障がいがあっても「就職したい!」「働きたい!」と思っていても‥
自分でも働ける場所があるのだろうか?
職場の人と上手くやっていけるのか?
無理なく仕事を続けていけるのか?
‥など、不安な気持ちから一歩が踏み出せない人も多いのではないですか?
就職したいけれど不安が大きい、何から始めたらいいのか分からないと思っているのなら、「就労移行支援」を行っているココルポートに相談してみてはいかがでしょうか。
ここでは、障がい者福祉サービス事業所である株式会社ココルポートについて口コミや評判を交えながら詳しく解説していきたいと思います。
公式サイト | https://www.cocorport.co.jp/ |
---|---|
年齢 | 18歳~65歳未満 |
対応エリア | 首都圏(1都3県)で42事業所、福岡1事業所で展開 |
実績 | 定着率85.4% |
特徴 | 就労を目指す障害のあるを対象とした就労移行支援サービス |
まず、ココルポートの解説の前に「就労移行支援」について説明したいと思います。
就労移行支援
障害者総合支援法(※障がいのある方の社会参加をサポートする制度)に定められた就労支援サービスのひとつであり、就労に向けたトレーニングや働くために必要な知識・スキルの習得、就職後の定着サポートなどを行う。
就労移行支援の対象者
一般企業へ就労したいと考えている方
65歳未満の方
精神障がい、知的障がい、発達障がい、身体障がいなどの障がいのある方や難病のある方
※障害者手帳の有無に関わらず、医師の診断や自治体の判断により利用することが可能。
利用期間・利用料金
利用期間
原則最長2年(※市区町村に申請し、必要性が認められた場合に限り延長可能)
2年の間に就労トレーニングや知識・スキルの習得を行います。
なお、就職後の定着サポートは就労から6か月です。
利用料金
前年度の世帯所得に応じて利用料(1割負担)が掛かる場合がありますが、ココルポートでは9割以上の方が自己負担なく利用しています。
※参照:厚生労働省「平成30年度障害者総合福祉推進事業 障害者支援のあり方に関する調査研究事業報告書」
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000521599.pdf
厚生労働省が発表した資料によると、平成29年に就労支援サービスから一般企業へ就職した人が約1.5万人おり毎年増加傾向にあることが分かります。
また、サービス種別ごとではココルポートのような就労移行支援の一般就労への移行率が大きく上昇しているため、「就職したい」「働きたい」と考えている障がいのある方が就職のために就労移行支援を利用することはとても有効であると考えられます。
就労移行支援のことが分かったところで、就労移行支援を行っているココルポートについて見ていきましょう。
会社名 | 株式会社ココルポート(旧社名:Melk) |
---|---|
事業内容 | 障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス事業 |
設立年月日 | 2012年1月5日 |
従業員数 | 375名(2020年7月1日現在) |
事業所 | 就労移行支援事業所:48拠点(首都圏で47事業所、福岡に1事業所展開) |
私たちは一人ひとりの可能性を信じ、
自分らしさと笑顔あふれる社会を共創します。
私たちは一人ひとりが様々な可能性を持っていることを知っています。
そして、一人ひとりの自分らしさと笑顔あふれる社会を、
関わる全ての人たちと共に創り上げていきたいという願いを企業理念としています。
※引用:ココルポートHP(https://www.cocorport.co.jp/)
ココルポートは2012年に障がい者福祉サービス事業を神奈川県川崎市でスタートさせて以来、着実に支援実績を重ねていき首都圏(一都三県)を中心に就労移行支援事業所を48拠点構えています。
首都圏にお住まいの方だけでなく、どの地域からも利用することが可能で1時間以上かけココルポートの事業所へ通所している人もいます。
時間を掛けてまで通いたくなるココルポートの魅力にはどのようなことがあるのでしょうか?
