海外で就職をしたいと思い立ったはいいものの
やり方がわからないといった方は多いのではないでしょうか。
ここでは、海外の就職活動は日本とどう違うのか、
実際に取り組んだ人はどういった動き方をしていたのか、
また何を準備すればいいのかといった部分をまとめ上げました。
ビザの取得方法も解説していきます。
海外就職を志した方はどういった動きをしていたのでしょうか。
考え方や動き方などをツイッター上の声からまとめてみました。
語学力身に付けて、海外に移住しょうか本気で思い始めてる
— だぁと@転職再開 (@wildflowers1046) 2018年5月24日
日本は、年功序列で流動性が低いから転職しづらい→ブラックな待遇も我慢しがち
海外は、実力主義ですぐ転職→境遇悪ければすぐに転職
だけ見ると日本のほうが不健全なのだけど、なぜ日本がかつて強かったかというと、
チームワークとかノウハウは長くいるからこそ培われる面があるってことよね— 輝 (@treu1979) 2018年5月23日
終身雇用が崩壊していると言われて久しいけど、海外のような転職当たり前の社会はまだ遠いから、現状では安定した大企業に入りたい人が多いのかな。当面潰れなくて給料良くて福利厚生バッチリだったら入りたいわなぁ
— oshiba (@jinkoshiba) 2018年5月24日
ライバルが多く、自分にチャンスが訪れるのは数十年先かもしれませんし、チャンスが無いかもしれません。すぐにでも「海外へ行きたい」とか「語学力を活用したい」と本気で考えるのであれば、海外展開している中小企業やベンチャー企業をあえて選んだほうが良いと思います。
— GJJ takashi??起業?海外就職?国内転職?現状維持? (@tamura_t) 2018年5月23日
23歳ってまだ若いので、ぜんぜん焦らなくて大丈夫です。自身のキャリアや学歴、移住希望先の現状をみながら戦略を練っていけば海外転職はどんどん現実的になりますから。僕なんて海外行くと決めたの28歳ですし、もっと年上で移住した人も多いし、安心してくださいね?。
— はっしー@NZプログラマ/ブロガー???? (@hassy_nz) 2018年5月19日
転職や海外移住自体にいいも悪いもない。変わるきっかけになるってだけ。環境のせいでうまくいかなかった人はあっさり問題解決することもあるし、それでもうまくいかなきゃ「自分が変わるべきなんだ」って思える。環境のせいか自分のせいかをハッキリさせるって意味でも、環境を変えるのは意味がある
— 雨宮@フリーライター (@amamiya9901) 2018年5月18日
多少でも英語できたらほんと海外に転職した方がいいと思うよ 日本人は 転職した先で「うわ 自分より英語できないのにこの中国人チームすげー存在感!」とかザラにあるしね
— CYPHER (@hanenohaetashra) 2018年1月31日
新卒で夢と期待を持って就職をしたけれど、思っていた環境と違う。
残業が多すぎる、休みが無い、上司のパワハラ、人間関係に馴染めない、
やりたい仕事が出来ない、周りと比べて給料が低すぎる
‥もしかして、ブラック企業に就職してしまったのかもしれない。
そう感じ、転職活動を始めようと思っていても心身共に限界。
また同じような会社へ転職してしまったら‥
と不安に感じているのであれば、
思い切って海外で働くことも視野に入れてみることも一つの方法です。
気分のリフレッシュ、多様な文化・価値観に触れることが出来る
海外は日本に比べ実力主義、結果さえ出せば年齢に関係なく昇進することも可能
英語力をアップさせる、重要なポジションでの仕事が出来る可能性もある
海外就職を考え始めたときの動機としては
「ブラック企業を辞めたい」「日本から離れたい」
といったマイナスなことであったとしても、
一度じっくりと考える時間を作り
将来のキャリアビジョンを含め海外就職をすることで
プラスとなる何かを見つけることが大切です。
リフレッシュだけなら旅行でも可能です。
海外就職は漠然とした夢や希望だけでは理想と現実の差にショックを受け、
何も出来ないまま日本に戻ってきてしまうことも考えられます。
海外就職を目指すのであればしっかりと目的を持ち、
次に繋げられる何かを見つけてきましょう。
人生観・仕事観を変えられるチャンスが待っているかもしれません。
もちろん、海外就職におけるデメリットとなる部分にも目を向け、
メリットだけでなくデメリットも理解した上で進めていく必要があります。
海外駐在員とは、日本で採用され海外勤務をしている人のことを指します。
会社から駐在員として選ばれた仕事の出来る優秀な人材である場合が多く、
海外の支店や工場で主に管理職として勤務します。
海外駐在員として働くことには
現地採用で働くことよりもメリットが多いことも特徴の一つです。
メリット
