介護施設長の仕事内容とは?

介護施設の施設長(管理職)ってどんな仕事?

施設長とは、介護施設の運営や管理業務をはじめとしてスタッフの採用や教育・指導、入居者家族への対応など、会社全体のマネジメント、人事の把握し舵取りをしていく重要なポジションです。

施設や業態によって業種の呼び名は様々で施設長の他にも、ホーム長、センター長、事業所長などがあり介護業界における管理職です。

指定基準における、施設長の人員配置基準は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、有料老人ホーム(介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・健康型有料老人ホーム)などで常勤の管理者として1名が義務付けられています。

介護業界では介護職員の人手不足が深刻となっていますが、管理者においても人材が不足していると言われています。

介護の仕事についている方で長く続け、志が高いかたはいずれ管理職になりたいと思っている方も多いでしょう。一般企業の管理職と介護施設の管理職では管理職になるためには資格や、方法が異なります。介護施設の管理職になるには、どんな資格と資質が必要なのでしょうか。

■ 高確率で施設長・管理職になれる方法とは?

施設長(管理職)の仕事内容、業務内容

施設長の具体的な仕事内容は、人材マネジメント業務としてスタッフの採用・教育・指導、労務管理、入居者の募集や取引業者との折衝などの営業活動。

また、施設経営者として収支管理、入居者家族への対応、事業計画の設定など管理業務は多岐に渡ります。

施設の責任者として入居者やそのご家族、働いている社員など施設に関わる人がより良い環境で過ごすための環境を向上させ、努力を惜しまないことも施設長の役割です。

施設長(管理職)が必要とされる職場、施設

施設長として働ける職場には次のようなものがあります。

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、養護老人ホーム、ケアハウスなど

これらの施設では施設長が人員配置基準で義務付けられています。

介護施設であっても介護療養型医療施設では医師が施設長の役割を果たし、グループホームや小規模多機能サービスでは施設長を置く必要がありませんが、常勤の管理者(ホーム長)として勤務することが出来ます。

施設長(管理職)の給料、時給、年収

管理職というと介護施設のトップなので、給与は一般職員に比べて必然的に高くなります。

(公財)介護労働安定センター 平成26年度介護労働実態調査のデータによると一般職員の約1.7倍の差が出ています。一般の介護職員から管理職へステップアップすることで、給与アップも期待できます。

500万~ウン千万と、大規模法人の理事長兼務の施設長、大手グループ法人の雇われ施設長や地小さい介護施設と施設の種類やポジションによって大幅な差があります。

【正社員】
月給25万円~(各種手当て含む)
手当例:各種保険、賞与、退職金、交通費支給など
施設長の平均年収は463万円となっており、年収500万円・年収600万円以上も十分可能であり中には年収800万円を超える場合もあります。

介護施設で働く職種の中では最も高い水準の給料となり、施設の規模や地域によっても給料に差がありますが、それだけ責任のある仕事です。

施設長の求人募集は求人情報誌や求人サイトに掲載されており、介護施設の管理職として出されており、求人数もそれなりにあります。

最低限として介護施設での実務経験があることや、介護福祉士、介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級)などの資格を持っておくと良いでしょう。

また、送迎業務を兼ねる場合や業務を行う上で必要なために普通自動車免許を必須とする場合もあります。

■ 施設長になって年収600万を目指す方法

施設長(管理職)の勤務時間、休日、夜勤の有無

一般的な介護施設の場合、施設長の勤務時間は8:30~17:30や9:00~18:00など日勤での勤務となります。
休みに関してはシフト制で4週8休制や週休2日制のところが多くなっています。

年間休日として110日前後が一般的です。

夜勤はなく、残業に関しても施設によって異なりますが、ほぼ残業なしのところもあれば月に20時間程度のところもあります。

施設から責任と運営を任された管理職ですが、施設によっては資料作りやシフト作成、人手不足のシフトを補うため休みが取れず出勤している方もいらっしゃいます。

異動や転勤があることもあり、特に大手の施設では3~5年経過するとチェーン施設への異動や転勤が行われることが多く、新規施設オープンの際には既存施設の管理者から新規施設への管理者が選ばれることが多いです。

