【専門家監修】産後女性の再就職を応援!働きやすい職場・仕事を探す方法

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産後の再就職

出産後女性の誰もが仕事に復帰する際、育児と仕事の両立が上手くできる働きやすい職場はあるのか不安に思います。やはり子供を育てるにはお金がかかるので、働かないわけにはいきません。

やっと保育園に入れたのもつかの間、今度は子供が風邪ばかり。実際に職場で心無い言葉を言われた経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、実際に育児と仕事を両立している人の働き方や、仕事の探し方、ママが再就職で働きやすい仕事を紹介します!

実際に育児と仕事をしている人の声を参考にしてみて下さいね。

この記事の監修者:原わか奈さん
  • 株式会社ワーク・ライフバランス
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • ワーク・ライフバランスコンサルタント
  • 財団法人生涯学習開発財団認定コーチ

プロフィール

2008年株式会社マイナビ入社。中途採用サイトのWEB広告・研修等提案営業に従事。2013年に第一子出産後2015年に職場復帰をし、事業部唯一のワーキングマザー営業として従事。2018年からは人事課長としてキャリア採用を担当しながら女性活躍推進、ダイバーシティ企画の社内プロジェクトを始動。ワーキングマザーのネットワーキンググループの立ち上げ、勉強会の開催、イベントの実施などを行う。その後、株式会社ワーク・ライフバランスに転職。前職で培ったHR領域の知見を活かし、働き方改革×採用広報での連載を執筆。採用を強くするコンサルティングにも定評がある。

https://work-life-b.co.jp/staffprofile/wakana_hara

株式会社ワーク・ライフバランス

HP:https://work-life-b.co.jp/

twitter:@worklifeb

出産後再就職を目指すのに良いタイミングはいつ?

産休、育休のスムーズな活用や子育てへのサポートを重視する企業が増えてきましたが、時間の融通がきかず残業が多いといった企業では、職場環境や育児に専念できないことが少なくありません。

そのため、妊娠や出産を機に退職という道を選択して専業主婦になる方も多くいますが、家庭の事情や経済的理由で子どもが落ち着いたら再就職をしたいと希望されている方は多いのではないでしょうか。

出産前まで働いていた方でも子ども中心の生活になってしまうと、体力的にもきつく近くに子どもの世話をしてくれる環境が整っていないと再就職は厳しいですが、プライベートと両立できるサポートを整えている企業であれば正社員への再就職も望むことができます。

出産後4年以内に再就職への活動を始めた方の再就職成功率は4割と、離職期間が短ければ短いほど再就職がしやすく、再就職に成功した方の65%は2年以内に再就職しているというデータもあり、離職期間が長くなると正社員としての就職が厳しく、パート勤務をしている方が多くいるのが現実です。

再就職がしやすいタイミング

  • 0歳~3歳:1歳を過ぎると保育園の募集枠が減る場合が多く、就職の難易度が上がる
  • 4歳~7歳:幼稚園の延長保育を利用して働くことも可能だが、コストはかかる
  • 7歳~  :小学校に上がると預け先の選択肢が増えるため、より就職しやすくなる

こうした状況を踏まえ、再就職を成功させたい!と思うママは早めの再就職を目指すことが大切なことがわかります。正社員としての再就職を目指すなら尚更です。

専門家がアドバイス!
働くママは労働市場から求められている!

子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定である「くるみん認定」や、女性活躍の象徴としての「えるぼし認定」を受けている企業は年々増加しています。

昨今、子育て期のママが働きやすいよう働く時間や場所の自由度を高める動きが活性化していることから、再就職を目指すママにとっては絶好の機会です。

再就職は、生涯賃金の向上が期待でき、家計が潤うことで、子どもの教育費や生活の質向上につなげることができます。子どもとの大切な時間を確保しながら、出産前に培ったキャリアを活かしたり、新しい仕事にチャレンジしたりなど、あなたらしい再就職先を探すためにまずは情報収集から始めてみましょう。

原わか奈さん
  • キャリアコンサルタント

先輩ワーママさんに質問!再就職のあれこれ

出産後の再就職するタイミング、どんな仕事が子育てと両立しやすいのかなど、迷うことが多くあるのではないでしょうか?そこで出産後再就職した時の状況について先輩ママにアンケート調査を行いました。

調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:平成30年7月12~7月26日

Q 産後の就業形態は?

