高卒公務員「給料高すぎる」ウソ?本当に勝ち組なのはどんな企業か?

このページにはPR広告を含みます
  1. 「転職鉄板ガイド」ではPR広告を掲載しております。但し、報酬目的で虚偽の情報を発信したり、事実に反して優遇するなど、ユーザーの皆様にとって不利益になることは一切いたしません。
  2. 「転職鉄板ガイド」は皆様に有益な情報を提供するため、各公式HPやSNSなどからお客様の声を掲載することがあります。但し、あくまで個人的な感想のため、サービス内容を保証するものではありません。
  3. その他、個人情報の取り扱いや免責事項に関してはプライバシーポリシーをご確認ください。

「安定の公務員」はもう時代遅れ 公務員は本当に勝ち組なのか?

「公務員はホワイト企業」・「勝ち組だ」・「給料高すぎ…!」なんていわれることも多い、公務員。

生涯安定やワークライフバランスを重視する方は、高卒から公務員になった方に憧れる人も多いでしょう。

しかし、実際の高卒公務員の実態はどうなのでしょうか?

この記事では、高卒公務員の給料事情・勤務実態について解説します。

高卒公務員以上の高収入&ホワイト業界・職種も紹介するので、最後までご一読ください。

高卒公務員の給料は高すぎる?地方&国家公務員の年収実態

まずは、高卒公務員の給料事情を詳しく解説します。

高卒公務員は本当にすごいのか?勝ち組?

高卒公務員の平均年収&給料

勤務1年未満の高卒公務員の月給は、15万円~16万円の方が多いようです。

高卒公務員の平均給料月額

平均月収を単純に12で掛けると、地方公務員の平均年収が185万円ほど・国家公務員の平均年収が197万円ほどだとわかります。

ボーナスが入っても、年収は200万~250万円程と想定できるので、決して「高卒公務員の給料が高すぎる」ということはないといえるでしょう。

また高卒公務員は、個人実績が昇給や賞与などに反映される一般企業に比べ、業務実績が給料に反映されにくいです。

安定はしているものの給料が上がらないといった特徴もあります。

そのため、20代・30代になってからせっかく公務員になったのに「思っていたよりも給料が安い」と感じる方も少なくないようです。

大卒公務員との給与格差

高卒公務員の場合、大卒公務員に比べて給料に大きな差が生まれます。

地方公務員 国家公務員
    高卒:154,303円
    大卒:186,350円
    ⇒月3万円以上の差
    高卒:164,736円
    大卒:197,229円
    ⇒月3万円以上の差

*参照:人事院『R.4国家公務員給与等実態調査の結果/第7表』
*参照:総務省『R.3地方公務員給与の実態/第6表』

1年目高卒公務員の基本給が約15~16万円に対し、同じ1年目であっても大卒者の基本給は約18~19万円

地域や職種でも異なりますが、学歴で約3万円~5万円程の差があります。

給与の差が顕著となるのが中年以降の昇給となり、生涯年収では1000万円以上の格差、退職金が1700万円程度の格差があるようです。

「高卒」と「大卒」転職格差の実態とは
いざ転職しようと決心しても、「学歴で不利になるのでは…」と不安に感じている方も少なくないでしょう。この記事では、高卒と大卒の転職事情の実態・高卒転職を成功に導くポイントを解説します。

高卒公務員はホワイト企業?リアルな勤務事情を調査

ここでは、高卒公務員の勤務実態を解説します。

高卒公務員は本当に勝ち組?

