大学中退者、その後の人生とは?

大学中退者、その後の人生はどうなる?

大学中退後の
人生が不安…不景気や就職難が続き、子どもは「とにかく大学までは出ておきなさい」「なるべくいい大学に入りなさい」と親に言われながら育つような時代……にもかかわらず、日本の大学生10人のうち1人が中途退学をしているという驚きのデータがあります。

あなたの周りにも、せっかく大学に入学したのに辞めてしまった友人がいるのではないでしょうか?

もしくは、「自分がまさにその中途退学者で、これからの人生が不安で仕方ない……」という方もいるはず。大学を卒業しない・できなかった理由は人それぞれであり、その理由が明るくとも暗くとも、今後の人生に大きく影響していきます。

「正社員としての就職先を探す」「他の大学や専門学校を卒業する」「フリーターとして働きつつ夢を追う」など、前向きなビジョンを掲げている人がほとんどの中、夢や希望を持てずにニートや引きこもりになってしまう残念なケースもあります。

そんなわけで今回は、大学を中退した人がその後歩むであろう人生パターンをいくつかご紹介したいと思います。
 

民間企業や公務員として就職する

民間企業への就職

大学を中退したから「人生終わり」というわけではありません。求人の募集条件を「高卒以上」としている企業は少なくないのです。

もちろん、大企業や待遇のいい優良企業では大学卒業資格が求められ、理想通りの就職を果たすことは難しいでしょう。

面接では大学を中退した理由をしつこく問われたり、入社後も大卒の同期・後輩より低い給与などの面で現実の厳しさを突きつけられたりするかもしれません。

それでも、正社員が得られる社会保障やボーナス、退職金などは今後の長い人生を考えた時に非常に魅力的です。

定職についていない人は結婚などの幸せも遠ざかってしまい、お金も家族もない寂しい老後を迎える可能性も否めません。

公務員として就職

さらに手堅く安定した生活を手に入れるため、公務員を目指す人もいます。

大学中退=高卒なわけですが、最終学歴による月給の差があまり目立たないのも公務員のメリット。収入の差は年齢で変化します。独学や予備校での猛勉強は必須ですが、努力が報われればリストラ率も低く将来安泰と言える選択でしょう。

最終学歴が高卒でも受けられる公務員試験といえば、警察官をはじめ自衛官や消防士などの防衛職が有名。職業訓練学校を卒業する必要がありますが、世間に誇れる仕事に就くことで大学を中退した後ろめたさを払拭することができます。

訓練学校を出なくてもいい建築・土木関係の公務員職もあります。体力に自信のない人には行政機関や学校で働く事務職が人気ですよ。

公務員試験の注意ポイント

公務員試験は職種によって年齢制限があり、その多くが29歳・最高齢で39歳まで挑戦できます。試験時期も職種毎に異なるので、試験を受ける際は事前にきちんと調べておきましょう。
 

他の大学に編入する

編入して大学生
リベンジ!「大学の選び方を間違えた」「単位を取り戻せない」「家庭の事情で通えなくなった」など、大学を中退した人は皆それぞれ理由があります。

単純に大学で勉強する意味を見いだせなくなりドロップアウトする人も珍しくありません。理由が何にせよ、学歴コンプレックスや大学を辞めたという罪悪感は、おそらく一生つきまとうことでしょう。

新たに学びたいことを見つけたり、就活中またはフリーターを続ける中で「大学をちゃんと卒業したい」と強く願うようになった時に、「大学編入」という選択肢に気が付くのです。

他の大学に入学し直すことを「編入」と言いますが、短大や専門学校を卒業してから大学に入る場合も編入扱いとなります。

試験でのライバルは中途退学者だけではないので、大学によっては倍率が高く、激戦も覚悟しなければなりません。

大学に編入する際の条件

編入試験は一般入学試験よりも比較的簡単とされ、学科に応じた科目や小論文、面接の内容で合否が決まります。

中退者に課される条件で多く見られるのは、前大学で64単位前後を修得していること。さらに、2年生まで進級していることです。

自身が所持している単位数は前大学に連絡すれば教えてもらえます。必要な単位数やその他の条件は大学により違うこともあるので、ホームページや学校資料で確認しましょう。

編入時に提出する書類もチェック!