産後の就業形態は?<

パート・アルバイト 54%
正社員 20%
契約社員 14%
派遣社員 12%

産後の雇用形態を聞いたところ、パート・アルバイトが54%と過半数を占めています。

パート 20代前半 (神奈川県)

正社員はハードルが高かったので、パートとして働くことにしましたが、子どもが熱を出したりと、迷惑をかけることが思っていたよりも多いと感じています。子どもとの時間も大切にするため、面接などで自分の希望はしっかりと伝えておくのが良いと感じました。

正社員 40代前半 (東京都)

子育てを優先に考えていても勤務時間や休みの調整をしてくれる会社もあるので多くの情報を収集して働きやすい会社を探すとよいと思います。

  • 子育てに配慮してパートを選ぶ女性が多くいる中、情報収集により働きやすい会社を探して正社員として勤務されている方もいました。

Q どうやってその転職先を見つけましたか?

転職先の見つけ方<

紹介・コネ 47%
ハローワーク 21%
転職サイト 17%
新聞・求人チラシ 12%

アンケートの結果、紹介・コネが47%と一番多い結果となりました。

契約社員 30代前半 (栃木県)

ライフワークバランスを考慮するなら、知り合いのツテをあたった方が主婦にも働きやすい職場が見つかりやすいと思いました。

正社員 30代後半 (宮城県)

転職サイトはたくさんの求人情報があるので、有効活用するとよりスムーズに再就職できると思います。

  • 人とのつながりを普段から意識していると、お仕事を紹介してもえらえる可能性は高まりますが、紹介がないようであれば転職サイト等を有効活用しましょう。

Q 出産してから再就職するまでの離職期間はどのくらいですか?

離職期間<

1年以上~2年未満 32%
3年 26%
2年以上~3年未満 21%
半年以上~1年未満 13%

1年以上~2年未満が32%と一番多い結果となりました。

アルバイト 50代前半 (東京都)

なるべく早く復帰しましょう。働く喜びはなくせないものです。

派遣社員 30代後半 (青森県)

なるべく間を置かないで、週1日からでもいいから専業主婦の期間を長くしない方がいいと思います。

  • 離職期間が長いとスキルが低下するとみられたり、ますます再就職が難しくなってしまいます。家族の状況を見つつ、正社員として復帰したい場合は早めに再就職しましょう。

Q どんな職種の仕事をしていますか?

離職期間<

オフィスワーク(事務系) 40%
販売・サービス 16%
介護・福祉・医療系 15%
営業 6%

オフィスワークが40%で、販売・サービス16%、介護・福祉・医療系15%という結果でした。

正社員 20代後半 (千葉県)

前職が専門職(IT系、看護師、歯科衛生士等)の場合は再就職に強いように思います。他には離職期間が短い、子供の預け先が確保できていると、より有利だと感じました。

  • 事務職はやはり女性に人気が高いです。休みがとりやすいのもその背景にあるようです。

Q 何を一番重視して就職先を決めましたか?

一番重視したポイント<

勤務時間 39%
子供がいても働きやすい職場 39%
勤務地 12%
給料等条件 6%

勤務時間と子供がいても働きやすい職場環境が39%と一番多い結果となりました。

正社員 30代前半 (愛知県)

保育園に預ける場合は、何時から延長料金がとられるのか気にして勤務時間考えた方がいいと思います。

派遣社員 40代後半 (神奈川県)

子供が急に病気になったりして、直ぐに対応しないといけない事があるので、フレックスタイム制を採り入れている職場をお薦めします。

アルバイト 30代前半 (神奈川県)

子供の体調不良、子供の園の行事などで休暇取得しやすい雰囲気の職場を選ぶことがとても大切だと思います。

Q 転職活動時の状況は?

一番重視したポイント<

子供の預け先が転職活動前に決まっていた 40%
子供の預け先確保と転職活動を同時に行った 29%
子供の預け先が決まった後に転職活動をはじめた 27%
預け先必要なし 4%

子供の預け先が転職活動前に決まっていた方が40%と一番多くなっています。

契約社員 40代前半 (埼玉県)

預け先を決めるのに苦労すると思いますが、保育園だけでなく保育ママさんやベビーシッター、ショートステイ等利用してまず預け先の確保を優先させて下さい

契約社員 30代前半 (広島県)

子供の預け先で悩む方も多いと思いますが、仕事と並行して探すこともできます。ハローワークもキッズスペースのあるところがあったりと、意外と行きやすいです。

アルバイト 40代前半 (東京都)

できれば、まず預け先のメドをつけてから転職活動をした方が、転職先にもプラスのイメージを持たれやすいです。

ママが本当に働きやすい職場とは?

