20代の転職前に知っておきたい3つのこと

20代の失業率は回復傾向

20代の失業率は回復傾向!20代の失業率は第二次安倍政権より回復傾向にあります。

2015年春卒業予定の学生の就職内定率はリーマンショック前の水準に戻りつつあり、雇用者は100万人増えています。

ただ雇用形態・年代別にみた雇用者数を見ると、増えているのは非正規雇用です。



年齢階層級別若年層の完全失業率の推移グラフ
労働力調査(基本集計) 平成26年(2014年)平均 (速報)結果の要約(2015年1月30日公表)総務省統計局出典

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/

25~34歳の非正規雇用者が33万人増えている一方、25~34歳では正規雇用が52万人減少しています。

アベノミクス効果で就職内定率は上がっていますが、雇用者数を押し上げているの非正規雇用者であるというのが現実です。

 

20代の転職理由とは?

自分の時間が欲しい!「脱・激務転職」

「仕事が忙しすぎて自分の時間がない……」これは、違法な時間外労働が禁止され、有給消化が義務化されてからも消えない問題です。

給与やボーナス、待遇などに不満がなくても、プライベートを楽しむ余裕がないと人間は心から疲弊してしまいます。本当の幸せとは何かを考えさせられる転職理由ですね。

この場合、「転職は逃げなのでは?」と一人で悩んでしまう人も多くいます。転職を焦るあまりに年収ダウン……といった事態も発生しているので、、転職活動のプロによるアドバイスなどが必要となるパターンでしょう。

 

人間関係が辛い…「環境チェンジ転職」

職場で良好な人間関係を築くことが出来ずに、転職を希望することもあります。特に、女性の転職理由に多く見られます。

「学生気分が抜けていないのだ」と批判する人もいますが、大人の世界だからこそ陰湿なイジメやパワハラなどが存在するのは事実。あまりに酷い環境でストレスをため込み、心身を壊してしまう前に職場を変えるのは悪いことではありません。

もちろん、「なかよしこよし」で成り立つ会社の方が珍しく、自分に原因がないとも言い切れないので、こちらも一人で抱え込まない方がいい問題だと言えます。

 

人生の軌道修正「リベンジ転職」

かつての就活を思い返すと憂鬱な気分になるけれど、この会社に居続けても明るい未来はない!とリベンジに燃える20代。

第一志望の企業に入れずに途中で妥協してしまったり、自分のやりたいことが分からないまま「なんとなく」で仕事を選んでしまったり……初めての就職を後悔している方は少なくないようです。

仕事に慣れてからやりがいを見出す人がいる反面、「自分に向いていない」と気付いて、転職を考えるケースもあります。20代ならばいくらでも人生を軌道修正できるのです。

 

給与が不満…「年収UP転職」

20代半ばとなると、仕事の面において同期との差が如実に表れてきます。「仕事の出来が違うのに給料が同じなんて……」と不満を感じるようになったら、それが転職のタイミング。

特に、成績の良し悪しを数字で評価される「営業職」や、スキルや実績が求められる「エンジニア職」に20代の転職者が多く見られます。

さらなる理由に、「初めての転職は年収が上がりやすい」というものがあります。「優秀な人材を安月給で飼い殺しにさせるのはもったいない!」と救い上げてくれる企業が多く、100万円近くの年収UPも期待できます。

 

人生を見据えた「キャリアアップ転職」

人生プランを考えてみたら、ただ年を取りながら誰でも出来る仕事を続けることに疑問や不安を感じてきた……。

「自分自身が追及したいスキルは何か」「将来的にどんなキャリアを誇りたいか」数10年先を見据えて転職を試みるパターンです。

近頃は同じ会社で一生働くことが当たり前ではなくなっており、常にレベルアップを望める時代。これまでに得たスキルをさらに磨くのも、異業種に挑戦して新たなスキルを身につけるのも自由です。

もちろん、実力主義ではなく年功序列が肌に合っている人もいるので、「人生プランを練る」といっても様々な形があります。

 

