教員からキャリアアップしたい!転職成功のポイントとおすすめ転職先

このページにはPR広告を含みます
  1. 「転職鉄板ガイド」ではPR広告を掲載しております。但し、報酬目的で虚偽の情報を発信したり、事実に反して優遇するなど、ユーザーの皆様にとって不利益になることは一切いたしません。
  2. 「転職鉄板ガイド」は皆様に有益な情報を提供するため、各公式HPやSNSなどからお客様の声を掲載することがあります。但し、あくまで個人的な感想のため、サービス内容を保証するものではありません。
  3. その他、個人情報の取り扱いや免責事項に関してはプライバシーポリシーをご確認ください。

教員からキャリアアップしたい!転職成功のポイントとおすすめ転職先
憧れの教員になったものの、教育現場の現実に心砕かれてしまった・・・。

そうして転職を考えている方、いらっしゃるのではないでしょうか?

「教員から逃げたい」
「一般企業のサラリーマンになりたい」

と転職を考えていても、実際に転職が成功するのか、教員というステータスを捨てることに後悔してしまうのではないかと悩んでいる方は少なくありません。

教員から一般企業への転職は難しいといわれていますが、転職活動の準備をしっかりすれば不可能ではありません。

今回は、教員の転職活動の実態や転職のポイントについてご紹介します。
あわせて教員と一般企業のメリット・デメリットもご説明しますので、教員から転職したいと考えている方や教育現場から逃げたいと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

教員の転職が難しいといわれる要因3つ

なぜ教員からのキャリアチェンジ転職が難しいといわれるのでしょうか?
それには3つの要因があります。

安定した給料

まずひとつめは、給与面についてですが、教員は激務や長時間労働などはあるものの一般企業で働く同年代の方に比べると高収入で安定した給料という要因があります。

教員からキャリアチェンジ転職をすると無資格・未経験がマイナスになり年収が下がるかもしれないといったリスクから、給与面だけを考えると、家族や生活の負担を考えて転職されない方も少なくありません。

転職のタイミングがとれない

転職のタイミングがとれない特に担任を受け持つ教員の場合、自分の都合だけで退職するのは容易ではありません。
一般企業の中途採用では、「できるだけ早く入社してもらいたい」と考える企業が多いため、希望のタイミングで転職できないケースがほとんどです。

また、教員が転職しやすい4月は新卒採用と重なったり、3月~5月は中途採用での転職希望者が多くライバルが多かったりと、教員という業務上、転職のタイミングがなかなかとれないことも要因のひとつです。

仕事のスタンスの相違

社会人として働いているのに社会経験が不十分なんて…と思われがちですが、教育現場での仕事と民間企業での就業経験は異なるスキルとスタンスが必要になります。そのため、教員をしていると「企業利益を追求する」という売り上げなど数値に関する仕事に携わることが少ないでしょう。

他の専門職もそうですが、企業利益アップを目指すスタンスについていけない、ビジネス経験がないということからマイナスの評価をされがちです。

教員の転職は「未経験異業種」へのキャリアチェンジ転職

教員から転職するのは一般企業で働いている人に比べて難しいのでは…?と思われる方もいらっしゃいますが、「未経験異業種」へのキャリアチェンジ転職と同様です。

多くの方が職場への不満、仕事へのストレス、人間関係の悩みと様々な思いを抱き転職を決意されていますね。
転職活動の進め方も基本的に同じです。

教員から転職するにあたって「どんな仕事ならできるのか?」と悩む前に「どんな仕事がしたいか?」を考えてみましょう。
多くの企業では未経験での転職者を受け入れているため、教員から一般企業への転職ができる可能性は十分あります。

未経験異業種への転職で大切なポイントは以下の4つです。

Point

  • 仕事への意欲
  • 前向きな向上心
  • 強みのアピール
  • キャリアビジョン

教員生活で培ったスキルやキャリア、知識を自身の強みとし、「やってみたい」と思う仕事に対して積極的にチャレンジすることが大切です。

逃げてもいい!うつになる前に環境を変える選択肢を

仕事へのストレスから転職する方を「逃げの転職」という方もいますが、不適切な環境からより良い環境へ逃れるのは当然のこと。

教員だからといって我慢し過ぎるのは心身にとってよくありませんので、一般企業と同じように転職を考えるのはごく普通のことです。

教員になった方は基本的に真面目で責任感が強いタイプの方が多いかと思いますが、職場でのストレスを抱え込んだり耐え忍んだりして、最終的に心身を病み追い込まれてしまった方も少なくありません。

転職活動は年齢を重ねるごとに難しくなるため、辛い毎日に我慢し過ぎずるのはNG!