全事業所共通なのは、月末はサービス締めでの集計(介護報酬の集計)を行い、月初めにはサービスの確認を行い、10日までに国保連へ介護報酬の請求を行い、それ以降には利用者へ請求業務を行うという流れがあり、毎月月末から半ば過ぎまでは忙しい日々が続きます。

在宅系の介護事業所では、月初めにケアマネージャーへの訪問を行い、前月の利用者の活動報告やサービス内容を報告する必要がありますので、月末月初は残業が続くことが多いでしょう。

管理職といっても施設によって早出、遅出、夜勤といった変則勤務をする施設もありますし、管理職は日勤帯だけと決められている施設もあります。

ハードワークが続く場合もあり、給与や待遇が見合っていないこともあります。
例えば、管理職だからといって残業代が出ず、人手不足を補うため夜勤を増やしオーバーワークしてしまい健康管理が不十分になることもしばしば。

特にオープニング施設の管理者は何も揃っていない状態ですので、残業をして書類作成やオープニング準備をしなければならずしんどい思いをされている方もいます。

介護施設の施設長の一日の仕事の流れ

【出勤】

朝礼、メールチェック

【午前中】

担当者会議、事務管理、取引業者と打ち合わせなど

【お昼休憩】

【午後】

行政への届け出手続き、外部関係者との打ち合わせ、スタッフとの打ち合わせ、行事の企画会議、出納管理・社内介護資料の作成などデスクワークなど

【退勤】

施設長(管理職)の働き方にはどんなものがあるの?

施設長は施設の責任者であり、管理職です。働き方としては正社員として働くことが一般的です。

中には自分で有料老人ホームなどを開業し施設長として働く方も居ますが、殆どは施設を運営している企業や事業者から施設長として雇われる形態になります。

■ 施設長になって年収600万を目指す方法

介護施設の施設長になるには?

【特別養護老人ホーム施設長の要件】
特別養護老人ホーム施設長の要件は下記の3点です。
①社会福祉主事の要件を満たす者
②社会福祉事業に2年以上従事した者
③社会福祉施設長資格認定講習会を受講した者
※特別養護老人ホームの施設長は社会福祉主事の要件等が必要とされており、施設長に対する研修も実施されています。

特別養護老人ホーム以外は各施設に任用基準が定められていますが、施設長の求人募集には経験不問や無資格からでも管理者として働くためのプログラム(研修)が組まれているところもあります。

未経験から施設長を目指す方はこのような施設を探してみると良いかもしれませんが、殆どの施設の求人募集ではケアマネージャー、介護福祉士、介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級)、ホームヘルパー2級以上などの資格保有者や介護の実務経験3年以上を必須とし、資格所持者は優遇される傾向にあります。

まずは介護経験を積みながら資格を取得し、現場の状況を理解したうえで徐々にステップアップを目指すことをおすすめします。

介護職から管理職へのなりかた

施設によって選定の方法は異なりますが、介護の実務経験や資格、人間関係を良好に保てるようなコミュニケーション能力が高い人が管理職として選ばれやすいでしょう。
入職後、実務経験を積み、主任や介護長を経験した後に4~5年ほど働くと施設から管理職にならないかという声がかかることが多いです。
新卒の介護職やアルバイト、パートから管理職へなられた方もいらっしゃいますよ。

管理職は、職員の統率力や管理職としての責任感の能力、部下の査定をしなければいけませんので、能力を見極める力が必要ですし、チームプレイである介護現場における協調性が求められます。

介護経験者から選択される場合もありますし、施設によっては中途採用として他企業で管理職をされていた方を求人募集する場合があります。
雇用形態は常勤となっています。

管理職になるポイントやコツは?

管理職になるためには上記で説明した経験や資格の他、管理職としての資質も必要です。

1.コミュニケーション技術

管理職は、スタッフへ指示を出したり、上層部と経営方針について話し合ったり、利用者の家族とも接する機会や、介護職のトップとして他職種との連携も必然と多くなります。

トラブルなく話し合いをスムーズに進めるために管理職として高いコミュニケーション能力が必要とされます。他者の話を聞く力、分かりやすく伝える力、交渉技術といった資質が求められます。