高卒公務員のサービス残業

公務員に「仕事が楽で定時に帰ることができる」「残業もなさそう」というイメージを持たれている方も多いでしょう。

しかし実際には、残業代も出ずに何十時間も残業を行っている部署もあるようです。

一般企業では、サービス残業をさせた場合、労働基準法に違反していることになります。
残業代が未払いの場合は、残業代の請求や労働基準局へ報告することができます。

「じゃあ公務員も労働基準局へ訴えればいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、公務員は労働基準法が適用されません。

たとえサービス残業を行っても違反とはいえないのです。

高卒公務員の部署異動事情

公務員といえば部署異動がつきものです。

企業や地域との癒着や職務への不正を防止し、平等な職務を行うために異動をするという目的があります。

異動は2年~4年で内示される場合が多く、基本的には退職まで採用された管轄内での異動となります。
※市区町村職員となった場合は、他の都道府県や市区町村へ数年間の出向という可能性もあります。

公務員の仕事は一般職であれば決められたことを決められた通り行いますので、基本さえ学べば仕事ができますが、1番不安なことといえば異動後の人間関係。

上司によって職場環境が左右するといっても過言ではありません。

公務員以外でも<高収入・ホワイト企業>はある

公務員にこだわりがないなら、一般企業にも目を向けてみるのはいかがでしょうか?

一般企業は、以前の年功序列社会から実力社会中心になってきており、学歴が関係ない職種が多くあります。

成績が昇給やボーナスにしっかり反映されるため、公務員以上の収入も夢ではありません。

「公務員=ホワイト企業」といったイメージを超える企業と出会えるチャンスが広がるでしょう。

  • 「公務員試験が大変そう」
  • 「残業代はちゃんと欲しい」
  • 「規定通り休日が欲しい」
  • 「異動はしたくない」
  • 「学歴格差がない職場で働きたい」
  • 「働いた分しっかり給料に反映してほしい」
  • 「公務員並みの、それ以上の給料が欲しい」

上記のように考えている方は、1度一般企業求人を探してみることをおすすめします。

高卒向け 転職エージェント
高卒が転職するときに使うべきエージェントはどれ?逆に、使ってはいけないエージェントってあるの?転職を考え始めた方がおさえておきたい情報を記載しています。

【高年収】を狙いやすい職種2つ

ここでは、高収入を狙いやすい一般企業職を2つ紹介します。

高収入が期待できる一般企業職2つ

  • 営業職
  •  …インセンティブ・歩合制など自分の成績が給料に反映できる

  • エンジニア職
  •  …人手不足&専門スキルが必要なため給料が高い(未経験OK)

営業職

高卒でも高収入を狙いやすいのは、営業職です。

営業職では「インセンティブ給」や「歩合制」を導入しているところが多く、頑張ったら頑張った分だけお給料に反映してもらえます。

いわゆる年功序列制ではなく、完全に実力ベースでお給料が決まるため、年収1000万プレイヤーも夢ではありません。

そのぶん、モチベーションを保ちながら働くことができるでしょう。

人とコミュニケーションを取るのが好きな人・話すのが得意な人には営業職でお金を稼ぐのが向いています。

20代営業未経験なら|就職カレッジ

就職カレッジは、学歴・スキル問わず応募できる優良企業求人を扱う転職エージェント。

これまで営業を経験したことがない方でも、1から丁寧に教えてくれる【営業未経験OK】の企業を紹介してもらえます。

また、1人1人へのサポートが手厚いのも就職カレッジの特徴。

社会人に欠かせないビジネスマナーや面接対策・提出物の添削など、あなたの転職活動が成功するまでしっかり支えてくれます。

「1度も転職したことがないから勇気がでない…」という方も、まずはアドバイザーに相談してみましょう。

公式サイト https://www.jaic-college.jp/
年齢 18~35歳がメイン
地域 北海道、宮城、山形、福島、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、岐阜、三重、大阪、京都、兵庫、広島、岡山、福岡、熊本
特徴 ・学歴スキル関係ナシ!優良求人が見つかる
・営業未経験でも”高収入企業”に出会える
・転職が初めてでも1からサポート

エンジニア職

エンジニア職の平均年収は500万円と、比較的給料が高い職のひとつです。

近年、様々な技術の発展やデジタル化が進み、エンジニア職の需要も高まっています。
IT業界が急速に進んでいるため人材が追い付かず、多くの企業が求人を募集している状況です。