・中退をしたことを示す退学証明書
・単位数を証明する成績証明書
・編入に至った経緯を綴る志望理由書

面接では、志望動機の他にも大学中退の理由を話すことになります。

フリーター期間が長い人などは、面接官に悪い印象を与えないような振る舞いや言動を心掛けねばいけませんね。
 

専門学校に入学してやりたいことを追う

専門分野を学ぶために、大学を辞めてから専門学校へ入学するという道もあります。特に、高校卒業後にいつか就きたい職業を見つけた方は、将来の夢と結びつかない大学生活が退屈で仕方なかったのではないでしょうか?

ハイレベルな資格や専門的なスキルを身につけられる専門学校では、その道に進むことを前提とした授業が行われます。

就職活動のサポートもしてもらえますが、希望通りの職に就ける保証はないというのがデメリット。専門技術を学んでも就職口が少ない業界も存在します。

1日のカリキュラムもびっしり組まれるため、単位不足などを理由に大学を辞めた人には決してオススメできません。

しかし、生きている内にやりたい仕事に出会えないまま終わる人もいますから、強い意志を持ってチャレンジすることは間違いではありません。
 

フリーターとして仕事しながら夢を目指す

「人気アイドルになりたい!」「バンドでメジャーデビューしたい!」「芸人になってTVに出たい!」「YouTuberになって儲けたい!」

そんな夢を追いかけて大学を中退した人も、収入がゼロではやっていけません。

お金持ちの親が全面的に援助してくれるわけでもない限り、フリーターとして生活費や夢を叶えるための資金を稼いでいます。淡い憧れや現実逃避から見た夢ならば、30歳を目前にした辺りで目が覚めるかもしれませんね。

命を賭けられるほど好きなことを仕事にしたくて定職に就かない人もいます。

たとえば、劇団に所属する役者志望の方は稽古や公演にスケジュールを合わせる必要があり、小説家や漫画家志望ならば創作時間に生活の全てを充てたいところ……

夢を追うのは
自由ですが…
 
その他、「公務員や特別な資格のいる職業を目指して勉強中」「留学をするために貯金中」など、将来のビジョンを掲げてフリーターを続けている人もたくさんいます。

いずれも、「○歳になったら諦める」とタイムリミットを定めたり、夢が叶わないまま「一生定職に就けなくても後悔しない」と覚悟を決めたり、自分自身の中でルールを設けるべき選択だと言えるでしょう。

 

ニートになる

「あれ? 大学を辞めたのっていつだっけ?」

将来の夢などなく、何の目的もないままに大学を中退してしまい、ニート(無職)となってしまう最悪のパターンです。

はじめのうちは親も大目に見てくれて、「自分探しの途中だから」「精神的に疲れてしまったから」といった言い訳も出来るかもしれません。

しかし、自身の病気や家族の介護など社会に出られない深刻な理由がない限り、その甘えは通用しなくなります。頼みの親もいつかはいなくなってしまう。いつまでもニートではいられないのです。

ニート生活に慣れてしまうと、温かい布団から出ることが億劫になるばかりか、外出する意欲すら失われてきます。「労働への拒否感」や「世間の目に対する恐怖心」が生まれてしまったら、社会復帰は一層遠ざかることでしょう。

「なんとか就職して自立し、一人で生きていくためには……」

悩みすぎてうつ病になってしまうと就活どころではなく、さらなる悪循環を招くことになります。そうなる前に家族と向き合ってみたり、就職に関するカウンセリングを受けてみたり、自らアクションを起こす必要があります。
 

まとめ

大学生10人のうち、1人が中途退学しているという驚愕の事実。現代日本における大学中退率の高さの背景。

中退したものの自分の人生が不安で仕方ない……という方も、大学を辞めようか迷っている方も、この記事を読んで今後の人生を想像してみたことでしょう。

「民間企業の正社員になる」「公務員として就職する」「大学に編入する」「専門学校に通う」「フリーターになり夢を追いかける」「ニートになる」

あらゆるパターンがありますが、未来永劫ニートという事態は避けたいですよね。年老いてから後悔しないためにも、「大学を中退しただけで終わらない人生」を歩んでいきましょう!
 

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