世界最大の総合人財サービス企業アデコグループが展開するSpring転職エージェント(アデコ株式会社)。
大きな特徴は外資系などのグローバル求人の非公開求人を多数保有していることですが、実はそれ以外にも他社にはないメリットがたくさんあります。
そんなSpring転職エージェントの特徴や口コミ・評判、独自の360度式コンサルティングについても詳しく解説していきたいと思います。
理想の職場が見つかる! Springコンサルタントへ独占インタビュー
Spring転職エージェントに登録する前に評判や口コミはどうなのか気になりますよね。
そこでTwitterやネットからSpring転職エージェントの評判・口コミを集めてみました。ぜひ参考にしてみてください。
貿易事務経験2〜3年目で、
正社員への転職やステップアップのための転職に挑戦したい!という方にオススメの転職エージェント・アデコspring(物流専門コンサルタントを指名)
・リクルートエージェント
・DODA
・エン転職
・マイナビ特に上2つはコンサルタントの質が高いと感じました。
— あじさい@貿易事務OL🚢 (@exportimport_ol) September 6, 2019
いえいえです!springが1番親身になって、年齢を気にせず求人を紹介してくれました。転職活動されてるのですね。応援してます!
— mamuni (@matodani) August 31, 2019
転職で使ったエージェント
※IT、クリエイターに特化
・ギークリー
・マイナビクリエーター
・アデコSpring
・パソナキャリア
とくにマイナビのサポートが良い。求人も自分と合ったの選んでくれる。大手のリクルートエージェント、DUDAは合わなかった。求人数多いけど、業界特化型が使いやすかった
— 凛乃子 (@ring6565) 2018年3月4日
無事一般会社の内定もらいましたー!
早いっwwこんな早くに内定貰うなんてすごいですね!wってアデコの人に言われマン!!!!!嬉しかったなぁ…
人から是非に!!!!!って求められるって凄い嬉しいものだと思ったねー_(:D) ̄|_
親と相談してちゃんと決めよう…— ゆー└(´????∀????`)ャァッ (@1835Yuna) 2018年2月15日
アデコ結構紹介くれるよー
条件良さげなやつ?— マザー。 (@mother1976) 2018年1月26日
アデコにも登録してみた。
求人数やプラットフォーム?はリクルートに遥か及ばないが、個別対応が手厚い感じ。
行ってみてよかった。— Eskimo (@Eskimo1110) 2014年4月18日
他にもこんな口コミがありました。
アデコで月収25万の地元の求人あった。仕事内容も通勤もいいんだがいきなりのフルタイムってのだけが心配。
— so (@so_sshok) 2017年12月6日
アデコって応募しても結果の連絡もして来ないしどうなってんだ?
— ななな@へたれ指揮官 (@GA7VT880Pro) 2017年10月24日
どうせやることになるなら相談なんかせんかったらよかった
アデコ頼りにならんわー— おこめ@無双8 (@ocomeneco) 2016年5月18日
他にもこんな口コミがありました。
Spring転職エージェント口コミ・評判まとめ
どの転職エージェントでも起こり得ることなのですが、担当したコンサルタントの当たり外れは必ずと言っていいほどあるので、担当者の対応に不満を感じたり相性が合わないと感じたら担当者を変えてもらうことも考えてみましょう。
口コミにある「契約社員・派遣社員での紹介ばかり」「希望と異なる求人紹介」を受けた人の中には「ブラック企業の求人が多かった」と言っている人もいるのですが、求人の質に関しても「他社に比べ求人の紹介数は少なかったけれど魅力的な求人が多かった」「応募したいと思える求人が多くあった」といったような好意的な口コミが多く見られたので心配する必要はないのでは。
Spring転職エージェントを使うメリット・デメリットについてまとめていきたいと思います。
Spring転職エージェントに限らず、それぞれのサービスのメリット・デメリットを理解した上での登録が理想であるので参考にしてみてください。
Spring転職エージェントのメリット
Spring転職エージェントのデメリット
様々な転職エージェントがありますが、誰でも登録できるとは限りません。
各社それぞれに独自の審査のようなものを設けている場合があり、登録情報の内容から求職者の経験やスキルが一定の条件をクリアしていないと”登録拒否”をされてしまうこともあります。
理由としては「紹介できる求人がない=そのレベルに達していない」ことが大半です。スタートから躓いてしまっては転職活動への不安は募るばかりです。
しかし、Spring転職エージェントでは登録拒否をすることはなく、まずはコンサルタントとの面談を設定し転職相談をすることは可能です。結果として転職成功‥とまではいかなかったとしても、コンサルタントの転職相談・アドバイスは今後にきっと活きてくるはずです。
他社で登録拒否に遭ってしまった人は転職を諦めてしまう前にSpring転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか?
