このサイトを訪れた人は、
「このままフリーターでいいのか?」
「そろそろ正社員として働き始めようかな」
など、少し正社員に向けて動き始めようという気持ちになっているではと思います。
現状に、漠然と焦りや不安がある方や正社員として働くことを考え始めた方に向けて、そんな思いの後押しができるような内容をご紹介します。
そもそも、フリーターの定義としては日本の年齢の15歳から34歳までの正社員・正職員以外の就労雇用形態で生計を立てている人のことを指します。
そのため、おのずと34歳までがフリーターとして働くことができるということがわかります。
(35歳からは「無職」と区別されるそう…)
しかし、企業の採用側のことを考えると25歳のフリーターと34歳のフリーターで同じような評価であれば、前者が選ばれるのはなんとなく想像がつくと思います。
年齢を重ねれば重ねるほど高い専門スキルを求められることが多く、転職も難しくなってきます。
そのため、正社員としての働き方を考え始めたその時から行動を起こすことをおすすめします。
また、フリーターを長く続けることで起きる問題点もいくつかあります。
社会的な信用がない
日本は、正社員として働くことが当たり前という文化があります。
そのため、フリーターというだけでクレジットカードや不動産の審査が通りにくくなってしまいます。
また、アルバイトだと職歴に入れない、もしくは入れても評価されにくいのが現実です。
フリーター歴が長くなるほど就職が難しい
正社員としての経験がないと、採用側が不安に思い採用に至らないケースがあります。
「正社員として長く働いてくれるのか?」という不安を払拭するような内容を、面接時にお話しできると良いです。
雇用が安定しない
フリーターの仕事は取って代われる仕事がほとんどのため、人件費カットや会社の方針変更などで一番最初に職を失う可能性が高いといわれています。
以上を見ていただくとわかるように、そうとくれば思い立ったが吉日です。
現状に焦りや不安、正社員が頭によぎったその日から行動することで正社員への道を切り開いて行くことができます。
思い立ったはいいが、次は何から始めたらよいのかという壁にぶち当たるかと思います。
フリーターから正社員になるために、やるべきことをご紹介します。
今現在、働いている仕事を気に入っている、継続したい場合は、今の仕事で正社員登用制度があるか確認してみましょう。働き慣れている環境であれば、人間関係や仕事内容がそこまで大きく変わることなく正社員になれるかもしれません。
並行して、就職活動をする時間を確保しましょう。アルバイトで働いている方であれば時間を比較的柔軟に希望できると思いますので、そこでうまく時間を作れると良いです。
時間の確保ができたら次は自己分析です。どんな些細なことでもいいので、自分がやってきたこと、何かで得られたスキルをひたすら書き出します。とにかく、出し切ることが大切です。その中で、自分がやりがいに感じることやこういうことであれば夢中になれることなどが見えてきます。もしそれが難しいようであれば、次にある転職エージェントやハローワークの力を借りるのもひとつです。
転職エージェントは、民間の企業が転職を支援してくれるサービスのことです。求人の紹介や書類作成における添削から内定まで幅広くサポートをしてくれます。フリーターに特化した転職サービスを展開している会社もございますので、何社か登録するなどして自分に合った転職サービスを受けるのがおすすめです。<おすすめエージェント(転職サイト)>
ハローワークは、フリーターをはじめ、新卒の方や転職希望者など誰でも利用することのできる公共職業安定所です。求人数が多く、地域に特化したものも多いので、地元で正社員を目指したい方におすすめです。
ただし、求人サイトなどとは違い、ハローワークは求人の掲載料が基本無料なことが多いです。どんな企業でも求人掲載ができてしまうので、気になる企業がある場合には応募する前に下調べをすることをおすすめします。
ここまで、転職活動の手順についてご紹介してきました。
やはり、おすすめは転職エージェントに登録し転職活動の流れを1から10まで教えていただくのがおすすめです。
しかし、メンタル面の維持については自分で何とか保っていきながら転職活動を乗り越えていかなければなりません。
