「どうせ一生懸命に働くなら、年収が高い業界で働きたい」
「どんな業界が給料が高いんだろう」
そう考える方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、男女別に年収が高い業界をランキング形式で解説。
年収が高い業界に転職するためのポイントもお伝えします。
給料が高い業界への転職を考えている方は、ぜひ今後の参考にして下さい。
統計調査によれば、男性の平均年収が高い業界のランキングは以下の通りです。
順位 | 業界 | 平均年収額 | |
---|---|---|---|
1 | 金融業,保険業 | 842.7万円 | |
2 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 793.5万円 | |
3 | 情報通信業 | 696.6万円 | |
4 | 学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 | 668.6万円 | |
5 | 製造業 | 611.9万円 | |
6 | 複合サービス事業 | 585.7万円 | |
7 | 建設業 | 577.2万円 | |
8 | 医療,福祉 | 564.9万円 | |
9 | 不動産業,物品賃貸業 | 549.5万円 | |
10 | 運輸業,郵便業 | 514.5万円 |
平均年収で男性1位の業界は金融・保険業界で、その額は842.7万円です。
この業界に含まれるのは、銀行・証券会社・保険会社などです。
メガバンクなど大企業が多く経営が安定していることや、金融商品を扱うためには専門知識が必要で成果も求められることから、年収が高くなる傾向があります。
平均年収で男性2位の業界は電気・ガス・熱供給・水道業界で、その額は793.5万円です。
この業界に含まれるのは、電気、ガス、水道の会社などです。
これらインフラ系企業は、日常生活に欠かせないサービスを提供しています。
景気に左右されず売り上げが安定している大企業がほとんどなので、給料が高い傾向にあります。
長く勤めれば年功序列で給与が上がりやすい業界です。
平均年収で男性3位の業界は情報通信業界で、その額は696.6万円です。
この業界に含まれるのは、テレビ局・インターネットサービス会社・携帯電話会社・ソフトウェア会社・出版社などのメディアに関わる会社です。
放送や出版に続いて、IT系の会社は近年急成長をしてきた分野の会社です。
現代において、これらのサービスは人々の日常生活を支える欠かせないものになりました。
日進月歩で進化する技術に対して絶えず専門知識を取り入れなければならない、という業務内容の高度性からも収入が高くなることが多いのです。
統計調査によると、女性の平均年収が高い業界のランキングは以下の通りです。
順位 | 業界 | 平均年収額 |
---|---|---|
1 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 532.7万円 |
2 | 情報通信業 | 479.4万円 |
3 | 金融業,保険業 | 460.8万円 |
4 | 学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 | 406.3万円 |
5 | 医療,福祉 | 351.1万円 |
6 | 不動産業,物品賃貸業 | 334.5万円 |
7 | 建設業 | 334.1万円 |
8 | 製造業 | 328.8万円 |
9 | 複合サービス事業 | 318.7万円 |
10 | 運輸業,郵便業 | 307.5万円 |
平均年収で女性1位の業界は電気・ガス・熱供給・水道業界で、その額は532.7万円です。
この業界に含まれるのは、電気・ガス・水道の会社などです。
経営が安定しているため福利厚生が充実しており、女性も長く勤めやすい環境が整っているのが魅力です。
平均年収で女性2位の業界は情報通信業界で、その額は479.4万円です。
この業界に含まれるのは、テレビ局・インターネットサービス会社・携帯電話会社・ソフトウェア会社・出版社などのメディアに関わる会社です。
他の業界と比べれば男女間で年収差が少ない業界です。
特に新しい技術を要するIT系の会社であれば、性別関係なく実力で高収入を掴み取れる可能性があります。
平均年収で女性3位の業界は金融・保険業界で、その額は460.8万円です。
この業界に含まれるのは、銀行・証券会社・保険会社などです。
男性に比べて年収が抑え気味にはなっていますが、専門性を身に付けていけば大企業の下で安定した収入を得ることができるでしょう。
ここでは、年収が高い業界に転職するためのポイントを3つ紹介します。
高収入が見込める業界では、高度で専門的な知識を必要とする業務を行うこともしばしば。
したがって、業務に活かすことができる経験や知識を事前に有している業界を狙って求人に応募することが転職成功のポイントになります。
例えば上記のようなスキル・経験がある方は、金融業界への転職で自分の強みとしてアピールしやすいでしょう。
高収入の業界への転職を成功させるには、応募する会社の業務に必要な資格を新たに身に付けて応募することが有効です。
例えばIT業界を希望する場合には、様々なレベルのある情報処理技術者試験※の資格を取得することは転職に有利に働くでしょう。
※ITパスポート、基本情報処理技術者など
また、語学力を磨いて例えばTOEICやTOEFLでの高得点を獲得すれば、幅広い業界で国際的に通用する人材だとアピールできます。
グローバル化の進む現代においては、海外とのビジネススキルとして語学が重要視されています。
語学力で劣る日本においては重宝されるはずです。
年収が高い業界に転職するには、幅広く求人数を保有する転職エージェントへの登録が欠かせません。
