経歴・実績
大阪府職業訓練校講師
大阪府4年制大学就職支援職員
大阪府就職困難者支援事業相談員
厚生労働省民間職業訓練校キャリア支援
新人研修、社会人基礎研修講師
障害者就労支援職員
大阪労働協会主催
人材育成・定着セミナー講師
建設業向け採用セミナー講師
建設技術者採用コンサルタント
採用実績 約1,000名
社員キャリア面談実績 約5,000件
突如として私たちの生活を一変させることとなった新型コロナウイルス。
感染拡大の影響は「新しい生活様式」を実践せざる得ない状況だけでなく、多くの人達の仕事に大きな影響を及ぼしています。
そんなコロナ禍で事業変動の影響を受けやすいのが“派遣社員”です。
今こそ働き方を変えるべき時なのではないでしょうか?
派遣から正社員に転職することは不可能ではありません。今すぐにでも行動に移したくなるきっかけをこの記事から掴んでください。
最短で派遣から正社員を目指す方法を詳しく紹介していきます。
経歴・実績
大阪府職業訓練校講師
大阪府4年制大学就職支援職員
大阪府就職困難者支援事業相談員
厚生労働省民間職業訓練校キャリア支援
新人研修、社会人基礎研修講師
障害者就労支援職員
大阪労働協会主催
人材育成・定着セミナー講師
建設業向け採用セミナー講師
建設技術者採用コンサルタント
採用実績 約1,000名
社員キャリア面談実績 約5,000件
プロフィール
1982年生まれ、大阪府豊中市出身、中央工学校卒。
卒業後、人材派遣会社にて建設技術者を中心とした採用、定着支援、企業への人材コンサルタント業務を約20年経験。
働かれる従業員の方々に意欲を持って活き活きと仕事をしてもらいたい。そのような環境を経営者の方々と一緒に作り上げていきたいとの思いから「働くを楽しく」を理念に大阪府で中小企業を中心に採用、教育、定着の支援をしているキャリアコンサルタントです。
コロナ解雇13万人超え
厚生労働省が令和4年7月22日時点までの累積値として、新型コロナウイルス感染拡大の影響による解雇・雇い止めの人数(見込みを含む)が13万人を超えたと発表しました。
※引用:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報について(7月22日現在集計分)」
解雇等見込み労働者数の約半数は派遣社員を含む非正規雇用労働者であり、製造業・小売業・サービス業(ホテルスタッフ、飲食店店員、販売員等)を中心に解雇・雇い止めが多いことが分かっています。
また、総務省統計局が発表した「労働力調査 (基本集計)」の令和4年5月分によると、
となっており、徐々にコロナ前の雇用状況まで回復を見せています。
※引用:総務省統計局「労働力調査 (基本集計)」
コロナの影響を受けた2022年、2021年に比べると増加していることがわかります。またこのような感染症などが流行した際は、容赦なく非正規労働者にしわ寄せがいくと予想されます。
コロナ前と比べると伸びている業界と危ない業界というのも二極化しています。せっかく入社しても、業績の悪い業界・企業はばっさりと切られてしまいます。
一般的に派遣社員のメリットとして「ライフスタイルに合わせた働き方ができる」「仕事を選べる」「様々な経験が積める」「未経験からでも働きやすい」「派遣会社がサポートしてくれる」などが挙げられますが、メリットもあればもちろんデメリットもあります。
そのデメリットこそが派遣社員として働く人の悩みや心配事となり、特にコロナ禍で顕著に現われてきています。
一般的に3カ月または 6カ月で契約更新をしながら働き続けますが、業績悪化・経営不振等を理由に契約更新されないケースもあり派遣社員は事業変動の影響を受けやすい。
また、雇用期間が定められており同じ職場では最長3年までしか働けない。
派遣社員は時給で働いているため、就業日数・時間が減ると給料にも影響が及びます。
求人情報サイトなどを運営するディップ株式会社が行った調査では、新型コロナウイルス感染拡大の影響が出始めた2020年4月頃には「シフトが減り給料が減った」と答えた派遣社員が8割近くにもなりました。
※参照:dip「新型コロナウイルスによる仕事への影響調査」https://www.dip-net.co.jp/news/1371
また、派遣社員は交通費・賞与・手当がないことも収入が安定しない要因となっています。
2008年に起きたリーマン・ショックの際にも問題となった派遣切りが、今回新型コロナウィルスによる派遣切りと形を変えて再度起きてしまいました。
政府や企業各社も派遣切りを繰り返さないよう雇用維持に取り組みましたが、社会情勢や事業変動の影響を受けやすい非正規雇用の実情は過去と変わらず不安定なままです。
