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スキルなしでも‥転職は人手不足の業種こそ狙い目!

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「今の仕事にやりがいを感じない」「会社に不満がある」「キャリアアップしたい」
一つの会社で定年まで働き続けることが当たり前だった一昔前に比べ、様々な理由から転職をする人も多く比較的転職がしやすい世の中となってきています。

とは言え、誰もが簡単に転職を成功させられるわけではなく転職時の年齢やスキル・実績などによって転職のしやすさに違いが出てきてしまうことは確かです。

20代のうちであれば今後の活躍に期待を込めた”ポテンシャル採用”、30代以降では即戦力となり得るスキル・実績が武器となり理想の転職を叶えやすいのですが‥これらに当てはまらずスキル・実績に自信がない30代以降の人の転職では苦戦を強いられるかもしれません。

しかし、そんな30代以降の人でも転職がしやすい業種・業界があることを知ってますか?
ここでは転職をしたいけれど不安が大きい・失敗するのでは?と感じている30~40代に向け、スキルに自信がなくても転職を叶えやすい業種・業界について詳しく紹介していきたいと思います。

転職しやすい業種・業界とは?

まず、転職しやすい業種・業界の基準となるポイントは「人手不足・人材不足」であることが挙げられます。世間から必要とされている仕事であるにも関わらず様々な理由から働き手が足りないため、喉から手が出るほど人材を求めている業種・業界があります。それらの業種・業界こそスキルに自信がない30代以降が狙うべき転職先です!

帝国データバンクが行った『人手不足に対する企業の動向調査(2019年4月)』(※引用:http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p190506.pdf)によると、従業員が不足していると回答した企業は2019年4月で50.3%となり、4月としては2006年の調査開始以降過去最高を更新しています。

そして、企業規模が大きくなるほど従業員不足と感じている企業が多いことも分かっています。転職を希望している人にとっては追い風となるデータと捉えていいのではないでしょうか?

次に、数ある業種の中でも特に人手不足となっている業種を帝国データバンクの調査結果を元にランキング形式で紹介していきます。

人手不足の業種ランキング

【正社員】
1位 情報サービス 74.4%
2位 農・林・水産 71.1%
3位 運輸・倉庫  68.5%
4位 メンテナンス・警備・検査 67.8%
5位 建設 66.3%

この他にもトップ10業種には「リース・賃貸」「飲食店」「放送」「専門商品小売」「自動車・同部品小売」があり、1年前(2018年4月)と比べ10業種中8業種が不足感を上回る結果となっています。

また、厚生労働省職業安定局が平成30年6月に発表した『人手不足の現状把握について』(※引用:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/20141111-3_1.pdf)によると、「運輸業、郵便業」「サービス業」「医療、福祉」「宿泊業、飲食サービス業」「建設業」がいわゆる人手不足産業であり、新規求人数が2012年以降増加傾向で推移していることも分かっています。

人手不足となってしまう理由・背景とは?

上記に挙げられた業種が人手不足となってしまう理由・背景にはこのようなことが考えられます。

①仕事内容と給料がアンバランス
休みが取れない、勤務時間が不規則、体力的にキツい、精神的に厳しいなど、大変な仕事内容にもかかわらず低賃金であったり、給料が良くてもそれ以上に負担が大きいなど不満が溜まりやすい。いわゆる「3K(キツい・汚い・危険)」職場も該当する。

②技術者・経験者を確保できない
情報サービス業を含むIT系では、経験者でないと受注できない仕事もあり技術のある経験者を優遇する傾向にあるため人材が集まりにくい。IT系以外でも専門的な技術を必要とする職業では慢性的に人手不足となっている。

③需要が増加しつづけ追いつかない
建設業は公共工事や復興工事などを含め新規工事の需要が高い。医療・福祉などは高齢化社会が進む日本に於いてなくてはならない職業。共に需要が高いが人材が追いついていない。

④先入観から敬遠されてしまう
インターネットの普及に伴い様々な情報が溢れています。不確かな情報・個人的な意見が紛れている中「大変らしい」「給料が安いらしい」「ブラック企業」などネガティブなイメージが先行してしまい就職・転職先の候補としては敬遠されがちになり人手が集まらない。

逆に人余りとなっている職業は?