Spring転職エージェントでは、求職者と企業とを一人のコンサルタントが担当する「360度式コンサルティング」を採用しています。
”一気通貫型や両面型”とも言われる「360度式コンサルティング」と異なるコンサルティングの方法として、”分業型や片面型”と呼ばれる企業側の担当者と求職者側の担当者とを別々にする方法もあります。
分業型・片面型のメリットとしては、それぞれの担当が業務を効率良く進めていけるため求人案件が豊富であり、求人数が多い分転職先の選択肢が増えることです。
しかし、企業担当・求職者担当と別々の人間であるため伝言ゲームのようになってしまい双方の生の声が届きづらいといったデメリットもあります。
企業(求める人材・要望)⇔ コンサルタント ⇔ 求職者(想い・熱意)
※コンサルタントが企業・求職者双方の細かい要望を拾い上げ、情報を共有していくので機械的ではなく根本的なニーズや相性までを見極めた上でのマッチングをしていくことができる。
強いて”一気通貫型や両面型”のデメリットを挙げるとすれば、求人数が”分業型・片面型”を採用している転職支援サービスと比べて少なめであることです。しかし、精度の高いマッチングを可能とするのであれば求人数はそれほど気になるものではありません。
満足度の高い転職を望んでいるのであればspring転職エージェントの「360度式コンサルティング」はおすすめです。
360度式コンサルティングについてはspringコンサルタント独占インタビューで詳しく紹介しています。
Spring転職エージェントは、「360度式コンサルティング」質向上のために、職種・業界によって担当するコンサルタントを分けています。
職種・業界に特化することで、専門的な知識や、業界動向を把握。また、コンサルタントは担当職種が業界に関する資格取得にも取り組んでいます。
だから、より精度の高いマッチングを実現させることができるのです。
レジュメ添削や面接指導を含めたサポート全般を行っているSpring転職エージェントは、転職初心者にも使いやすいサービスとなっています。
また、Spring転職エージェントはコンサルタントが企業の採用担当と直接やりとりを行っているので、企業の求める人物像や採用担当者の生の声を直接確認することができます。第二新卒やフリーターの転職活動で特に重点をおくべき点は、企業と求職者とのミスマッチを防ぐこと。
他社では貰えない情報や、受かる秘訣を熟知しているので心強いです。
メインターゲットを20~30代としているので、30代の転職初心者にもおすすめの転職エージェントです。
Spring転職エージェントのサイト上に掲載されている求人情報を元に職種・業界・年収データの求人傾向を探っていきたいと思います。※2018年7月時点
大まかな職種では「営業系」や「エンジニア(電気・電子・機械)系」の求人が多くなっており、詳細な職種として「営業系」では営業(法人向け)、「エンジニア(電気・電子・機械)系」では機械・機構・筐体・金型設計(電気・電子・機械)が最も多くなっています。
業界では「メーカー系」が頭一つ抜けており、メーカーの中でも機械メーカーや電気・電子・半導体メーカーの求人が多い傾向です。
年収別では年収が高くなればなるほど求人数が少なくなっていますが、更に細かく見ていくと「年収300万円以上400万円未満 7,409件」「年収400万円以上500万円未満 7,232件」「年収500万円以上600万円未満 2,522件」であり、ハイクラス・エグゼクティブ層向けというよりは、初めての転職の人でも使いやすいサービスです。
比較してしまうと求人数自体は少なくなりますが年収600万円以上の求人も1,500件以上の取り扱いがあり、この他にも非公開求人を多数保有しているので幅広い層の利用に適しています。
Spring転職エージェント独占の非公開求人多数
国内企業(メーカー、大手商社)の海外営業職、MR
Web系ITエンジニア、電気・電子・機械系エンジニア
全国各地に拠点を展開しているのでIターン、Uターンにも強い
世界ナンバー1シェアの総合人材企業であるアデコは、国内企業だけでなく、外資系企業とも太いパイプを持っていることが特徴です。営業、マーケティング、ITエンジニア、WEBクリエイターといった職種に強みを持っており、これらの職種で専門性を極めていきたい場合はアデコの転職エージェントがオススメです。
これまでの内容を踏まえ、spring転職エージェントの利用がおすすめな人を挙げていきます。
Spring転職エージェントを使った方がいい人
Spring転職エージェントはアデコグループの武器であるグローバルネットワークを活かし、国内大手企業はもとより外資系企業への転職にも強みを持っています。
大手転職エージェントと比較すると求人数や求人紹介数に対し物足りない印象を受ける人もいますが、コンサルタントの親身なサポートやマッチング精度の高い求人紹介に満足している人が多いことも確かです。
転職エージェントへの登録は最低でも2~3社に登録し併行しながら転職活動を進めていくことが理想なので、多くの選択肢から自分に合った求人を探したい人は『doda』など豊富な求人数を保有する転職エージェントと併せてspring転職エージェントに登録することで、デメリットとなり得る部分を上手に補いながらよりスムーズな転職活動とすることが出来るのではないでしょうか。
