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未経験でも可能性はある建築業界への転職!

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街の発展や人の生活を支えてきた建築の仕事

街や人の生活を支える住宅・学校・ビル・商業施設など、建物を建てることで、人の流れを生み、街や地域を発展させてきた建築の仕事。建物一つが完成にいたるまでには、たくさんの人や企業が関わっています。

例えば家を建てる時はハウスメーカーや建築・設計事務所・地元の工務店などが、超高層ビルや医療施設など大きな建物を建てる時には、ゼネコンや専門工事に関わる業者が関わり、それぞれの役割を果たしていきます。

形に残る仕事として、そして人に喜んでもらえる仕事として、建築に関わる仕事に憧れを抱いている人も多いはず。今回は、未経験や異業種から転職をめざすみなさんでもめざしやすい建築関連の仕事や、建築業界の実情、転職活動に有利な資格について解説します。

建築の仕事とは?

「建設」と「建築」、似ていて混合しやすい言葉ですが、建築基準法によると、「建築」は建築物を建てること。「建設」は道路や堤防などの土木工事と建築工事を含んだ言葉です。

建築の仕事は、建築設計、施工管理、現場での作業、外構関連、インテリアや設備関連などに分かれており、技術職以外にも営業、開発計画、管理部門などの仕事があります。

建設業界の実情は?

長く働ける建設業界は全体的に景気に左右されやすい面を持っています。現在は、震災復興の事業に加え、国内の景気は回復してきていることと、2020年の東京オリンピック関連の需要が増え、建築に関わる人材は不足気味。技術や専門的知識が必要なことから、ベテランが活躍しているので長く働ける業界と言えます。

同じ建築関連の仕事であっても、働く場所や職種によって感じ方はさまざま。内勤の場合は「クリエイティブな仕事ができる」「全般的に残業が多い」などの声があります。

一方、現場監督やとび職など建築現場で働く人からは「完成した時に達成感がある」「未経験でも就職できる」「危険をともなう作業がある。体力勝負」などの声があがっています。

実務経験がなくても知識や資格を持っていると有利!

「実務経験はないけれど、大学や専門学校などで建築や土木、電気関連の勉強をした」「建築関係の資格を持っている」場合は、志望動機の一つになり、転職には有利。有資格者は歓迎されますし、未経験者や第二新卒を積極的に募集している企業も多くあります。

建築の仕事を行う会社は、建築設計事務所、ハウスメーカー、建設会社、インテリアデザインやエクステリアデザイン関連の会社などいろいろ。自分が建築のどのような分野で働きたいのかしっかりイメージして、転職活動をはじめましょう。

未経験から専門職の転職は難しいが努力次第

未経験から建築の世界に飛び込むことは、めざす職種によってはハードルが高いと言えます。
専門性が高い職種が多く、国家資格を持っていないとそもそも仕事ができない
ので、技術や専門知識を身につけるために学校へ入学したり、資格試験勉強を始めたりすることが必要になるからです。

ただし、建築士のように、学歴がなくても実務経験を一定期間積むと、試験を受けられる資格もあるので、地道に努力し続ける人にはチャンスがあります。

未経験・異業種からでも中途採用が多い企業・職種は?

業界未経験での中途採用が比較的多いのは、建設会社やハウスメーカー、工務店などの営業職や総合職。オフィスビルや商業施設、家などの建築物に関わりながら、設計や施工管理の仕事を身近で見ることができます。

現場工事の進捗をチェックし現場をまとめる施工管理の職種も、地元に密着している建設会社や工務店などで募集があります。

建築の現場で働く作業員については、実務経験がなくても見習いから始められることが多く、現場で実務経験を積むことで技術を身につけることができます。働く環境としては厳しい面もありますが、職種によっては資格を取ることも可能です。

建築の仕事で役に立つ資格とは?

建築士(一級建築士・二級建築士・木造建築士)

建築設計を行う上で、持っていなくてはいけない資格No.1は、建築士。難易度が高い国家資格で、建物をつくる上で、建築士の存在はなくてはならないものです。

建築士の仕事は、クライアントの要望を聞き、コンセプトを組み立て、建物の設計をし、工事の施行監理を行います。なかでも設計の仕事は、建築物の外観や空間をデザインする「意匠設計」、安全な建築物の構造を設計する「構造設計」、エアコンなどの空調や電気、水道などの設備を扱う「設備設計」などの3つに分かれています。