「現地給料」+「海外赴任手当」となるため、日本で貰っていた給与よりもアップする傾向にあります。
手当が充実しており、海外赴任手当以外にも住宅手当・家族手当・教育手当・危険手当・病院代(治療費)・帰国旅費負担・現地で掛かる税金負担、車支給など
英語力がアップした、様々な文化や考え方への視野が広がる、日本への帰国後は出世街道など
日本では住めないような豪華な住居、運転手付き、メイド付きなど
メリットばかりに目がいきますが、海外駐在員にはメリットもあればもちろんデメリットもあります。
デメリット
日本からの指示と現地の気質・実情との違いで板挟みになる、日本の常識が通じないなど相当なストレスを感じることも。
責任が多い。現地スタッフの何倍もの給与を貰っている手前、手を抜くことは許されない。結果を残さなければいけないプレッシャーなど
欧米での勤務を希望していても、会社からの指示は絶対。自分の好きな国で働けるとは限りません。
期間が明確に決められていない場合、いつまで海外で働くのか?日本に戻れるのはいつなのか?と不明なまま仕事をすることも。
給与も含め待遇面ではかなり恵まれている海外駐在員。しかし、駐在先によって状況は様々です。仕事内容には問題が無くても生活環境に不安を感じたりストレスを感じることもあります。海外駐在員として働くためにはそれなりの経験やスキルが必要ですが、良い部分だけでなく悪い部分にも目を向ける必要があります。
憧れの海外転職に向けて就職活動しよう!と思っても、情報も多く、なにから始めたらいいかわからないもの。
定番の就職方法から、ちょっと変わったSNS売り込み方、ビザ申請や海外就職に必要な費用まで9つのパートに分けて解説。これを読めば海外就職活動の全てがわかります!
あなたは、なぜ海外で働きたいのでしょうか?海外就職・転職の目的を明確にすることは大切です。夢を叶えるため、ビッグになるためなんて大きなことを考える必要はありません。あなたの人生プランで海外就職が何らかのメリットにつながるのであれば、どんな些細なことが目的でもかまいません。
あえて日本を離れて海外で就職するということは楽しいばかりではなく、大変なことも待っています。日本では起こりえなかった不便なことも時にはあります。
いざ海外で就職して現実にぶつかり挫折しないためにも、海外では目的意識をもって滞在することが、結果的には海外就職の成功への近道といえるでしょう。
海外就職・転職の意思が固まれば、次は「どの国で、どんな仕事に就きたいのか?」について決めましょう。北米、アジアなど日本人向け求人数の豊富な国では職種も選べるかもしれませんが、それ以外の地域になると選択肢は限られます。
もしも希望する国で自分の就きたい仕事がないようであれば、自分の就きたい仕事や職種でより需要のある国を選んだほうが得策です。国や職種にこだわればこだわるほど選択肢は限られます。「どの国でもどんな職種でもかまわない!」という方は片っ端から色々な求人に応募するのみです。
希望の国や職種に強い転職エージェントがそもそも無いかもしれません。就職活動を行う前に、海外に強いエージェントをチェックしておきましょう。
「自分が希望する国で、希望する職種に就くためには、どういった手続きが必要なのか?」についてもあらかじめ調べておきましょう。海外で就労するためには労働許可の申請が必要だったり、雇用主から就労ビザのサポートが必要だったり、特定の職種にはライセンスが必要だったりと、いろいろな申請や手続きが待っています。
国によって法律は異なりますので、就活の段階から、その国で外国人が就労するための条件や法律を知っておくことはとても重要です。知らなかったがために現地へ行ってからトラブルに遭わないためにも、日本にいる段階から事前に調べておきましょう。転職エージェントや就職斡旋業者などが開催する海外転職セミナーやジョブフェアにも積極的に参加して現地の情報を集めておきましょう。
無事に就職先も決まり、雇用主から就労ビザのサポートもしてもらえるのであれば、あとに続くビザ申請や事務手続きなどは比較的スムーズに進むでしょう。
海外転職に向けて就活したい場合は、たとえ日本にいても「いつまでに何をするのか?」について計画をたてて、即行動に移しましょう。
日本での転職とは異なり、海外での就職・転職は、就職先が決まっても、就労ビザ発行まで期間や、日本を離れて現地へ引っ越しする準備期間など、相応の時間がかかってしまいます。
「海外で働きたい!」と思ったら吉日、希望の時期に渡航し、現地での仕事が開始できるよう、早めに行動していくことが肝心です。
国内の転職エージェント
転職エージェントを利用する場合は、基本的にはエージェントと相談しながら就活を進めていくことになります。
国内にある海外転職エージェントとして「doda」、「パソナキャリア」、「JAC Recruitment」があります。各社、強みとするエリアや求人が異なりますので複数での登録をお勧めします。