子育て中のワーキングマザーが働きやすい職場を見極める特徴は大きく3つあります。

出産後のママが本当に働きやすい職場とは?職場探しのポイント3つ

  • 企業内に育児中または産休中の女性は在籍しているか
  • 休暇の取得しやすさ
  • 管理職や上司が育児経験者

一つ目は「企業内に育児中または産休中の女性は在籍しているか」です。同じ境遇の人が多くいる職場は、会社側にも理解があるので働きやすい環境となっています。

ここで注意したいのは「育児休暇取得実績あり」というアピールだけでは参考にならないということです。

なぜなら育児休暇を取得した女性が復帰しても、育児のしづらい環境の職場だと退職してしまうので「育児中の女性」が在籍していないことには本当に女性に優しい職場なのか判断がつかない為です。

また、育児休暇中の給付金は健康保険が財源になるため、会社の負担ではなく、育児女性に優しい職場でなくても、取得は以外に容易です。復帰した女性が過酷な労働環境に退職してしまうこともあるため、この表示は参考にしないようにしましょう。

職場探しのポイント二つ目は「休暇の取得しやすさ」です。子育てママにもっともよくある悩みが、子供の病気で仕事を休まなければいけなくなってしまうこと。

「年間休日数」が多い企業は必然的に急な休みをとる機会が減るの子育てママには安心です。また、「有給休暇取得率」が高い企業も休みがきちんととれるのでママが働きやすい職場といえます。

また三つ目のポイントとして、管理職や上司が育児経験者の場合も理解を得られやすいので働きやすいです。誰かが休んでも、サポートしあえる雰囲気がある職場は安心して働けますね。

また残業時間が少ない、通勤時間がかからない近場の職場を選ぶのも大切なので、残業については事前によく確認しておきましょう。

専門家がアドバイス!
多様な人材がそれぞれの事情を相談できる職場かどうかの視点をもつ

育児を前提とした働きやすさに加えて、「職場にはどんな多様性があるか?」にも注目しましょう。

男性育休の取得実績があるかどうか、ある場合の取得日数はどれくらいか、あるいは介護との両立をしている方がいるかどうかなど、多様なライフの事情を抱えている従業員を職場全体で包含しているかどうか、という視点でも職場選びをしましょう。

個々人の事情を開示しやすい、相談しやすい職場には、助け合いの風土が根付いており、「お互い様だから、仕事はみんなでカバーしあっていこう」という雰囲気があることが期待できます。

原わか奈さん
  • キャリアコンサルタント

忙しいママにおすすめ!賢い仕事の探し方

託児所付きの職場や子育てに理解のある職場を探すためには、個人での就職・転職活動ではなかなか難しいかもしれません。好条件の求人や希少な求人は一般には公開されない”非公開求人”となっている場合が多いからです。

では、どのように求人を探していけばいいのかと言う転職サイトや転職エージェントを利用しながらの就職・転職活動がおすすめです。

転職サイトを利用して就職活動する

  • 豊富な求人の中から希望条件を選択して効率よく求人を検索できる
  • “託児所付き”や“子育てに理解がある”など、非公開求人に多い条件も選べる

  • 就職・転職サポートは一切ない
  • 求人を紹介してもらったり就職活動のアドバイスを受けることはできない

自分のペースで就職・転職活動を進めていきたいママにおすすめ

転職エージェントを利用して就職活動する

  • 就職・転職サポートが手厚い
  • 就職・転職の相談から希望にマッチした求人の紹介、履歴書・面接アドバイス、雇用条件交渉など様々な転職サポートを受けることが可能

  • 求人をコンサルタントに相談しながら選べる
  • 希望条件に合った再就職先なのかどうか自分だけでは判断がつきにくいときに第三者の目線からアドバイスがもらえる

就職・転職活動に不安があったり、効率よく再就職を決めたいママにおすすめ

転職エージェントを利用した就職・転職活動は、転職エージェントに様々な相談ができます。一人で頑張っているわけではないという安心感や心強さがあるのが大きなメリットです。

今が狙い目!正社員としての転職・再就職

家計 収入

今後かかるであろう子供の教育費や老後の資金のことを考えると、正社員を目指すのはとても賢い選択と言えるでしょう。

今の平均賃金は今後それほど上がる見込みはないため、旦那さんが大出世をしない限り年収の上向きは期待できません。

奥様であるあなたの収入が世帯年収を左右します。

厚生労働省の2016年の調査によると、定年まで正社員で働き続ける人と、出産・育児で仕事を中断し非正規で再び働く人では、生涯賃金で1億円の差があると言われています。

早いうちが断然有利ですので、正社員を目指すなら今すぐに踏み切るべきです。

正社員でも育児と両立できる?