20代前半・後半で求める人材に違いが

企業が求める人材像は20代の前半と後半では大きく違います。

20代前半に求める人材とは

  • 意欲と行動力がある人
  • ある目標に向かって創意工夫を凝らし、粘り強く取り組み、より高い成果に結びつけようと意識し行動する人
  • 新しいことへの適応力がある人
  • 素直に指導を受け入れてくれる人

20代前半はポテンシャル・フットワークが高い人が必要とされる反面、経験が浅いため、即戦力は期待できず実績を出せるか未知数というのが不安要素です。

 

20代後半に求める人材とは

  • 経験や実績がある人
  • 即戦力となり得る専門性を持った人
  • マネジメント能力がある人

20代前半と違い、スキルやキャリアを見られます。
管理者としての能力を要求され、新規部門の責任者として採用を行うこともあります。

自分は果たして企業からみた人物像と重なっているか、足りないスキルや能力があれば補うように努力することが内定へ第一歩となります。

 

20代前半 転職のポイント

今後のビジョンは明確に

「社会に出て働くこと」の厳しさに挫けて、深く考えずに退職や転職をして失敗するケースは多々あります。それは、「仕事を変えた上で今後どんな人生を歩んでいきたいか」というビジョンが定まっていないから起こる事態です。

「職場を転々として自分探し」なんて言い訳が出来るのは若いうち。むしろ、20代前半にしか掴めないビジネスチャンスを逃してしまうのは非常にもったいないことなのです。後先を考えずに転職するのではなく、これからの人生と結びつけて慎重に行動しましょう。

 

説得力のある転職理由

今後のビジョンが定まっていれば、転職する理由にも説得力や将来性を感じさせることが可能ですが、それを上手くアピール出来る人と出来ない人がいます。

20代前半で転職する若者に対して「入社してもまたすぐに辞めるのでは?」「精神的に弱い人物なのでは?」とネガティブなイメージを抱く企業は多く、転職理由や志望動機が曖昧だと選考の対象にもなりません。

面接で嘘をつく必要はありませんが、「初めての就職活動で職業選択を誤った」などと悲観的な経験を語るのもNG。ポジティブな発言を心掛けて、企業側に「未来に希望を持った若者である」と思わせることが大切です。

 

伸びしろとポテンシャルをPR

ビジネスマナーがすでに身についており、新卒者よりも社会経験がある若者は「第二新卒」として重宝されます。若いからこそ体力があり、仕事の覚えも早く、採用する側も「柔軟性」や「将来性」を期待しています。

20代前半ならば未経験の職種でも歓迎され、経験がない場合はなおさら伸びしろが重要視されるでしょう。「面接だけで人材の伸びしろを判断できるのか」と疑問に思うところもありますが、人事担当者の観察眼は侮れません。

対話の中から求職者の本音を引き出し、やる気や人柄をズバッと見抜くのです。そのため、ライバルたちよりも魅力的な「逸材」に見せる練習やシミュレーションは欠かせません。

 

20代後半 転職のポイント

なるべく同業種か同職種を選ぼう

30歳を目前にした20代後半は、スムーズに転職出来る1つのボーダーラインと言えます。年齢的にはまだ若く求人の幅も広いのですが、異業種・異職種への挑戦となると状況は変わってきます。

20代後半ならば、ある程度のスキルと実績があるもの。新卒ほどの若さはない上に、前職の経験を活かせない人材を雇おうとする企業はあまり多くありません。

「今の仕事が自分に向いていない」というわけではなく、給与・待遇などの向上を望む方は、無難に同業種または同職種への転職を考えましょう。

 

これまでの経験やスキルを活かす

これまでと異なる業種を狙う場合でも、前職で培ったスキルを応用したり知識の専門性をアピールすることで「企業に欲しがられる人材」となれます。

たとえば、「営業職で身につけた社交性を活かしてサービス・販売職でも好成績」など、異ジャンルの企業でも力を発揮できた例があります。

もちろん、今まで得たものが無関係となる業界を目指すのも間違いではありません。しかし、「自分の才能や可能性を見つけたい」というような漠然とした動機は好まれない年齢だということを忘れないようにしましょう。

 

転職を決めたら即行動!