国ごとに得意な会社が違いますので、まずは一覧表でチェックしてみましょう。
【国別】海外転職の相談ができるエージェント一覧
海外の転職エージェント
日本の人材サービス会社のなかには、海外に支社を置いて、現地の求人を斡旋している会社もあります。現地に駐在するキャリアコンサルタントだからこそ、現地のビザや就職事情、日本人の海外就職にも精通していますので、ぜひコンタクトをとって相談してみましょう。
日本国内の転職求人サイト
最近では日本国内の転職求人サイトにも、海外の求人情報が掲載されていますので確認しておきましょう。日本の大手人材サービス会社であれば、日本人向けの海外求人も豊富に取り扱っています。今すぐ転職エージェントに登録して相談することに迷いのある方は、まずは日本国内の転職求人サイトを見て、日本人が働ける海外求人にどんな仕事があるのか確認してみましょう。
海外の転職求人サイト
海外の転職求人サイトは、その国の求人情報が豊富にあり、その国の雇用状況の動向も知ることのできる有益な情報が盛り沢山です。求人情報のなかには現地採用をおこなう日系企業の求人も見かけることがあります。
また、海外の大手企業では幅広い職種で世界中から応募を受け付けており、就労ビザのサポートが可能な求人も掲載されています。語学に堪能で、条件に合ったスキルやキャリアをお持ちの方はぜひ挑戦してみましょう。ただし、大手有名企業や人気があり、世界中から応募が集まりますので、競争率はかなり高いと覚悟しておきましょう。
語学力があったり、自信があったりするならともかく、海外サイト活用の前ステップとして海外拠点を持つ転職エージェントに相談してみるのも良い方法です。
金銭的な余裕と時間があるのなら、現地へ行って就活してみるのもひとつの方法です。現地の新聞や日本人向け情報誌などの求人広告から探して応募してみましょう。いざ電話面接や現地で面接となった際も、すぐに滞在先から対応できるのはメリットと言えます。
自分の人脈を最大限に活用しましょう。過去に海外滞在の経験がある方や、現在も海外で働いている知人や友人がいるのであれば、まずは彼らにコンタクトをとって相談にのってもらいましょう。
現地の情報をすべてネットで得るには限界があります。やはり現地に住んでいる方は何かと詳しいものです。
些細なきっかけで誰かを紹介されたり、どこかに推薦してもらえることもあるかもしれません。また逆に、いろいろ現実的な話を聞かされて、その国での就職に対する興味が失せてしまうこともあるかもしれません。日本以上に何が起こるかわからないのが海外就職であり海外生活です。挑戦できることはどんな事でもしておきましょう。
海外就職・転職を相談できる知人・友人がいないのであえば、SNSを使って自分から相手にアプローチしてみましょう。
facebookやLinkdInなどのSNSサイトで、例えば「タイで働く」とキーワード入力して検索し、その国で働いている日本人のコンタクトを見つけて、直接こちらから連絡してみるといったゲリラ的な方法もあります。その際はある程度、自分についてアピールするためにも、あらかじめSNSで自分の経歴などは公開しておきましょう。単なる興味本位ではなく、目的意識がしっかりとあって、誠実さも伝わっていれば、情報提供くらいは協力してくれる人もいるでしょう。
急に現地まで会いに押しかけたりなどは相手の都合もあるので控えましょう。まずは相手に失礼のないようコンタクト交換からはじめてみましょう。
日本国内で就活する場合は、転職求人サイトや転職エージェントで登録をし相談もして、そして応募するのが主にな流れです。書類審査を通過すれば、次は1次面接としてスカイプ(インターネット無料電話)で行う企業もあります。最終面接は現地で行われることが一般的です。
履歴書の作成も日本国内で完成させておきましょう。日系企業の場合は日本式の履歴書と職務経歴書でもかまいませんが、欧米の企業や外資系企業などは、英文履歴書はもちろん、その会社の形式での作成を求められます。履歴書や職務経歴書の作成が苦手な方は、プロの添削者や専門業者にお願いする有料サービスもありますので活用してみるとよいでしょう。転職エージェントを通じて紹介されている場合は、エージェントと相談しながら進めましょう。
海外へ行って現地で就活する場合も、現地にある転職求人サイトや、転職エージェントで登録して相談してみましょう。現地にも日本の人材会社が海外拠点として支社を構えていたり、日本人経営の日系エージェント会社もあります。現地での就活は、現地企業・日系企業に限らず、いろいろな会社に応募できたり、運よく面接になった際も、すぐに現地で対応できるのがメリットと言えます。