長時間働くことが当たり前。帰宅が何時になってもお構いなしという働き方は、ママには難しい働き方です。ですが、産休前にそういう働き方をしていた場合、産後も同じように働くことを求められることがあります。

もし産休前と同じ働き方を求めてくる会社であれば、会社や職場の人が育児と仕事の両立で大変なあなたの事情を考慮してくれないどころか、子供の病気などで休みがちなのを白い目で見られてしまうことも。

もしあなたが今転職したいと考えているのだとしたら、育児中というだけでキャリアや能力をないがしろにされ、まるでお荷物のように扱われているからではないでしょうか。

そうした会社で肩身の狭い思いをしながら働くぐらいなら、いっそ、子育て女性のキャリア育成に理解のある転職先を探しましょう!

Point

新型コロナウイルスの影響でテレワークなど在宅ワークの導入も進んだため、ママが正社員で働くという選択肢が広がった

働き方の多様性を重要視し推奨している会社は働くママにも優しいことが多いので、ワーキングマザーの転職・再就職先としては非常におすすめです。

「正社員でも家庭との両立ってできるの?」と思う人は、以下の記事も参考にしてみてください。

【専門家監修】共働きの正社員は勝ち組?仕事と家庭を両立させるためにできること
共働き夫婦の体験談や、両立のためのポイントを紹介!

パート・派遣社員で自由に働きたい!

派遣社員 快適とはいえ社員だと自分には時間の制限が厳しいし、いざという時に休みづらい…そんな方におすすめの働き方が派遣という働き方。

派遣なら出産前のスキルを活かしながら、自分のライフバランスに合わせやすいので、育児をしながらの復職にはおすすめのワークスタイルだと思います。

企業によっては出産後の女性の復職支援として優しいサービスが充実しています。保険や有給はもちろん、レジャー施設や旅行が格安でできる福利厚生も充実。

さらにはベビーシッターなどの育児サービスを受けられることもあり、育児中の女性には魅力的です。

もしあなたがパートとして再就職を希望しているとしたら、同じような条件でパートより時給が高くサービス残業の少ない派遣を目指してみませんか?

育児中の女性が心身の健康を守りながら仕事と家庭を両立するためには、なるべく負担の少ない仕事先を選ぶことが必須条件です。

派遣は飲食店や販売職が多いパートと違い、心身にも負担の少ないオフィスワーク案件が多いのもおすすめポイントの一つです。

派遣社員は基本的には決められた仕事だけ行えばよいので残業もほとんどなく、私生活とのワークライフバランスはとりやすいでしょう。

またパートに比べて全体の時給が高い上細かいところは5分刻みで時給につながるので、パートタイマーとして働くより収入もそれなりに多くなり家計も大いに助かることになります。

産後の再就職で目指す働き方・働きやすい仕事

産後女性の再就職は仕事と子育てとの両立を考えながら、それぞれのライフスタイルに合った働き方を選択することが大切です。

先ほど仕事の探し方でもお話ししたように、理想的な職場選びや働き方を実現させるためのサポート役として転職エージェントや転職サイトを活用した就職・転職活動をおすすめします。

あなたが再就職で重視したいポイントはどのようなことですか?

再就職先に希望する条件にマッチしたサポートが期待できる転職サービスを幾つか紹介するので転職エージェントや転職サイト選びの参考になさってください。

時短勤務で働きたい

子供を保育園に預けて働く場合は毎日の送り迎えが必要となるため、フルタイム勤務では時間のやり繰りが難しいと感じる女性も多くいます。

産後の再就職にあたり就業時間がネックとなっている人は一般的な9時~17時(8時間)のフルタイム勤務ではなく、10時~16時(6時間)などの時短勤務から始めてみてはいかがでしょうか。

育児・介護休業法により3歳未満の子どもを養育する労働者は時短勤務を利用することが可能です。

福利厚生が充実した大手・優良企業

子育て中は自分の都合だけでなく子供の急な病気などで仕事を休まなければいけない時もあるため、有給休暇や半休制度があるのか?

今後のことを考えて産休・育休制度があるのか?それらの制度の取得率は?などが気になる人も多いのではないでしょうか。

働きやすさとして福利厚生や職場環境を重視したい人は制度の整った大手企業への再就職がおすすめです。

女性人気No.1!事務職

女性に人気がある職種と言えば“事務職”。産後女性が希望する仕事としても事務職は人気があります。

結婚前や出産前に事務職として働いていた経験がある人も多いのでは?