2.リーダー資質

管理職は業務のトップつぃて、スタッフをまとめ、リードしていく力が必要です。部下である介護スタッフに慕われ、介護スタッフ以上の介護技術を持ち、指導・育成できることも必要です。
管理職であっても、現場に出ず事務仕事ばかりしている、現場のことが分からない管理職は介護職にとって求心力がない人物と思われます。
管理職として職場環境の改善に取り組み、スタッフが充実して働くことができるよう支援することも役割のひとつです。

3.各種法律や介護保険、医療の知識

管理職になると利用者、利用者家族やスタッフから様々な要望や疑問を投げかけられることが増えます。十分な知識をもっていないと、返答することができません。
また、知らない内に法令違反をしてしまうこともありますので、管理職として労務や経理、介護保険上の知識は必須です。
介護保険上での法令違反は、介護報酬の減額や返還、介護施設運営の中止といった厳しい罰則になっています。

4.社長、事業主など経営者とうまく付き合える能力

とかく社長や事業主というものは、介護業界や現場のことが分からないままに無理難題を突き付け、無謀な指示を出すものです。実績が下降すると人件費削減の指示をすぐに出してしまう人も多いです。

そんな指示を管理職として受けた場合、YESマンになってしまう管理職は、トップや経営陣から見ると扱いやすい管理職ですが、介護職の部下からすると、現場のことが何もわかっていない無能な管理職だと思われます。

上からの指示と部下からの反発という中間管理職特有の板挟み状態に苦しむことになります。
経営陣へ現場のことを理解し任せていただき、また現場の要望をさりげなく伝えることができるように、経営陣を引き付けるようなコミュニケーションスキルや経営者の性格や思考を読み取る力も必要になります。

管理職の種類と必要な資格、知識、実務経験

介護施設には様々な種類があり、それぞれ管理職になるためには必要となる資格があります。介護施設の種類別に必要な資格要件をご紹介します。

介護老人3保険施設

・特別養護老人ホーム 施設長
社会福祉主事の要件を満たす者
社会福祉事業に2年以上従事した者
社会福祉施設長資格認定講習会を受講した者

特別養護老人ホーム 管理者

・特に必要な資格はありません。

介護老人保健施設 管理者

・都道府県知事の承認を受けた医師
(都道府県の承認を受けることで、医師以外の者が管理することができます)

介護療養型医療施設 管理者

・その病院又は診療所が医業をなすものである場合は臨床研修修了医師が管理しなければいけません。

地域密着型サービス、グループホーム(認知症対応型生活介護)

・3年以上認知症介護の実務経験が必要。
・認知症介護実践者研修を修了し、認知症対応型介護管理者研修を受ける必要があります。

認知症対応型通所介護 管理者

・3年以上認知症介護の実務経験が必要。
・認知症介護実践者研修を修了し、認知症対応型介護管理者研修を受ける必要があります。

小規模多機能型居宅介護 管理者

・3年以上認知症介護の実務経験が必要。
・認知症介護実践者研修を終了し、小規模多機能居宅介護管理者研修を受ける必要があります。

通所介護(デイサービス)・有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護事業 ) 管理者

・資格要件は特にありません。
・高齢者の介護や事業所運営についての知識と経験が必要。

訪問介護事業所 管理者

・資格要件は特にありません。
・高齢者の介護や事業所運営についての知識と経験が必要。

訪問介護事業所 サービス提供責任者

・ホームヘルパー1級、介護福祉士、看護師、准看護師、保健師のいずれかの資格を取得していることが必要。
・実務者研修を修了者。
・介護職員基礎研修を修了者。
・介護職員初任者研修(旧:ホームヘルパー2級)を修了しており、実務経験が3年以上必要。

施設の基準や方針によって異なる場合がありますので、就職や転職などで管理職を目指す方は確認が必要です。

施設長(管理職)のキャリアプランは?

