あなたの身なりは大丈夫?

あなたの身なりは大丈夫?いざ、採用されて保育士として働くとき、疑問に思うことってたくさんありますよね。出勤初日のあいさつの仕方、職場の人間関係、何歳担当になるのか、仕事の内容、始まるまでにやっておくべき事など。これから始まる新生活に、不安と期待でいっぱいだと思います。出来れば、少しでも印象良く、スムーズなスタートをきりたいですよね。

そのためにはまず、身なりを整えることが大切です。人は見た目で大きく印象が変わります。通勤の時や仕事中の服装、髪型、爪など、仕事にふさわしい恰好になっているでしょうか。
身だしなみは社会人としての基本です。
保護者がどんな目線で保育士を見ているか、みなさんは知っていますか?
今回は保育士に相応しい格好を紹介していきます。この情報を参考に、新しい職場に馴染めるように頑張って下さい!

ネイルはどうなの?

園によってはネイルOK、フットネイルもOKという所、トップコート程度ならOK、全くダメと細かく別れています。
誤って子ども達が指を舐める可能性もあるので、保育士は指先まで気遣わなければいけませんし、ストーンを付けている場合はそれが取れて誤飲に繋がる怖さがあるからです。
ネイルが好きでどうしてもやりたい人は、ネイルを許してくれる園へと行きましょう。

髪色はどこまでOK?染めても大丈夫?

学校で実習に行く時や、採用面接を受けるとき、転職者の多くの人が髪の毛を黒色に染めると思います。それも、就職のために我慢して染めた人も少なくないと思います。それでは、仕事が始まってからもずっと黒髪でなくてはいけないのでしょうか?
それは、仕事をする園によって異なります。染髪NGのところもあれば、OKのところもあります。一番多いのは『常識的な範囲でOK』というところではないでしょうか。金髪などの派手な色はダメだけれど、落ち着いたイメージの茶色ぐらいなら大丈夫ということころです。
では、自分の働く園がどうなのかというのはどうやって確かめればいいのでしょうか。園から言われることもありますが、そうでなければ、直接は聞きにくいですよね。一番わかりやすいのは、園で働いている他の保育士の髪の色がどの程度なのかを観察することです。
面接の時や説明会の時に少し覗いてみましょう。園の雰囲気を知るいい機会にもなります。ただ、園の保育士の髪が明るい茶色でも、初めから明るい髪の色で出勤するのは避けた方がいいでしょう。
恋愛に力を入れたい時期、髪型や髪色にも拘りたい人は多いでしょう。そういった時の事も考えて、髪色はなるべく自由な園を選ぶ事をお勧めします。

髪を染めることで印象は変わる?

髪を染めることで印象は変わる?髪の色というのは、その人の第一印象を大きく変えてしまいます。園が望んでいるのは、真面目に一生懸命働いてくれる人です。髪の色が明るいからといって、真面目ではないということではありませんが、社会人として、不真面目な印象を与えてしまうのが現実でしょう。これから、働いていく園でマイナスな印象をはじめに与えてしまうのは、賢明ではありません。

特に、保育園(所)という職場は独特で、人間関係が大変なところでもあります。男性保育士が増えてきているというものの(2016年時点でまだ3%程度)、まだまだ女性ばかりの職場です。女性の方なら、学生時代に女性特有の人間関係の難しさを経験したことが少なからずあるでしょう。

ですので、悪目立ちをするのが良いことかは想像に難しくないと思います。もう社会人なのにって思われるかもしれませんが、それが現実です。もちろん全ての保育園(所)がではなく、比率が高いということです。

人間関係という点でいうのであれば、職場の上司や同僚だけでなく、保育園(所)という職場で忘れてはならないのが、子どもの保護者です。保護者というのは、自分の担任の保育士がどんな人物かをとても気にしています。

もし、あなたが自分の子どもを預けるなら、どんな人に預けたいと思いますか。優しい保育士、頼りになる保育士、明るく元気な保育士、子どもをよく見てくれる保育士など、人によって望む人物像は違いますが、いわゆる『良い先生』に預けたいと思うでしょう。

しかし、その保育士が『良い先生』かというのは、すぐにはわかりません。そのため、保護者は髪型や表情などの見た目の印象や話し方などから判断します。保護者との関係というのは、保育士の仕事の中でもとても重要な位置を占めます。子どもの保育にも影響を及ぼします。なので、保育士として好印象を与えるためにも、控えめなカラーの方が無難です。
「こんなに頑張っているのに、保護者からは不評だ」と悩んでいる人は、見た目が問題かもしれません。
保護者は意外と注意深く、保育士の細かい所まで見ています。

髪を染めることで印象は変わる?もちろん清潔感も忘れないでくださいね。仕事に支障がなければ、髪型がオシャレなのも結構好印象ですよ。その上で笑顔で挨拶してくださいね。きっと、第一印象で安心感を与えることができ、今後のコミュニケーションも取りやすくなります。
第一印象が良く、保護者関係も良好であれば、時間をかけて徐々に髪色を明るくしたり、服装を自分の好きなものに変えて行っても問題ないでしょう。

ちなみに、子どもにとって保育士の髪の色というのはあまり関係ありません。子どもというのは保育士をとてもよく見ています。ですので、見た目よりはその人がどんな人なのかが大切なのです。こちらの方がある意味、手強いかもしれませんね。

ピアスはOK?マニキュアは?

