女性の社会進出が叫ばれるようになり、多くの女性が活躍し、自らのキャリアを形成している昨今。
順風満帆に見える女性の社会進出ですが、実は多くの女性がライフワークバランスへの悩みを抱えています。
「お休み前に私が頑張ってやってきた手放したくない仕事があったのですが、復帰してみると後輩の担当になっていて悔しい思いをしました。」
中には、こんな声も・・・
女性がキャリア形成していきやすい社会と言うには、まだまだ早い段階にある現状。
女性が疲弊しないためのコツを知って、ワークライフバランスを整えキャリア形成に役立てましょう。
男性と大きく違う女性のライフイベントにおける一番の違いは妊娠・出産。妊娠出産前は女性の負担が特に増えます。未来のビジョンを描くには計画を立てておくことが重要となります!本書では、そのために必要となる3つのことをお伝えしています。
育休が終わって職場に復帰してみると、負担のない仕事だけを任せられるようになってしまった。やりがいのある以前の仕事を手放したくなかったのに・・・。こんなことにならないように、育休前や育休中、そして復帰後にやっておくべきことを確認しておきましょう。
子供が大きくなったら再就職しようという女性は多いものですが、大きくなったらとはいつなのかが漠然としている人が多いのです。預け先の問題もありますし、預け先を確保してもすぐに退職してしまう失敗例もあります。再就職にベストなタイミングは一体いつなのでしょうか?
復帰したい気持ちが先立つあまり、面接で無理なことも「できます」と答えて、あとから大変な思いをする女性がとても多くなっています。現実的にどんな条件なら大丈夫なのか?しっかりと把握して、無理なく再就職するためのポイントをご紹介。
子育てがひと段落していざ再就職しようと思っても、ブランクがあると難しいものです。即戦力を期待する企業としてもブランクのある人材採用には慎重になるもの。そんな場合におすすめな2つの方法を具体的に解説。
復帰時に助かるのが時短勤務制度。しかし、この時短勤務には大きな落とし穴が?!第4章ではマミートラックついて解説するとともに、マミートラックを避けるためのコツを説明しています。
キャリアと育児の両立に関わるマネープランの問題、そしてマミートラックの問題・・・。子供の預け先、時短の取り方、周囲の協力の得方などは計画的に考える必要があります。出産前に整理しておくべき3つのポイントとは?
いざ再就職活動を始めようとしたとき、やってしまいがちなのが「何でもかんでも職務経歴書に盛り込んでしまう」ということ。それもそのはず、受けた異業界や職種がハッキリしていないのだから・・・。膨大な情報の中から希望に合う求人を見つけるのは大変な作業です。そこで本書では「3つのものさし」を決めて検索することをおすすめしています。
職場に制度はあるものの、産休制度・育休制度を利用した女性の前例が少ない場合、出産前に転職しておいた方が良いのでしょうか?実際のカウンセリング事例をもとに解説。
妊活中であることを言えず、体調不良でお休みしており、上司からも不信に思われている。周囲に迷惑もかけてしまうし、子供のいる同僚のフォローで残業になることにとてもストレスを感じている。こんな状況の時、どうすべきなのでしょうか?
上司の考えが古く「女性は子供が産まれたら子育てに専念するのが一番だ」と思っている様子。女性に対する偏見もひどく、仕事上で一切期待されていないのをあからさまに感じます。このような職場の場合、転職して新たな環境でチャレンジした方が良いのでしょうか?
今子育て中で落ち着いたら、正社員として働くつもりでした。この本を読んでワークライフバランスの重要性、育児と仕事を両立させるためには正社員にこだわらなくても良いのかな?と改めて考えるきっかけとなりました。
まさにいま、出産を経て育児中。
仕事と両立していけるかと考えていたところ出会った本でした。カウンセリング事例が「あるある〜」とうなずけるものばかりで、自分自身にも当てはまることが多くありました。
子供が小さいうちはどうしても今までのキャリアと同様の働き方ができず、自分自身にもやもやしていましたが、「焦らず、一歩ずつ」という言葉が胸に刺さり、これからの人生いろいろな選択肢があるのだと心が軽くなりました。
仕事と育児が両立できる制度についても説明され転職するときの企業選びに役立ちますし、キャリアストップに不安のある方や仕事との両立で結婚や出産に不安のある方のサプリメントのような本です。
20代の若い女性にこそ読んでほしい内容です。結婚、出産を迎える前にやるべきことが書かれています。私もこの情報を知っていたら、パートナーとの向き合い方も変わっていたと思います。妊活中の方やブランクのある方など様々な事例もあるので、今働いていない女性でも今後に役立てる情報があります。
子供が幼稚園の年中になりそろそろ働き始めたいと思っていたものの、勤務時間帯や急な休みをもらうかもしれないことを考えてしまいなかなか一歩を踏み出せずにいます。
でも藤井佐和子さんの本を読んでみて、焦らずに自分の出来る範囲で少しずつ仕事をスタートさせていけばいいのでは?ということに気付かされました。
目先のことだけでなく長い目で見て後悔しない仕事選びをしていきたいと思います。たくさん悩んで、考え、努力したことはきっとこの先に繋がっていくと思うので『女性のためのライフワークバランス講座』に勇気づけられました。
女性は結婚出産をするとキャリアがストップしてしまいがちですが、この本をでは様々な働き方の事例があるので、自分のケースに当てはめやすいです。
具体的な相談窓口が載せてあれば、尚良いかなと思いました。
女性は結婚や出産などのライフイベントがあり、様々な選択に迫られることがあります。
その中でこの本は、「ワークライフバランス」を保つための考え方などを学ぶことができます。
20代の若い女性たちにも是非読んでもらいたい一冊です。
いま結婚を控えているところで、これから出産や育児など、どのように立ち回るべきなのかなと参考に読ませていただきました。
具体例もあり、たいへん参考になりましたが、これからの結婚生活に胸を躍らせていた分、私には少し気落ちする内容でした…。
藤井佐和子さんの『あなたにはずっといてほしい〜』を婚前読んだことがあります。
産後、思うような仕事が見つからず。落ち込んでいたので、この本を読んでちょっと気が楽になりました。
この本を読んで自分のライフイベントを振り返り、改めてこれからのライフワークバランスの実現について考えるきっかけをいただきました。女性におすすめの一冊です。
難しい内容だけど、女はライフスタイルがいずれ変わるし、育児と仕事の両立をする女性は考えないといけないことだなと思わされました。
育児中ですが、ライフワークバランスを実践したいと漠然と思っていました。
参考になる内容が多かったです。
大学卒業後、大手メーカーにて3年半事務職を経験したのち、人材総合サービス企業にて女性のための転職コンサルタントとして従事。転職だけでない、女性の人生全体を包括的に支援したく、2002年に株式会社キャリエーラを立ち上げる。
延べ13,000人程度のキャリアカウンセリング実績を持つ。また、企業研修や講演では、キャリアデザイン、女性活躍、ダイバーシティ推進をテーマに全国各地で年間150以上登壇している。
著書に「履歴書職務経歴書 採用される書き方」(新星出版社)、「転職面接 採用を勝ち取る技術」(新星出版社)、「あなたにはずっといてほしい、と会社で言われるためにいますぐはじめる45のこと」(ディスカバー21)、「女性社員に支持されるできる上司の働き方」(WAVE出版)等、多数あり。
また、新聞や女性誌、WEB媒体などで、女性のキャリアに関するコメントや連載を持つ。