人手不足・人材不足となっている業種・業界がある中で、逆に「人余り」となっている職業もあります。帝国データバンクの調査『従業員の過不足感』でも8.4%(2019年4月)の企業が「従業員数が過剰」と回答しています。

厚生労働省が発表している『一般職業紹介状況(令和元年6月)』(※引用:https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/G38-201906.pdf)の有効求人倍率を参考に人余り職種を見ていきたいと思います。
※有効求人倍率‥有効求人倍率1以上(求職者より求人数が多い・人手不足気味)、有効求人倍率1以下(求職者より求人数が少ない・人余り気味)

【人余り職種ランキング】
1位 その他運搬など 0.19倍
2位 一般事務 0.33倍
3位 美術家、デザイナーなど 0.39倍
4位 事務用機器操作 0.45倍
5位 船舶・航空機運転 0.50倍

最も有効求人倍率が低い「その他運搬など」は商品の仕分け作業、軽作業、公園整備・清掃が含まれます。

そして、2位の「一般事務」は特に女性からの人気が高い職種ですが、4位「事務用機器操作」、この他にも「会計事務(0.73倍)」など事務系職業が軒並み低く、作業の効率化やIT化が進んでいることで人手を必要としなくなってい
ることが要因の一つとなります。

3位「美術家、デザイナーなど」、5位「船舶・航空機運転」といった専門的職業は新規求人数自体が少ないこともあり有効求人倍率が低くなっているものと思われます。

事務系職業をはじめとしたIT化・AI化による作業の効率化が進むにつれ仕事を無くしやすい職業は有効求人倍率が低くなる傾向になると思われ、人余り状態が今後も続くことが予想されます。

狙い目業界への転職にはこんなメリットが!

転職先を選ぶ際は”人余り職種”を避けるようにし狙い目である人手不足業種・業界への転職を目指してみましょう!そして、狙い目業界への転職には思わぬメリットがあります。

【こんなメリット!】
・未経験でも採用されやすい
・年収アップの可能性も!?

人手不足業種・業界とは言え知識や経験を必要とする場合もありますが、まずは人材確保を優先としていることも多く未経験からでも採用されやすい傾向があり、離職率を下げるために手厚い研修を行ったり待遇面を良くする可能性もあります。

手に職がない、スキル・実績がないと不安に感じている30代以降の人でも一から丁寧に教えてもらい仕事を自分のものにしていくことや、現職よりも年収アップを狙える可能性も!

また、先ほども紹介した厚生労働省職業安定局『人手不足の現状把握について』では、【転職者の産業間移動の状況】をみると特に35~59歳で人手不足産業の中小企業ほど転職者を積極的に採用していることも分かります。

転職を成功させられる可能性が高いことは大きなメリットですが、人手不足のため従業員一人一人への負担が大きくなり「激務」「残業が多い」可能性や「パワハラ」「過労働」などブラック企業の場合などデメリットも考えられるので、いずれにせよ転職は慎重に進めていくことが大切です。

中高年でも転職しやすい業界は?

中高年の転職には”即戦力” ”マネジメント能力”が必須と言っても過言ではないので、これらを兼ね備えていないと年齢が上がるにつれ転職は厳しさを増すこととなるでしょう。

出来ることならこれまでの経験を活かせる仕事への転職が好ましいのですが、経験・スキル・実績に不安がある人は中高年でも積極的に採用している業界を上手く探して転職を成功させましょう。

中高年が転職しやすい業界

◆サービス業
これまで話してきたようにサービス業は人手不足が深刻な業界の一つです。未経験からでも比較的早く仕事を覚えることが出来、頑張り次第では店長としてお店を任せられたり本社勤務となるなどポジションをアップさせることも不可能ではありません。

◆介護・福祉業
介護・福祉関連職も慢性的に人手不足となっています。年齢を問わず未経験者を積極的に採用していることや、実務経験を積み資格を取得することでキャリアアップを目指すこともおすすめです。

◆製造業
専門的な技術を必要としない仕事に限られてはしまいますが、工場勤務などの製造業であれば未経験からでも採用されやすい業界です。仕事をしていく中で技術・知識を身につけスキルアップを目指しましょう。

◆ドライバー系
タクシードライバーやトラックドライバーなど幅広い年代で募集されており未経験者でも採用されやすい業界であり、40・50代の転職者も多くいます。タクシードライバーは定年後も働くことが出来ます。

戦略的に転職活動を進めよう

ここまで人手不足の業種・業界について紹介してきましたが、転職先探しの糸口を見つけることは出来ましたか?
誰でも新しいことへのチャレンジには不安がつきまとうものです。「いくら人手不足だからといって自分が採用されるとは限らない」「転職できても合わなかったら‥」と色々なことを考えてしまうかもしれません。

そんなときは無理に一人で転職活動を進めていこうと考えず、転職のプロである転職エージェントに相談をして転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。

転職に関する不安を聞いてもらえるだけでなく、求人紹介やアドバイス、条件交渉など様々なサポートを無料で受けることが出来るので転職活動の進め方が分からない人、不安がある人におすすめです。
もしも、真っ向から勝負して厳しいと感じるのなら戦略的に転職を進めていきましょう!

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