他の職種に比べ急な休みにも対応しやすく、残業なし・定時で帰れる、デスクワークのため体力面での負担が少ない事務職は仕事と子育ての両立を目指す女性にぴったりな仕事です。

在宅勤務ならIT・WEB系が狙いめ

テレワーク、リモートワークといった在宅勤務が広がってきている今こそ、オフィス勤務ではなく通勤時間不要で子育てをしながらでも仕事がしやすい在宅勤務という働き方を始めてみてはいかがでしょうか。

IT・WEB系の仕事は在宅勤務可能な求人が豊富!これまでとは違った働き方の可能性を見つけてみましょう。

同僚に主婦が多く時間の融通が利く営業職

営業職というとハードで男性の仕事というイメージを持つ人も多いと思いますが、女性ならではの気遣いやコミュニケーション能力が営業職として働くうえで強みとなり、特に“保険業界” “不動産業界” “教育業界”などで女性営業の活躍が期待されています。

営業職は拘束時間が長いのでは?と思われがちですが、自分でスケジュール管理が可能なため時間の融通が利きやすいことや休みが取りやすいので子育て中の女性でも働きやすく同僚に主婦が多い環境なのです。

また、キャリアアップを見据えている女性にも営業職はおすすめです。

子どもがお昼寝した隙に登録してみて!【リクナビネクスト】

転職希望者の多くが利用している人気転職サイトがリクナビネクストです。

産後のママさんは、その日の子どもの機嫌や体調次第で一日のスケジュールががらりと変わりますよね。

つまり、小さい子を育てているママにとって担当アドバイザーとの面談が必要なエージェントサービスは使いにくいのです。

その点リクナビネクストは、登録すればすぐに求人の検索や応募が可能!面談は必要ありません。

子どもがお昼寝したときやスキマ時間にささっと求人チェックや応募ができますよ。

公式サイト https://www.rikunabi.com/
実績 求人数が豊富
対応地域 全国
女性におすすめポイント 福利厚生が充実した企業求人多数!

働き方自由自在!パート・派遣社員として働く

産後の再就職で正社員として働くことに不安や壁を感じる人が多く、時間や休みの融通が利きやすく無理のない範囲で仕事ができるパートを選択する女性は多くいます。

また、パートと同様にワークライフバランスの取りやすい就業形態が派遣社員です。パートはサービス業が中心ですが、派遣社員はオフィスワークが多くパートよりも時給が高いことが特徴です。

以前の仕事の経験・スキルを活かした働き方を希望するのなら派遣社員として働くこともおすすめです。

まとめ:一番譲れないことを守れる再就職を目指して

働き方は改善されてきてはいるものの、家庭と仕事の両立はまだまだ難しく、どちらかを諦めざるをえない女性が多いのも事実。

ただし、ワークライフバランスを重視して産前・産後休暇などを取りやすく務める企業も増えています。無理のない範囲で仕事を始めて、徐々に専門性を身に付けていきましょう。

そして転職で成功する人の特徴は高望みしすぎない人です。

これは前職で大きな成果を上げていたり、大企業に勤めていたりした人が陥りがちなのですが、いったん退職してしまうと、あなたの労働者としての価値を決めるのは上司ではなく転職市場になります。

そして一般的に多くの人は転職後に賃金が下がることも理解しておいてください。年収3割減が普通とも言われます。

そもそも、産前休業・産後休業という長い休みを取った後で、出産前と同じパフォーマンスが発揮できるとも限りません。

前職と同等程度、あるいはそれ以上の給与にこだわりすぎるあまり、離職期間が長くなり、ますます再就職しづらくなる例も多いので、あまり自分のキャリアを過信しすぎないように注意しましょう。

産前・産後休業を終え、就職活動をはじめる場合は、「今の自分はどのくらいの待遇で働けるのか?」「今自分が一番譲れないものは何か」などを考える方がずっと大切です。

専門家がアドバイス!
今、自分にできる貢献をすることで信頼貯金を積み重ねていこう

再就職をした際、子どもの病気で急な休みや早退はつきものです。時には「職場に迷惑をかけているのでは…」と、後ろめたい気持ちになることもあるかもしれません。

そんな時のために、平常時に「職場内で今自分にできる貢献は何か」を考えておきましょう。業務や時間に余裕があるときは、日々サポートをしてくれているメンバーを気遣い、その方の仕事を受け取ったり、感謝の想いを伝えたりなど、職場のコミュニケーションを大事にすることが大切です。

お互いの信頼関係こそ、子育てをしながら働き続けることができる基盤となることでしょう。あなたらしい軸を持ち、再就職に向け、新しいキャリアをスタートさせましょう。

原わか奈さん
  • キャリアコンサルタント

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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