spring転職エージェントは転職に於いての様々な可能性を広げてみたい人、他社とはひと味違ったサポートを受けたい人におすすめの転職です。
アデコの人材紹介としては、拠点が全国各地に存在しますがSpring事業本部としての拠点は3カ所となります。拠点のある、1都3県、関西、東海の求人が特に多くなっています。
ただ、拠点がない地域でもサービスの対象となっておりますので、全国でその地域の転職状況に合わせたサービスを受けられるます。個別転職相談会は定期的に全国で実施されています。
首都圏
spring転職エージェント(秋葉原) | 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 8F |
中部エリア
spring転職エージェント(名古屋) | 愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパークビジネスセンタービル19F |
関西エリア
spring転職エージェント(大阪) | 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA14F |
※サービス名が「Spring転職エージェント」に変更になる前に行った取材です。
Spring転職エージェントへ突撃取材!
企業と求職者がつながることでどういった効果があるのか?求職者にとってどういうメリットがあるのか?
今回はIT・エンジニア系と管理系職種のコンサルタントのお二人にお話しを伺いました。
<コンサルタント(藤田氏・渥美氏)へインタビュー!>
「360度式コンサルティング」で企業と求職者の抱える悩みを解決!
Spring転職エージェントの特長である「360度式コンサルティング」について教えてください。
藤田氏:「360度式コンサルティング」は、一人のコンサルタントが企業と求職者の両方を担当し、一気通貫で求職者の転職をサポートします。
分業型の場合、求人票やデータベースを介在してのコミュニケーションが多く、欲しい情報がなかなか取れなかったり、時間がかかったりしますが、一人のコンサルタントが一貫してやることで、欲しい情報が手に入りやすくなり、情報のミスマッチを防ぐことができるようになりました。これは「360度式コンサルティング」の最大のメリットです。
一気通貫型とは言っても、特定の企業にしか紹介しないわけではありません。
自分が担当している企業に自分が担当している求職者を紹介するのはもちろんのこと、他のコンサルタントが担当している求職者の紹介もしています。
人財紹介サービス部門は、「HR&ファイナンス紹介部」「セールス&マーケティング紹介部」「IT&エンジニアリング紹介部」と3つの専門分野に分かれていますが、職種で分けることによってどのような利点があるのか?また特化されている理由などを教えてください。
藤田氏:職種に特化するメリットは、コンサルタントが、仕事やポジションに求められる専門性、適正を熟知することができるため、企業にも求職者にもより深い話ができるということです。
コンサルタント自身が、前職で人事や経理、営業やエンジニアとして活躍してきているので、同じ仕事を経験してきたからこそわかる不安や悩みを理解することができます。
また、企業から採用ニーズ、社風、職場環境、待遇、評価制度など、より深い情報を聞き出すことができ、求職者にはその情報を元に、より的確なアドバイスができます。
通常一人のコンサルタントがたくさんの求職者を担当するという会社が多いと思うのですが、spring転職エージェントはコンサルタント一人で求職者の方を何人くらい担当しますか。
渥美氏:「HR&ファイナンス紹介部」では、コンサルタント一人に対し積極的に転職活動している求職者を常時10~15名担当しています。
「いい企業があれば動きたい」など、情報提供を望んでいる求職者も複数名担当していて、30~40名担当しているコンサルタントもおります。
藤田氏:「IT&エンジニアリング紹介部」では特に人数は決まっていません。
今、転職活動中の求職者はもちろん、転職活動をしていないけれど、キャリアアップには非常に興味がある、もしくは中長期でキャリアアップを考えているという方にたくさんお会いしています。
今は積極的に転職活動をしていない人財の経験、スキルや希望などをデータベースに蓄積し、企業の潜在ニーズを発掘することに活用しています。
人財のプロフィールや指向を理解し蓄積することで情報力をつけ、企業が抱えている潜在的な採用ニーズを顕在化して求人にすることができます。
特に提案の場で初めて顕在化した求人の場合、競合が少なくお話もスムーズに進みます。実際にこういった場面でいただいた求人で、短期間に決定された求職者もいらっしゃいます。
企業に対しては、潜在ニーズの発掘、求職者に対しては、精度の高い提案ができることが360度コンサルティングの強みです。
企業と求職者の両方から情報が入るので、必然的に提案の精度は高まります。
Spring転職エージェントではコンサルタント向けの研修はあるのでしょうか?
