今すぐ辞めたい!でも派遣て期間満了前でも辞められるの?

派遣先に対して何らかの不満が募って、もう今すぐにでも辞めてしまいたいと追い詰められているあなた。でも、派遣は基本的に派遣される前に取り決められた派遣期間というものがありますよね。その期間が満了を迎える前でも、辞められるものなんでしょうか?

実は人それぞれ理由を抱えて、辞めたいと思っている人、結構いるようなんです。辞めたいと思っている人、または実際に辞めた人、どんなパターンがあるのか見てみましょう。自分と同じ悩みを抱えている人の意見を聞いて、参考にしてみてください。

パターン1:最初に提示された条件と違う

派遣を登録した際に、担当営業にどんな仕事がしたいか、どんな条件を希望するかを必ず伝えていることと思います。例えば、週◯日×時間勤務・時給の希望・希望職種などです。

派遣会社の担当営業は、登録者の希望に合う派遣先企業を紹介してくれますが、その際に派遣先企業の提示している条件を教えてくれるはずです。まずそこで自分の希望と違っていれば、断ることができますし、条件に問題がなければ派遣契約を結び就業となります。

けれど、実際に行ってみたら話が違う!ということが、意外と多いようです。週4日と聞いていたのに、5日以上働かされる。残業なしと聞いていたのに、毎日残業を強いられる。

そうなる原因としては、派遣会社が調子よく話を合わせた可能性や、派遣先企業が派遣会社に嘘の条件を伝えているなどの原因が考えられます。

パターン2:人間関係が合わない

派遣満了前に辞めたい理由の中でも、特に多い理由ではないでしょうか。上司が妙に威圧的だったり、他の社員に冷たい態度を取られたり、会社の和に馴染めなかったり…派遣というだけでバカにされたり、イジメに遭ったというケースもあるよう。

お互いに人間なので、どうしても合う合わないはどの職場に行ってもあるものでしょうが、それでもやはりパワハラやセクハラなどにむりやり堪える必要はないですし、無理に我慢して心身を壊しても元も子もありません。

パターン3:自分に合わない仕事を回される

事務で派遣されたはずなのに、営業の補助的な仕事までやらされる。データの入力だけだと聞いていたのに、来客対応や電話応対など聞いていなかった業務までやれと言われた。

そんな風に、就業してから予想外の仕事までやらされる羽目になったというケースも多いようです。

人と接するのが苦手だから、あえて黙々とこなせるようにデータ入力だけしていれば良い所を選んだのに、電話応対や来客の対応までさせられた…というのであれば、毎日ストレスの連続!仕事に行くのが憂鬱で、もう行きたくないとなってしまうのも仕方ないといえますよね。

パターン4:思っていた以上に忙しすぎてキツイ

思っていた以上に仕事がありすぎて、休憩に行くに行けなかったり、定時までにどう考えても終われない仕事量を割り振られたり。もしもプライベートの時間を大事にしたいからという理由などで、派遣という働き方を選んでいるんだとしたら、そんな忙しさもしんどいことと思います。

体が弱くて、忙しすぎて休む暇もない忙しさでは、この先続けていくのも不安…という人だっているかもしれません。

パターン5:親の病気や結婚などのやむを得ない事情

自分の意志としては契約満了まで働きたいと思ってはいたけれど、親族の急な病気や事故による介護や看病が必要になってしまった場合、または自分の結婚や妊娠などの事情で就業継続が不可能になってしまうということもありえます。

どうにか周囲と連携・相談などで満了まで対処できれば問題はないでしょうが、病気や妊娠などとなればそうはいきませんよね。

契約満了前に辞めたい時は、誰に相談すればいいの?

やっぱりもう我慢できない、今すぐ辞めたい!と思った時、派遣はどこに相談すればいいのでしょうか?
答えは、「まずは派遣会社の担当営業」です。

実際に就業しているのは派遣先企業ですが、あなたは派遣会社の紹介を経て仕事をしています。ですので、派遣先企業としても、あなたのことは「自社のスタッフ」ではなく、「派遣会社のスタッフ」として認識していて、責任を負っているのは派遣会社だと思っていることと思います。

ですので、もしも派遣先の企業に不満を持っていることを直接企業側に伝え、満了前に辞めようと思っていることを知れば、派遣会社にクレームを持っていかれかねません。そして何も知らされていなかった派遣会社がいきなりクレームを寄越されても、事情を知らないので揉めてしまうことは確実…。

企業と派遣会社双方のあなたへの信用を一気になくしてしまう可能性もあります。
派遣会社の担当営業は、意外と派遣先の仕事について相談に乗ってくれます。辞めたいと思った時には、まずは担当営業を見かけた時に声をかけるか、もし会う機会がないようなら電話でも構わないので、相談をしましょう。

辞めるまではいかなくても、もし派遣先に何か不満に思っていることがあるなら、その時に話を聞いてもらうだけでも対処してくれることもあります。積極的にコミュニケーションを取っておくと、いざという時に頼りになってくれるかもしれませんよ。

辞める理由はなんて伝えるのと良いの?嘘をつくのはNG!