30代に近づくにつれ、「若い人材である」というアピールは出来なくなってきます。企業選びに迷うならまだしも、「転職するかどうか」で悩んでいる時間はないのです。

転職を決心
したら
即行動

退職後に転職活動を始めるならば、遅くとも3ヶ月以内に入職を果たしましょう。旅行などをして気分転換するのもいいですが、半年以上のブランクは企業側からあまり良い印象を持たれません。

面接では「失業期間に何をしていたのか」を問われることもあるので、採用担当者に不信感を与えないような回答を用意しておきましょう。

 

20代女性の転職事情

女性が転職を考える理由は、キャリアアップがメインとなる男性よりも少々複雑です。たとえば……

「男性と同じように活躍できる会社に移りたい」
「上司によるセクハラやパワハラがある」
「女性特有のイジメや嫌がらせが辛い」
「激務に追われて自分の時間がない」
「育休や産休のある企業に入り結婚後も働きたい」

この他にも様々な悩みや問題を抱えている女性が多く存在します。もちろん、自分のステップアップのための前向きな転職ケースもたくさんあります。

バリバリ働くキャリアウーマンを目指している方も、いつかは家庭に入り子育てをすることを見越して働きたい方も、、自分に合った環境と職業を見つけるために奮闘しているのです。

 

20代女性に人気の転職先は?

転職を望む女性に最も人気の職種は「事務職」です。最大の魅力は、比較的残業が少なく、安定した環境で働けること。プライベートの時間を作れるので、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)も見直せます。

特に、経理事務職は専門的なスキルを得ることで育児後も現場復帰しやすいので、資格を取得してでも目指す価値があります。

メリットが多い分、事務職は経験者・未経験者問わずライバルが溢れています。競争率が高い職業は避けたくなるところですが、20代ならば経験値はあまり問われず、やる気とポテンシャルで勝負できることでしょう。

 

おすすめの転職活動は?

いくら雇用条件にこだわっても、職場環境が悪いとまた転職をする羽目になるかもしれません。つまり、女性の転職は事前の情報収集がカギ。企業のスタンスや口コミをリサーチしてから応募するのが賢い転職です。

一人で情報を集めるのは骨が折れますが、転職エージェントなどのサービスを利用すればコンサルタントからアドバイスが貰え、求人情報と同時進行で企業情報をゲットできます。女性の転職成功談や就活に関するコラムなどのコンテンツを参考にして、転職活動を進めている方もいるようです。

 

20代の転職は何回までOK?

入社後の伸びしろが期待される20代は、初めての転職が成功しやすい傾向にあります。

スキルが乏しかったり、未経験だったりする場合でも1度目の転職成功率は高め。しかし、2度目の転職となると成功率は半減し、さらに回数を増すことによって企業側に「早期離職」を懸念されるようになってきます。

即戦力と成りえる30代以上の人材とは異なり、20代の若者はじっくり育てることに意義がありますから、すぐに辞めてしまいそうな人を雇おうとは思わないのです。

一方で、転職回数が多くても採用率にあまり影響がない職種もあります。たとえば、人材の出入りが激しく経験値が物をいう技術職やIT・エンジニア、経歴よりも個性や人柄を見られるクリエイティブな職種など。その他の職種でも、「転職は少ない方がいい」とは言い切れません。

「自分にぴったりの会社に出会えるまで転職し続ける」なんてことは現実的に困難ですが、20代は色々な可能性を秘めています。回数ばかりを意識して転職を諦めてしまっては、あなたの人生の道幅を狭めることになるでしょう。

2度目以降の転職の目安としては、勤続年数が3ヶ月以上であること。短期離職を避けることで企業への印象を大きく変えることができます。

 

未経験・異業種への転職は可能?