藤田氏:「HR&ファイナンス紹介部」「セールス&マーケティング紹介部」「IT&エンジニアリング紹介部」の各部門で、それぞれ定期的にしっかりとトレーニングをしています。
「IT&エンジニアリング紹介部」では、技術と業界のトレンドについて、コミュニケーションスキルや企業への求人の提案方法やニーズの発掘方法、求職者へのヒアリングのポイント、退職指導や面接指導の仕方などの研修をします。
こうした研修を通してコンサルタントのスキルアップを図っています。
渥美氏:「HR&ファイナンス紹介部」では、内部監査や経理財務など、職種の研修を実施しています。
職種別の体制を敷いている以上、各コンサルタントが専門知識を持つスペシャリストであることが大前提なので、細かい仕事内容、それぞれの業務の役割、どういう人財が求められているのか、という研修を職種ごとにしています。
また研修とは異なりますが、企業のIR資料や業界の動向といった情報についても、各自キャッチアップをしてコンサルティングに役立てています。
管理系リーダーは経営的視点で問題の提言ができる人が求められている
Spring転職エージェントでは管理系の専門職の場合、どのような求人が増えていますか?
渥美氏:経理、財務、人事、総務、法務、経営企画といった求人が比較的数が多いです。
傾向として、最近はどの職種でも、経営視点だったり俯瞰的な視点を持って業務に取り組める方だったり、経営者に対して提言ができるような方を求める求人が増えています。
例えば人事で、採用をやられている方の場合、経営的な視点で採用活動の見直しをして実行したり、提言したりするなど、会社の成長に付与できるような方を求めている企業が多いです。
人事、総務、経理で転職を希望している求職者がいた場合、前職でどのようなキャリアや経験があるとステップアップできやすいでしょうか。
渥美氏:前職でしっかり結果を残して、ご自身の成果を数字や客観的なデータで表せるようなキャリアがある方は、ステップアップしやすいと思います。
今企業が求める人財は作業者よりも、管理部門としてポリシーを持ち、プラスアルファ以上の仕事ができる方です。
また、人事であれば採用だけでなく、社員教育にも携わったなど、一つの職種でも色々な経験をされている方を企業は求めています。
担当業務が採用だけで、社員教育や評価制度構築など他の仕事に携われる環境ではないといった場合でも、ビジネスの潮流に興味を持って自己研磨するのが大事だと思います。
管理系求人では経営的な視点を持つ方が求められるということですが、具体的にどういった人財でしょうか。
渥美氏:管理系職種は、直接売り上げに関わらないので経営視点を持つことが難しい思われる場合もあるかもしれませんが、お話をお伺いすると、経営的な視点をお持ちの方は、決して少なくないことが分かります。
例えば人事をご経験されている方の場合、会社の中期経営計画に基づいた採用計画や育成計画を立てられている方は、まさに経営視点をお持ちだと感じます。
また、若手層で、実務面ではなくご自身で経営や戦略につて勉強されている方も、いらっしゃいます。
IT・エンジニア求人は慢性的な開発系エンジニア不足
IT・エンジニア・Webの中で特に得意としている業界や職種を教えてください。
藤田氏:Spring転職エージェントの「IT&エンジニアリング紹介部」は、IT系、エンジニア系、Web系と大きく3分野に分けて専任の担当を配置しています。
IT系はアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、ビジネスコンサルタント、ITコンサルタント、社内SEなど、エンジニア系は電気電子、メーカー系のエンジニア。
Web系はWebデザイナーやWebディレクターをはじめとしたWebクリエーター系の職種を中心に担当しています。
どの分野も転職支援実績が豊富にあります。
IT系・Web系で求人数が多い業種は?