それでは、辞めたいと相談する時にはどんな理由付けをすると楽に辞められるんでしょうか。
まず、派遣期間を満了する前に辞める場合には、まったく波風立たないように円満な状態で辞められるとは考えないほうがいいです。何かしらの問題は起こると考え、いかに波風を立てないようにするかを考えてください。

そして、そう考えた時には「下手な嘘をつくのが一番のNG」だということを理解しておいてください。

例えば、「体調・精神面の調子を崩したので」という理由なら、じゃあ仕方がないなと思ってもらえると考えるかもしれませんが、会社は学校を休むような時などとは違い診断書の提出を求められることがあります。実際に体調を崩して病院にかかっていれば診断書の提出もできますが、実際に診察してもらっていなければ診断書は当然ながら出ません。

浅はかな嘘をついた場合、自分では思いもよらない書類だったり、実際の証明を求められたりするものです。その際に嘘だとバレれば当然揉めます。それなら、いっそありのままを派遣会社の担当営業に相談するのが一番の得策です。

その際大事なことは、言い方を考えるということ。喧嘩腰・頭ごなしに、嫌な目に遭った、条件に嘘があったと言えば、担当営業も人間なので、気分を害して揉める原因になることもあります。まずは「満了前で申し訳ありませんが」という前置きの上で相談することを心がけましょう。

けれど、中には相性が悪かったり、心無い担当営業に当ってしまう場合もあります。その派遣会社に居づらくなってしまったり、派遣紹介が減ってしまったりなどしてしまった場合は、いっそ派遣会社を変えてしまうというのも手。

派遣会社はそこだけではなく、数多くあります。自分に合う派遣会社で、自分に合う仕事を見つけてください。

正社員を目指したい人は「紹介予定派遣」がオススメ

派遣を続けていくことに限界を感じてきたので、この辺りで派遣を辞めて、正社員を目指したい!という人には、「紹介予定派遣」を利用するのがおすすめです。

派遣を続けて来たという人にとって、一から正社員の就活をするというのは結構難易度が高いものです。「なぜ今まで正社員を目指さなかったんですか?」「なぜ今になって正社員を目指すの?」といった質問は、ほぼ確実に面接官から飛んできます。

派遣は色々な経験を積んできているとはいっても、派遣が担当する仕事と、社員が担当する仕事の、範囲や責任の持ち方というのには違いがあるため、派遣でバリバリ仕事ができていたからといって、正社員でも同様にできるかというと一概にそうとは言えないと考える面接官もいるようなのです。

けれど、紹介予定派遣なら、最初に最長6か月の派遣期間を経た上で、本人と企業双方の合意があれば、正社員として派遣先企業の正規雇用に移行される制度なので、最初は派遣として就業した上で、その間に正社員を見込んだ経験を積むことができるため、本人にとっても、企業側にとっても実力を検討した上で正社員雇用ができるというメリットがあります。

しかも、雇用される側も一度会社で働いて、業務内容や人間関係、雇用条件についても先にしっかりと確認できるため、就職の失敗もほとんどありません。

最近の派遣会社では、この「紹介予定派遣」に特に力を入れているところも多く、優良案件も多くなっているようなので、正社員を目指す人にはぜひおすすめしたい制度です。

すぐ派遣を辞めたい。理由付けと流れは? まとめ

期間満了前に辞めることは、結論として可能です。

けれど、当然ですが派遣会社や派遣先企業は辞められては困るので、よほどの人ではない限り辞めないように説得を試みてきます。もし本当に辞めたいのであれば、そこで妥協をしないようにして、断固として辞める意志を貫き通してください。そうでなければ、ずるずると結局期間満了まで引き止められることになりかねません。

また、辞めたいという意思表示をするなら、できるだけ早い時期に伝えるようにしましょう。あなたに仕事を教えるために費やした派遣先の労力は、後になればなるほど大きなものになります。そして仕事を覚えたら覚えた分だけ辞められては困るので、引き止める方も必死です。

そして、仕事の引き継ぎも必要になるので、後任が決まるまでの一ヶ月ほどはそこで働くことになります。ですから、辞めると決意したら、できるだけ早い時期に派遣会社の担当営業に意志を伝えるようにしましょう。