ただし、現地での就活には滞在費もかかり、働くことができない状態が続けば無収入になってしまうといったデメリットもあります。また、現地で就活したからと言って就職先が決まる保証もありませんので、相応のリスクが伴うことを覚悟しておきましょう。現地で語学留学をしながら、または職業訓練を受けながらなど、他の滞在目的もあって情報収集する分には、現地の生活にも慣れることができ、効率のよい滞在ができると言えるかもしれません。
幸運にも海外での就職先が決まり、雇用主から内定をもらったら、次はその国で就職するためのビザ申請や書類の手続きに入ります。もしも他社からの返事も待っていて、すぐに内定を承諾できない場合は、先方に事情により待ってほしい旨を伝えておきましょう。
就労ビザの申請は、通常はあなたを雇用する企業が行います。国それぞれで法律は異なり、申請する方法も申請期間も費用も異なります。北米では弁護士を通じて就労ビザの申請を行うのが一般的ですが、欧州では自分で申請する国もあります。申請期間は1ヵ月程度のところもあれば半年以上待たなければならないケースもあります。
ビザ申請の書類の内容によっては政府から却下される場合もあります。ビザ申請が却下されれば、内定をもらっていても合法的に働けませんので、基本的には内定も取り消しになってしまいます。そう考えれば、就労ビザの申請こそが海外就職にあたってもっとも重要なステップと言えます。
無事にビザの申請が認可され、就労ビザを取得できれば、いよいよ渡航準備です。現地へは面接で訪問している場合が多いですが、ここからは渡航準備です。本格的な家探しや車の手配など、現地での生活に必要な準備をしていきます。
日本では実家暮らしだった方や単身の方であれば、たとえ海外とはいえ準備もシンプルです。しかし、日本で持ち家だったり、子供も連れて家族全員で移住する方の準備はなかなか大がかりです。家の売却や引っ越しについて、家財道具の処分について、子供の学校やお稽古事についてなど、いろいろな手続きを検討していかなければなりません。
また、日本を離れる前に、日本の年金や健康保険についても市役所などで調べておきましょう。
無事に現地への引っ越しも完了し準備が整えば、あとは就労開始の日程を会社と相談して決めます。この段階までくれば海外転職を達成したも同然、ひとまずは成功と言えます。しかし、海外へ移住しただけで、まだ何も成し遂げたわけではありませんので、本当のスタートはこれからです。
就労ビザも永久的なものではなく、あくまでも一時的に発行されているものですので、限られた時間のなかで有意義な生活を送ることを心がけましょう。そのためにも海外へ行く前に「なぜ海外で働きたいのか?」を明確にしておくことは大切と言えます。
近い将来、海外転職を考えているのなら、今からある程度の貯金はしておきましょう。現地での就活ともなれば、旅費や宿泊費や航空券代や滞在費(ホテル代、食費など)がかかり、渡航先や滞在期間によってはかなり高額になってしまいます。いざというとき借金までしないと就活できないような状況にならないよう、ある程度の蓄えはほしいところです。
そのほか、英文が得意でない方が、就活中に英文履歴書を提出する必要がある場合は、プロの英文ライターに代行をお願いしたり、英文添削サービスを利用することも可能です。
あと、就労ビザ申請にあたっては、ビザ申請費用だけでなく弁護士費用もかかる場合があります。雇用主が負担してくれる場合もありますが、自己負担を求められる場合もありますので、会社との交渉になります。北米などは弁護士費用だけでも20万円以上はかかります。
就職先さえ決まっていれば、大金を用意する必要はありません。現地で就労を開始するまでにかかる渡航準備にかかる費用(航空券代、海外引っ越し代、船便など)と、現地へ到着してから、しばらくの滞在費くらいで十分です。
また、今は世界中でクレジットカードを利用できますので、現金を持ち歩く必要もありません。最近は銀行のキャッシュカード(銀行口座引き落としカード)もありますので、その日の為替レートで日本の銀行口座からダイレクトに支払うこともできます。現地で銀行口座を開設し、最初の給与を受け取るまでは、こうしたカードを利用して乗り切りましょう。
日本の就職活動といえば「新卒一括採用」です。
Wikipediaによると、
“新卒一括採用(しんそついっかつさいよう)は、
企業が卒業予定の学生(新卒者)を対象に年度毎に一括して求人し、
在学中に採用試験を行って内定を出し、卒業後すぐに勤務させる
という世界に類を見ない日本独特の雇用慣行である。”
当たり前のように思っていた新卒一括採用ですが、
世界から見ると少しおかしな慣行と思われています。
この他にも、外国人からは
「なぜリクルートスーツ(黒のスーツ・白のワイシャツ)を着るの?」
「なぜ就職活動の時期が決められているの?」
「エントリーシート、筆記試験は必要なの?」
と日本の就職活動制度が自国と異なることに
違和感を感じている人も多いようです。
では日本以外の海外の就職活動事情はどうなっているのでしょうか?