藤田氏:IT系が最も多いと思います。開発系エンジニアの人手不足が慢性的に続いています。ここ数年は、景気の回復もあり、大幅な人員増員をしている企業が目立ちます。
大手SIer会社だと、だいたい1社あたり年間100名くらいの求人があり、多いところでは、年間で300名以上の採用を予定している企業もあります。
それだけ開発系のエンジニアが不足しているということは未経験でもいいという企業も存在するのでしょうか?
藤田氏:はい、第2新卒を中心に未経験でも応募が可能な求人が徐々に増えています。
IT・エンジニア・Webに特化するメリットとは?
藤田氏:トレンドを掴めているというのは強みです。
例えば企業の人事担当者から「なんでこの職種が採用できないの?」というご質問を受けることがあるのですが、常に多くの企業のニーズに触れていますし、業界の方たちにもお会いしているので、的確に答えることができます。
IT・Web・エンジニア系で需要が伸びている技術を教えてください。
藤田氏:クラウド関連やWeb関連サービスの進化に伴いそれに付随する技術のニーズが増えているようです。
クラウド関連サービスにおいては、基盤技術として、セキュリティや仮想化※1が伸びています。
特にセキュリティ関連においてはWebサービス・流通・カード決済を連携したサービス企業が増えたことで、個人情報保護の面において高度なセキュリティ技術が求められています。
Web関連サービスについては、2000年以降需要が高まったオープンソース技術の活用がこれまで以上に伸びています。
エンジニア系(電機/電子/機械)では、メカ系の技術と組み込みが非常に伸びてきています。
背景としては、90年代の終わりくらいに半導体全盛期があり、半導体が電機・電子のトレンドでしたが、半導体を中心とするコアテクノロジーの成長に伸び代がなくなり価格競争に突入しました。
国内のエンジニアの需要が減ってきたのに対し、ロボット系のニーズが増えてきていて、特に工業製品の製造装置メーカーやFA機器業界でニーズが高くなってきています。ロボットの手足部分と、そのデバイスの上に乗るソフトウェアとの組み込みができる人財が今必要とされています。
今後ITエンジニア、Webエンジニアに必要とされるスキルを教えてください。
藤田氏:今必要とされるのは、お客さまの課題を解決することができるコンサルティング能力と、コミュニケーション能力です。
オフショアの活用により、開発コストの安い中国やインドなどの海外に、開発の下流工程の一部を依頼することが増えたのと、ソフトウェアの自動生成ツールが発展してきたため、ソフトウェアプログラマーに求められる能力が昔と比べて変わってきました。
※1仮想化・・・プロセッサやメモリ、ディスク、通信回線など、コンピュータシステムを構成する資源(および、それらの組み合わせ)を、物理的構成に拠らず柔軟に分割したり統合したりすること。
外資系企業・海外転職は「英語が話せる」が大前提
IT/Webエンジニア部門で、外資系企業や海外で就職を希望する求職者や求人ニーズはあるのでしょうか?また必要とされる能力を教えてください。
藤田氏:必要とされる能力はまず語学力です。
外資系企業や海外転職を希望する求職者の方は実際いらっしゃいますし、外資系企業から、英語ができて技術もできる人を採用したいと需要もありますが、その両方が出来る方がとても少ないです。
日系企業と外資系企業の考え方には明確な違いがあり、日系企業は、その方の将来のポテンシャルを見て採用を行う傾向があるのに対し、外資系企業は、現在持っている経験、スキルを重要視して採用を行う傾向があります。
外資系企業の場合、会社がキャリアをお膳立てしてくれることはなく、自分でキャリアを築く必要があります。
自分でキャリアパスが描けたり、必要な知識を自ら勉強したりする、いわゆる「セルフスターター」であることが重要です。
自らが課題を見つけ、その課題を解決させる、そういったモチベーションを持った、自己解決能力が職種を問わず必要な能力となります。
これは両社に言えることでもありますが、外資系企業の方がその傾向は強いように感じます。
外資系企業や海外転職の求人はあるのでしょうか?
