自衛隊から転職は難しい?転職活動成功はタイミングと志望動機が大事

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自衛隊転職日本の平和と国民の安全を守る、特別国家公務員「自衛隊」の仕事。

憧れを抱き入隊する方も多い一方で、厳しい訓練や人間関係、慣れない集団生活に悩み「辞めたい」と思う方は多く、自衛隊を辞めて転職できるのか…と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

今回は、自衛隊から転職する方法について詳しくご説明させていただきます。

自衛隊の方が転職したいと思う理由やおすすめの転職先、女性の転職について合わせてご紹介させていただきますので自衛隊に入隊し続けるかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

転職前に確認に考える。自衛隊の仕事内容と給料事情と実態

自衛隊の仕事内容と給料事情から実態をみていきましょう。

仕事内容

「自衛隊」というと独立した組織のようなイメージがありますが、自衛隊は防衛相に勤務する職員である防衛省職員の位置づけになり、防衛相職員の中で特別職国家公務員が自衛隊員と呼ばれます。

自衛隊員は以下の2種類に分かれています。

  • 事務官・技官などの文民
  • 統合幕僚長をトップとする陸上自衛官・海上自衛官・航空自衛官

多くの方がイメージする自衛隊は「自衛官」と呼ばれいずれかに所属し、全国約260の勤務地で活躍し、入隊後に行われる教育隊での訓練を終えた後、希望と適正をふまえて配属が決まります。

自衛隊の職種や職域は様々で最新装備の研究や開発、音楽科、情報科、警務科、会計科、衛生科など職種や職域は幅広く、自身のスキルに合った仕事を選ばれています。

自衛隊の体育会系のイメージが強いのは、体力づくりや日々の訓練も大切な仕事だからでしょう。

また、休みがないと思われがちですが基本的に週休2日制で祝日や年末年始、特別休暇、有給休暇があるので一般企業の働き方とさほど変わらず休日は家族で過ごしたり趣味活動をされたりとの過ごし方も人それぞれです。

給料事情

自衛隊の給料は「防衛省の職員の給与等に関する法律」で定められ、階級や職種によって支給額が異なりますが民間企業と自衛隊の給料を比べると、自衛隊の平均年収の方が高いとされています。

  • 20代前半民間企業(約26万円):自衛官(約37万円)
  • 30代前半民間企業(約41万円):自衛官(約44万円)

夏(給料の2.2カ月分)・冬(給料の2.2か月分)のボーナスや自衛官任用一時金、年1回の昇給など給料以外の手当も充実しています。

参照:防衛相『自衛隊 帯広地方協力本部 自衛官のお給料について』

日本の平和を守り、国際社会の平和の維持に貢献する自衛隊は、災害時にはスピーディーに被災地での救助活動を行い、日々の訓練と大切な人を守る任務から、比較的高い水準の給与形態となっています。

自衛隊のここがきつい!辞めたいと思う理由

やりがいのある職務と高い水準の給料にもかかわらず、「自衛隊を辞めたい」と悩む方は少なくありません。
自衛隊のきついところ、辞めたいと思う主な理由について6つご紹介します。

人間関係が辛い

一般企業に比べると縦社会が厳しく、特に上司との関係が働きやすさに影響します。
入隊当時は厳しく怒られることが常にあるため、「せっかく憧れを抱いて入隊したのに何のために入隊したのだろう」と辞める方もいらっしゃいます。

自衛隊という特別な職務上、仕事でリスクと隣合わせであることも多いため、どうしても厳しく指導するのは仕方がないことですが、中には理不尽な対応をする上司もいるため民間企業と同じようなパワハラに悩む方も少なくありません。

集団生活がしんどい

駐屯地や基地等に居住する義務がある職務についている自衛隊は、食事や家賃等がかからない反面、集団生活という生活がまっています。

仲間、家族といった関係性ですがプライバシーの配慮が不十分なこともあり、集団生活に馴染めずしんどいと転職したいと思う方もいらっしゃいます。

激務が辛い

民間企業ではキャリアアップするごとに責任は重くなりますが、現場を離れマネジメント業務に集中することができるところも多いでしょう。
しかし、自衛隊ではキャリアアップするごとに激務が増しハードワークになることもしばしば…

自衛官の場合は残業代が支給されないことや、キャリアアップや将来性に不安を感じ転職を決意する方も多いです。

プライベートを充実させたい

職務によっては24時間勤務をするケースもあり、日々の訓練や基地内での縦社会、厳しい規律からプライベートを楽しむ余裕がありません。また、配属される部隊によっては20時門限というところもあるため外出制限が厳しく、緊急時に備えて外泊にも制限があります。

