異業種・未経験でも求人が多い業界とは?

未経験OKの求人が多い業界は?

異業種・未経験でも求人が多い業界がある

未経験者に優しい業種って?異業種への転職は難しいと言われていますが、一部の業界は積極的に未経験者を採用しています。というのも、転職者の半数以上が正社員として異業種に転職したという意外なデータがあるのです。

転職市場が盛り上がりを見せる近年、異業界から新たな風を取り入れるための求人が増えています。一体どんな企業がどういった人材を求めていて、実際に採用をしているのか気になりますよね。

そんなわけで、今回は各業界と転職者の傾向について分析してみようと思います!
 

商社/流通

異業種からの転職が目立つのは商社/流通業界。なんと、採用者の80%以上が異業種からの転職です。

どのような企業からの転職が多いかというと、メーカー販売業者出身が約30%、サービス業出身が約15%、そしてエンジニア(IT/通信業界)から転職した人も15%ほどいます。

商社/流通の仕事は営業職が大多数を占めています。営業というと外を歩き回って契約を取ってくるイメージですが、商品の提案をはじめ企画書や見積の作成などを行うケースもあります。

未経験者の受け入れ率が高い、つまり人材が不足しているということです。内定を得られる可能性が高く、前職が不向きだった人でも芽を出すチャンスがある業界と言えるでしょう。
 

サービス

30歳以上でもチャンスあり!サービス業界は、商社/流通の次に異業種からの転職を受け入れています。

サービス業の中でも、人材紹介・人材派遣などの人材サービス関連への転職が一番多く見られます。営業職や企画・事務職がほとんどですが、特定派遣会社に正社員就職し、派遣された顧客の元で働くめずらしいケースもあります。

多種多様な顧客に対応するために、前職を問わず幅広い業界から人材を確保しているようです。専門知識を生かせる機会もあるので、30代以上の人でもアピール次第で未経験転職を果たせます。
 

メディア

メディア業界も異業種からの転職例が多く、その数は採用者の約70%に及びます。

多く見られるのは、クリエイティブ系経験者が同職種または広告代理店・制作会社に転身するケース。あらゆる業種からの転職を受け入れており、入社後の仕事は営業職や企画・管理系職が中心となっています。

どうやら、それまでの実務経験によって転職できる職種や成功率が変わってくるようです。たとえば、「金融関連企業に勤めていた経験を生かし、新聞社の経済記者になりたい」といったケース。

これは非常にアピールポイントが多く、面接でも有利な発言が可能でしょう。逆に、まったく関連性のない職種だと可能性は低くなってしまいます。
 

小売/外食

必要なのは柔軟性と専門知識です小売/外食業界への転職は特に条件はなく、採用例はバラエティに富んでいます。

サービス業出身者が店舗サービス系から販売系へ、またはメーカー・金融・建設・不動産業界などの営業経験者が販売系へ転職したケースがあります。全く無関係の技術系から転身したという興味深いケースもあります。

また、ネット通販を検討している小売業がIT業界経験者を採用したケースもあります。外食業がグローバル展開を目指し、商社出身者を採用することも。

多様化した消費者のニーズに応えようと、小売/外食の企業は既存の体制にとらわれない事業展開をしています。そのため、柔軟性と専門知識を併せ持つ人材を求めているのです。
 

メディカル(医療)

業種経験不問の求人が多いメディカル(医療)業界。異業種から医療機器営業など営業職への転職をはじめ、メーカー、サービス、小売/外食など幅広い業界の出身者を採用しています。

さらに具体的な例としては、医薬品メーカーがドラッグストアなどで働いていた薬剤師を採用しています。金融・不動産の営業経験がある人を、MR(医薬情報担当者)として雇用するケースもあります。

医療機器は人の命に関わるものですから、製品知識を正確に理解することが求められます。営業職の場合、医師への説明だけでなく、手術に立ち会うこともあるので、倫理観や使命感が問われるのです。