藤田氏:外資系企業の求人は数多くありますが、海外勤務の求人は全体比からすると少ないです。海外転職をしたい方は一定数いらっしゃるのですが、その希望を叶えるだけの数はありません。
外資系ではなく、日系企業の海外進出が盛んになってきているので、グローバル化に積極的な日系企業の方が海外で働けるチャンスが広がります。
渥美氏:決して多くはありませんが、特に管理系職種と営業職は、海外進出に向けて入社後、海外に赴任となる求人があります。
spring転職エージェントは世界60を超える国と地域に5.100以上の拠点がありますが、拠点数の多さに関して他の転職エージェントと比べて強みにはなっていますか?
藤田氏:我々の担当する企業には、グローバル契約をしている会社があり、他国での実績を評価され、日本のアデコご指名で求人の依頼が来ます。その他に、他の国でアデコにお願いしているから日本でもお願いしたいという場合もあります。
外資系企業や海外への転職を希望される方へのサポート内容を教えてください。
渥美氏:英語がネイティブによる英文レジュメの添削や、英語面接の対策などを行っています。
特に英語での模擬面接は、面接においてやビジネスにおいての英語の言い回しを習得することができるので、求職者に喜ばれます。
藤田氏:母国語が日本語ではないコンサルタントが、紹介部に約1割在籍しているので、英語がネイティブのコンサルタントが英語での模擬面接を担当しています。
企業、求職者の課題に深く入りこむコンサル力の強さ
コンサルタントをやっていて、良かったことや嬉しかったことなどのエピソードを聞かせてください。
藤田氏:我々の提案により求人のターゲットが、若年層の採用から経験豊富なベテランの方に変更となり、採用に至ったことがありました。
企業の状況や市況感から想定できる採用難易度に加え、候補者の指向やスキルを説明することで採用するメリットを理解していただきました。
このように我々が介在することによって企業・候補者双方にとって良いお話になったことが我々の価値であると考えています。
企業が求めていたターゲットとは違うけれど、その企業で活躍できるかどうか見極め、求職者を提案できるという点から、Spring転職エージェントのコンサルティング力の強さが垣間見えますね。
藤田氏:企業との親密性が高まれば高まるほどそういう話ができるようになると思います。コンサルタントは、キャリアに応じてそういう提案ができるようになっていくべきだと考えています。
例えば、企業が抱える経営課題を、候補者を提案することによって解決に導くこともあります。
社員のスキルアップを図りたい企業から相談を受けた際、「社員を教育する」というソリューションもありますが、それには時間と労力がかかるので、ノウハウを持ち、全体をマネジメントできる人財を採用したらどうですか?という提案をし、その業界での経験やノウハウ、マネジメント経験をお持ちの方を紹介しました。
採用が決まり、企業、求職者双方に大変喜んでいただけたことは、コンサルタントをやっていて良かったと思う瞬間です。
渥美氏:やりがいを感じるポイントは「思いがけない出会い」です。
HR&ファイナンス紹介部にご相談される方は、企業も求職者も採用や転職において「こうあるべき」というイメージが固まっている場合がとても多いです。
例えば、企業は「転職回数は絶対3回まで」や「このスキルがなきゃ絶対ダメ」、求職者は「IT業界は絶対イヤ」などがあります。
そんな時、企業には「転職回数は多いけれど、こんな経験やスキルを持っているので御社で必ず活躍いただけます」、求職者には「馴染みがない業界かもしれないけれど、この会社なら望んでいる仕事ができるし、スキルをアップできます」などとお伝えしています。
もともとの希望からは変わった提案だけれども、出会うべき企業と求職者を引き合わせ、企業と求職者の双方に満足いただけたときにコンサルタントをやっていてよかったなと思います。
私は30歳代女性の転職支援をすることが非常に多いのですが、仕事のやりがいと家庭とどちらが大事か、という問題を抱えている方がとても多いと感じます。
結婚を控えた経理志望の女性を担当したときのエピソードなのですが、家庭を大事にしたいので定時で帰られる仕事をした方がいいと思っているが、今まで積み上げてきたキャリアをここで断ち切ってしまっていいのだろうか、とお悩みになっていました。
経理のキャリアは申し分ない方なのですが、一般事務か営業事務を希望されていたので、迷いがあるままの転職はお勧めしないことと、定時で仕事を終えて家に帰ることだけが、家庭を大事にしていることにはならないことをお伝えしました。
