就活に失敗したらどうなるの?

高校、大学、専門学校、卒業を控えて一年かけて必死に就職活動してきたけれど、何十社も受けたのに内定がもらえない、本命の企業に落ちた、学校で専攻してた分野に就職ができなかった…これって就活失敗?

就活に失敗したら、今後の人生どうなってしまうんだろうと不安に思っている就活生もいるのではないでしょうか。

友達や同級生、周りはみんなどんどん内定をもらって輝いて見える。そんな中で自分だけが就職できないという焦りや孤独…人生終わった…なんて考えていいませんか?

そんな就活に失敗したと感じている就活生の体験談を分析し、どうしたら失敗したと感じる就活を成功させることができるのか、対策を練りましょう!

失敗談1:内定がもらえない

「50社以上の企業に応募したのに、すべての企業に落ち続けて内定を一社ももらえなかった」
「手当たり次第に応募をしたのに、そもそも書類選考すら通らず、ようやく通ったと思えば一次面接で手応えもないまま落ちてしまった」

就活体験者の中で、一番によく聞く失敗談ではないかと思います。とにかく書類選考に落ちる。面接に行っても手応えがなく落とされる。30社、50社、人によってはそれ以上の企業に応募をしているのに、一社からも内定をもらえずに、いい加減心が折れそう…。

一体何がいけないんだろう?と悩む日々だと思いますが、それはあなたの書類の書き方や、面接対策に問題があるということはありませんか?

失敗談2:学歴に見合った企業に入れない

「せっかく苦労して入った有名大学。学校の名前で泊が付くだろうから、就活は余裕だろうと思っていたら、面接で落ち続けている」
「内定はもらってはいるけれど、希望している大手企業からは内定がなかなかもらえない。せっかくの学歴が無駄になると思うと悔しい」

そんな風に思っている高学歴の就活生も実際にいます。大学受験で必死で勉強し、これで将来は安泰だと思うのは安易な考え。就活生は誰だって一律就活生なのですから、有名大学の名前が履歴書に書けるからといって、それだけで採用しようという企業はありません。

大学で何を学んで何を身に着けているのか、どれだけうまくアピールできるかが就活の成功ポイントになります。有名大学の名前が目立つのは、せいぜい書類選考まで。面接でうまくアピールできなかった場合、逆に大学の名前のせいで「こんなものか」と逆効果になる可能性も…。

失敗談3:学歴・経験の差がコンプレックスに感じてしまった

「面接に来ていたライバルたちが、みんな自分よりも学歴が高く、更にインターンシップ・留学・バイト・ボランティアなどの経験をしているのに対して、自分は何もアピールポイントがない。自信を無くした」

人と比べてしまうのも、就活生が陥りがちな罠。在籍している学校はごく一般的な大学。勉強に特に打ち込んでいたわけでもなく、サークルにも所属していなかったし、バイトも小遣い稼ぎがしたかっただけで高い意識をもって働いていたわけじゃない。履歴書に特記できるような資格も持っていない。

面接に来ているライバルたちに対して、対抗できる取り柄が何もない。これじゃあ負けてしまっても仕方がないなあ、なんて心が折れてしまう人も少なくないようです。

失敗談4:やっと内定をもらって働き始めたらブラックだった

「就活も後期、全然内定がもらえずに焦っていた中、もうどこでもいいと手当たり次第に応募した会社で内定をもらってほっとしたのも束の間。いざ働き始めたらブラック企業で、もう辞めたい」

せっかく受かったのに、いざ働き始めたら思っていたのと違った。入社早々辞めたくなっているけれど、就活のつらさを考えると辞めてもすぐに次の仕事が見つけられる自信もない。かといって、働いているのも体力面、精神面でつらい…そうして体を壊す人も少なからずいるようです。

第一志望の企業や業界に入れずに、もうこうなったらどこでもいいから就職しなければと焦って就活をした挙句、ブラック企業や、自分に合わない仕事のところに入ってしまって、すぐに辞めることになってしまっては本末転倒です。

失敗談5:内定がもらえないから就職浪人・就職留年・大学院へ

「必死で就活をしてきたけれど、どこからも内定がもらえずに卒業になってしまった。いっそのこと就職浪人になって、一年後にまた一からやり直そうと決めた」
「全然内定ももらえないし、このままニートになるわけにもいかないし、特に目的があるわけでもないけど大学院に行くことにした」

内定がもらえなかったからと、就職浪人・就職留年・大学院への進学を安易に決めてしまう就活生もいるようですが、就活ははっきりいってそんなに甘くありません。

日本の就職事情は、最近では「第二新卒」という若年層の再就職に対して優しくなっている反面、相変わらず就職に失敗した既卒に厳しい現実があります。特に就職浪人は「就職から逃げた人」というレッテルを貼られてしまうことも…卒業後に何をしていたのか、その間によほど泊が付くような資格や経験を積んでいないと、新卒よりもマイナスの位置からのスタートになってしまいかねません。

さらに、何か目的があって大学院に進学するのはいいのですが、就職できなかったからという理由だけで院生になっても、結局また就職期には同じことの繰り返しになりかねません。