企業が労働力の緩衝材として派遣社員を使い続ける以上、派遣社員が中長期的に安定して働き続けることは多くの方にとって難しい現状であるということが言えます。
また、不安定な収入についても時給で働いていることに加え、コロナ禍で多くの雇用を守る為にシフトを減らすという働きたくても働けない状況になってしまったということも不安定な収入に影響を及ぼしています。
派遣社員が雇用・収入面の不安を解消するために、「正社員」として働くことを希望する人が増えており、特に新型コロナウイルスによる影響で心境に変化が見えてきています。
※引用:dip「派遣社員の就業実態、就業希望調査」
https://www.dip-net.co.jp/news/1498
新型コロナウイルスの影響により正社員への希望が強くなった派遣社員が多いですが、正社員を目指す派遣社員の前には立ちはだかる壁があるのです。
派遣社員として働いている派遣先で正社員になるためのルートとしては「正社員登用制度がある」「紹介予定派遣」などが考えられますが、正社員になれる人はほんの一握りしかいないのです。
※引用:厚生労働省「平成29年派遣労働者実態調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/haken/18/dl/haken18_1_08.pdf
派遣労働者を正社員に採用する制度がある事業者は13.1%。そのうち、実際に正社員として採用したことのある事業所はわずか1.5%となっています。
さらに、紹介予定派遣制度を利用したことのある事業所は6.8%という結果も同じ調査で出されており、紹介予定派遣の割合も低いことから派遣先で正社員となる確率はとても低いことを実感していただけるのではないでしょうか。
“派遣から正社員”になるのは想像以上に難しいのです。
こんなに厳しい条件のもと、派遣社員から正社員へ選ばれる人はいったいどんな人なのでしょうか?
派遣から正社員になれる人
派遣から正社員になれる人の特徴は、「この人ならでは!」というスキルを持ち、企業がお金を出して雇いたい価値のある人です。
浅く広く仕事ができる人よりも自分にしかできない長所を伸ばし、長く働きたいという意思をアピールすることが大切です。
企業側が「この人と一緒に働きたい!」「手離したくない!」と感じる、人間的な魅力のある人が正社員になれる人でしょう。
派遣から正社員になれない人
派遣社員を続けていると「どうせ…」と半ばあきらめの気持ちが芽生えてしまいます。しかし、そんな気持ちで仕事を疎かにする社員に対して企業は価値を見出せません。
「どうせ派遣だから」ではなく、「派遣社員だからこそ」どんな仕事でもまじめに取り組み経験とスキルを磨くことで企業から評価され正社員への道が開けてくるでしょう。
派遣社員が派遣先企業の正社員になれない理由として、スキル・経験不足や人物面の魅力など様々な要因がありますが、既に企業で働いている社員の雇用を確保するために派遣社員を積極的に正社員として採用しないという背景もあります。
このような壁を乗り越えるために派遣社員として派遣先企業に勤めながら、企業に求められる高いスキルや経験を身に付けていくことは決して簡単なことではありません。
そのため派遣先の企業で正社員を目指す場合は、その企業が求めている人材はどのような人なのか、求めている人材になるために必要なことは何なのかをよく検討し、企業から評価される人材となるよう目標を決めて日々行動していくことが大切であるといえるでしょう。
派遣先で派遣社員から正社員になるための制度はあるものの、“運が良ければ正社員になれるかも‥?”くらいの割合や確率と言わざるを得ません。
私も以前紹介予定派遣として働いていたことがあり、派遣社員として働き始め6ヶ月の派遣期間満了時に社員採用のための学力試験を受け契約社員となったことがあります。契約社員となれただけ良かったのかもしれませんが、派遣社員から正社員になることには大きな壁を感じました。
特にコロナ禍に於いては「いつか正社員になれるだろう」とのんびり構えていても、その“いつか”は訪れないかもしれない。むしろ派遣切りに遭い突然職を失う可能性すらあるのです。
派遣切りに遭うかもしれない不安を抱えて仕事を続けるよりも、派遣会社に頼らず「自らで正社員になるための行動=転職活動」を始めることが派遣社員から正社員になるための最短の方法です。
そして、ただ転職活動をスタートさせるのではなく転職をサポートしてくれるサービスである転職エージェントを活用することがポイントとなります!