キャリアを通じてどうなりたいかが明確になったようで、結果的に上場企業の経理主任で、しかも年収UPでご入社されました。
キャリアを築くという話とは別の角度から話しをしたように、「見方を変える」というのを常に心掛けていて、結果的に良い形で着地したときにコンサルタントをやっていてよかったなと思います。
藤田氏:Spring転職エージェントのコンサルタントはただ単に求人を紹介するだけでなく、よりよい転職支援を行うために、その方のバックグラウンドを伺ったり、仕事に対する価値観をお聞きしたりするなど、より深くお話しをしますので、単にスキルマッチであったり求人票を渡して終わりという面談はしていません。
以前、残業が多いことなど現職に対する絶望感から、次のキャリアパスが描けないと相談を受けたことがあります。過剰な労働時間と将来への不安から業界を変えての転職も考えておられました。
そこで、仕事の話から一旦離れ、プライベートから順を追ってキャリアパスが描けるまでじっくり話をしました。
絶望感から始まった転職相談でしたが、キャリアパスが明確になったことで目標もでき、最終的にアーキテクトとしてキャリアが描けるエンジニアとして、一つ上流工程の会社に転職されました。
その方にしっかりと寄り添うことで、結果的に良いキャリアを作るお手伝いができたと思います。
本当に求職者の人生を一緒にいい方向に変えていくというお仕事ですね。
藤田氏:我々はご提案をするだけで、最終的に決断するのはご本人です。
こういう考え方もありますよ、とヒントを差し上げることで、ぼんやりしていたキャリアパスがはっきりしてきたり、やりたい仕事が明確になったりするのだと思います。
渥美氏:お仕事のマッチングだけならAI(人工知能)がやってくれる時代で、実際に、Webで求人検索するとデータベースがスカウトメールを自動的に送るというサービスが存在しています。
Spring転職エージェントのコンサルタントは「360度式コンサルティング」で企業と応募者双方に一歩踏み込んで、人が介在することでできる提案をすることが大事だと思いますし、今後ますます求められることだと思います。
藤田氏:確かにそのとおりです。オペレーター的な仕事はどんどんAIにとって代わられるという時代に入ってきています。
Spring転職エージェントのコンサルタントだからこそできることを大事にし、求職者お一人お一人がその時に必要なコンサルティングを心掛けています。
藤田さん、渥美さん、ありがとうございました。
Spring転職エージェント、取材を終えて
360度式コンサルタントの強みとは?まとめ
しかしインタビューを通じて分かったのが、企業が抱える問題に深く入り込んで、Spring転職エージェントの方から問題の提言をし、人財を紹介することで解決していく。これが「360度式コンサルティング」の醍醐味ということが分かりました。
企業が求める求人票どおりを受け取ることはせず、人財を生かすことで企業の抱える問題を解決させていく。企業も求職者もそれぞれがWIN-WINの関係を構築すること=マッチングの高さにつながっています。
自分でも気づかない能力をSpring転職エージェントが引き出してくれます!
新たな自分、新たなステージを発見してみませんか?
spring転職エージェントに会員登録をすると、コンサルタントによる転職サポートを受けながら転職活動を進めて行くことが出来ます。より良い転職とするための具体的なサポート内容は以下の通りです。
転職サポート内容
このように、コンサルタントは転職活動全般のアドバイス・サポートを行っているので個人での転職活動に比べ不安がなく有利に進めていけるほか、中長期的なキャリアプランを見据えた転職活動を行えるので満足・納得の転職となる可能性が大いにあります!
spring転職エージェントの登録・サービスは全て無料で利用できます。
Spring転職エージェントでは、全国展開でキャリアセミナーや個別転職相談会を行っています。項目としては、大きく分けて下記の2通りがあります。
毎月5回以上のセミナー・相談会が行われていますが、過去の開催内容も履歴として見ることができるので、参考までにチェックしてみるといいでしょう。
一部詳細を上げると、下記の通りになります。
職種別セミナー&相談会
業界別セミナー&相談会
他にも職種・業界別のセミナーや相談会、また交流会などは数多く行われています。
エリア別については、都内の他にも北陸や長野、大阪、東北や愛知・静岡などでも広く行われています。