介護職員として実務経験を積んだのちに介護長(リーダー)となり、その後ステップアップして施設長を目指す人も少なくありません。

施設長を最終目的として同じ施設で長く勤める人もいます。

その他、施設長としての経験を積み更に給与面などを含め待遇の良い他施設への転職をする場合や、施設長など管理者を統括するエリアマネージャーへ昇格できる場合もあります。

施設長(管理職)の仕事 やりがいと大変なところ

施設長の仕事は多岐に渡ります。

忙しい日々の中にも入居者をはじめとして施設スタッフが楽しそうにしている姿を見ることは仕事へのやりがいに繋がっていきます。
仕事に前向きなスタッフを登用する視点を養うことも大切でしょう。

また、介護職員として働くスタッフの成長を目の当たりにしたときは自分のことのように嬉しく感じられる瞬間でもあります。

施設長として理想とする介護を提供すべく目標を持って進んでいても、働くスタッフと意思疎通が出来ていなければ意味がなく、介護施設の縁の下の力持ちとしてスタッフを支えるポジションでもあります。

スタッフに目標を理解してもらい共有していくことの大変さはあるかもしれません。また、経営者として実績が残せない場合は施設長の職務を離れなければならない場合もあります。

施設長(管理職)の仕事内容 こんな人におすすめ!

利用者・現場スタッフへの配慮や気配りが出来る人、コミュニケーション能力の高い人、介護業界への関心の高い人、責任感のある人、経営力のある人などが施設長として向いています。

介護施設の施設長 まとめ

施設長はお客様である利用者の生活を支える責任者として施設全体を把握し管理する重要な役割を持っています。

未経験や介護関連資格を持っていなくても施設長として働く道はない訳ではありませんが、現場スタッフからの信頼や信用を得るためにはしっかりと実務経験を積んでおくことや、最低限の介護関連資格の取得は必須となってくるでしょう。

まずは介護職員として現場の状況を良く理解し、自分が理想とする介護のビジョンをしっかりと持っておくことが大切です。

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施設長(管理職)の仕事内容 本音の口コミ体験談

口コミ 三角施設長 男性(39歳、介護付き有料老人ホーム)の場合

私は、20代のときにホームヘルパーとして入社し、現在は施設長を務めています。施設長ですから、日々のホームヘルパー業務からは離れましたが、それでも入居者のお年寄りには毎朝挨拶をしてまわるようにしています。できるだけコミュニケーションの機会を持ちたいと考えているからです。認知症のお年寄りとは、なかなかコミュニケーションをとるのは難しいですが、足腰が弱っているために老人ホームに入居したお年寄りは、頭脳の方はまだしっかりされているため、会話をしてみるといろいろ老人ホーム運営についての意見をうかがえて参考になります。

例えば、入居しているお年寄からは、もっと中高年のホームヘルパーを増やしてほしいと要望を受けたことがあります。ホームヘルパーのほとんどが20代の若者なので、雑談をしようとしても話が合わないと愚痴をこぼすのです。しかし、ホームヘルパーの求人を出しても、応募してくる人は20代の若者が多いですし、人件費も20代の若者の方が安くてすみます。このため施設長の自分としては、ホームヘルパーの年齢構成については悩ましく思ってしまうのです。

口コミ 三角施設長 男性(39歳、介護付き有料老人ホーム)の場合

私が施設長をしている老人ホームには約50名の入居者の方がいらっしゃいます。もっとも若い方が63歳の方で、もっとも高齢の方は93歳の方です。50名いらっしゃると、それぞれ家庭の事情が異なったり、ご自身の家族と良好な関係を保っている方がいれば、家族とは疎遠な関係となって老人ホームに入居された方もいます。

私がひとつ困っていることがあります。それは、60代の入居者の方が、できるだけ月額利用料の負担を減らしたいというご意向をお持ちで、そのため朝昼晩の食事は不要と申し出てこられていました。私の老人ホームでは食事代は、別途請求という形になっていますので、食事はいらないと申し出があれば、入居者の方の金銭的負担は軽減されるのです。

ところが、この方はお総菜などを近所のコンビニやスーパーで買ってくるのですが、ご飯だけ施設からこっそりもらっていたのです。それが、他の入居者の方が問題視してしまい、入居者間でちょっとしたトラブルになってしまいました。

私は、食事を辞退していた入居者の方が家族と疎遠になっており、金銭的に余裕がない事情を知っていたので、ご飯を分けてあげることについては、黙認していました。このため私も困った立場に立たされてしまいました。入居者のなかには直接、私にクレームを言ってくる方もいます。

そこで、私は当事者の入居者の方に、「これからは毎日ご飯をもらうのは控えてくれませんか」と頼んで了承してもらいました。そして、他の入居者の方には「あの方は金銭的に大変ですし、家族とも疎遠なので大目に見てもらえませんか」とお願いしました。それ以降は、とりあえずご飯騒動は沈静化したのでした。

