仕事は定時に帰りたい!
残業残業で家族とまともに話もできないし、最近寝顔しか見ていない。アフター5?どこの国の言葉ですか?なんて…もーこんな生活終わりにしたい!!
落ち着いて家族と夕食を食べて一緒にテレビを見たり、コンビニや居酒屋以外のお店が開いている時間に外食を楽しんだり、仕事が終わった後に待ち合わせして出かけたりできるようになればいいのに…。そんな生活したいですよね。残業が続くとそういう気持ちが出てくるのが普通です。
残業なしで定時に帰れる仕事、ちゃんとあります。大丈夫です。定時に帰れる仕事、どういったものがあるのか一緒に見ていきましょう。
定時に帰れる仕事 一覧
軽作業

軽作業は、アルバイト・パート・派遣・契約社員・正社員など様々な働き方があります。特にアルバイトやパート、派遣スタッフは基本的に定時で上がれることが多く、残業といっても1~2時間程度。「帰宅できるのは毎日深夜……」というような悲しい事態にはなりません。
軽作業の仕事は多岐にわたり、あらゆる業界から求人が出ています。仕事内容は職場によって異なり、倉庫内スタッフは取扱い製品の仕分け・梱包、不良品がないかのチェックといった軽作業が中心となります。倉庫ではなく、店内で商品のラッピングや品出し、ストックの整理、発注などを行う案件も見られます。食品・製造・アパレル・医薬品・化粧品・PC関係……その他多種多様なジャンルが揃っているので、自分が興味のあるジャンルを選ぶとやる気ややりがいもアップするのではないでしょうか?
一般事務
男女問わず人気があり、定時に上がりやすい仕事の代表格といえば「一般事務」でしょう。一般事務は、関連資料の作成や書類のファイリングをはじめ、電話・メール応対、来客応対、パソコンでのデータ入力作業などが主な仕事であり、未経験者や初心者を歓迎している企業が多数あります。近年は基本的なパソコンスキルを必要とする求人がほとんどですが、「絶対に今日中に終わらせなければいけない仕事」が少ないのがメリット。
事務職にも営業や経理など色々ありますが、最も定時に帰りやすいのは一般事務と考えてよいでしょう。もちろん、誰にでも出来る仕事ばかりではないので「長く続けられる」「経験を活かせる」という魅力もあります。仕事探しには、「18時までに退社可能」「残業なし」といったこだわりキーワードで検索できる求人サイトがおすすめです。
コールセンター

コールセンターの仕事は、主に「問い合わせ電話の対応」です。自動音声やダイヤルプッシュで案内される問い合わせ電話もありますが、やはり言葉で伝えるしかない要望やトラブルはなくならないもの。そんなお客様の対応をするのが、コールセンターで働くテレフォンオペレーターなのです。
「口下手だから…」「クレーム対応が怖いから…」といった理由で敬遠している方も多い職種ですが、高時給の案件が多いので性別や年代を問わず人気があり、求人の数も潤っています。どんな職場でもきちんとしたマニュアルが用意されているので、電話に苦手意識がある方や未経験の方でもチャレンジしやすい仕事です。また、コールセンターの営業時間は決まっているので、よっぽど電話が長引かない限りは定時で上がることができます。女性に人気があるイメージですが、業界によっては男性も多数活躍しています。
データ入力
パソコンを使って文章や数字などのデータを打ち込んでいくのが「データ入力」の仕事です。入力するデータは文章や数字などのほか、日本語から外国語まで多岐にわたります。企業の専用ツールを使用することもありますが、ExcelやWordの基本的なスキルがあれば、実務未経験でもOKの求人が多いのが特徴。キーボードを見ずに入力する「ブラインドタッチ」ができる方は有利ですね。
データ入力以外にも、作業後のチェックやデータ出力・校正、書類の整理、報告書の作成など事務職に近い作業を行うこともあります。そのため、一般事務の経験やスキルを身につけたい方にもおすすめです。また、平均時給が1,500円と高めに設定されているのも魅力的なポイント。職場は一般企業・行政機関・医療施設・ラジオ・テレビ放送局など様々で、いずれも「残業少なめ」「定時退社OK」というワードが多く見られます。
ルート営業

これまで営業の世界に縁がなかった方にはあまり耳慣れないワードかもしれませんね。「ルート営業」の仕事は、新しい土地を開拓していくような一般営業職とは異なり、「既存の顧客に対するアフターフォロー」「新たなサービス・商品の紹介」「既存ルートでの新規開拓」がメインとなります。つまり、すでに取引中の顧客を相手にセールスやサービスを展開するポジションです。
「営業の経験がないと難しいのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、そのような心配はご無用です。ルート営業は、営業職の経験やトークスキルを活かせる仕事ではありますが、未経験OKの求人も充実しています。取引先が決まっているため、残業があるとしても毎月同じような量と時期。そのため、ほぼ毎日定時に帰宅することが可能。仕事と家庭を両立しやすい環境&条件が整っている狙い目の職種なのです。
栄養士
栄養士はその知識を用いて給食やお弁当のメニュー作成、栄養管理、調理、食材発注などが主なお仕事です。病院、保育園・幼稚園、福祉施設、学校、社員食堂など多くのところで必要とされており、どちらかと言うとお仕事を選べる立場にあります。
栄養士には厚生労働大臣指定の栄養士養成施設を卒業後、都道府県知事の免許を受けるとなることができます。栄養士は決められた勤務時間外の仕事はほぼなく、あらかじめ立てた献立通りに調理をし、その後片付けをして翌日の用意をすれば一日の業務は終わりです。働く場所によっても違いますが16:30~17:00までにお仕事が終わる場合が多いようですよ。さらに、上記の各種施設での勤務以外にも、昨今の健康意識の高まりから飲食チェーンのメニュー開発、食品会社の商品開発、料理教室講師としての雇用もあり、活躍の場が広がる一方です。
OAインストラクター・講師

OAインストラクター・講師のお仕事はパソコンやOA機器の使い方をレクチャーする、各種ソフトウエアの一般的な操作方法の指導、また特定の業務に必要なVBAや関数などの高度なスキルを教えることもあります。スマートフォンやタブレットなどパソコン以外の機器、ソフトウエア等の業務もあるので、「パソコンに詳しくないからな…」と思っている人も、興味があるならどんどん挑戦してみましょう。中には携帯マナー講師というような面白い求人もあります。
未経験でも歓迎されるお仕事で、誰かに教えたことが無い人でもマニュアルや研修があるので心配無用ですよ。お客様を迎えることもありますが、お客様の元へ行って指導をする場合もあり、指導時間が終われば帰宅できるので残業はほぼありません。男性が多い職種と思われがちですが、最近ではお話し好きな女性も活躍していますよ。
まとめ
定時に帰れる仕事についてまとめてみました。
人生を振り返ったら仕事しかしていなかったということのないように、効率良くきっちり仕事を終わらせて、それ以外の時間も充実させたいですよね。
資格が必要な仕事もありますが、資格なし・未経験でもできるお仕事もありますので「もう残業はしたくない!」と思っている人は参考になさってください。
残業がない、もしくは残業がほとんどない職場で、仕事とそれ以外の時間のメリハリをしっかりつけていくと、仕事が楽しくなってきますよ。