若い先生ならポテンシャル次第でいくらでも再スタートできるでしょう。
年齢を重ねた先生も、これまでの知識と経験を活かせる職場があります!

教員に向かない人、ストレス過多な人、他業種へ憧れを抱いている人はストレス休職する前に転職活動のスタートを検討してみてください。

転職成功のポイント!教員からの転職はエージェント等のサポートが必須

失敗回避!教員からの転職はエージェント等のサポートが必須なぜ自分は転職したいのか?転職をしてどうありたいかを自己分析やスキルの棚卸しをすることも転職活動では必須となります。

しかし、激務の中での転職活動では、これまでの自分のスキルやキャリアを整理しアピールポイントを引き出していく作業が必要といってもなかなか1人では進まないという方も多いでしょう。

教員から一般企業への転職失敗例として、このような理由があります。

  • 自分に合った仕事や企業の適性が分からない
  • 企業選びの情報取集が不十分でブラック企業へ転職してしまった
  • 教員経験を活かした仕事をしたいと思っていたが、強みを活かせられるような企業へ転職できなかった
  • 仕事をしながらの転職活動で、企業との調整が難しかった

休む暇もない教員が転職活動をするとなると、情報収集はじめ、企業とのやり取りや面接日の調整を十分にできません。そこで、転職活動のサポーターとして転職エージェントを利用するのもひとつの方法です。

転職のタイミングへのアドバイス、適正に合う企業の紹介、企業とのやり取りの代行をしてもらえるので忙しい先生もスムーズに転職活動を進めることができます。

また、履歴書や職務経歴書のアドバイスや面接対策もバッチリ。
業界に特化した転職のプロであるキャリアアドバイザーによって、あなたの強みを活かした有意義な転職活動をサポートしてもらえるでしょう。

教員におすすめの転職エージェント『doda』

doda

テレビCMでもおなじみのdoda

転職サイトと転職エージェントの両方のサービスを展開しており、実績豊富で30代以降の転職成功率も高い傾向にあります。教員からの転職にはおすすめな転職エージェントといえます。

公式サイト https://doda.jp/
年齢 全年齢が対象
実績 顧客満足度 第1位※

※2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位

教員免許しかない…でも教員の経験を活かせるおすすめの転職先3選

教育の専門職である教員、せっかくならこれまでのスキルやキャリアを活かしたい!と思う方は多いのではないでしょうか?
教員におすすめの転職先3選をご紹介します。

教育関連の企業

教員のスキルやキャリアを十分に活かせる転職先として、教育関連企業・塾の講師や大学の職員などがあります。

教育関連企業では、通信教育・人材育成業界など教材販売や資格取得の養成校や専門学校を運営している企業があります。

教員の知識や経験が活かせるだけでなく営業や運営のスキルを身につけることができるため人気の転職先です。

大学の職員は、学生への就職指導や事務手続きなど学生に関わる機会が多いため教員時代に培った経験は強みになりますが、人気が高いため倍率も高くライバルが多いのも事実。
希望する学校のホームページや情報をチェックして求人を逃さないようにしましょう。

事務職

事務職教員は教育現場での指導だけでなく、報告書や教材作成など事務作業が多い仕事、事務作業が得意でパソコンスキルがある方は事務職もおすすめです。
教員免許、専門科目の資格しかもっていない方も専門知識を活かした事務員を目指すことができます。

例えば、英語の教員免許を保有している英語の先生なら活かせるのは英語力。
海外企業との連絡調整をするため、ビジネス英語の知識を深める必要がありますが英語力を活かして貿易事務を目指す方もいらっしゃいます。

政治・経済の先生では簿記の資格を取得している方も多く、簿記の知識やコミュニケーションスキルを活かして企業の経理事務という選択肢もおすすめ。
元経済教員という肩書は、知識やスキルの強みとしてアピール材料にもなり、企業からの信頼性も抜群です。

また、生徒への教育経験を活かして社員の育成を行う人事部への転職をされている方も多いです。

IT・通信業界

IT・通信業界IT業界は無資格・未経験の人材の採用が積極的に行われているため求人数が多いことが特徴です。
リモートワークやフリーランスなどライフスタイルに合わせた多様な働き方ができ、子育てママの転職先として人気が高いとされています。

転職にはプログラミング学習やIT知識やスキルを深める必要がありますが、教員は学習することに慣れている方が多いのではないでしょうか。

IT業界への転職を考えたら、時間をみつけてプログラミングスクールへ通ったりプログラミングの自己学習をすすめておきましょう。MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)・ITパスポートなどの資格取得を目指し前向きな姿勢やスキルの証明をするのにも効果的です。

元教員・元先生の採用は企業にとっても魅力的がある!