一級建築士
住宅や施設などあらゆる建築物の設計と工事監理ができます。

二級建築士
木造以外の建築物は延べ面積300平方メートルまで、木造の建築物は特殊建造物の場合延べ面積500平方メートル以下など、建築物の種類と構造によって、設計と工事監理の範囲が決まっています。

木造建築士
平屋もしくは2階建で、延べ面積300平方メートル以下の木造建築物の設計と工事監理ができます。

「二級建築士・木造建築士」になるには、以下の受験資格を満たす必要があり、各試験に合格すると取得できます。

「二級建築士・木造建築士」の受験資格
・大学・土木・高等専門学校の建築学科を卒業+実務経験なし
・大学・土木・高等専門学校の土木学科を卒業+実務経験1年
・高校の建築・土木科を卒業+実務経験3年以上
・上記の学歴なし+実務経験7年以上

「一級建築士」は、二級建築士もしくは木造建築士の資格を取って、さらに4年以上の実務経験がある人が受験資格を得ることができ、合格により取得できます。
就職先は建設会社、工務店、設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカーなどがあげられます。建築士の中には経験を積んだあとに独立している人も多くいます。

施工管理技士

 
施工管理とは、建築の現場で計画的に工事をすすめるために、工程や安全、品質などについて管理し、現場での指示や監督を行う仕事です。

施工管理技士は国家資格で、全部で6種類ありそれぞれに1級と2級があります。そのなかで建築に一番関わりがあるのが「建築機械施工技士」でしょう。

「建築機械施工技士」を目指す場合、大工工事や鉄筋工事など比較的未経験でも採用されやすい分野で、施工管理の実務経験をつむことで、受験資格を得ることができます。有資格者は資格手当などがつくので、年収アップも期待できるでしょう。

建築の仕事から転職するには

転職するには現在、建築の仕事についているけれど、違う業界・職種に転職したい人について。

建築業界から転職する場合、その経験を活かせる業種や職種を探す転職活動が最もスムーズです。例えばインテリアや家具、照明などを扱う企業、水道や電気など生活インフラに関わる企業などは、建築の仕事とも共通点が多いでしょう。

また、不動産業界や建築資材メーカーなどは、専門知識を十分に活かせる職場です。他にも都市計画・再開発に関わる仕事や、建物のセキュリティに関わる仕事なども考えられます。

未経験・異業種からの転職をするなら若いうちに

私たちの暮らしを豊かにする建築の仕事。営業や施工管理の職種ならば、未経験や異業種からでもチャンスは広がります。設計士など専門性が高い仕事は資格や学歴が必要ですが、若いうちの挑戦なら努力次第で夢をかなえることもできます。

異業種や未経験からの転職について迷っている方、自分のキャリアに自信がなくて悩んでいる方、そして転職を早く成功させたい方は、転職エージェントに相談してくださいね。これまでたくさんの人を転職成功に導いてきた転職のプロが客観的に見て、転職をサポートしてくれますよ。

転職したい!転職先は同職種?それとも他職種?

建築業界に不満はないけれど、今の職場には不満がある。
希望した部署とは違うところに配属されて、今の仕事にやりがいを感じることができない。

せっかく今まで培ってきた知識や経験を、転職でなかったことにするのは惜しい。

転職の理由も人によって千差万別。転職したいと思うけれど、他業界ではなく、今の建築業界に残って転職を考えている人に、建築業界の職種について一緒に見てみましょう。

同職種に転職したい人も、他職種に転職したい人も、持ってると得する資格情報もあるので、スキルアップのヒントにしてみてください。

建築業界の職種

建築業界の仕事はまず4種に分けられる

既に建築業界にいて、それぞれの職種の人と接する機会が多い人は知っている人も多いかもしれません。が、あまりよく知らない…という人に、建築業界の多様な職種を紹介します。

建築業界は、主に4種の仕事で成り立っています。

◯施工管理
職種:ゼネコン、工務店、リフォーム施工、設備施工、ランドスケープ施工など
発注者からの要望を聞き、スケジュール管理や、現場の安全、品質・コストなどのマネジメントを行う、仕事です。

発注者の要望を聞き取り、それを設計担当に伝え、更にその設計図を元に現場作業員と打ち合わせ、工期を含めて発注者の要望通りに提供できるよう管理する立場になります。

お客さんや現場作業員と接する機会も多いため、コミュニケーション能力、またスケジュール管理なども行うため、マネジメント能力などに自身があるという人にはオススメの職種といえるでしょう。

