華々しく、オシャレでかっこよく見える美容師。憧れて、美容学校に通い卒業、無事に美容院に就職!これで晴れて念願の美容師になれる!と思ったのも束の間…。
就職したからと言って、すぐにお客様の髪を切れるわけではないし、給料は安い。
営業時間外にも、朝はミーティングや店の掃除で早出、夜は閉店後にまたミーティングや個人練習で、家に帰れるのは日付が変わる頃。
残業代はつかないし、定休日しかない休日も練習やコンテスト、講習などで潰れがち。
そんな過酷な就業形態に直面して、このままでいいのだろうかと思う美容師は多いようで、離職率の高さも他の業種に対してかなりの高さとなっています。
普段から休憩時間が少なく、忙しい日は休憩すら無い日も…。
日々の立ち仕事で、足や腰を痛めたり、シャンプーやパーマ液で手荒れが酷くなってしまったり、身体的な理由も多いようです。
でも、いざ転職しよう!と決意しても、今まで美容師になることしか考えておらず、どうしたらいいのか分からないという声も多い職人職。
どうすれば転職を成功させることができるのか、一緒に見てみましょう!
体力勝負の美容師は、35歳から40歳くらいまでが限界という見方もあるようです。年々立ち仕事のせいで腰を痛めるという人も多くなり、朝から晩まで働き詰めの美容室勤務は過酷で、その頃までに自分の身の振り方をある程度考えておく必要があるといえるでしょう。
働いたあとの深夜までの個人練習やミーティングで、家には寝に帰るだけ。
その割に年収も300~400万円くらいが相場で、決して高いとは言えず、晩婚の傾向もあるようです。
いっそ独立して自分のお店を持つか、それとも夢には見切りをつけて、給料や休日など待遇のいい他業種に転職するか…。
けれど、30代・40代になって他業種への転職を考えていては、はっきりいって遅いと言わざるを得ません。
同じ業種の経験を長年していた人でも、30代・40代と年を重ねるほどに、再就職が難しくなるのが、今の転職の常識です。
ですから美容師経験しか職歴がないのなら、業種が違えば違うほど転職は難しくなってしまいます。
美容師のまま他店への転職・他業種への転職、どちらにしてもまずやらなければいけないことは、下調べですよね。
自分が今後どうなりたいのか、何がしたいのか、それをしっかりと見極めて、自分の意向にあった転職先を探す必要があります。
数え切れないほどバリエーションに富んだ職種の中でも、美容師の仕事は特に過酷な職場であると思います。
そのため、仕事を辞めた後に一度しっかり休みたいと考える人が多いのか、適当にフリーターになってみたり、貯金を使って休みの期間を設けるパターンがあるようですが、その就職空白期間は、その後の就職活動にプラスに働くことはありません。
なぜ前職の後にフリーターをしていたのか?職歴に空白期間があるのか?面接時には必ず聞かれると思って間違いはありません。
忙しく、時間を割くのも大変とは思いますが、今の職場にいる内に、資格を取ったり、必要なスキルをしっかり磨いておけば、きっとその後の転職活動に活きて来るでしょう。
まずは転職の意志を職場に伝える前に、自分が何をしたいのかしっかり見極め、転職活動を始めましょう。
朝から晩まで職場、休日も少ないから、転職活動にもなかなか時間を割けない…美容師の転職活動は、自分でマメに動くのは大変!そしてずるずると今の職場に…という方も多いのではないでしょうか?
そんな時は、WEBの転職サイトで活動するのがおすすめ!でも転職サイトもたくさんあって、どれを選んだらいいのか悩んでしまいます。
そんな時は、リクナビNEXTをおすすめします。
転職者の80%が利用し、使いやすさから高評価を得ているサイトです。
そのため業種も豊富ですし、スカウトシステムもあるので、忙しい美容師にはぴったり。
検索画面では職種が分かりやすく選択できるようになっていて、理美容やブライダル、ヘアメイク、ファッションなど、美容師の転職先に人気の職種も豊富に揃っています。
美容師を続けたい方は美容院、他業種への転職を希望する方は気になる業界、ボタン選択一つでリストアップされるので、待遇比較にもぜひ使ってみてください!
