでは…

設計士や技術者などの専門職としてではなく、一般的に不動産業界に入った方は、大体営業の仕事に回されることになるのではないかと思います。不動産営業といえば想像するのは、身近なところではマンションやアパートなど、賃貸物件の窓口・案内業務ですよね。その他には、分譲マンションや、モデルルームの窓口・案内も想像するでしょう。

これから一人暮らしを始める方や新婚さん、新築のマイホームを購入するご家族などの新生活を応援するお手伝いをしよう!なんて夢を抱いて、業界に飛び込んでくる方もいるかもしれません。
けれど、実際に働いた人の声を聞くとよく見かける実態はと言えば、過酷なノルマ、一日中何千枚というチラシのポスティングで歩きっぱなし、夜でも関係ない一般家庭への営業の電話、サービス残業、休日出勤…最近よく聞く「ブラック企業」の条件が羅列されています。
更に、年収700百万~800万円…あわよくば1000万円を期待していたのに、実態は歩合制で、契約が取れなければ基本給のみで、残業代すら営業費計上で支払われない現実に直面するなんてことも…そんな業態では、「あれ?こんなはずでは…」なんてあっという間に気づいてしまうことでしょう。

合わないと感じたら早めの転職を!

どんな業界でも、営業に求められるのは売上などの数字による実績ではありますが、不動産業界はその中でも少し特殊な部類に入ります。
営業先は会社にもよるかもしれませんが、基本的には企業よりは個人。なのに1件あたりの取扱商品は超高額。しかも自分の今後の生活にもかかわる買い物ですから、お客さんも安易に手を出せるものではありません。なのに厳しいノルマが課せられて結果を求められるわけですから、営業慣れしていない人にとって見れば、かなり高度な営業テクニックを要する業種であることが分かります。

長年勤めてモノになればいいのですが、もし合わないと感じるのならいっそ早めに見切りをつけて転職するのが吉。無理をして体や精神を壊してしまったら、それこそ転職はおろか社会復帰すら難しくなってしまいます。転職は20代のうちなら挑戦もできるでしょうが、30代・40代と年を増すごとに難しくなっていくのが現実なのです。

自分がもっと頑張れば…、みんながやっているんだから自分もできるはず…、なんて無理は後々の自分の首を締める結果にもなりかねません。合わないと感じたなら、早めに見切りをつけて転職するのをおすすめします。

不動産業に残るなら見極めが大事

それでもやっぱり不動産業に残ってやりたいことがある!という夢を持っているのなら、同業他社への転職も視野に入れてもいいのではないかと思います。
不動産業は中小企業になるにつれて、営業に色々な仕事と重圧がかかってくる傾向にあるようです。大企業なら例えば中小で行っているようなチラシを大量に刷って足を使ってポスティングなどは、営業じゃなくアルバイトなどの専任のスタッフを雇う余裕もあるでしょうし、むしろ広告はWEBサイトをデザイン会社に発注したり、TVCMなどを使ったりと効率的に宣伝ができます。

これは営業じゃなくてもできるだろう?という作業は、大企業であれば専任のスタッフに任せ、営業は営業に専念できるような環境づくりがされている会社もあるはずです。求人情報に「ノルマなし、残業なし、年収ウン百万円~!」なんて謳っているからといって安易に飛びつかず、まずはその会社のWEBサイトや検索などで、実態をしっかり見極めましょう。

「社名 評判」などのワードで検索すると、意外とその会社で働いていた人などの意見が見られたりします。まずはブラック企業に飛び込まない努力を!

「宅建」を取ると転職の幅が広がる?

不動産業界で仕事をする上で持っているととても有利に働く資格、それが「宅権」です。正確には「宅地建物取引士」といい、国家資格であり、日本では一番人気の資格と言われています。不動産取引には、色々な法律が関わっていますが、それらを取り仕切る権利を持つことができるのが「宅地建物取引士」です。

この資格を取るとなぜ不動産業界で重宝されるかというと、不動産取引自体は資格がなくても行うことができますが、最後に書類を取り交わす際に重要事項を説明し、押印することができるのは宅建士に限られているからなのです。そして、この宅建士は不動産業を営む事務所1件につき、5人中1人はいなければならないと定められています。

ですから、大きな企業になればなるほど、より多くの宅建士が求められるわけです。不動産業界で働きたいと思う方にはぜひ資格取得をおすすめしますが、実は宅建資格が活かせる仕事は不動産業界には留まりません。不動産取引の法律のプロである宅建士ですから、例えば融資に関わるような金融・保険などの会社でも優遇される傾向にあります。
そして、会社によって違いはあれど、資格手当が付く場合が多いのもメリットの一つ。宅建資格は取得して決して損はない資格なのです!

不動産転職 まとめ

不動産業界の離職率はかなり高く、その分逆に求人の間口はかなり広く取られています。業界の気風に合えば高給取りも夢ではありませんが、合わなければ地獄なんて声があるほどの難しい業界でもあると言えるでしょう。

もし今いる会社の気風が合わない、業界の気風が合わないと感じたなら、尻込みせずに転職を考えるのも一つの手。
転職サイト、リクナビNEXTにはTVCMでも見たことのある多数の大手建設会社や不動産会社の求人が目白押し!更に、宅建資格をもっているなら「宅建」で検索すると不動産業界の他にも、融資・金融や設計士などの求人も多數出てきますので、まずはたくさんの情報を見比べ、自分がどうなりたいのか、何がしたいのかを見極めてみるといいかもしれません。

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