転職活動はコロナが落ち着いてからの方がいいのでは?と感じる人も多いと思いますが、求人数は増加傾向となってきているので派遣社員として働いてきた中で培った経験やスキルを活かせる仕事を中心に正社員を目指してみる意義は大いにあります。
不安定な雇用・収入の悩みから抜け出すためには転職エージェントを活用して正社員を目指しましょう。スムーズな転職活動を実現させるためには、あなたの希望や状況に合ったサービス選びが重要となります。
これから紹介する転職エージェントを比較し、あなたにマッチした転職エージェントを見つけてください。
大手優良企業の求人が多い、人気転職エージェントが『doda』です。
dodaが多くの人達から選ばれる理由は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の豊富な求人を保有していること、それぞれの転職希望者に合わせたサービスが充実していることが挙げられます。
業界トップクラスの求人数・実績のあるdodaだからこそ保有できる一般には公開されない質の高い非公開求人やdodaだけの独占求人が多いため、正社員として大手優良企業で働くことも夢ではありません。
そして、的確なアドバイス・親身な対応に定評のあるキャリアアドバイザーのサポートがdoda利用者の満足度の高さに表れています。20~50代までと幅広い年代から支持される転職エージェント!
公式サイト | https://www.doda.jp/ | 実績 | 顧客満足度No.1サービス!※ | 特徴 | 「求人サイト+転職エージェント+スカウトサービス」で幅広いアプローチ | 選ばれる理由 | 志望動機・面接などの手厚いサポートが高評価 |
---|
※2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント 20代 第1位
キャリアスタートは20代のフリーター・未経験・既卒・大学中退者を対象に正社員就職をサポートする転職エージェントです。
経験やスキルに自身のない方も長期的なキャリアを考えて、未経験でもスキルが身につく求人を紹介してくれるのが特徴です。職歴がない人、派遣経験のみの人の利用も歓迎!
待遇や職場環境などの事前調査も徹底しているため、入社後のギャップが少なく未経験者でも安心して転職できます。
専任のスタッフは二人三脚で歩むパートナー。就活から入社後まで個別サポートが充実しているので、新しい会社でも安心して長く働くことができます。
公式サイト | https://careerstart.co.jp/ | 実績 | 20代がおすすめする転職支援会社No.1、平均1ヵ月での内定獲得 | 特徴 | 入社の強要行為は一切なく求職者に寄り添ったサポート | 選ばれる理由 | 派遣から正社員になりやすい |
---|
フリーター専門エージェント認知度No.1ののハタラクティブは20代をターゲットにした転職エージェント。
トップクラスの実績を誇り、これまでの転職ノウハウを活かしたアドバイザーのサポートを受けながら二人三脚で正社員転職を目指せます。
ハタラクティブで取り扱う求人はどれも「20代の若手を育てていきたい」「経歴よりも人柄重視」であるため、正社員未経験からでも8割以上が正社員転職を叶えています。
受ける企業に合わせて選考をしてくれるので受かりやすい。内定が出ないと悩んでいる方にもおすすめ。
最短で2週間、平均約1ヶ月で正社員デビューしている人が多いスピーディーな転職が可能なサービスです!
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
---|---|
実績 | 正社員就職成功率80.4% |
特徴 | 20代の若手向けエージェント |
選ばれる理由 | 人柄重視の正社員転職に特化したサービス |
人材業界最大手のリクルートエージェントはリクルートグループが手掛ける名実ともにトップクラスの転職エージェントです。
只でさえ難しいとされている“派遣社員から正社員への転職”ですが年齢が上がるにつれ難易度も高くなり、特に30代以降での転職は雇用形態にかかわらず厳しい道のりとなるでしょう。
そこで明暗を分けるのが転職エージェントのサポート力です。リクルートエージェントは厳しい条件にも柔軟に対応できる実力と抜群の交渉力を併せ持っているため、40代からの正社員転職も不可能ではありません!
