保育士として大切にしたいこととは?

保育士に必要なことって?保育士として働くうえで必要なことといえばまず第一に子どもが好きなことですよね。

しかし、それだけでは保育士の仕事は務まりません。
保護者との関係を円滑にするコミュニケーション能力や、育ち盛りの子どもと一日中遊ぶ十分な体力、大事なお子さんを預かるという責任感も必要です。

また、保育技術の面ではピアノや細かい製作をすることなども求められますし書類やお便りなどの文章を書くこともできなければなりません。

それ以外にもたくさんのことが求められる保育士の仕事を保護者、子ども、保育施設、そして自分自身の目線からみていきましょう。

保育士に求められること:保護者から

大事な子どもを預けているのですから保護者は保育士に対して色々なことを求めています。
それは子どもの年齢や成長によっても様々で人間関係であったり、生活面であったりと内容もそれぞれ違います。

保護者の思いを受け止めることも保育士として大切なことです。保護者が安心して子どもを任せられることが保育士として最も重要なポイントなのではないでしょうか。

子どもの発達、成長面

保護者からみた保育士保護者が保育士に求めることといえば子どもの生活のサポート、自立を促すことがあげられます。

乳児ではオムツを外すためのトイレトレーニングや好き嫌いをなくす食事面、言葉がまだうまく話せない子どもたちは噛み付きやお友達を叩いたりということもあり小さいながらもトラブル解決が求められます。

幼児になると子どもが友だちと仲よく遊べるようにしてほしい、他の子はできるのにうちの子はできないなどの相談も出てくることがあります。

保育士の仕事として子どもの自立を促すことはとても大切なことです。子どもの自立を願うのは保育士も保護者も同じこと。
ですが、たくさんの子どもを見ている保育士だからこそわかることもあります。

保護者から見ると保育士は子どもの相手をするプロです。
保育士の資格を取るために勉強してきたことをしっかりと活かして子どもの成長、発達の手助けをしっかりしていきたいですね。

密なコミュニケーション

保護者が保育士に求めるのは子どもの成長、発達を助けることだけではありません。
子育ての悩みなど自分の話も聞いてほしいという場合もよくあります。

毎日子育てをしていると悩みも多いもの。
子どもの対応のプロである保育士に相談して少しでも解決策を見出したい、話を聞いてもらうだけでもいいという保護者の気持ちを受け止めていくのも保育士の大切な仕事の一つではないでしょうか。

保護者の保育士への不信感は子どもにも伝わってしまいます。保護者と保育士との関係が良くないと子どもにも悪影響です。

そうならないためにも日ごろから問い合わせに丁寧に答えるなどして話しかけやすい雰囲気作りをしておくといいですね。
保護者と密にコミュニケーションをとることで良い関係を築く土台作りをしていきましょう。

家庭と連携した保育

子どもの自立を促すことは保育所だけでできることではありません。
家庭の協力なくしては成り立たないのです。

日々の子どもの様子をしっかり把握し、保護者に伝えていくことで家庭でも一緒に取り組んでもらうことが子どもの成長にはとても重要なことです。

また、保育園で気になる行動がある時には家庭での様子も聞いてみるなどして家庭と保育園が連携して子どもを育てていける環境を作っていきましょう。

家庭環境が変わることで子どもの様子も変わってくることがあります。
実はそんな時には保護者も子どもの変化に悩んでいることもあるのです。
保護者と一緒に問題の解決方法を見つけていけるといいですね。

子どもの成長を保護者とともに喜べることが保育士としてのやりがい、魅力にもつながっていきます。

保育士に求められること:子どもから

毎日長い時間を一緒に過ごす子ども達。保育士のこともよく見ていますし、色々な要求もしてきます。
その要求に上手に応えてあげられることも大切なことです。

自分のことをよく見てくれる

子どもから見た保育士子どもたちが保育士に求めていることは自分のことを見てほしいということです。

友だちとトラブルになってしまった時、怪我をしてしまった時、手伝ってほしい時など保育室の中で子どもたちがまず頼りにするのは担任の先生です。
そんな子どもたちの様子や変化、気持ちにすぐに気づくことができるように日頃からよく見ておくことが大切です。

自分のことを認めてくれる

子どもたちは日々、色々な経験をして成長しています。
一生懸命努力してやっとできたことを褒めてもらうことは自分を認めてもらえたという子どもの自信にもつながります。

叱られてしまったことを次は改善できた時「えらかったね」と声をかけてもらったり、勇気を出して話しかけて友だちになれた時「よかったね」と言ってもらえると自分の思いを受け止めてもらえたと保育士への信頼も深まっていきます。