アメリカとドイツを例に挙げ比較してみたいと思います。
アメリカ
大学卒業前後に就職活動を始める人、インターンシップとして働き適性を見定めてから就職活動を始める人など様々。
アメリカの学生は長期インターンシップへ積極的に参加し実務経験を積む。インターンの成果から採用されるパターンが多い。
学部卒は当たり前、MBAなど修士号を持っていると多少有利。学歴だけでは無く実力での入社も可能だが結果を出さなければ解雇もあり得る。
終身雇用制度は無く、雇用の流動性が高いためポジションが空いたタイミングで募集をかける。コネがあることも重要となってくる。
アメリカでもスーツが基本だが、シャツは白では無くカラーシャツやストライプなど。
ドイツ
大学を卒業してから就職活動を始める。ドイツの大学では卒論を完成させれば卒業できるので、明確な卒業時期も無い。
アメリカと同じように長期間でのインターンシップが常識。多くは数ヶ月から1年ほど。実務経験を武器に就職。
理工系が就職に有利とされている。大学の成績も重視され、専門性が問われる。
専門性と実務経験があれば採用を手に入れられる可能性大。
金融機関などでの面接ではスーツを着用。
日本、アメリカ、ドイツの就職活動事情を比較してみましたが、
大きな違いはやはり
”新卒一括採用”を他国では行っておらず、
就職時期は比較的自由であること。
通年採用をしていることが殆どで、
多くの学生はインターンシップを活用して就職に繋げていることが挙げられます。
新卒であっても実績や専門性を兼ね備えている人材が求められています。
海外の企業が日本人を現地採用する際、
日本人に求めていることやスキルについて挙げてみたいと思います。
即戦力(現地の人以上の能力・専門的知識など)
語学力(英語・現地の言葉)
日本人としての常識(ビジネスマナー・コミュニケーション能力など)
日本人特有の特徴(真面目さ・正確さ)
柔軟な適応力(担当業務以外の仕事を任されることがあるため)
働く国や業種・職種、企業によって
内容や求められるレベルは異なりますが、
即戦力となる人材は日本のみならず海外でも重宝されます。
現地の人を雇う以上のプラスとなる何かを持っていることは大きな強みとなります。
また、現地採用のポイントとして
”日本人らしさ”を求められることも多くあります。
日本人だからこその勤勉な姿勢や真面目さ、
常識的なビジネスマナーは存分にアピールしましょう。
日本人ということで、
日本からの出張者のアテンドや通訳・翻訳といった
日本に関わる仕事を担当業務以外にも頼まれることもあるでしょう。
それらにも柔軟に対応していく姿勢も大切です。
日本の就職活動では
・履歴書
・職務経歴書
を応募書類として企業に提出することが一般的です。
しかしながら、
海外就職の必要書類は日本と若干異なります。
国によって多少違ってきますが、
例えば英語圏の海外企業へ応募する際には
・CV(レジュメ)=履歴書・職務経歴書
・CL(カバーレター)=志望動機
などの2種類を用意し提出します。
CV(レジュメ)内容
日本の履歴書・職務経歴書では、
・氏名
・個人情報
・学歴
・職歴
・アピールポイント
の順に記載していくことが殆どです。
しかし海外では、
・学歴や職歴よりも実績、スキル
・専門的な知識などアピールポイント
が重視されます!