教員の強みはなんといっても教育現場で身につけた人間力やメンタル力。

最近の転職市場では、スキルやキャリアだけでなくポテンシャル評価が重視されているため、教員の人間力やメンタル力は企業が「採用したい」「一緒に働きたい」と魅力的に感じる部分でしょう。

Point教員時代に身につけた人間力はどこでも通用する!

元教員においても転職で優遇されるのは20代

年齢が若い方が転職しやすいのは元教員でも同様です。

20代前半はポテンシャル重視、20代後半はポータブルスキル(どんな環境でも活かせる汎用性の高いスキル)をアピールしていきましょう。

例えば、教員であればコミュニケーションスキル、プレゼンスキル、マルチタスクスキル、事務処理スキルなどお持ちだと思います。希望する職種や業界によって必要とされるスキルをアピールすることが大切です。

教員ってやっぱり離職率が高いの?

離職率が高い業界といえば、飲食サービス業・娯楽業があげられますが教員の離職率は25歳未満(約5%)・25~30歳未満(約26%)・30~35歳未満(約19.5%)・30~40歳未満(約14.5%)といわれています。

教員ってやっぱり離職率が高いの?

教員は離職率が高いとイメージがありますが公立学校の教員の離職率は1%にも満たないため、教員の離職率自体はさほど高いわけではありません。

激務で大変な教員は離職率が高いのでは?と思われがちですが、一般企業の離職率と比べると低いというのが実情です。

教員の離職率が低い反面、増加し続けているのが休職率です。
長時間労働や激務、心身のストレスによって体調を崩して休職する先生が増加している傾向にあります。

文部科学省の調査によると、精神疾患による病気休職者数は、5,897人(全教育職員数の0.64%)で、令和2年度の5,203人から694人増えて、過去最多を記録しました。

参照:文部科学省『令和3年度公立学校教職員の人事行政状況調査について』

離職率は低いものの休職率は一般企業と同様の割合という結果になり、先生たちは思っている以上に仕事へのストレスを抱えているということが分かりますね。

ステータス高い教員!なぜ辞めたいと思うのか

教員が辞めたいと思う理由には教員が置かれている労働環境にあります。
例えば、以下のようなことが挙げられます。

学習指導要領の増加

各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準である学習指導要領は10年に一度改訂されています。

改訂毎に指導方針や内容が変更、増加されるため教員は学習指導要領に合わせて知識や指導スキルを向上させる大変さがあります。

教職員給与特別措置法(給特法)

時間外勤務手当や休日勤務手当が支給されません。給料月額の4%に相当する教職調整額を支給されることになっていますが、労働と給与が見合わないケースが多く、教員のやりがい搾取といっても過言ではありません。

長時間労働

教員は授業をするまでに事前準備や事後の成績・評価、学年・学級経営・事務業務・校務分掌・PTAなど多岐に渡る仕事をしています。

長時間労働

平日、授業以外の時間で全てこなすのは困難なためどうしても残業は避けられませんし、教員の負担になっているひとつとして部活動・クラブ活動があります。

教育現場にも働き方改革が進められていますが、朝練・平日の放課後・休日の試合など部活動の顧問になった教員は休養する時間がとれないのが実情。

モンスターペアレント

モンスターペアレントといわれる理不尽な保護者との対応も、教員が辞めたいと思う理由のひとつになります。

「劇の主役に娘が選ばれなかったのはなぜか?」「A君より成績が悪いのはなぜか?」と時間問わず連絡があり、なかには、「全て教員のあなたが悪い」と教員を責め立てるモンスターペアレントも…生徒に指導しようと思っても体罰やセクハラにも配慮しなければいけません。

そして、保護者からのプレッシャーにより不眠やうつに陥ってしまい休職や退職の選択をする教員は少なくありません。

生徒の悩み

多様化する個人の対応について、画一的だった昔に比べて最近では個々に応じた指導が求められます。1人1人への配慮が教員への負担となり、ついには生徒とのコミュニケーションがしんどいと感じてしまうこともあります。