専門的なスキルが必要な仕事であることからも、今後も必然的に年収が高まる傾向にあるといえるでしょう。

いまは人材不足のため未経験OKの求人が多く、入社後に教育や研修を通してスキルを積めばOK。

未経験でもエンジニアを目指せる今が狙い目といえます。

IT×高収入に強いのは|Green

Greenは、IT業界に強いと今話題の転職エージェント。

「転職をカジュアルに」をコンセプトに、気になる企業とは面接前に気軽に話せる機会があります。

応募前に気になる情報はほとんど求人票でチェックできるので、企業と求職者とのマッチ度が高いのも魅力のポイント。

「IT業界が気になるけど、どんな企業が多いのか気になる。」
「ベンチャーが多いのかな?給料はどのくらいだろう?」
のように気になる方は、まずは登録しておきましょう。

公式サイト https://www.green-japan.com/
年齢 主に20~30代
特徴 ・高卒でも転職しやすい”IT求人”が豊富
・応募前に必要な情報がほとんどわかる

【ホワイト優良企業】が多い業界2つ

ここでは、ホワイト優良企業が多い業界を2つ紹介します。

ホワイト優良企業が多い業界2つ

インフラ業界

ホワイト企業が多い業界は、ガス・電気・鉄道などのインフラ業界です。

これらは人々の生活において欠かせないものであり、景気の影響を受けないうえライバルも少ないため、ホワイトな会社が多いといえます。

年功序列の企業が多いので、長く勤めるほど高年収が望めるでしょう。

安定している業界としての知名度も高く、常に高倍率の人気業界です。

インフラ業界求人も豊富|doda

dodaは、大手総合型転職支援サービスです。

求人が豊富で、インフラ業界含む多くの業界を見ることができます。

圧倒的求人数を誇るdodaなら、理想のホワイト企業が見つかるでしょう。

公式サイト https://doda.jp/
年齢 年収300万円以上の23~39歳がメイン
地域 全国
特徴 ・多くの求人から条件に合ったものをマッチしてくれる

医薬品・医療機器業界

医薬品・医療機器メーカーも、インフラと同様に需要がなくならない業界です。

さらに参入の壁も高いことから競合が少なく、1度取引すると長期間継続されることから、経営も安定しています。

平均年収も高く休みも取りやすい企業が多いことから、オンオフがしっかり切り替えられる業界です。

大手ならではの求人数!|doda

dodaは、大手総合型転職支援サービスです。

またdodaでは、求人を探す際、業種・職種・エリアだけでなく”理想の働き方・休日・待遇”でも絞り込むことが可能。

豊富な求人数の中から、給料や勤務条件を含めた希望のホワイト職場がすぐに見つかるはずです。

公式サイト https://doda.jp/
年齢 年収300万円以上の23~39歳がメイン
地域 全国
特徴 ・多くの求人から条件に合ったものをマッチしてくれる

<まとめ>高卒公務員が勝ち組とは限らない

公務員よりも一般企業の方が、学歴に関係なく好条件で働けるという声も多くある現代。

昇進・学歴格差・残業などに悩まされやすい高卒で、公務員になることは、勝ち組の選択と言えなくなってきました。

高年収・ホワイト企業を希望している方は、公務員以外にも一般企業に目を向けてみるのはいかがでしょうか?

高卒におすすめ関連記事

高卒【使ってはいけない】転職エージェント
高卒が"使ってはいけない"転職エージェントの特徴とは?!高卒を転職成功に導くエージェントの賢い選び方を伝授。
高卒に人気の職業・職種ランキング
高卒に聞いた!実際に"就いてよかった仕事"とは?どんな人に人気?
高卒公務員、"勝ち組"の噂はウソ!
高卒公務員が"勝ち組"といわれていたのは遥か昔。【最新版】公務員以上にホワイトな業界は?年収が高い職種は?
高卒と大卒、学歴差は存在するのか
学歴で初任給・生涯年収・出世に違いはあるの?高卒の転職活動を成功させるポイントを紹介

 
参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