あなたの好きな色は何ですか?気になる色、惹かれる色はありますか?
その時々の気分により選んだ色があなたの心を映し出すとも言われていて、それらの色一つ一つには不思議な力があります。
そして、色の力を利用したメンタルケア“カラーセラピー(色彩療法)”の施術を行う人が「カラーセラピスト」であり女性を中心に興味を持つ人が多い職業の一つです。
カラーセラピストに向いている人は?カラーセラピストとなるために必要な資格は?資格取得の難易度は?費用は?
‥などなど、カラーセラピストになるための方法をはじめカラーセラピストについて詳しく解説していきたいと思います。
カラーセラピストとは、相談者の心理状態を分析するためにカラーセラピー(色彩療法)を行い、色の意味や効果を利用したカウンセリングと適切なアドバイスによって相談者を癒やし心と体のバランスを整えることを目的とした仕事です。
人の話を聴くのが上手な人
人と接することが好き、コミュニケーション能力が高いことも大切なことですが、自分が中心となって話すのではなく相手の話を聴いてあげる“聴き上手”な人に向いています。
人に興味がある人
「人の話を聴くのが上手=傾聴スキルが高い」と言うことであり、人や人の心理に興味・関心が無い人にはできないことです。
しっかりと話を聴き、問題点は?不安に感じていることは?必要なことは?と相手のことをもっと理解したいと思う気持ちがあることが大切です。
相手の気持ちを汲み取ることが得意な人
相手の気持ちや考え方を否定するのではなく、人それぞれに違う考え方がある、感じ方があると受け入れ理解することができる人。相手の立場に立てる人。
優しさだけでなく客観的に人を見られる人
相談者の話をしっかりと聴いてあげること、心に寄り添ってあげる優しさはセラピストとして大切なことですが、相談者にいちいち感情移入していては困ります。客観的に物事を捉えられることも大切です。
カラーセラピスト資格だけでも様々な種類があることが分かっていただけたと思いますが、共通して言えることは資格取得の難易度は高くないということです。
また、資格取得までの期間は次章の『カラーセラピスト資格の種類』の中でも紹介しますが通学で最短5時間の講座から、通信講座で4ヶ月(標準学習期間)と短期間で取れることが殆どです。
カラーセラピーのスクールを開きたいなど内容によって追加でステップアップが可能な講座に申し込むタイプの資格もあるので、カラーセラピーに対するどれほどの知識を身につけたいのか?を考え自分の希望に合わせた資格を選びましょう。
カラーセラピスト資格は独学でも取得可能ですが、スクールで講師からの指導を受けることや通信講座で分からないことは質問をしながらじっくり学ぶことでカラーセラピストとしてステップアップ出来るのではないでしょうか。
Pointカラーセラピスト資格は独学よりも通学講座/通信講座がおすすめ!
では、カラーセラピストとして活躍するためには資格が必要なのでしょうか?
結論から話すと、カラーセラピスト資格は様々な種類のものがありますがカラーセラピストとして活動するために資格は必須ではありません。
無資格でも知識や技術さえあればカラーセラピストを名乗ることができます。
しかし、
このようなことを考えると資格を持っていた方がプラスになるためカラーセラピスト資格の取得を目指してみましょう。
カラーセラピスト資格には様々な種類があり、主催する団体により資格が異なります。
代表的な資格を紹介していきます。※これらは全て民間資格です。
・受験資格:認定教育機関での全カリキュラムを修了後に受験可能
・通信講座(キャリカレ:4ヶ月、費用:一括38,000円+税)
・受験料:5,600円
・受験資格:特になし
・受験料:10,000円
・独学でカラーセラピーを学んだ人向け
・特徴:色彩交流カード88・組色シートなどのカラーカードを使用する
・通信講座(ユーキャン:4ヶ月、費用:一括38,000円)/通学講座修了時の検定試験に合格するとカラーセラピスト®として認定される
・協会の資格会員として登録後に認定教室を開く制度もある(※色彩福祉士資格の取得が必要)
・特徴:講座修了後は、カラーセラピストとして活動できる。ステップアップ講座もあり。
・受講料:20,900円(14本ボトル、テキスト、認定料込み)
・期間:全5時間(分割可)
・特徴:スピリチュアル系カラーセラピー、カラーボトルを使用
・資格講座修了者にはイギリスのオーラソーマアカデミーから修了証が発行される
・4日間で1つのコースが修了し、次のレベルのコースを受講するためには最低30日の間を空ける必要がある。
大手通信講座ユーキャンにある「カラーセラピスト講座」は日本色彩環境福祉協会が認定している「カラーセラピスト®」資格に対応しています。
テキスト2冊に加え、副教材としてカウンセリングスキルが学べるDVD、88色の色彩交流カード・64色のカラーカード、コラージュ作品をつくる実戦ブック、添削課題では実際に相談者の立場でカラーセラピーを体験することができます。
【他者の心理にふれるカラーセラピー技法】
【自分や他者を癒すカラーワーク】
※引用:ユーキャン「カラーセラピスト講座」
https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1449/?il=[top]1449_list_bottom
ユーキャンの講座では上記のような5つのカラーセラピー技法と4つのカラーワークと多くのスキルを身につけられると好評です。
学習期間中の質問はスマホやパソコンのメールで1日3問まで可能で、しっかり理解するまで丁寧に答えてくれます。
Twitterの口コミも少し見てみましょう。
実は2月末から何か始めたくてユーキャンやってました!