口コミ バツ施設長 男性(39歳、介護付き有料老人ホーム )の場合

介護付き有料老人ホームに入居されるお年寄りは、ほとんどの方が、もう二度と自宅へ戻ることができないと覚悟を決めて入居なさいます。そして、実際に私が勤務する老人ホームでも毎年3名程度の入居者が亡くなられます。つらいことですが、人間には必ず寿命があるのだと認識させられます。

私が勤務している老人ホームに入居される方のなかには、あらかじめ尊厳死協会に入会して、自分自身の末期治療については、心臓マッサージや胃ろう設置などいっさいの延命治療を拒否するという文書を作成して、施設長の私に提出してから入居される方がいらっしゃいます。そういった方は、実際に最期のときを迎えても延命治療を拒否されていることが医師にも伝えられていますから、苦しむことなく亡くなられます。

ところが自身の末期治療について、あらかじめ意思表示をされていない方の場合は大変です。医師は、本人の意思表示がないかぎり治療を継続します。ですから、食事をとれなくなれば胃ろうの設置もします。胃ろうを設置すれば延命はできますが、入居者は身動きが取れなくなりますし、体はどんどん衰弱していきます。90歳のお年寄りに、胃ろうを設置することもあり、私はなんと残酷な行為なのかと思ってしまいます。

私は入居者の方の最期の迎え方を何度も見てきて、自身の末期治療については自分であらかじめ意思表示することを、国や自治体が推奨するキャンペーンを行うべきではないかと思うのです。

口コミ マル施設長 男性(45歳、援護寮)の場合

援護寮とは、社会復帰を目指す精神障害の方が2年という期限付きで入所する施設のことです。現在は法改正で様々な形態に移行しています。当時、1部屋2名で20名の方が入所していました。ほとんどの方が入院歴が20年以上で、社会での経験がほとんどない方ばかりでした。そのような方たちが社会復帰できるように、生活全般に関して支援してきました。

ご飯の炊き方もわからず、お釜一杯に洗ってないお米を入れて困る人や、台所洗剤がなくなったからとトイレ用洗剤を持ってくる人など、通常では考えられないようなことをする利用者と大笑いしながら、「失敗してもいいからまずは楽しんで生活しよう」をモットーに、少しずつ前に進んでいたように思います。

元々が能力のある方たちがほとんどでしたので、最初はトンチンカンなことをしても、あっという間に様々なことができるようになります。最初は半信半疑だったご家族も、面会に来るたびに別人のように社会に適応できる姿を見て泣き出してしまう方もいました。ご本人やご家族が喜ぶ姿は、どんな苦労も吹き飛ばしてしまう力があるんだなと改めて思いました。

口コミ マル施設長 男性(45歳、就労支援施設)の場合

精神障害の方を対象とした、就労継続支援B型事業所に勤務しています。主な業務内容は、一般の就労が困難な精神障害の方の作業能力や社会復帰のための練習について助言などを行うことです。

精神障害の方は、知的や身体の方に比べて社会の認知度が低く、本人も積極的に公にはしない傾向があります。そのため、さらに理解が進まないという悪循環になっている場合が多いと思います。ただ、元々は能力の高い方が多く、支援の方向性が定まれば一気に伸びるという面もあります。

最近では、統合失調症で20年以上入院していた40代の女性がいましたが、人生の半分以上を病院で過ごしていたため、社会との解離がひどく、些細なことで落ち込んでしまう繰り返しでした。ただ、その方の社会復帰への気持ちは強く、落ち込んでも自力で立ち直ろうとする力がありました。そこで、とりあえず週に3日、接客業をしてみることを勧めました。事業所の1つの作業場として喫茶店があるので、そこでの接客のみで行ってもらいました。

最初は「いらっしゃいませ」すらうまく言えず失敗続きで、途中で泣き出してしまうようなこともありましたが、1ヶ月ほど経った頃、常連のお客さんから「見違えるほど上手になったね」と一言誉められました。それを機にマナーについての本を買ってきたり、ファミレスに行って接客の様子を見たりとどんどん学び、あっという間にコーヒーショップの正規スタッフで雇用されるまでになりました。

1つのきっかけで大きく変わるという、精神障害の方の成功例の1つです。

高確率で施設長・管理職になれる方法とは?