また、授業のボイコットや学級崩壊、生徒間のいじめや問題行動なども多く対応に追われることも教員の負担につながります。

周りからの期待やプレッシャー

周りからの期待やプレッシャー夜な夜な「教員 辞めたい」と検索して転職を考えていても、周りからは期待の目で見られるでしょう。今も昔も“教員”“先生”というステータスは高く、特に年齢を重ねた方は「せっかく教員になったのに辞めるなんてもったいない」と怒る方もいらっしゃいます。

様々な問題に直面して辞めたいと悩みながら、周囲からの期待やプレッシャーが邪魔をして、消極的に仕事をしている先生はたくさんいらっしゃいます。
その結果、心身共に疲弊してしまうリスクが高くなってしまいます。

職場の人間関係

一般企業でも離職理由の上位にある人間関係の悩みは、教育現場でも同様ですが、教員は生徒や保護者だけでなく教員との人間関係にも配慮が必要です。教員同士での人間関係が悪い場合は居心地が悪いと感じ辞めたいと感じるでしょう。

指導方針の違いやパワハラ、セクハラによって退職される方はたくさんいらっしゃいます。

教員VS一般企業!メリット・デメリットについて

教員を辞めたい理由について説明しましたが、教員ならではのメリットもあります。本当に教員を辞めて一般企業へ転職するのか、それぞれのメリットとデメリットをみて参考にしてみましょう。

教員・先生のメリットとデメリット

教育現場で働く教員・先生のメリット・デメリットは以下の通りです。

教員のメリット

  • 高い社会的信用
  • 安定した給料
  • 福利厚生の充実
安定した地位と給料は魅力!

教員のデメリット

  • 労働時間や業務に給料が見合わない
  • 人間関係がしんどい
  • 異動による労働環境の変化が多い
  • 給料の伸び幅が少ない
安定した仕事であるものの心身へのストレスが多い!

一般企業のメリットとデメリット

教員のメリット・デメリットをご説明しましたが、一般企業ではどうでしょうか?
一般企業のメリットとデメリットをご説明します。

一般企業のメリット

  • スキルやキャリアに応じた給料
  • 評価や信頼によりやりがいを実感
  • キャリアアップが可能
  • 労働環境の改善
  • ライフワークバランスがとれる
仕事へのやりがい、プライベートを楽しむ余裕ができる!

一般企業のデメリット

  • 福利厚生が薄い
  • 企業によってはブラック企業のリスクがある
  • 常に利益を出すことが求められる
  • 業績が給料に影響
選ぶ企業次第で教員時代よりもしんどくなるケースも…!

教員、一般企業のサラリーマンとそれぞれメリット・デメリットがありますが、自分が望む働き方や条件にどちらがマッチングするか考えてみましょう。

Point

労働環境や給料に納得できる、自分に合った会社を見つけるのが重要

【まとめ】未来を見据えたポジティブ転職を!

いかがでしたでしょうか?

教員の転職活動の実態やメリット・デメリット、転職のポイントなどについてご紹介させていただきました。

安定した職種である教員というポジションから転職…となると、周囲からの心無い声も多く相当な覚悟や決意が必要となるでしょう。

重要なのは「あなたがこれからどんな人生を歩みたいか」ということです。
転職をするor転職をしない、どちらの選択をとってもあなた自身が納得していることが大切です。

ただなんとなく仕事がしんどいから、ストレスが溜まるからと教員を辞めるのではなく明確な目的を決めて転職活動を進めていきましょう。
キャリアビジョンが明確でない方や教員を辞めることに不安を抱いている方は、ぜひキャリアアドバイザーに相談してキャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

あなたを必要としている企業は必ずあるので、自身をもって転職活動に臨んでくださいね。


おすすめ関連記事

知らないと損する!?退職日の決め方ガイド
転職する際に設定する退職日。いつが損でいつが得するのか知っていますか?
女性が一生食べていける、ゼロから取れる資格は?
女性におすすめの様々な資格を紹介!現代では、自分の価値を高め、女性磨きの為資格を取得する人が増加中。転職の時や周りの人の為に活かせる資格取ってみませんか?
履歴書でも使える特技ストック10選
履歴書を書くときに悩む項目といえば「趣味・特技」の項目ではないでしょうか。「当たり障りないものを書いておけばいいや」と適当に書いている方はいませんか?
あなたのそばにもいる?無能な上司
無駄に部下の足を引っ張る能力が高い上司=無能な上司。ダメ上司チェックリストを使った特徴と対策方法をご紹介します。
40代の転職失敗は地獄。なぜ?
残酷なことに転職にチャレンジした40代が転職に失敗し後悔する人が後を絶ちません。転職で年収136万円ダウンした例も!ここでは40代の転職で勝つヒントをご紹介します。

 
参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