ココルポートの特徴やおすすめポイントを順番に解説していきます。
ココルポートの就労移行支援サービス
ココルポートでは一般的な就労移行支援事業所と同じように、
を、利用対象者としています。
また、ココルポートを利用している人の属性は以下のようになっており、20代~40代の利用者が多くなっています。
※引用:ココルポート
https://www.cocorport.co.jp/lp-af/?a8=-_VYE_Q1r4vyacnvLIvBQ5Ho_VDivwSyJI9_qVoYPyZ1r4VnR53Pq53_qwtBeB3vqyf5KOVHq_VYhs00000019799001
就労移行支援事業所のサービスを利用したいと考えている人にとって、「サポートを受ければ必ず就職できるのか?」は気になる所だと思います。
Point就職者数(一般就労のみ)は1,382名(※2020年7月時点)
就職した人の年代では利用者の多い20~40代が多く、障がい種別では精神障がいを持つ方が7割近くを占めています。
業界ではサービス業(59%)、職業別では事務職(43%)や運搬・清掃・包装等職(25%)への就職が多いことが分かります。
【ココルポート 就職先企業】
就職準備から就職活動を一貫してサポートしているので、これほど多くの就職者数を誇り上記のような大手・有名企業への就職も叶えています。
Point定着率(6ヶ月定着率)89.4%
就職ができたらそこでサポートが終わるわけでなく、ココルポートでは定着に向けたサポートも力を入れています。
※引用:ココルポートHP(https://www.cocorport.co.jp/)
ココルポートの職場定着支援は、より良いサポートができるよう日々努力を重ね徐々に定着率を伸ばしています。
平成30年からは新たに就労定着支援が障害福祉サービスのひとつとして創設され、「就労定着支援サービス」の利用申込した人向けに就労7ヶ月~もこれまでの定着支援に加え、生活面・体調面も含めたサポートを上限3年間(1年ごとに支給決定期間を更新)として利用することが可能です。
ココルポートでは就職後のシフト勤務を想定して1日の流れのスケジュールを立てており、土曜・祝祭日も開所しています。
就労移行支援を通し、規則正しい生活リズムを自然と身につけていくことでスムーズな入職を目指せます。
週2日程度からはじめる人、はじめから週5日程度通所する人と様々です。
■平日
9:30開所 <朝礼>
毎朝、朝礼をします。朝礼後にはラジオ体操で元気よくスタート!
10:00~12:00 <トレーニング>
パソコンの個別訓練やプログラムへの参加など希望に合わせたトレーニングが行えます。
12:00~13:00 <お昼休憩>
自由にランチを取ります。一部officeではランチ応援制度あり。
13:00~15:00 <トレーニング>
(午前と同じ)
14:50頃~ <終礼>
全体ミーティングを行い、訓練日報の記入、スタッフとの振り返りを行い終了。
■土曜日(終日開所)‥余暇活動・個別訓練
■祝祭日(終日開所)‥通常トレーニング
① 一人ひとりに適した支援(個別支援)を提供
その時々の「体調」「悩み」「希望」をスタッフに相談できる体制が整っていることはもちろんのこと、職業準備段階ごとや一人ひとりの課題に合わせたカリキュラムを提供しているので無理なく自分のペースで始められるので安心です。
そして、ココルポートのスタッフは社会経験豊富な頼れる存在であり、定期的にスタッフ研修を受けているので安心して支援をお任せすることができます。
② 500種類以上の訓練メニュー&自己学習用eラーニング
※引用:ココルポートHP(https://www.cocorport.co.jp/)
ココルポートでは、「PCスキル」「コミュニケーション」「セルフマネジメント」「ビジネスマナー・スキル」「就職活動」「模擬就労」「余暇活動」といったスキルアップできるものだけでなく、セルフケアもできるバリエーション豊富なプログラムで就労に向けた準備を整えていきます。
プログラムに参加することで自分の強みや課題を見つけられ、それらを今後の訓練に活かしていくことや通所以外でも自己学習用としてeラーニング(動画講座)を提供しているので更なるスキル習得を目指すことも可能です。
また、就職後の安定した職場定着を見据えて、コミュニケーションスキルやストレス耐性を身に付けるトレーニングにも力を入れています。
③ 地域関係機関との連携
本人が希望するかたちでの就職を実現するために、「家族」をはじめとした「主治医」「企業」「支援機関」「行政機関」など地域関係機関との連携共有は必要不可欠と考えています。
特にココルポートでは主治医との連携を大切にしており、通院同行を行い支援の方針を共有しながらサポートしていきます。
また、実習先企業の開拓と連携にもしっかりと取り組んでいます。
④ 交通費・ランチ応援制度
ココルポートでは公共交通機関を利用して通所している人を対象に月に上限1万円の『交通費応援制度』を実施しているほか、一部事業所のみですが昼食を提供してくれる『ランチ応援制度』を実施しています。
ココルポートへの通所日数は人それぞれですが、交通費やランチ代の補助があることはとても助かると思います。
ココルポートの特徴やおすすめポイントを解説してきましたが、やはり気になるのは実際に通所している・したことがある人の評判や口コミだと思います。
全てを鵜呑みにしてしまうのではなく、就労移行支援サービスを選ぶ参考程度にしましょう。
以下に、ネット上で見られたココルポートの評判・口コミをまとめます。
ココルポート長津田駅前Officeのスタッフの人達も良い人達ばかりでいい環境で就労に向けて訓練出来てるので、好きなことを仕事にできればいいなぁと思っています。
— yuichi (@yuichidesu1) June 1, 2020
こんばんは🙋♀️✨いいとこだと思います✨
私は直感でそこに決めて2年通所しました!