「いかに企業に貢献できる人材なのか?」
「即戦力となる経験やスキルを兼ね備えているのか?」
が大事なのです。
実力・成果主義である海外の特徴がよく表われています。
面接での服装
男性:黒、紺、グレーなど
女性:黒、紺、グレー、ベージュなど ※ジャケットも可
ワイシャツ、派手すぎないカラーシャツ・ストライプ柄
※金融・製造業の場合は白ワイシャツに紺・グレーのスーツがおすすめ
基本的には海外でも
日本と同じように面接ではスーツを着用します。
海外での就職活動では
それぞれの国の特徴を事前にチェックをしておき、
国に合った服装マナーをしていきましょう。
また、海外就職では初めにSkype面接を実施しているところも多くあります。
Skypeとは言え、しっかりとスール着用の上面接に臨みましょう。
日本で一般的に行われている新卒一括採用ですが、海外ではこの慣行に違和感を感じる人も多く居ます。「新卒で就職できないとこの先真っ暗‥」なんて考えは日本だけなのかもしれません。そう考えると、学歴よりも専門性や実務経験を評価してくれる海外企業への就職は可能性を広げていく意味でも魅力ある職場となるのではないでしょうか。
ゼロからのスタートとなるはじめての海外就職にはまだまだ不安なことがあると思います。そんなときに頼りになるのが転職エージェントです。日本国内の転職に限らず、海外への就職・転職に関しても豊富な知識とノウハウで転職成功までの道のりを二人三脚で目指していくことが可能です。
海外就職を目指すのであれば転職エージェントのようなサービスも上手に活用していき、効率良くスムーズな就職活動としていくことをおすすめします。
狭き門と競争率をくぐりぬけて、就労ビザを申請し、日本からはるばる移住までして、やっと勝ちとった海外転職の機会です。長いプロセスを経たために、海外で就職先を得たことだけで満足していてはいけません。
本当のスタートは転職後にあります。「何のために海外で働きたいのか?」滞在目的が明確にあり、充実した毎日を心がけることは、今後、慣れない土地での海外生活にくじけそうになったときも、きっとモチベーションを維持する強みになってくれるでしょう。
では、「日本が嫌だから海外で働きたい」という滞在目的はよくないのでしょうか?そんなことはありません。これも立派な滞在目的の理由です。本当にそう思って海外でやる気があるなら、それでもかまわないのです。日本に戻るのが嫌で海外で何かを成し遂げているのであれば、これもまた成功です。
また、「海外へ来たけれど、やっぱり日本に戻りたい」と感じてしまった場合は、帰ればいいだけです。その間に語学を磨いたり、何かしらのキャリアを身につけての帰国であれば日本での再就職も有利になるでしょう。
ただし、日本ではよほどの専門的なスキルがある方を除いては、年齢が高いほど再就職は難しくなる傾向が強いので、海外で何の収穫もなく無計画に滞在しているようでは、帰国しても、日本の会社は評価してくれません。その覚悟で日本へ戻りましょう。
海外転職が正式に決まるまでは、どうしても現地での仕事内容や給与額などばかりが気になってしまいますが、いざ現地へ赴き働きはじめて気づくのが、給与体系や税金システム、社会保障制度、年金制度、医療制度など、その国と日本における社会制度の違いです。
欧州では所得税の税率が50%と非常に高率な国もあったり、アメリカでは国民健康保険はなく、医療保険に入っていても高額な医療費を請求されたりと、日本の公的サービスの便利さやレベルの高さに改めて気づかされる機会に遭遇します。そんなときでも悲観的にならず、海外での現実や日本との違いをわきまえてタフに乗り切る精神も必要と言えます。
各国どれほど異なるかについては、あらかじめ自分で調べることもできますが、就活の段階から、転職エージェントや人材会社のエキスパートにたずねてみるとよいでしょう。
海外での就職や転職は、そう誰もが得られる機会ではありません。ブラック企業と辞めて海外就活した方のツイートが話題になっていたこともありました。日本では決して体験できなかったような出会いや出来事も待っています。
また、海外で就職するということは、限られた就労ビザの期間だけ、または限られた人生のなかで与えられたチャンスです。海外転職という貴重な機会を無駄にしないためにも、目的意識をもって充実した時間を過ごしましょう。
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