◯設計
職種:意匠設計、設備設計、インテリアデザイン、構造設計、都市空間設計、CADオペレーターなど

建築業界の中では設計士といえば耳に馴染みがある職種なのではないかと思います。

同じ設計士でも、建築ではやはり多種多様で、マンションや住宅の設計が一般的には有名だと思いますが、他にも電気・水道・ガスや空調などの設備設計、また公共施設などの大型建築物設計、リフォーム設計やインテリア設計、更に都市設計なども含まれます。

基本的には設計事務所や、ゼネコンや工務店などの設計部署などで働くことがほとんどで、経験を詰めば独立などもできるでしょう。

◯営業
どの業界でも必要なのは営業ですよね。大手建設会社の建築営業から、不動産営業、設備メーカー営業の他、ショールームスタッフも、建築業界の営業に含まれます。

建築業界の営業は、取り扱う商品の単価がとにかく高くなりがちですし、また建築物に対する専門的知識を必要とされがちです。

コミュニケーション能力に長け、また根気強く営業活動を行うことが苦ではない、むしろそんな状況にやりがいを感じるという人には向いていると思います。

◯その他
上記の3種以外にも多様な職種がある建築業界。

建築コンサルタント、設備保守・点検、構造審査、建物管理・メンテナンス、大工・左官・上下水道や電気工事などを行う施工職人などがあります。

建築コンサルタントは、国交省や地方自治体・民間企業などからの受託で、建築物やライフライン、都市計画などの企画・調査、構想・計画などに携わる仕事です。

構造審査は、耐震性など、建築物が国が定めた安全基準に基づいた構造になっているかを審査する仕事になります。

建築業界は、専門職や技術職が特別多い業界ともいえ、一度業界に入れば、それらの知識や経験を活かさない手はないですよね。

建築業界では資格の有無で大きく差がつく!

専門職・技術職が多い業界だからこそ、資格の有無が大きく転職に関わってくるのが現実です。それでは、実際にどの職種でどんな資格を持っていると転職が有利になるのでしょうか。

狙ってる職種ではどんな資格が有利?

建築業界で持っていて有利という資格といえば、『一級建築士』です。

業界では資格の認知度と信頼が高い資格なので、会社や取引先、施主や施工主からの信頼度が上がるという意見も多く聞かれます。

資格手当、昇給の対象にもなり、また独立を考えた時にも武器になる資格です。
その他、職種ごとに有利になる資格も見てみましょう。

◯施工管理
施工管理の分野では『施工管理技士』資格を取得していると、転職に有利です。

施工管理技士資格は6種あります。
・土木施工管理技士
・建築施工管理技士
・管工事施工管理技士
・電気工事施工管理技士
・造園施工管理技士
・建設機械施工技士

転職希望先の仕事内容によって、取っていると有利になる資格がそれぞれ違っています。

ゼネコン、工務店、ハウスメーカーやリフォーム施工であれば『建築施工管理技士』『土木施工管理技士』を取っているといいでしょう。

ランドスケープ施工では、『造園施工管理技士』、設備施工関連であれば、『管工事施工管理技士』『電気工事施工管理技士』がオススメです。

◯設計
設計は基本的に国家資格の『建築設計士』資格を取得する必要があります。その他には、やはり進みたい職種によって有利に働く資格は変わってきます。

ランドスケープ設計に携わりたいのなら『造園技能士』。

インテリアや家具のデザイナー・コーディネーターになりたいには『インテリア設計士』『カラーコーディネーター』『インテリアプランナー』『インテリアコーディネーター』がオススメです。

その他に都市空間設計やリフォーム設計なら『福祉住環境コーディネーター』といった資格もあります。

◯営業
建築営業・不動産営業に人気の資格といえば、やはり宅建…『宅地建物取引主任者』資格です。

不動産取引をする上で、この資格を持っている人を特定人数雇用していなければならないと定められているため、持っていれば重宝される資格といえます。

その他の職種でも、上記に上げた資格を取っていれば、建築業界であれば重宝される資格です。

更に、現場の職人なら『危険物取扱者』『クレーン運転士』などの資格・免許を持っていると、仕事の幅も広がり重宝されるでしょう。

せっかく転職するなら将来を見据えた転職を

建築業界といえば、やはり専門的な業界です。その分野で培った知識や経験は、他の業界にとっては異質なものであることも多いでしょう。

けれど、そんな専門的な分野だからこそ、身に付ければそれがスキルとなります。そんなスキルを活かし、更に有効な資格をプラスすれば、転職の強い味方になるはずです。

せっかく転職をするのであれば、将来を見据えたスキルアップを目指してみるのはいかがでしょうか。

 

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