リクルートエージェントは年齢関係なく必ず登録しておきたいサービスの一つに数えられます。
公式サイト | https://www.r-agent.com/ | 実績 | 転職成功実績No.1!/年間52,000名が転職成功(※2019年実績) | 特徴 | 圧倒的な求人数!規模・紹介実績ともに業界トップ | 選ばれる理由 | 交渉力・サポート力の高いアドバイザーが多く在籍しているので転職成功率が高い! |
---|
このように転職エージェントにはそれぞれ特徴があります。
あなたに合ったサポートを提供してくれそうなサービス選びの参考にしてください。
転職エージェントを活用することは個人での転職活動と比べ“効率良く“ ”スムーズ“ ”有利“に進めていけるので派遣社員から正社員を目指す人に限らずおすすめですが、特に派遣社員から正社員への転職では使うべき理由があります。
派遣社員に対するイメージは企業によって異なりますが、正社員経験者と比較し経験・スキル不足と判断される場合や会社の都合で使われている単純な労働力、限定的な仕事しかできない、派遣出身者は定着率が悪い‥など派遣社員に対する評価が低いこともあり書類選考の通過が難しい。
古い体質の大手企業ほど派遣社員に対する偏見が強い傾向にあります。
専門職の派遣社員であれば経験やスキルを評価してもらえる可能性もありますが、一時的な労働力としてしか評価してもらえないような職種の場合は正社員への転職は厳しい道のりとなることを覚悟する必要があります。
悲しいですが派遣社員として働いてきた時間・経験が正社員への転職を邪魔してしまうこともあるので、正当な評価をしてもらう手助けとして転職のプロである転職エージェントの活用が有効です!
転職エージェントの基本的なサポート
このように転職エージェントは転職活動を一貫してサポートしてくれるので、安心して進めていけるだけでなく転職活動の時間と手間を大幅に省略でき、さらに採用の確率を大きくアップさせることが可能です。
最低でも2~3社の転職エージェントに登録をして【求人の質・量】や【担当者の質・相性】などを比較検討しながら最も納得のいくサービスを見つけることが成功の秘訣です。
正社員から正社員への転職と、派遣社員から正社員への転職とでは採用担当者がチェックするポイントが異なります。
派遣社員から正社員を目指す人が知っておくべき志望動機や自己PRの書き方・答え方、面接でのアピール方法などを具体的に説明します。
「なぜ派遣社員として働いていたのですか?」
NG →正社員として採用されなかった、他にできる仕事がなかった
OK →やりたい仕事に就くための経験を積むために一時的に派遣社員として働くことを選択しました
「なぜ正社員になりたいのですか?」
NG →派遣社員よりも正社員の方が雇用が安定している、交通費やボーナスがもらえるので、正社員となり成長したい
OK →これまで派遣として働いてきた経験を活かし、今よりも責任のある仕事に挑戦したいと思いました
業務内容が限られている派遣社員ではなく、自分の裁量で仕事ができる正社員になりたいと思いました
本音では雇用や収入面での安定を求めるための正社員転職であっても、そのことを志望動機としてしまうと“正社員になれればどの会社でもいい”と捉えられ悪印象に!また、「正社員となり成長したい」もNG!会社に育ててもらうのではなく会社に貢献できる人材であることをアピールすることが重要。
1.自己紹介
派遣社員としてどのような仕事をしてきたのか、経験・スキル・強み
2.キャリアビジョン
今後どのような仕事をしたいのか、実現したいのか
・業務内容が限られている派遣社員ではできなかった仕事を(応募先企業)で実現したい
・責任のある仕事に挑戦したい
→正社員としての責任感、仕事の幅を広げたいなど、今後どのような仕事をしたいのか、実現していきたいのかキャリアビジョンを示す。
3.決意
正社員として働くために努力したこと、意気込み、仕事観、仕事に対する熱意
志望動機や自己PRのポイントを押さえ、しっかりと準備をして面接に臨みましょう。
不安定な雇用や収入で悩まれている方や、正社員になりたいと思いながらなかなか現状から抜け出せず正社員になれないでいる方は、一人で悩まずにまず転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
転職エージェントは転職のプロですので、悩んでいることを親身になって相談に乗ってくれますし、転職活動で課題となる応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削や面接練習などの面接指導も行ってくれます。
また、応募書類の中でもまとめにくい自己PRや志望動機についても一緒に考えてくれます。
将来の安定した雇用や収入は生活を安定させることにつながります。安定した生活を目指す為にも、今一度自分の思いや悩みを見つめ直してみてはいかがでしょうか。
2008年のリーマン・ショックでも派遣切りが問題となりましたが、コロナ禍に於いても解雇しやすいアルバイト・パート、派遣社員が標的となってしまっている現状があります。
今回の内容をおさらいすると、
派遣切りに遭うかもしれないと怯えているのなら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
相談をすることでこれからどうするべきか、自分がやりたいこと・やるべきことが明確になり新たな一歩を踏み出すきっかけとなるはずです。