民間企業のサラリーマンのように、アフター5や休日を楽しみたいという思いから自衛隊の異世界感を感じ、プライベートを充実させたいと転職したいと思う理由のひとつとなるでしょう。

訓練がきつい

きつい体育会系で心身の負担が大きい訓練によって自衛隊から転職したいと考える方も少なくありません。
陸上自衛隊の訓練は厳しいと有名ですが、特に雪山を重たい荷物を背負い歩く訓練ではベテラン自衛隊でさえも辞めたいと感じるといわれています。

訓練では女性も男性と同じプログラムをこなさなくてはいけないため、体力に不安のある女性はより辛さを実感するでしょう。結婚、妊娠、出産…等ライフイベントを考えたとき自衛隊から転職するなら早い方がいいと悩む方も多いものです。

モチベーションが継続できない

日本の平和と国民の安全を守るという使命をもち、入隊時はほとんどの方が使命感に燃え日々の訓練を頑張っていこうと取り組んでいたでしょう。

しかし、毎日の厳しい訓練を続けていても現場に出る機会は少ないため、なかなか成果が発揮できない場合、入隊時に抱いていた熱意やモチベーションを維持できなくなってしまいます。

ただ毎日の訓練や任務を遂行するという業務が辛くなり、もっとやりがいのある仕事や成果を感じられる仕事へ転職したいと、民間企業への転職を考えるようになります。

憧れをもち入隊したものの「こんなはずじゃなかった」というミスマッチやバーンアウト、特殊な自衛隊という職場環境の社会的なルールや体質に悩み転職を考える方多いようです。

自衛隊の転職事情!なかなか辞められないって本当?

自衛隊の定年は2018年に定年年齢の引き上げがされましたが、2曹、3曹(54歳)~幹部である将、将補(60歳)と民間企業と比べると早いことが特徴です。

特殊な職務を考えて定年まで続けられるかどうかという不安や定年後の生活を考えて転職や再就職を考える人が多いことが分かります。

自衛隊から転職する場合、任期制自衛官でない場合は自分の都合で退職のタイミングを決めることができず、順調に退職できないケースが多く退職までの道のりが長いとされています。

また、退職理由やこれからの人生プラン(退職後の生活や夢)を説明し、上官を納得させなければいけないというのも退職しにくい理由のひとつでしょう。

民間企業では退職の意思を伝える場合は、就業規則で1~3カ月と定められているケースが多く、労働基準法では14日前までの申し出で可能とされています。

しかし自衛他の場合は、部隊の人事編成に影響するため業務の区切りがつくタイミングで退職の意思を伝える必要があります。例えば3月末の年度末や転属時期の7月末などです。

また、退職の意思を伝えても民間企業の在職強要と同様に上司からの引き止めに合うケースも少なくありませんが、スムーズに退職できない場合でも、大変な迷惑がかかる脱柵(脱走行為)だけはご法度。

民間企業では、ブラック企業で退職できない場合は退職代行や出勤しないこともできますが、自衛隊の場合は、退職までに時間がかかっても規定通りの申請を行い退職する必要があります。

自衛隊を辞めたいと思っているなら、年齢の若い内に転職した方が若さを活かした転職活動ができ採用にも有利、働き方や働く場所の選択肢も増え、将来的にも安心です。
また、自衛隊の任期満了後の就職では、「自衛隊援護」という就職援助を活用し就職することができるため心強いですね。

自衛隊から転職!おすすめの転職先6選!

自衛隊はそれぞれ所属していた部隊によってスキルや取得資格が異なりますが、転職活動ではこれまでのスキルやキャリアを活かした転職が可能となります。

全く異なる分野を目指す場合は未経験からのキャリアチェンジというパターンになるため、自分の希望する業界や職種を決めて転職活動を進めていきます。
では、自衛隊の転職先ではどのようなところが考えられるのでしょうか?

物流業界

トラック運転手や宅配業者など物流業界は、インターネット通販の需要拡大などにより求人が多く今後の成長が見込める将来性のある仕事です。

物流業界と聞くと輸送・配送ドライバーのイメージが強いかもしれませんが、保管・梱包・流通加工・荷役・情報管理など様々な働き方があります。

自衛隊での人間関係にストレスを感じていた場合、輸送・配送ドライバーであれば個人での仕事がメインであるのでストレスフリーに働けるでしょう。

また、陸上自衛隊に所属していた人であれば大型免許を取得している可能性が高く、退職後でも中型自動車までは運転できるのでドライバーとして重宝されること、元自衛官として責任感が強い、日々の訓練を通して体力もあるので物流業界への転職はおすすめです。

建築業界

「建築」は建設業界の施工管理に分類され、戸建て住宅やビル、マンションなどの設計・施行・管理が“建築”、道路や鉄道などのインフラ整備が“土木”、電気・ガス・給排水・空調などの設備の選定が“設備”と大きく3つに分けられます。

