
福井県の保育士求人データ
有効求人倍率 | 1.63倍 |
就業人数 | 3763名 |
常勤保育士 | 3184名 |
非常勤保育士 | 579名 |
公立保育園 | 1529名 |
私立保育園 | 2237名 |
認可保育所数 | 269カ所 |
福井県は共働き世帯が一般的で、昔から保育所の整備に力を入れてきました。そのため保育所、保育士の数ともに多くなっています。保育士として常勤で働く人の数が全体の4分の3以上になっているのが特徴的です。昨今私立の保育所が増加しており、私立で働く保育士の数が公立で働く保育士の数を上回っています。
福井県の保育士時給・年収データ
福井県 | 全国平均 | |
平均時給 (派遣の場合) |
1021円 | 1154円 |
平均年収 | 309.5万円 | 326.7万円 |
平均月収 | 20.2万円 | 22.3万円 |
平均賞与 | 66.6万円 | 58.8万円 |
福井県の保育士の平均年収は全国平均と比べればやや低いものの、平均賞与では全国平均を上回っています。
福井県の女性の平均年収が332.5万円、平均賞与は54.5万円となっているため、女性としての保育士給与は平均水準にあるといえるでしょう。一方男性保育士は平均年収268.7万円とかなり低くなっています。
福井県の保育士処遇改善の取り組み
福井県では都市部のように特定の市が独自で用意している補助金制度はありません。かわりに福井県に住民登録がある保育士ならば誰でも受けられる貸付金制度が2つあります。県全体で保育士を支援することによって補助金をだす市に保育士が集中するという事態を防ぐことができます。
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保育士の修学資金を無利子で貸し付け
福井県では「保育士修学資金貸付事業」を行っています。保育士養成施設に通い卒業後に福井県で保育士として働こうとしている学生に対し、修学資金を無利子で貸し付けるというものです。貸付期間は原則2年間。ただし正規の修学期間が2年を超える場合は(金額制限はありますが)貸付期間の延長が可能です。
修学金の内容は修学資金と準備金の2種類
借りることができる修学資金は修学資金と入学準備金・就職準備金の2種類。修学資金は毎月5万円以内の範囲で支給されます。また修学資金・就職準備金は各一回のみの利用に限られているものの金額は大きく、20万円以内の範囲で借りることができます。
養成施設を修了後、福井県内で5年間保育士として働いた場合は返済免除
修学資金は貸付金の形をとってはいますが、卒業後1年以内に福井県で保育士として就職し、その後5年間働き続ければ貸付金の返済義務は無くなります。しかも過疎地域で働いた人、養成施設に入学したとき45歳以上だった人は3年間の就業で返済義務がなくなるのです。年配の保育士志望者にも注目してほしい制度です。
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保育士就職準備金貸付制度を整備
保育士有資格者であるのに、保育業を離職し、別の仕事に転職してしまう人が後を絶ちません。福井県ではそんな保育士のために、保育士就職準備金を貸付ける制度を整えました。対象者は福井県内に住民登録をし、保育業を離職している保育士です。支給には保育士資格を取得後1年以上が経過している等の条件が付きます。
40万円もの準備金が借りられる
1人1回限りですが、就職準備金として最大で40万円を借りることができます。使える用途としては、就職に伴う転居資金や、通勤に使う車の購入費、就職の際子供を保育所に預けるために必要となる費用などです。結構幅広く使えますが、申請の際には準備金の使い道が分かる領収書が必要です。
2年間の保育業務で返済免除
就職準備金は返還期限を過ぎると利子がついてしまいますが、福井県内の保育所等で保育士として2年間の仕事に従事すれば返済義務がなくなります。長く務めることでかなりお得になる制度です。
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