中には叱ると子どもに嫌われるのではないかという思いから叱ることを避ける人もいますが、信頼関係がしっかり築けていれば叱っても子どもはきちんと応えてくれます。

ただ叱るだけでなくその後のフォローもしっかりして、子どもの気持ちに寄り添う保育ができるといいですね。

平等に子どもと接する

もう一つ、気を付けたいことがどの子どもとの平等に接することです。
保育士も人間です。苦手な子どもがいることもあります。

しかし仕事として保育士をしているのですから、一人ひとりしっかり平等に見ていく必要があります。
苦手意識を出してしまうと子どもは敏感に感じ取ります。

できるだけ子どもに伝わることがないように、間に他の保育士に入ってもらったり、苦手な子どもの良いところを探してみることから始めてみましょう。

苦手な子供に対しては積極的に関わっていくことも良いですが、少し距離を置いてみることも必要かもしれませんね。

保育士に求められること:園から

園から求められることの基本的な部分は挨拶、礼儀といった社会人としての常識を持つこと、一生懸命真面目に働くことが大前提です。
そのうえで子どもや保護者との関係をうまく築いて行けることが求められます。

子どもの危険予測がしっかりできる

園からみた保育士保育園から保育士に求められることで一番大切なことは子どもを危険にさらさないことです。

もちろん日々の遊びや子ども同士のトラブル、活動の中で小さな怪我をしてしまうことはあります。
そのような怪我は子供の成長には欠かせないことです。

子ども自信が危険予測能力や人間関係上手に学んでいけるよう支援する必要はありますが、そうではなく、危険な行為をして大きなけがをする、睡眠中の事故、保育士の不注意による事故、怪我などは絶対に避けたいことです。

しっかりと全体を見て常に危険がないか安全管理に注意を払っておくことが保育士には求められます。

臨機応変な対応

子どもはふいに予測できない行動を起こすことがあります。
そんな時、臨機応変に対応できる判断力、行動力も保育士には必要です。

日ごろから子どもたちの様子にしっかりと目を配り、こういったことが起こったらどう対応するかなど考えておくようにしましょう。
また、危険な場所がないか日ごろからチェックしておくことも必要です。

その時に応じた対応は経験を積むこと、周りの人の話を聞くことから身についてきます。
先輩や同僚の現場での動きをよく観察してみることも臨機応変な対応ができるようになる第一歩につながるかもしれません。

子どものお手本になれる

子どもは大人のすることをよく見ています。
保育士は子どもにとって家族に次いで身近な存在です。良いことも悪いこともすぐに吸収して真似をします。

子どもにとって「先生」はどんな時もお手本であることを頭に置いておきましょう。
子どもの社会性を育てるためにもまずは自分の行動を客観的にみてみることも必要かもしれませんね。

周りとのコミュニケーションがしっかりとれる

保育園では子ども同士のトラブル、保護者とのトラブルもよくあります。
しかし、それを自分一人で抱え込んでしまうとだんだんと問題が大きくなってしまい、一人では解決できなくなってしまうケースも多いものです。

トラブルは小さいうちに解決しておく方が簡単です。
些細なことだからと一人で悩まず園長先生や主任、先輩保育士に報告、相談しましょう。

そのためには日ごろから周りの保育士とのコミュニケーションをしっかりとり、人間関係を築いておくことも大切です。

保育士に求められること:自分自身

保育士をするうえで自分自身が大切にしておきたいこともあります。
それは仕事に楽しみを見つけること。
辛いことがあっても仕事にやりがいや楽しみを見つけられれば乗り越えていけるはずです。

やりがいを見つける

保育士をするうえで大切にしておきたいこと保育士はお金を稼ぐためにしている仕事です。
ですが、近年は給料の低さが問題になるなど、保育士でなくても仕事はたくさんあります。
給料の低さから転職を考える保育士、幼稚園教諭は数多くいます。

それでも大変な保育士の仕事を続けていくためには自分自身の仕事にやりがい、楽しさを見つけることが重要です。

誰でも自分が認められた!うまくいった!という成功体験の積み重ねによって自信を付けていくものです。
自分の得意なことをどんどん伸ばすのもいいですし、苦手な分野を克服していくのもいいですね。

仕事の中での強みがあるとぐんと保育の質も上がりますし、子どもや保護者、園からの評価も高くなります。
子どもの笑顔をたくさん見られる素敵な仕事、ぜひやりがいを見つけて長く続けていけるといいですね。

プライベートも楽しむ

保育士はオンオフの切り替えが難しい仕事でもあります。
年間を通じて行事がたくさんありますし、家や外出先でつい「発表会の出し物を何にしよう」と考えてしまったり、書類の作成や行事が近づくと製作の持ち帰り作業があったりもします。

しかし、ずっと仕事のことばかり考えていると疲れもたまってしまいます。
思い切って休日は外に出かけてみましょう。

色々なことを体験して吸収することで刺激を受け、感受性も高まりますし、リフレッシュもできます。
私生活が充実して楽しいと仕事への活力にもなりますよね。
休みはしっかり休んでおくことで心に余裕も生まれ、仕事もきっと頑張れるはずですよ!

素敵な保育士になろう!

毎日忙しく大変な仕事である保育士ですが、それ以上に子供の成長や笑顔に触れられる素敵な仕事でもあります。

子どもや保護者との信頼関係をしっかり築いておくことも重要ですし、周りの保育士との連携も大切です。
また、自分自身のために休みをとることも仕事を楽しく長く続けていくための重要なポイントです。

自分の強みを見つけて笑顔いっぱいの素敵な保育士になってくださいね!