建築業界は高齢化と慢性的な人手不足であるため求人数の多い仕事の一つとなります。

現場作業員からのスタートであれば未経験からでも十分転職可能な職種であり、元自衛官ということを考えると基礎体力のある人材や重機の扱いに精通している人材は引く手あまたとなるでしょう。

人材の確保・育成が課題となっている建築業界に転職し、実務経験を積んでいけば将来的に会社を支える人材へと成長できるはずです。

エンジニア

IT業界は今後益々の成長が見込まれる業界の一つであり、エンジニアの需要がさらに高まっていくことが予想されますがIT業界の人手不足は深刻となっています。

知識・スキル・経験ゼロの状態からエンジニアとして転職することが厳しいですが、IT知識に精通している通信科に所属していた自衛官であれば、これまでに培ったスキルやキャリアを活かしたエンジニアへの転職もおすすめです。

IT業界は将来性があるので、知識・スキルが無い人でも学習サービスを活用しプログラミング習得を目指すことも可能です。

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営業職

未経験OKの求人が多いのが営業職です。営業職は様々な業界で会社の顔としての重要な仕事であり、なくてはならない職種であるにもかかわらず特別な資格を必要としない他職種からも転職をしやすいことが特徴です。

元自衛官として活かされるスキルは、営業先の顧客との関係づくりに役立ち契約に結びつく「誠実さ」「礼儀正しさ」です。

さらにコミュニケーション能力に自信がある人も営業職に向いているでしょう。
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事務職

事務職事務職と言うと女性が働くイメージが強いかもしれませんが、男性・女性ともに事務職として働くことができます。

自衛隊で事務官として勤務してきた人はスキルを活かし民間企業の事務職への異業種転職がおすすめです。

自衛隊で培った礼儀正しさや縦社会の上手い付き合い方が一般企業でも活かされ、真面目に誠意ある対応ができる人材として重宝されるでしょう。

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警備員

自衛官だけでなく警察官や消防官などの再就職先として人気が高いのが警備員です。

警備会社に勤務し、人や施設内の警備・警護を専門的に行うことが警備員の仕事となります。

元自衛官としての体力や観察目、正義感などを活かすことができこれまでの知識と経験が最大の強みとなるでしょう。

警備員の役割には施設警備、交通誘導警備・雑踏警備、輸送警備、身辺警備と様々なものがあり専門的な知識を身につけていくことでより活躍の場が広がっていきやりがいを感じながら働けるのではないでしょうか。

転職に活かせる!自衛隊で取得できる資格

自衛隊からの転職活動は比較的スムーズとされていますが、その理由は自衛隊時代に取得できる様々な資格に理由があります。

基本的に業務に関連する資格になりますが、業務に関連しない資格はプライベートで取得することができます。

例えば以下のような資格を、取得費用をかけずに取得できます。

  • 自動車免許
  • 陸上無線資格者
  • クレーン運転免許
  • 危険物取扱者
  • 調理師
  • 準看護師
  • 救命救急士
  • 潜水士

自衛隊は業務に関連する資格取得ができるため、資格取得を目的に自衛隊を目指す方も多く、退職後のことを考えて様々な資格を取得している方もいらっしゃいます。

また、任期制事務官では再就職を見据えた資格取得のサポートが充実しています。
例えば、医療事務・介護職員初任者研修・フォークリフト・衛生管理士などの資格取得を目指すことができます。

様々な資格を取得できる自衛官ですが、自衛隊として職務を遂行してきたスキルやキャリアはどんな資格よりも勝るものです。

Point訓練で培った体力や忍耐力は転職活動を有利に進めるアピールのひとつ

自衛隊から公務員へ目指すなら

公務員である自衛隊の地位を変えたくない、という方は同じ地位である国家公務員や地方公務員などを選択するケースもあります。
しかし、自衛隊から公務員を目指す場合でも一般の方と同様に公務員試験を受ける必要があるため、試験勉強での時間確保ができないといった点が課題です。

公務員を目指す方は、スキルやキャリアを活かしやすい警察官へ転職される方が多いとされています。

自衛隊から民間企業へ…転職活動での苦労

自衛隊という特殊な仕事から民間企業へ転職するのは難しいと考える方も多いですが、何が大変かというと「志望動機」のアピールです。

これまでのスキルやキャリアと転職先への志望動機をどのように結びつけたらいいのか苦労されている方が多くいらっしゃいます。そこで、活用をおすすめしたいのが転職エージェントです。

自衛隊というキャリアから新しいキャリアへの位置づけをサポートしてもらえるため、難しいとされる志望動機とキャリアの結び付けもスムーズに進めることができるでしょう。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接でのアピールの仕方などキャリアアドバイザーが丁寧にアドバイスしてくれるので不安なくチャレンジできます。

Point自衛隊で培ったスキルやキャリア、資格に関連する転職ではキャリアの関連性が結び付けやすいため、転職に有利

20代・30代の自衛官はポテンシャル採用を狙う!