転職エージェントとは、転職のプロが求職者におすすめの求人を紹介してくれるサービス。
豊富な求人を保有しているので、自分で探すよりも効率よく高年収の仕事が見つかります。
他にも下記のようなサポートをしてくれます。
転職エージェント登録のメリット
なるべく少ない工数で効率よく転職活動を進めたい方は登録すべきサービスです。
転職エージェントは企業から報酬をもらっているため、利用者からお金をもらうことはありません。無料で利用できるサービスです。
時間が限られた日々の生活の中で効率的に転職活動を進めたいなら、転職のプロに相談しながら進められる転職エージェントの利用がカギになります。
とはいえ、転職エージェントならどれを使ってもいいわけではありません。
そこでここからは、高年収を目指すあなたにおすすめしたい転職エージェントを2つに厳選して紹介します。
おすすめエージェント | 特徴 |
リクルートエージェント |
・高卒でも高収入を狙いやすい”IT求人”が豊富 ・キャリアアドバイザーの質の高さに定評 |
ビズリーチ |
・ハイクラス層向けの高収入求人が多数ある。 ・ヘッドハンターからスカウトが届く。 |
幅広い求人の中から高年収の企業を探ししたいなら、まずは業界大手のリクルートエージェントに登録しておくのがおすすめです。
大手ならではの豊富な求人数で、キャリアアドバイザーがあなたにピッタリの高年収求人を紹介してくれます。
他にも、提出書類の添削や志望企業への推薦・面接対策・企業への給与交渉など手厚いサポートを受けられます。
大手のエージェントで安心して転職活動をしたい方は、初めに登録しておきたいサービスです。
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
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対応地域 | 全国 |
おすすめポイント | 転職支援実績No.1※ ※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業所のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2021年度実績を自社集計)2022年6月時点 |
管理職の方や現在の年収が600万円以上で更なる高みを目指す方には、ハイクラス層特化型のビズリーチがおすすめです。
ビズリーチでは、職務経歴書を提出するだけで優秀なヘッドハンターからスカウトを受けることができます。
スカウト企業は高収入の優良企業ばかりで、なんと3分の1以上が年収1,000万円越え。
※2021年1月現在。
「多忙な日々の中で転職活動にまで手が回らない…」という管理職の方も、ビズリーチでハイクラス求人と効率よく出会えます。
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
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地域 | 全国 | おすすめポイント | 高収入求人を多数掲載。スカウトが受けられる。 |
ここでは、高収入業界への転職を志す方によくある質問について解説します。
「自分は文系(理系)だけど、転職の可能性のある高収入の業界はどんなところ?」
「そもそも高収入というだけで転職していいの?」等という質問も生まれます。
以下では、これらの質問に対する回答を紹介します。
文系におすすめの高年収の業界は、IT業界と不動産業界です。
IT業界は、スキルや成果に応じて高単価の報酬を得られる業界です。
主な業務はシステムの開発・運用やデータ分析、プロジェクト管理などありますが、これらは文系出身者の論理的思考力で十分対応可能と言えます。
また、BtoBのシステム導入の営業なども対人スキルを発揮して活躍することができるでしょう。
不動産業界も、基本給に加えてインセンティブが与えられる高収入の業界のひとつ。
職種としては、仲介業者・デベロッパー・コンサルタントと様々あります。
どれも顧客のニーズに合わせた提案や企画が求められるものの、文系出身者であってもニーズを汲み取る能力によって成果を出せる業務と言えるでしょう。
理系におすすめの高年収の業界は、メーカー業界と金融業界です。
メーカー業界においても、研究開発職はトップクラスに収入が高い職種です。
大学院卒で専門の研究の経験があれば、医薬品メーカー・化粧品メーカー・食品メーカー・半導体メーカーなど、その腕を振るうことのできる会社はたくさんあります。
金融業界は全体としても高収入の業界ですが、特に投信/投資顧問や証券アナリストとなればその中でも高収入です。
理系のデータ分析力を応用すれば、日本を含め世界の経済や政治の状況を把握して金融の未来を予測する業務が務まるでしょう。
収入面で恵まれているに越したことはないですが、その人にとって良い転職かは他の要素も含めて判断したほうがいいでしょう。
一般的に高収入である理由として、身体的・精神的に負担が大きいということも少なくありません。
また、高収入とは言えなくても、自分がやりがいを感じて積極的に仕事に打ち込める業界であれば、中長期的には実績が認められて高収入を得られるケースもあります。
自分にとって仕事にやりがいがあることや高収入であることが、人生においてどれくらいの比重なのかを事前に考えておきましょう。
本記事では、男女別の高収入業界ランキングを紹介しました。
どのような業界がどの程度の収入を得られるのかを知っておくことは、転職する上でとても大切です。
業務内容や収入を把握しても、具体的にどのような会社に自分に対する需要があるのかひとりで探すのは大変です。
そんなときこそ、転職エージェントをうまく活用して効率的に転職活動をすすめましょう。
今まであなたが身に付けたスキルや経験を最大限に活かして、高収入の業界への転職をぜひ成功させてください。