これは基本的にNGなところが多いでしょう。なぜかというと、保育士は子どもと関わる仕事であるため、ピアスは危険だからです。子どもというのは結構距離が近い上に、予想できない行動をすることがあります。
抱きついてきたりした時に、ピアスの金具が子どもに怪我をさせてしまうこともあります。それを防ぐためにNGなのです。ただ、ピアスホールが閉じてしまうのを防ぐためのプラスチックのものならOKのところもあります。
そういった点から言えば、爪に施すマニキュアもNGなところが多いです。長い爪が危険なことは想像しやすいですが、マニキュアも清潔感という観点から言うと、保育士という仕事上、イメージがよくないのが現実です。
しかし、保育士は水仕事が多かったり、外で子どもと遊ぶので、手や爪は荒れやすいので保護するためにもクリアネイル程度ならOKのところもあるので様子を見てみてくださいね。
新人はダメで、ベテランはOK?
仕事をする上でそんなことってあるの?って思うかもしれませんが、実はあります。保育士の人間関係って、学生の頃の運動部の上下関係にとってもよく似ています。1年生はユニフォームをきちんと規則通りに着用しなければならなくても、3年生になったら少しオシャレに着崩してもOKっていうことって結構ありますよね。
それと同じです。1年目は素直に真面目にするのが得策ですよ。ベテランと言っても、保育士は他の職業と比べて、離職率も高く(そうでない職場ももちろんありますが)、3年で中堅、5年もすればベテランなところもたくさんあるので、少しの辛抱ですね。特に2年目からは一番下ではなくなるので、いろんな意味で随分と楽になります。
なので、年数を重ねるたびに(もっと言えば、その園が割とゆるい園であれば1年目からでも)あまりに華美でなければ、自然と周りの雰囲気も緩んでオシャレを楽しめるようになるところも多いですよ。

オシャレが全くできない園に行ってしまった!そんな時は?

新人はダメで、ベテランはOK?服や髪の毛に事由がないというのは思った以上にストレスが溜まるものです。
友達の園は自由にオシャレをして問題ないのに、自分の園はがちがちに縛って来てやりにくい…。
折角私服OKでも、指定があってしまうと勤務以外には使えないので非常に困りますよね。
そんな時は保育士専用の転職サイトに登録して、髪型や服装の自由な園を探してもらうといいでしょう。
折角取得した保育士資格は活かさなければ勿体無いです。
利用規約に同意し、簡単な個人情報を打ち込めばすぐに利用できますし、専任のコンサルタントが必ずその人に合った職場を紹介してくれます。
今はこの方法が保育士達の間で人気があります。
「茶髪がOKな園に行きたい」「私服自由な保育園・幼稚園がいい」と、それぞれの持つ希望や相談に対して、コンサルタントは親身になって聞いてくれますし、黒髪指定なし・服装自由である上に、現在勤めている園よりも好条件求人を探してきてくれます。
新着の求人も全てチェックし、目ぼしいものは説明してくれます。
保育士ではなく、保育関連の仕事の紹介も行っているので、保育事務などを狙う人も利用できます。
必要に応じて、面接の練習や履歴書の書き方の相談にも乗ってくれるので、心強いですね。
子育てで一旦現場を離れてしまったものの、再び復帰をしたい人なども勿論利用できます。
最近では様々な保育士専門の転職サイトが開設されており、自分に合ったサイトがきっと見つかると思います。
夏や12月~2月など、転職に狙い目の時期というのがありますが、頼れるコンサルタントがいるので、一年中いつでも希望の職場に行く事が出来ます。

どんな感じなのか、まずはサイトを検索しよう!

髪型や服装程度で転職するのは甘えているのかも…と不安に思う人もいるかもしれませんが、まずは保育士専門の転職サイトを覗いてみてください。
同じ様な理由、あるいはもっと違う細かい理由で転職を決意した人が沢山います。
「みんなどんな理由で転職しているんだろう」等の、まずは軽い気持ちで見てみてください。
共感できる話もあるかもしれません。

まとめ

仕事をする上で人間関係というのはとても重要です。保育士でいえば、職場の上司や同僚、保護者との人間関係です。
やはり保護者は自分の大切な子供を預けるので、保育士の見た目も気になってしまいます。
保護者の意見が割と保育士の見た目・髪型にも適応されてくる傾向にあります。
印象をよくするためにも、髪の毛の色は控えめに、清潔感も忘れず、印象を良くして、良いスタートをきりましょう。髪の毛の色などは、園によって規定があるところもあるので、園の保育士を基準にするとわかりやすいですよ。

ピアスや爪を伸ばすことは、子どもに怪我をさせることもあるのでやめましょう。

年数を重ねるたびに、さりげないオシャレを楽しめるようになるところも多いです。もちろん、職場の規則は守ってくださいね。
毎日爪が伸びていないか等、細かい所もチェックしましょう。
自分のやりたい服装、髪型で仕事ができるとなると、前よりもやる気が出ることでしょう。