1人で就活するのは難しい

新卒の就活は、あまりにライバルが多すぎるために、1人で就活を行うには難易度が高すぎます。履歴書などの応募書類の効果的な書き方、面接のための準備と対策、企業がどんな人を求めているのか、多すぎるライバルたちより目立つにはどうしたらいいのか、そんなことは学校では教えてくれないので、自分で学ぶしかありません。

でも、自分のアピールポイントなんて自分ではなかなか気づけないし、応募書類なども自分では万全と思って書いているだけに、どこが悪いのかなんてなかなか気づけず、いつしか泥沼にハマってしまいます。

そんな時は、一度目線を変えて、1人でやるのではなく他の人の助けや目線に頼ってみるのはどうでしょうか?友人同士や家族に見てもらうのは結構みんなやることだと思いますが、就職エージェントなど、プロにアドバイスをしてもらうというのも一つの手です。

悩む新卒の就活生にこそオススメしたい制度

東京しごとセンターが行っている事業「若者正社員チャレンジ事業」や、派遣会社が行う「新卒派遣」といった制度を利用するという手もあります。

若者正社員チャレンジ事業

    卒業後3年経過、かつ29歳以下の若年求職者で、直近2年以内に正社員職歴が1年を超えていない人を対象した制度です。東京しごとセンターが派遣会社のインテリジェンスとアデコに事業を委託して「紹介予定派遣」という制度を利用し、若年者層の就職支援を行います。

事前にセミナーや研修で社会人としての心構えや、PCスキルなどを身に着けた上で、20日間程度の企業実習を受け、企業と本人双方の同意があればその企業に正社員雇用されるチャンスがあるという制度になります。

 

インテリジェンス

都内在住のニート・フリーター・派遣社員など、正社員ではない方を対象にサービスを展開しています。20日間の職場研修や最大10万円の奨励金など、就職に失敗しない制度が整っています。参加企業は100社以上あるので、幅広く選択することができます。

 

アデコ

北海道・東北、関東、近畿地区で実施。事前に行うセミナーで、履歴書や職務経歴書などの効果的な書き方、面接時の心構えなどのサポートを受け、企業説明会や職場見学会などを行う形式。その後企業内実習を行いますが、その前にもビジネスマナーなどの研修を行うなど、サポートは万全です。

新卒派遣

    派遣会社が新卒者に対して行っている制度で、派遣に登録した後にセミナーや研修を実施。ビジネススキルを身に着けた上で、「紹介予定派遣」「常用型派遣」などで新卒求職者の正規雇用を支援してくれます。
    「紹介予定派遣」とは、6か月以内の派遣期間を経て、企業と本人の双方同意があれば、派遣先企業に正規雇用されるという制度です。

「常用型派遣」とは、派遣会社の社員として企業に派遣されるという働き方。通常の「登録型派遣」は派遣されている間しか給料や福利厚生などは適用されませんが、「常用型派遣」は派遣会社の雇用のため、派遣期間が終了し派遣実績がない間も、派遣会社から給料が支払われ、保険やその他福利厚生も適用されます。

「派遣」というと正社員雇用を目指す就活者にとっては、不安定な立場でフリーターと一緒と思う人も多いと思いますが、最近では「紹介予定派遣」に力を入れている派遣会社も多く、就活が思うようにいかないと悩んでいる人にとっては、一つの突破口になり得るのではないでしょうか。

 

リクルートスタッフィング

関東地区と関西地区で実施。「優良派遣事業者」認定を受けた企業で、派遣スタッフ満足度も高いと評判の企業です。派遣先も大手企業実績が多く、就業前だけでなく、入社後のフォローについても体制を整えているため安心して相談できる環境があります。。

 

ランスタッド

北海道・東北、関東、近畿、九州地区で実施。ランスタッドも「優良派遣事業者」認可を受けている企業です。ランスタッドでは、就業の心構えのための必須カリキュラムを受けた後、選択式で応募書類の効果的な書き方や、面接対策、PCセミナー、適性セミナーなど受講できます。就業中もカウンセラーやセミナーなど各種サポートを受けることができます。

 

派遣会社では、登録者に担当が付き、自分のビジネスプランや、不安な書類の書き方・面接対策などの相談ができるという点でもメリットがあります。さらに、一度企業に派遣されて、会社の実態も自分で確認した上で正規雇用されるために、例えばブラック企業に当たってしまうとか、人間関係や業務が希望してた方向と違うなどのミスマッチも回避することができます。

ちょっと視点を変えて、派遣をうまく利用することも視野に入れてみてはどうでしょうか。

就活に失敗したら、、その後の人生終了? まとめ

就活にうまくいかない時、周囲の人と比べてしまったり、自分のすべてに自信が持てなくなってしまったりして、焦りを感じ悲観してしまいがち。このまま就職できずに卒業してしまったらどうしよう…もう人生ここで終わり…と絶望してしまうのも無理はないと思います。

けれど、そんな時には一度就活の事をすべて忘れてちょっと一呼吸入れましょう。焦っている時には逆に頭が働きません。休息期間を入れた上で、自分を振り返り、それから色んな人の意見を聞いてみてください。意外と就活に使えそうな、公的機関が行う制度や、派遣会社が実施している就職支援、就職エージェントなどもたくさんあります。

第三者の目線を取り入れると、1人では気が付かなかったことにも目が行くようになります。色々な制度をうまく利用して、就職活動を成功させましょう!