就活に必須の志望動機が書けない!希望の転職を実現するための3つの対策

このページにはPR広告を含みます
  1. 「転職鉄板ガイド」ではPR広告を掲載しております。但し、報酬目的で虚偽の情報を発信したり、事実に反して優遇するなど、ユーザーの皆様にとって不利益になることは一切いたしません。
  2. 「転職鉄板ガイド」は皆様に有益な情報を提供するため、各公式HPやSNSなどからお客様の声を掲載することがあります。但し、あくまで個人的な感想のため、サービス内容を保証するものではありません。
  3. その他、個人情報の取り扱いや免責事項に関してはプライバシーポリシーをご確認ください。

就活で必須の志望動機。時間をかけて企業について調べてみても、単に企業概要をまとめただけに見えてしまい、採用担当者の目にとまるような志望動機が書けないという悩みはありませんか?

そのうえ、経験不足、興味をもてない、わからないことが多い、と自信を失い、本日もまた内定ゼロ・・・。こんな負のスパイラルから抜け出すための秘策を伝授します。

工夫1:志望動機が書けないのはなぜ?興味、経験、情報・・・何が足りないのかを明らかにしよう

そもそも志望動機とは何でしょうか?企業研究のまとめ・・・ではありません。その企業の方のほうが、よく理解しています。志望動機とは、すなわち「応募する企業へのラブレター」です。

真面目な就活に不謹慎な、と思われるかもしれませんが、人生がかかかっていること、相手に自分を選んでもらいたいこと、まさしくラブレターではありませんか?このように考えると、書くべき内容は決まります。相手に好かれるために、誠実なところや、やる気を伝えるのです。

以下に、よく耳にするお悩みを挙げてみました。

未経験だと書けない

最初はみんな未経験。できる限り業界や企業について調べ、その企業への愛情や一緒にやりたいことを語りましょう。ラブレターで例えると、出会いやデートプランですね。

とにかく、多少盛ってもいいのでストーリーを作りましょう。そのうえで、「それはうちの会社ではできない」と言われれば、「では、何ができますか」と質問して深めればいいのです。質問すれば、担当者に「興味がある」と判断されますし、真剣に興味を持っている相手をむげには扱いません。人は自分に興味を持ってくれる相手に対して、好感を抱くものです。

興味がない

残念!もっと企業について調べられるはずです。ウェブだけでなく、日経電子版の検索や雑誌のバックナンバーなども含めましょう。メディア掲載にまで目配りしてくれているとは本当に関心があるはず、とあなたのポイントがあがるはずです。

でもちょっと待ってください。そもそも興味を持てないところでフルタイムで働いて大丈夫なのでしょうか?自分の本当の気持ちに向き合いましたか?30代ニート就活だから採用してくれるならどこでもいい、という切羽詰まった事情をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、妥協したら後で悩みませんか?楽しくないですよね。この点、是非ご一考ください。

情報が足りない

情報不足はチャンス!これまでのおさらいになりますが、公式ウェブに出ていることはおさえつつ、担当者に質問しましょう。「質問=興味」で好感度アップ作戦です。普段から、質問力をみがくのを忘れずに。できる人は、質問で差が出ます。「はい・いいえ」で終わるより、「5W1H」で広がる質問をこころがけましょう。テンポよく面接を続けることができれば、あなたの評価につながるでしょう。

経験を補う自分の見せ方や情報収集にういては、ハローワークや転職エージェントに相談するのもいいでしょう。

工夫2:採用される志望動機の条件はこれ。担当者はこんなところをみている

採用担当者も人間です。あなたが誠実で、戦力になれることをうまく伝えましょう。

第一に、ネガティブ経験をポジティブに語るようにしましょう。前の職場の悪口はNGです。信用を失いかねません。また、守秘義務に反するような内容にも触れないよう気をつけましょう。特に同業他社の場合は、要注意です。

次に、一般的な企業情報より、自分独自の思いや経験。その企業とのエピソードを語りましょう。例えば、「小さいときから好きでたまらない〇〇というお菓子。給与よりも何よりも、自分はその製品に貢献する何らかの仕事につきたいんです。」「家族に不幸があったとき、〇〇という製品やサービスに助けられた。今度は自分を助ける側にまわり、この製品やサービスを広めたい」など。自分しか語れない経験や思いは、人の心に響きます。面接でも、気持ちをこめて伝えられるはずです。

最期に、正直であること。嘘はばれます。働き始めたらもっとばれます。日本人は自分をアピールするのを良しとしない気風がまだ残っていますが、盛るのはOKです。「努力します、これから勉強します」も大丈夫。でも、面接ですぐに見破られるので嘘(経歴詐称など)はNGです。内定となれば、人事部がある程度調査をすることもあります。SNSなどでの言動にも気をつけましょう。

工夫3:それでも、興味がもてない業界や企業から内定を得たいあなたへ

とにかく働かないといけない、もしくは、どうしてもこの企業で働きたい(家からのアクセスやブランドで選んだ場合)は仕方ありません。

その企業のことを調べあげて志望動機を書いても、もし間違っていたらマイナスポイントです。それより、「大学時代、ゼミで〇〇を勉強していて・・・」「学生時代、旅行先の国で、御社の製品が人々の生活を便利にしているのを見て・・・」など、とにかくあなたの過去と企業を関連付けましょう。自分目線で考え、最初から最後まで志望動機として語りきるのです。このやり方は、あまりよく知らない業界について語ったけれど、誤りをつっこまれるというリスクも下げてくれるためおすすめです。

まずは小学校くらいまでさかのぼり、自分ヒストリーを書き出します。そして思い出深い出来事を、企業とつなげて志望動機に落とし込むのです。これはいろんな就職塾でも行われている方法です。

また職種によっては、それぞれ妥当な志望動機があります。
事務・・・縁の下の力持ち。=>昔から、裏方として力を発揮してきた自分の性格や経験とつなげます。
営業・・・人と話すのが好き。フットワークが軽い=>サークル活動での広報や幹事経験、いろんな趣味や仕事に挑戦したことがアピールできます。

これまでの内容を、以下のフォーマットに記入しましょう。論理の飛躍がないように、大きな話から小さな所へ落としていく書き方がおすすめです。

【志望動機フォーマット】記入ポイント3つ

  • 「その業界に興味を持った理由」
  • 「その職種で働きたい理由」
  • 「他社でなくその会社を選んだ理由」

内定ゲットの秘訣は、自分の過去と企業をつなげること

少しはこつをつかんでいただけたでしょうか?採用担当者の心に訴える志望動機作りは、自分と企業をつなげるエピソードを探し、作りだすことから始まります。

仕事未経験でも問題ありません。すべての答えはあなたの中にあります。人生に無駄なことはひとつもないと信じて、過去を見つめなおしましょう。きっと仕事探しに役立つ宝物が埋まっていますよ。大切なのは、あなたが何をしたかより、「何を感じたか」「何をやりたいか」です。

これらの作業が自分ひとりで難しい場合は、思い切って転職エージェントやハローワークに相談してみてはどうでしょうか。彼らはプロです。多くの事例をみていますし、新たな視点を与えてくれるかもしれません。

 
参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