若手自衛官の転職であれば、年齢の若さを活かしたポテンシャル採用で有利に進むケースが多いでしょう。
アピールできるスキルがないと悩む方も多いですが、自衛隊に入隊していたという経歴は高評価の対象となるため安心してください。

自衛隊で揉まれた忍耐力や統率力は企業が欲しがる人材なので、人柄や将来性などのポテンシャルが評価されやすく、組織内で十分に働いてもらえると期待されるでしょう。

また、第二新卒での採用に臨むのもひとつの方法で、第二新卒枠を設けている企業は多く元自衛官というキャリアと信用を活かして転職を有利に進めることも可能です。

女性自衛官の転職は?

自衛隊は男性が働くイメージが強いですが、最近では女性自衛官の活躍も目立つようになり、全自衛官の6.5%、約1万5千人が活躍しています。

今後、女性自衛官を増やす動きがありワークライフバランスや働き方改革に取り組み、2030年までに女性自衛官の割合を全自衛官の9%以上にすることが目標とされています。

女性自衛官であっても訓練や業務は男性と同じようにこなさなくてはいけないため、強い意志と努力・スキルが求められ大変さは男性以上。

ここでは、女性自衛官の転職活動についてみてみましょう。

自衛官とライフイベントとの両立のため、年次休暇の取得やフレックスタイム制なども導入、産休や育休への取り組みもされていますが、結婚後の業務が大変になったと悩まれている方も少なくありません。

男女平等が浸透している中、「だから女性は…」というような待遇、女性差別につながるパワハラ、セクハラに悩む方もおられ、志高く入隊したけれど…「一生働ける仕事ではない」と自衛隊からの転職を考える方もいます。

Pointキャリアチェンジを目指すなら早い方がベター

厳しい世界で経験して磨かれた糧を武器に、自衛隊で取得した資格や経歴は転職活動でも活かすことができます。
結婚・妊娠・出産・育児…とライフステージが多い女性自衛官ならではの転職活動では、企業の福利厚生をチェックすることが重要ですよ。

自衛隊パイロットの転職は?

自衛隊出身者のパイロットは、2年間は民間の航空会社で働くことができないという紳士協定があります。また、年間数名を民間航空会社に転職できる制度もありますが、対象者は40歳以上限定となりとかなり狭き門です。

パイロットになりたいと考えている場合、日本ではこのような縛りもあり簡単ではありません。大手は自衛隊出身者のパイロットは採用していないので転職できる航空会社も絞られてきます。

それでも航空会社のパイロットとして活躍している人もいますので、パイロットが不足すると言われている昨今、タイミングを見て転職してみるのもいいかもしれませんね。

キャリアプランは明確に!自衛官の弱点を補う転職エージェント

「自衛隊を辞めたい」というだけで転職先を決めるのはちょっと待って!

どんな業界や企業に転職する場合でも、キャリアプランを考えて転職活動を進めることが重要で、将来自分がどうありたいかという信念・転職軸をもち、キャリアプラン実現のための方法として転職をする必要があります。

この場合も転職エージェントの活用がおすすめです。
キャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングを通じてキャリアプラン構築のサポートをしてもらえるため、気付かなかった自分の強みやスキル、キャリアを棚卸ししやすくなるからです。

転職のプロから自分に合った業界や企業の提案、適職診断をしてもらえるため、気軽に相談してみましょう。

転職エージェントなら視野の広い転職活動ができる

基本的には複数のサービスを併用することをおすすめします。なぜなら、アドバイザーによってスキルの差があることや転職エージェントによって保有している求人や得意分野が異なるからです。

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思いもよらない企業との出会いがあるかもしれません。優良企業の求人は非公開求人の中にこそあります。

【まとめ】ブラック企業には注意!充実した人生のための転職を

自衛隊のメリット・アピールはなんといっても体力と縦社会を過ごした経歴です。どんな企業でも意欲と向上心があれば転職で困ることは少ないでしょう。

ひとつ注意すべき点としては、ブラック企業への入社に気を付けることです。
早く辞めたい、早く転職したいからといってブラック企業へ入社してしまったらまた辛い思いをして早期退職、最悪の場合はうつ病を引き起こす可能性があります。

信頼できる転職エージェントを活用し、転職のプロのサポートのもとホワイト企業を目指すことが重要です。

これからの長い人生を充実したものにするために求人情報や企業情報をチェックし情報収集を欠かさず、後悔しない転職を実現させましょう。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