異業種での経験に加え、誠実さ・人間性なども面接で重視されるので、効果的なプレゼンテーションをする必要があります。
 

建設/不動産

人手不足の業種は狙い目!建設/不動産業へ転職した人の前職は、営業職や企画・管理系、事務系アシスタント職の割合が高いです。

人手不足の施工管理職は求人が多く、不動産管理分野の転職市場も賑わっています。近年の建設ラッシュで建てられた建物や、老朽化を理由としたリノベーション物件などの管理/運用ニーズもあり、採用ケースは多様です。

営業経験がある方が注目すべきはテナントリーシング。賃貸の不動産物件に対し、テナントを仲介する業務です。不動産関連の営業職は、経験者を積極的に採用しています。

未経験でも建設/不動産業界で活躍したい方は、1級建築士・1級建築施工管理技士・マンション管理士など、資格を持っていると非常に有利となります。

特に、マンション管理士は年齢を問わず続けられる仕事であり、定年前の独立を考えている人におすすめです。
 

メーカー

メーカー業は採用ポジションが多数あり、新規事業にも積極的に参入していることから、異業種からの応募者も多く採用しています。

異業種からの転職職種は、技術系・営業職への転職が全体の30%を占め、企画・管理系が20%となっています。また、商社/流通、建設/不動産業界の営業経験者の多くが、メーカーの営業職に転職しています。

サービス業出身者は企画・管理系への転職が目立ちます。中には、IT/通信業界でエンジニアとして経験を積んだ後、メーカーの社内SEへ転職するケースも。このケースに当たる人は異業種転職者の約11%と比較的多い結果になっています。
 

金融

金融業界は異業種転職者の受け入れ率があまり高くありません。

IT/通信、サービス業からの転職は比較的多いですが、IT/通信業界から転職する場合、技術系・社内SEへ転職するのが主流です。また、サービス業のほか幅広い業界の営業経験者が営業職へ転職するケースも多くなっています。

各業界内で好成績を上げている個人をヘッドハンティングしている傾向もあるので、現在までのキャリアに自信のある30歳以上の方ならば、大幅なキャリアアップを望める可能性もあります。

まったく無関係の業種から転職を試みるのは無謀に近いと思ってください。しかし、金融業界内での異業種転職は大きなビジネスチャンスにつながり、年収アップも叶うかもしれないので夢があります。
 

IT/通信

IT業界・通信業界は、同業種・異業種それぞれの転職がほぼ半々という調査結果が話題になっています。

異なる業種からの転職としては、メーカー業界やコンサルティング業界、人材紹介サービス業等が多く、さまざまな業界からの人材が異業種であるITや通信に転職しています。

特に多く見られるのは、営業職を経てのIT業界や通信業界への転職。SIer(システムインテグレーター)やITベンダー企業、およびウェブ広告を提供している法人の営業職に転職し、これまで培った経験を生かしている人が多い傾向にあります。

例えば技術メーカーでシステムや回路設計を経験してきた人が、転職によってアプリケーション(アプリ)開発などを行う場合も多いです。

さらに、マスメディアなどでクリエイティビティな能力を求められる仕事をしていた人が通信業界やIT業界ののクリエイト部門であるウェブサービス・やウェブメディアといった仕事に転職することも多いです。
 

まとめ

9つの業種を取り上げて、各業種が異業種からの転職を受け入れている割合と実例をご紹介しました。

異業種出身者を最も受け入れているのが「商社/流通」、次点で「サービス」「メディア」という結果となりましたが、参考になりましたでしょうか?

異業種からの転職率がどこよりも低かったのが「IT/通信」というのは意外な結果でした。ただし、ケースバイケースといった感じなので、やはり前職の業界知識をいかに活用できるかというところに採用の基準があるのだと思います。

「異業種」と言ってもさまざまで、元から転職を希望する業種と相性がよく、転職成功率が高いパターンがあります。同業種を避けた転職をお考えの方は、気になる企業の傾向をリサーチして、自分の強みと経験を結び付けられるかを判断するべきでしょう。

 

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