どんなに辛くても、やっぱり美容師になることは夢だった。これからも続けたい!という方は、より自分に合ったスタッフ、業務形態、給料のところに転職したいと考える方もいるでしょう。
ですが、美容師の転職のタイミングはかなり難しく、美容師は若さが求められる職業でもあるようなので、早ければ早いほど良いよう。
けれど、アシスタントの時点で転職すると、転職先でもまた1からアシスタントとして勉強しなければいけなかったりということもあるようなので、募集内容には気をつけたいところですね。
そして、辞め方も気にしなければいけないポイント。
業界として限られた世界と言えるので、店同士のコネクションがあったりすれば、喧嘩などマイナスイメージを残す退職や、嘘の体の不調を理由にして辞めると、後々の自分の評価にも傷が付く場合もあるので、気をつけましょう。
また、転職先の面接では、なぜ移動したいと思ったのかを聞かれると思います。その際には前の店のマイナス面を上げてしまうと、気難しいタイプと思われる恐れがあるので、転職先がいかに自分の求めている職場であるかという受け答えができるといいかもしれません。
私は今アシスタントとして働いています。
朝は早く、夜は遅い美容業界…。営業中はとにかく休憩なしで大忙し…。営業後も練習三昧で、どんなにたくさん練習しても先輩に怒られる日々…。
こんなに毎日忙しく頑張っているのに、休日も週に1回程度で給料は手取りで12万くらい…。
都心の美容室に勤務していて、練習で帰りも遅くなるので、お店の近くに住むとなると家賃も高めで、家賃や光熱費で給料がほとんど消えてしまいます。
月日が経つにつれ、心身共にボロボロになっていく自分に限界がきて、転職を決意しました。
こんな悩みを抱えている方はきっと私だけじゃないと思います!!!
美容専門学校を卒業してるとは言えど、美容の事しか勉強してきてないし、高卒と同じような扱いをされてしまうので、他の業界へ行けるかとても不安でした…。
でもリクナビNEXTを使ったら、美容業界でしか働いた事のない自分にも出来そうな仕事がたくさんありました!
スカウト機能もあって、自分の希望した条件や自分自身に合った仕事を紹介してくれるので、忙しくて中々転職活動に時間を注ぎ込めない美容師には、非常に最適なサービスで便利です。
もっと早く活用するべきでした。今では時間も給料もゆとりのある生活を送れていて、転職成功です!!
肉体面での機能が女性よりも優れていて、まだまだ美容業界で働きたいという男性にオススメの職種をご紹介します!
元美容師という人に人気の業種です。
美容師を目指した人には、やはり髪だけでなく、自分のスタイルというものに拘りや興味を抱いている人が多いと思われます。そんな興味やセンスを活かし、ファッション業界に転職する人は多いようです。
お客様の頭皮をマッサージする、ヘッドスパ専門店でのお仕事です。
カットが出来ないアシスタントの方の転職にオススメです。マッサージの練習はありますが、美容師のようにカットなど、スタイリストになる為の練習がないので、夜遅くまで練習する事がなく帰宅時間も早いです。
最近では、男性のスパニストや、似た職種ではセラピストが増えてきているようです。
シャンプーやカラー剤などの美容商材をメーカーさんから買って、その商材を美容室などに売りに行く営業のお仕事です。
お客様とのコミュニケーション能力が問われる美容師。一見まったく関わりのない業種で尻込みもしてしまうかもしれませんが、美容業界も広く、美容商材などの営業であれば、知識もコミュニケーション能力も活かせるお仕事だと思います。
美容師は自分に向いていなかった、他の職種に転職したいという人に、女性ならではの繊細さを活かせる職種をご紹介します!
まつげエクステ・まつげパーマなど、まつ毛ケアをするお仕事です。
初任給はおよそ18万円くらいが相場で、休日や就業時間も美容師に比べて負担が少ないと思います。こちらも技術職ですから、ゆくゆくは独立して自分の店を持つこともできます!
ネイルアートや爪を綺麗の健康的に保つお仕事です。
正社員やアルバイト、又はフリーランスとしてプライベートサロンを設けている人もいます。必要な資格はありませんが、美容師免許を持っていると歓迎されやすいです!
ヘアアレンジやメイクなど、美容師だった時のスキルを活かせるおすすめの業種だと思います!
自分の身につけた技術を使って、幸福な時間のお手伝いができる、やりがいある仕事ではないでしょうか?
介護が必要な方、障害のある方を対象に、自宅・病院・施設を訪問してお仕事をする美容師です。
認定福祉美容介護師の資格取得が必要になりますが、試験はなく、NPOや厚生労働省認定協会が行うスクーリング・通信教育の参加で取得することができます。受講資格として美容師免許を取得していることが必須の資格で、休日や就業時間など通常の美容師とは違い安定した状況で仕事ができる職種です。
せっかく学校まで行って、やっと夢だった美容師になれたのに、思っていたのと違う。疲れてしまってもう頑張れない。そんな風になってしまった方は、思い切って環境を変えてみてはどうでしょうか?
まだ美容師は辞めたくない、と思うのであれば他の店への転職。もう体がついて行かないと思うのであれば、他の職種への転職。そうすれば、もっと自分に合った環境やお仕事に出会えるかもしれません。
給料や休日、その他の待遇は、お店や業種によっても違います。WEB転職サイトなら、スマホからでもその場で比較することだってできるので、自分に合った職場をまずは探してみるのもいいのでは?