自分の体調が優れなくて、卒業間際に…就職に至らずになってしまいましたが。
でも、学んだことは大きいし、staffさんとの出会いは今後の糧になります。あくまで私は!!ですから。— くるみ (@x2MTSDyWaUtZaZM) June 19, 2020
1️⃣
こんにちはの時間お疲れ様です。今日はハローワークへ行って来ました。ココルポート(就労移行支援)スゴイサービスですね?ハローワークまで同行、なんと心強い事か?担当者横澤さん深く感謝します。360日の給付が決定しました。とりあえず一安心、これかが勝負になります。— ひろし (@CUYwpMjtQkTXEJl) March 19, 2020
私の通っているココルポートのofficeは恒常的に定員超過です。
現に、契約時にサビ管から「定員は月平均です」と言われましたが、そういう大事なことを見学のときになぜ言わない。— ロボ子(中の人は男です) (@cocolo_no_boss) January 24, 2020
Twitterでは「スタッフの雰囲気が良い」「良いところだった」「ハローワークへの同行が心強い」など評判は上々ですが、「定員超過なのでは?」と利用者の多さに疑問を抱いている人もいるようです。
その他、Googleのクチコミを参考に良いもの・悪いものに分けて紹介します。
良い口コミ
悪い口コミ
ココルポートの事業所は首都圏に47事業所、福岡に1事業所があります。
それぞれの事業所の雰囲気やスタッフの対応、また同じ事業所でも利用者それぞれで感じ方が異なるようです。
利用を検討する場合は事業所の見学時にしっかりと気になるポイントをチェックしておきましょう。
ココルポートの就労移行支援に興味が出てきましたか?
ここでは、ココルポートの就労移行支援を受けてみたいと思った方に向け、サービスを利用するまでの流れをまとめておきます。
STEP
1見学申込み
ココルポートHPから「見学申し込み」、または電話にて問合せをしましょう。
※お急ぎの場合は各Officeに直接電話してみましょう。
STEP
2見学
Office(事業所)の雰囲気を見学しましょう。
ココルポートのサービス説明、アンケート記入のほか、相談・質問なども受け付けています。
STEP
3体験実習
利用開始前に1~3日の体験実習を行います。
実際のプログラムを他の利用者と一緒に参加できるので、リアルな雰囲気を感じることができます。
STEP
4正式利用
市役所や区役所の「福祉サービス課」で利用手続きを行い、正式利用開始となります。
ココルポートで「福祉サービス課」へ利用手続きの手順を事前に教えてくれるので安心です。
ココルポートの就労移行支援サービスについて理解していただけましたか?
もちろん評判や口コミを事前に確認しておくことは大切ですが、それだけではなく一番大切なことは自分の目で見て実際に体験することです。
・通いやすい場所なのか?
・スタッフの雰囲気は?
・利用者の雰囲気は?
・支援内容は?
‥など、できる限りのことを事前に確認して自分に合っていそうなのか?通いたいと思ったのか?を感じてみましょう。
同じココルポートでもOffice(事業所)によって雰囲気が異なる場合もあります。
ココルポートをはじめとして自分に合った就労移行支援サービスを活用し理想的な就職を目指しましょう。