そこで、フリーターが正社員を目指す中でつまづくポイントを紹介します。
フリーターの方のなかには、正社員に対しての焦りや不安から自信がなく「どうせ私なんか…」と思ってしまったり、逆に夢を追いながらフリーターを目指していた方やバイトリーダーを任されていた人などの中には「なんとかなるでしょ」という気持ちがある方がいます。
どちらも決して悪いことではないですが、過度な思い込みは面接などで良い印象を持ってもらえない可能性もあります。
追い詰めすぎず、楽観視しすぎないよう適度な心持ちを心がけましょう。
アルバイトと正社員とでは、求める人材像が異なります。企業研究や志望動機など、企業や職種に対して深堀していくことが非常に大切です。「一緒に働きたい!」と思ってもらえるように意識していきましょう。
正直、お祈りメールが来たことない人のほうが少ないはずです。新卒・中途に関わらず、求人への応募数は多いほうがいいといわれています。その分、お祈りメールも多くなるのは必然的なことなので、めげずに興味のある会社はできるだけ多く応募するようにしましょう。
*選考を受けた企業から送られてくる不採用通知のこと。
最近では、テレビで転職エージェントのCMを見ない日はないのではないでしょうか。
就職を支援する会社は、年々増えており業界や職種、ターゲット層を絞って就職の支援をする会社も増えてきています。
そこで、フリーターにおすすめな転職エージェントを2つご紹介します。
就職カレッジは20代から30代の社会人未経験に特化した転職エージェントです。専任のスタッフが就職活動準備の段階から就職後1年間まで個別サポートをしてくれるというのが特徴です。
入社後の定着率も92.21%※と非常に高いです。
※入社日2022/8/1~2023/1/31に入社した人材の3ヵ月定着率
また、就職支援の一環として、ビジネスマナーや自己分析の方法などの講座やセミナーの開催もあるため、手厚いサポートが受けられます。
公式サイト | http://www.jaic-g.com/ |
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年齢 | 18~35歳 |
地域 | 東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、仙台、広島など |
特徴 | 既卒・中退・ニート・フリーター・離職中の人向け | 選ばれる理由 | 就職支援だけではなく、研修やセミナーの開催もしているため社会人スキルが身につく |
キャリアスタートは学歴・正社員歴は一切問わないフリーターに特化した転職エージェント。IT・Web業界や営業職、エンジニア職、販売職を得意領域としており、全国対応可能なのが特徴です。
福利厚生や研修が充実した安心の働きやすい環境、未経験からスキルを身に着けることができる企業などの好待遇求人を多数保有しています。
独自のツールを使った自己分析や適職診断ができるので、自分でもまだ気づいていない新しい自分が見つけられるかもしれません。
公式サイト | https://www.career-start.jp/ |
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年齢 | 18~36歳/フリーター・既卒・第二新卒が対象 |
実績 | 転職満足度 第1位※ |
特徴 | 教育制度が整っている企業や未経験者をイチから育てていきたいという企業のみを紹介 |
選ばれる理由 | 若手のアドバイザーが多数在籍。求職者に寄り添ったサポートが魅力 |
※2018年9月期日本マーケティングリサーチ機構調査 転職満足度1位
転職エージェントは1社に絞らず、複数社登録することができるので自分に合う転職エージェントを見つけられるといいですね。
これまで、フリーターが正社員になるための方法や心構えなどを紹介してきました。
文頭でもお伝えはしましたが、正社員へ転職を考え始めたその時から転職活動は始まります。
焦りや不安、やりたいことがなくてもとにかくまずは動いてみることで、見えてくるものがあるはずです。
何事も過度に考えすぎず、前向きに一歩踏み出してみましょう!
フリーターから正社員になりたい方へ、少しでも参考になれば幸いです。