「20代後半の転職は同業種・同職種がおすすめ」とお伝えしましたが、20代での未経験転職は決して不可能ではありません。続いては、未知の業界に飛び込む時の必勝ポイントをお教えします。

転職のタイミングと下準備

転職は「求人探し・応募・面接・内定」だけのステップでは終われません。退職に至るまで数々の準備が必要となり、職場を変えたいと思ってから退職まで1年もの時間を費やすケースもあります。

退職日は現職の繁忙期を避け、業務の引き継ぎ期間などを考慮する以外にも、狙っている業界の求人情報・入社時期もチェックしなければいけません。

長期戦が予想された時は、転職までの期間をスキルアップに充てましょう。未経験の職種に挑戦する前に、独学で身につけられる基礎知識や取得できる資格があるはず。そうした努力は、面接時や入社後に必ず報われます。

 

「20代の自分」を武器にしよう

「スキルやキャリアがない……」と不安に思うのは、20代前半ならば無理もないことです。20代後半で異業界にチャレンジするにしても思い切りが必要ですよね。しかし、人生経験の浅いうちは気付けない自身の魅力や、開花前のポテンシャルを理解してくれる企業がたくさんあるということを知っておいてください。

他企業の方針に染まっていない若い人材を求めている所もあります。「今からあらゆることを吸収できる20代」だとアピールすることが大切なのです。

 

転職のプロによるサポートも重要

夢を見るだけだった学生時代の就職活動とは違い、転職活動では今後のキャリアプランを現実的に考えることができます。社会の厳しさを知った上で、自分が歩みたい道や理想の将来を見つめ直してみましょう。

キャリアカウンセリングを行っている転職支援サイトを利用してみるのも一つの手。職種によっては、20代は大きくキャリアチェンジできる最後の年代です。慎重かつスピーディーに転職活動をするためにも、プロによるサポートは欠かせません。

 

自分の市場価値を知る

転職を成功させるためには、自己分析が欠かせません。現在のスキルとキャリアを整理し、転職市場での自分の価値を把握してみましょう。

ワークシートを作成する

希望業種の求人要項から歓迎されるスキルや経験を読み取り、自分の経験やスキルが生かせるものを洗い出しましょう

ワークシートは「30代」の『優良な求人情報入手法はコレ!』を参考に作成します。

 

客観的に査定してくれるサービスを利用

転職サイトが提供している適性診断や年収査定を利用するのもよいでしょう。

日経キャリアNET http://career.nikkei.co.jp/contents/market/
転職市場で求められるビジネス力とマインド力で推定年収を算出。

DUDA年収査定サービス http://doda.jp/guide/nensyu/001.html
職務経歴などを入力し適正年収を客観的に査定。

 

転職エージェントを利用してみる

転職エージェントとは、転職希望者に専任のコンサルタントがアドバイスを行い、適正や希望に基づいた詳細な求人情報の提供や転職活動に関するサービスを無料で行う職業紹介事業所のことです。

転職エージェントにとって顧客は企業なので、あなたが価値のある人材かを査定します。つまり自分の市場価値はどの程度かが見えてきます。また自分にはどのようなスキルを身につければ市場価値が上がるのかが把握できます。

評価はエージェントによって様々で、希望の企業を紹介してくれるとは限らないので、、気の合うコンサルタントに出会うまでどんどん他のエージェントに登録してみましょう。担当者が変わればあなたに対する評価も違います。複数登録をしてチャンスを広げましょう。

 

まとめ

失業率・就職内定率は回復傾向にありますが、20代後半からの非正規雇用が増え、正規雇用が減少しています。

それでも、「企業への不満や不安」「人間関係」「ワークライフバランスの崩壊」といった様々な事情を抱え、転職を試みる人は後を絶ちません。

20代前半は「意欲・行動力」、20代後半は「専門性・マネジメント能力」など企業から求められるものが違ってくるので、自己分析をしてスキルとキャリアを整理しましょう。

転職時の注意点やポイントもチェック! 未経験の業種にチャレンジしたい時、自分の市場価値を知りたい時は、転職支援サイトのキャリアカウンセリングなどを利用するのがおすすめです。

  • 失業率・就職内定率は回復傾向だが、20代後半からの非正規雇用が増え、正規雇用が減少。
  • 20代前半で経験を積み、20代後半で専門性を高め、マネジメントできるようになりましょう。
  • 自己分析をし、スキルとキャリアを整理。
  • 客観的に知りたければ転職サイトの適性判断や転職エージェントを利用しましょう。

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