カラーセラピストの資格をとりました!
色の力に興味を持ち
色でリラックス・リフレッシュできる方法を身につけました(?)
まぁ難しいところもあった、、
多分履歴書のどこかに書けると思う! pic.twitter.com/3gMi7CWrpc— さっちゃん (@nocklove) June 20, 2020
ユーキャンの教材が届いたー!!
今のところは、カラーセラピーを活かした仕事をしたいとかじゃなくて自分と向き合う為とかストレスケアでの勉強、色について興味があってて感じやけど、資格取得に向けて頑張ります!! pic.twitter.com/bXKFPzjxLs— つきうさぎ (@moon_0508) April 3, 2020
ユーキャンのカラーセラピスト講座は一括払いで38,000円と比較的リーズナブルな金額で受講でき資格取得を目指せるので、カラーセラピストを職業にしたいと思っている人以外にも「色に興味がある」「カラーセラピーが気になっていた」など趣味として始める人も多いようです。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛中に何か新しいことを始めたい、学びたいと思う人が増加したとも言われているので考え方によっては良いきっかけになったのかもしれません。
カラーセラピーに興味のある人は気軽に始められるユーキャンなどの通信講座で学んでみてはいかがですか?
カラーセラピーは1990年代後半頃から人気が高かったこともあり知っている人も多いと思いますが、カラーセラピーを実際に受けたことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
カラーセラピストはネイリストほどの認知度がなく、実際にカラーセラピーを体験したことがある人もネイルケアをしたことがある人よりも少ない印象を持ちます。
このようなこともありカラーセラピストの具体的な職場にどのようなところがあるのか分からない人も多いのではないですか?
以下にカラーセラピストが活躍している職場を紹介していきます。
カラーセラピストとして活躍している人の多くはカラーセラピー専用サロンや、出張カラーセラピーとして依頼者の元へアドバイスをしに行くこと、イベントへの出展、独立しサロンを開業、カラーセラピストスクールを開業、カラーセラピスト養成講座の講師としてスクールに勤務することなどが挙げられます。
しかし、カラーセラピストとしての求人はそれほど多いものではないため、サロンで働くだけでなく出張カラーセラピーとして働く人、副業にしている人、週末だけ仕事をする人など働き方のスタイルは様々です。
専業カラーセラピストとしてカラーセラピーサロンなどで働くのではなく、ネイルサロンや美容院のオプションメニューとしてカラーセラピーを提供することや教育現場、医療・福祉施設でカラーセラピーをメンタルケアとして取り入れていく、ファッション・インテリア業界のアドバイザーなどカラーセラピーの知識を活かせる場所もあります。
これらはカラーセラピストの資格だけでなく、本業となる職業の知識・技術・資格が必要となる場合もあるため、活躍の場を広げたい・収入を少しでも増やしたいと思う人は参考にしてみましょう。
気になるカラーセラピストの収入ですが、
ネイリストの平均年収である約300万円よりも低く、カラーセラピストして生活していくのは厳しいと感じる人もいるでしょう。
カラーセラピスト一本で頑張っていきたいのであれば、経験を積み独立しサロンやスクールを開業する道が考えられますが、成功すれば収入アップ!失敗すれば収入0と言うことも無きにしも非ず。
カラーセラピーの知識を活かせる企業への就職や、先ほども紹介したようなネイリスト+カラーセラピストのような本業+αで収入アップを目指す方法も考えてみてはいかがでしょうか?
カラーセラピストになってみたくなりましたか?
もう10年近く前になるでしょうか?私はカラーセラピーの勉強をしていた友人のカラーセラピーを受けたことがあります。
何気なく選んだ4本のカラーボトルから、今まで彼女に話したことがない悩みと言うか心の突っかかりを見事に言い当ててくれたのを覚えています。
凄い!と思っただけでなく、話をすること、聴いてもらうことで心が軽くなった気がしました。
サロンがなくても知識と必要なアイテムさえあれば必ず誰かの役に立つ素敵な仕事だと私は思います。
そして、誰かのためだけでなく自分自身がツラいときにも色が良い方向へと導いてくれるのではないでしょうか。
一生モノの知識を身につけられると思えば将来性のある資格なのかもしれませんね。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で心が疲れてしまっている人が多い今のこの時だからこそ、メンタルヘルス業界が盛り上がりカラーセラピーの需要が益々高まってくるのではないでしょうか。