施設長は2人もいらない

介護施設の施設長は基本的に1人。内部で昇進して施設長になれるのは一握りです。

しかし、施設長になることができれば年収も500万円、600万円と一気にあがりますので、施設長になりたい人が多いのも当然。

しかし、施設長は施設に一人・・・

 

施設長になるにはどうしたらよいのでしょうか?

介護業界を離れて一般企業で管理職を目指すしかないのでしょうか?

それも1つの方法ですが、介護一筋で働いてきた人がほかの業界に転職するのはかなり難しいです。

介護職から他業界、他職種への転職は難しい
※ヤフー知恵袋より引用
 
 
 

高確率で施設長になれる方法が1つだけあります

それは多くの施設を運営している大手法人に転職することです。

施設数が多ければ管理職もたくさん必要になりますから、施設長にもなりやすくなります。30施設運営している法人であれば、最低でも30人の施設長が必要になります。

大手法人であれば福利厚生面もしっかりしているところが多いですし、お給料も高めの設定になっています。管理職の年収も600万円以上というのが一般的です。

 
 
 

大手法人に転職するにはどうすれば良い?

求人誌、介護転職フェア、方法はいくつかありますが、もっとも転職がうまくいく可能性が高いのは「介護専門の転職エージェント」に相談することです。

というのも転職エージェントには「非公開求人」という、一般に出回らない求人がたくさん集まっているからです。

なぜ非公開求人にするのかというと、大手法人や管理職求人といった条件の良い求人には応募者が殺到してしまうため、採用側の負担が大きくなってしまうからです。

「そんなにたくさん面接してられないよ!」
ということなのです。

しかし、転職エージェントを通じて採用することで、最初から人数を絞って採用活動をすることができるので、非公開求人としているのです。

 
 
 

でも管理職なんて、優秀じゃないとなれないんでしょ?

いわゆるエリートといわれる人だけしか施設長になれないのか?

というとそんなことはありません。

あなたの施設の施設長はどうですか?高学歴な方ばかりではないのではないでしょうか?

介護業界では学歴は全く関係ありません。

それよりも実務経験や人を動かしまとめる力がものをいます。最低限の資格が必要なのは言うまでもありません。

そして、介護施設で何年も勤務しているあなたであれば、十分に管理職の素質があると言えます。

 
 
 

管理職候補コースのある転職エージェントとは?

かいご畑では「管理職候補コース」というものがあり、現在管理職でない人でも現実的に管理職目指すことができます。

もし資格を持っていなくても、必要な資格の取得も無料でさせてもらえるので、管理職になりたいけどどうしたらよいか分からないなら相談してみる価値はあります。

きっと道が開けます。

もちろん管理職求人も豊富に取り扱っているので、いきなり管理職を目指すことも可能です。

かいご畑 公式サイト →

 
 
 

施設長になれなくても年収が上がればそれでいい!

そういう場合は正社員でありながら、派遣先施設で勤務する「常用型派遣」がお勧めです。

派遣というと不安定なイメージがありますが、常用型派遣は名前は派遣ですが、実際は正社員としての雇用になります。

正社員なので派遣切りや契約満了のリスクはありませんし、残業代も支給されますし、ボーナス(賞与)もあります。

 
 
常用型派遣ならば、普通に介護施設に就職するよりも年収が上がることが多いのです。

さらに、人間関係などで派遣先施設が合わないと感じた場合には、勤務先を変更してもらうことも可能です。

普通の正社員であれば退職して転職活動をしなければなりませんが、この制度であれば、同じ雇用主の正社員としての身分を保ちながら、勤務先だけを変更できるのです。

つまり、正社員でありながら、正社員と派遣を良いとこどりしたのが「常用型派遣」なのです。

 
 
そして、常用型派遣のサービスを提供している最大手企業が「スタッフサービスメディカル」です。

スタッフサービスメディカルはどんな人でも利用でき、高待遇で働けるので今の状況から抜け出したい場合にもおすすめの転職サービスです。

 
 
スタッフサービスメディカル 公式サイト→

また、非公開求人を中心としたレア求人や高待遇求人はスマイルサポート介護にもたくさんありますので、余裕があればスタッフサービスと併せて活用しましょう。

以上が高確率で管理職になる方法になります。