マスコミ業界への転職に役立つ7つのポイント!

世の中に新しい情報を提供したり、時には流行を作り出したりと、常に時代の先を行くマスコミ業界。

新卒でもマスコミ業界の人気企業に入ることができるのはごく限られた人のみ。それでも「マスコミ業界でバリバリ働いてみたい」と憧れている人が少なからずいることでしょう。

一口にマスコミ業界と言っても、テレビや新聞、ラジオ、出版、インターネットなど、扱うメディアはさまざま。職種はメディアごとに違いがありますが、マスコミ業界の仕事とは、メディアを利用して、広く一般社会に情報を伝えること。情報を発信する側として、社会的にも影響力があるマスコミ業界は、華やかな部分が目立ちますが、スピード感あふれるこの業界で働くには、実は大変な部分もたくさんあります。

そこで今回はマスコミ業界への転職を実現したい皆さんへ、7つのアドバイスをいたします!

未経験での中途採用&転職は中小企業が狙い目!

新卒時の就職活動でマスコミには縁がなかった…と思っている人、マスコミ業界は未経験での中途採用も多いので、転職のチャンスは十分にあります。

ただし、多くの企業で中途採用は職種別に募集をかけており、漠然と「マスコミ業界の会社だから」というようなあいまいな気持ちでは決して通ることはできません。

特に未経験の場合は、自分がその会社で何をしたいのか、何ができるのか、ということを明確に語れなければ、勝ち抜くことは難しいでしょう。

マスコミ業界の就職は、誰もが知っているような大手のメディアであるテレビ会社や新聞社に加え、広告代理店、レコード会社などが倍率も高く人気ですが、中途採用の場合には大手にこだわらずに規模の小さい会社や大手の下請けを請け負っている会社へと視野を広げてみましょう。

中小の会社から、実績や経験を積み、転職をして徐々にステップアップしていくことは、この業界では決して珍しいことではありません。実際、キャリア採用という枠で中途採用を行っているところもあります。大きなチャンスをつかむための足掛かりとして、まずはマスコミ業界の底辺から攻めていくのも一つの方法です。

未経験でテレビ局への転職する方法

転職し未経験でテレビ局で働きたい場合、まずはAD(アシスタントディレクター)として経験を積みます。テレビ局は未経験でもこなせる仕事はたくさんあります。例えば該当インタビューやアンケート、取材交渉など。ディレクターとの連携とコミュニケーション能力が大切になってきます。

実力が認められれば、記者やディレクター、プロデューサーとして働くこともできます。

業務経験者募集の壁にぶち当たったら

未経験ではなく、経験者を募集していることも多いマスコミ業界。そのせいで応募したい求人が狭まってしまうことも多いでしょう。

どうしてもここで働きたいという熱意があるなら、未経験でも一度応募してみるのも手です。「応募が殺到してしまう・採用に時間がかけられない」等の理由で経験者のみを募集している企業もあります。

先程もお伝えしましたが、やる気があることをアピールすれば未経験でも採用してもらえるかもしれません。実際に経験者募集の求人に応募して、やる気を認められて採用に至ったケースもあります。

将来性に注目したいのはウェブ系のメディア!

インターネットやスマホの普及によって若者がテレビを見なくなってしまった、といわれる昨今。新聞や雑誌の総売り上高は年々減少しているのに比べて、ここ数年勢いを増しているのがインターネットです。今後、業界内での将来性を考えるならば、ウェブ系のメディアは当然注目しておくべき。もちろん、インターネットに関する基本的な知識もあるにこしたことはありません。

マスコミ業界は学歴よりも経験や熱意を重視!

大手企業は大学卒以上が条件となっていることが多いですが、中には学歴不問の企業もあります。大手に比べると下請けのテレビ制作会社や映像関連会社、編集プロダクション、広告制作会社などは学歴よりも社会経験やポテンシャルを重視した採用になることでしょう。

専門性が高い職種では、大学や専門学校で技術を学んだり、養成学校に通ったりすることでチャンスが開ける場合があります。ビジネス系の専門学校では、編集やライター、デザイン、音響、映像、写真などマスコミ業界で活躍できる知識と技術を学ぶことが可能。高卒でこの業界を目指す人や転職を考えている人は、未経験をカバーしスキルアップするために通ってみるのも一つの選択ではないでしょうか?

技術職の転職ならば予備知識を身につけて!

映像や放送系など技術職を目指すなら、車での移動が多いため運転免許が必須。中途採用であっても機材の扱い方や仕事内容に関する予備知識があれば、自己アピールにつながります。そのほかの職種については、特に資格は必要ありませんが、英語力や基本的なPCスキルはあったほうがいいでしょう。

女性の管理職は残念ながら少ない現状

多忙を極めるマスコミ業界。特に企画や制作関連の職種については、拘束時間が長く、残業も多いことから、女性が十分活躍するにはさまざまなサポートが必要です。マスコミ業界全体で見ても、若手の女性は多く入社しても、出産や育児をしながら仕事をつづけ、、管理職までのぼっていく女性は少なく、業界全体の課題。であると言えるでしょう。

逆に一般職であれば、マスコミ業界であっても、プライベートの時間に仕事が割り込んでくることはあまりありません。一般職については、正社員の中途採用は少なく、契約社員や派遣社員をより積極的に採用している会社が多いですが長く働き続けたいと考えている女性にはお勧めです。

志望動機は自分を一番アピールできるものだと心得て

マスコミ業界への転職を決めたらならば業界研究はしっかり行い、志望動機は推敲を重ねましょう。企業にとってみれば、業界研究や企業研究、志望動機が応募者の熱意をはかるバロメーターなのです。自分ならではのエピソードと仕事内容を結びつけつつ、中途採用ならではの強みをうまくアピールできるようにしましょう。

転職サイト&転職エージェントを活用して転職を成功させよう

転職活動は思ったよりも時間と労力がかかるもの。特に応募者の倍率が高いマスコミ業界の求人情報は、タイミングよく情報をキャッチするのは難しいものです。そこで、企業からの非公開求人を持っている転職エージェントの登録をお勧めします。

転職エージェントは、企業と応募者の橋渡しとなり、応募者の適性を見極めて転職活動を手厚くフォロー。

志望動機や業界研究、面接対策など、転職における不安要素をしっかり解決してくれます。ぜひ複数の転職エージェントに登録して、マスコミ業界で活躍する夢を実現してください!


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