【公務員からの転職】事前準備で成功!

安定した職業、でも合う合わないは人による?

日本において、安定した職業はなに?と聞かれて真っ先に浮かぶのは、やはり公務員でしょう。一般的な印象では、公務員というとリストラはないし、残業も休日出勤もなく、土日祝日長期休暇もある上給料はしっかり貰えて、福利厚生も万全。勤続年数に合わせて順調に確実に給料も上がっていく、夢のような職業。

学生時代、いざ就活生になって自分も就活しなければとなった時、自分は何がやりたいんだろうとそこに来て悩んでしまう人がいます。そんな時、家族に勧められて、特にやりたいこともないしいい話しか聞かないし、公務員でいいかなんて試験を受けて、公務員になったという人も結構いるよう。

警察官や消防士などは特殊な職業と言えますから、なりたくてなったという人のほうが多いでしょう。けれど、地方公務員として役所などで働く人などは、何となくで入ってしまって、後になって疑問を抱く人は意外と多いです。
確かに休みも給料も安定している。けれど、毎日毎日同じ書類を作って提出、作って提出の繰り返しで、まったく刺激がない…このまま自分は生涯を終えるの?なんて不安に陥ったり。

または、逆に残業がないと聞いていたのに、部所によっては残業休日出勤当たり前。しかも若手は言うほどそんな給料良くない。なんて現実に気付かされたり。
公務員は公務員で、何かと悩みは尽きないのです。公務員の転職ってどうなの?という方に、どうすべきか一緒に考えてみましょう。

転職するなら20代で

公務員の転職だけではなく、一般的に転職は若ければ若いほうがいいという見方があります。例えばSEなどのIT技術者や、看護・介護系の医療従事者など、一般的にスキルを重視する職業は、逆に経験さえあれば年齢不問と言うところもあります。けれど、例えば一般事務や営業など、初心者でも就職後経験を積める職業に関しては、頭も経験も柔軟な若い層が求められる傾向があるのです。

そして、新卒で公務員になり、今までずっと公務員として勤めてきたという人にとっては、特別にこれができる!というスキルに欠けるというのが現実。民間企業に転職をするとなると、どうしても「未経験者OK」と謳われる求人に応募することになるでしょう。

それでも20代のうちならば、第二新卒として受け入れられもするでしょうが、30代以降ともなると、20代よりも柔軟さに欠ける、公務員の働き方に染まってしまっているのでは?と、実際にそうではなかったとしても、企業側としてはイメージを持たれがちだという現実があるというのは知っておいたほうがいいと思います。

もし転職を考えるのなら、できることなら20代、それもできるだけ早いうちに見切りをつけるのが、転職を楽にするタイミングだと思います。

衝動的な転職は後悔を呼ぶ可能性も?

だからといって、安易に「じゃあさっさと転職してしまおう!」と思ってしまうのも危険。

周囲に「転職したい」と漏らした時、「いいんじゃない」と肯定的な反応をくれる人はどれほどいるでしょうか?世間的に公務員は安定している職業だというイメージは根強くあります。そして、実際に民間の一般企業から見れば、それはやっぱり事実です。
土日祝日長期休暇がしっかりある上に、ボーナスも年2回確実について、給料も上がることはあっても余程のことがない限り下がることはない。有給も取れるし、福利厚生も万全。部所によっては残業が当たり前の所もあるとはいっても、それは一般企業では大抵のところが「当たり前」です。

転職したいと思った動機はなんでしょうか?変化のない仕事に嫌気がさした、他にどうしてもやりたいことができた、人間関係に耐えられなくなった、残業休日出勤の実態にうんざりした…人それぞれの理由があると思います。
公務員は、幸いにも異動というシステムがあります。転職したい理由を解消するために、異動するのでは解決しないでしょうか?人間関係や、残業休日出勤などに関しては民間企業でもある実態です。今せっかく手にしている安定した状況を捨てて、給料も待遇も新卒扱いになる企業へ転職する必要があるのか、まずは一度冷静になってじっくり考えてみることをおすすめします。

けれど、もしこのまま公務員を続けていれば心身に何かしら支障を来しそう、なんて状況であれば、それは環境を変えてみるのも手かもしれません。その時は思い切ってみましょう!

転職を決めたらまずは徹底的に自己分析を

転職しよう!と決めたのなら、まずは自分が何をしたいか、何ができるか徹底的に自己分析をするところから始めましょう。

既にやりたいことが決まっているという方は、その職業に対して自分が売り込むべきアピールポイントを掘り下げる必要があります。今までの経験でその職業に対して有効なものは何か、そしてそれはどのように発揮されるべきか、考えてみてください。

特にやりたいことがない、という方は、まずリクナビNEXTなどの転職サイトに登録し、色々な職業を見てみることをおすすめします。また、リクナビNEXTには「グッドポイント診断」といって、自分のアピールポイントを知ることができる診断もあるので、自己分析の取っ掛かりにぜひ使ってみてください。
更に「公務員」で検索してみると、元公務員
におすすめの求人なども出てくるので、そちらもチェックしてみると、何か新しい発見があるかもしれませんね。

これは聞かれる!面接時の心構え

就活中には誰もが悩まされる面接対策も、難しい問題ですよね。ここでは必ず聞かれるだろう質問について触れたいと思います。

先にも書いていますが、外部企業の社員が思う公務員のイメージは、「安定を望んで就職した人」。だからこそ、なぜそんな公務員をわざわざ辞めて、民間企業に転職するのか疑問に思われます。そして、公務員の仕事と、民間企業の仕事では応用が利くスキルがあると思っている人は恐らくかなり少ないだろうと覚悟しておいたほうがいいです。

■なぜこの仕事・会社を選んだのか
■入社して自分は会社にどのように貢献できると思っているのか
■今後どうなりたいと考えているのか
一般的に面接はこれらの質問をされることと思います。そして、公務員から転職を考えている方は、この上で
■なぜ公務員という安定を捨て、転職するのか

こんな質問もされることを想定していたほうがいいと思います。
そしてこの時、「人間関係に嫌気が差して」「残業がないと思っていたのにあった」など、マイナスな志望動機を言ってしまうと、一般企業慣れしていない扱いづらい人・うちでもこんなことを言い出すのでは?と思われるので、絶対禁句。「自分の力で会社に貢献できる仕事がしたい」など、前向きかつやる気を見せる返答ができればいいですね!

どの質問も、なんとなくで転職して答えられるものではありません。自分の今後を見据えつつ、転職ではしっかりとした自己分析を!

公務員から転職 まとめ

公務員の転職については、楽か難しいかで言えば難しいと言わざるを得ないかと思います。周囲もきっとなぜ辞めるのかと止めるでしょう。けれど、それくらいで気持ちが揺らぐのであれば、転職ではなく、部所異動をするとか、上司に相談するとか、そういった対処をおすすめします。

どうしても転職したい!今どうしてもやりたいことができた!何があってもやり遂げたいという熱意があれば、絶対に転職ができないなんてことは決してありません。逆に民間企業は利益を上げてこそ会社にとってなくてはならない存在になるもので、企業は面接でいかに熱意をもって臨んでいるかを見ているものです。
ぜひそんな熱意を持って、転職に挑んでください。

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