
神奈川県の保育士求人データ
有効求人倍率 | 2.29倍 |
就業人数 | 6027名 |
常勤保育士 | 4509名 |
非常勤保育士 | 1518名 |
公立保育園 | 2206名 |
私立保育園 | 3821名 |
認可保育所数 | 315カ所 |
有効求人倍率が2.29という数値は関東圏では東京都に次いで2番目に多く、保育士が不足している状態と言えます。公立保育園よりも私立保育園で働く保育士の方が多くなっています。待機児童数が800人を超え、認可保育所の他に県や市町村が助成する認定保育所も増えており、保育士のニーズが高まっています。
神奈川県の保育士時給・年収データ
神奈川県 | 全国平均 | |
平均時給 (派遣の場合) |
1231円 | 1251円 |
平均年収 | 361.2万円 | 326.7万円 |
平均月収 | 24.5万円 | 22.3万円 |
平均賞与 | 66.2万円 | 58.8万円 |
平均時給は全国平均よりも少し低めとなっています。平均年収、月収、賞与については全国平均を大きく上回っていて関東圏で見ると年収は群馬に続いて2番目、年収は関東圏では1番高い数値となっています。年ごとに見ると年収、月収、賞与ともにばらつきは見られるものの、300万を下回ることはありません。
神奈川県の保育士処遇改善の取り組み
保育士・保育所支援センターを設置して潜在保育士の再就職支援を行っています。県や市町村がそれぞれ就職準備金の貸付などを行うなど資金面での支援も充実しています。自治体によっては保育体験や施設見学も行っているので再就職の前に現場を見てイメージを深めるのも良さそうです。
神奈川県
保育士・保育所支援センターの設置
潜在保育士を対象に再就職に関する相談や支援を行っています。就職支援セミナーや相談会、保育施設の見学会など安心して保育士として復帰ができるような環境を整えています。
保育士修学資金貸付
保育士養成施設に通う県内在住(横浜市・川崎市除く)の学生への修学資金の貸付を行っています。月額5万円と就職準備金20万円を無利子で貸し付けます。卒業後1年以内に保育士登録を行い、2年間県内の保育施設で勤務すると返還が免除されます。
未就学児を持つ保育士への保育料の一部貸付
未就学児を持つ県内(横浜市、川崎市を除く)の対象となる市町村に在住する保育士が新たに保育施設に勤務する際の子どもの保育料の半額(月額上限2万7千円)を貸し付けています。2年間保育施設で勤務すると返還が免除されます。
就職準備金の貸付
保育士登録後1年経過、または保育施設離職後1年経過している潜在保育士が新たに保育施設に勤務する際の就職準備金を貸し付けています。20万円を上限に貸付を行い、2年間保育施設で勤務することで返還が免除されます。
川崎市
就職準備金の貸付
保育士登録後1年経過、1年未満でも養成施設卒業、保育士資格取得後1年経過している方、保育施設を離職後1年経過、または勤務経験のない方を対象に就職準備金の貸付を行っています。上限20万円を無利子で貸し付け、市内の保育施設で2年間勤務すると返還が免除されます。
保育士養成施設の学生への修学資金貸付
保育士養成施設に通う学生で学業優秀、家庭の経済状況から必要と判断された場合に修学資金を貸し付けています。月額5万円に加え、就職準備金20万円を無利子で貸し付けます。卒業後1年以内に保育士登録を行い、市内の保育施設で5年間勤務すると返還が免除されます。
保育士試験対策講座の実施
保育士試験を受験する方に向けた対策講座を無料で実施しています。
保育体験研修や見学ツアーの開催
保育の仕事に就くことを考えている方を対象に市内の保育所の見学ツアーや体験研修などを行っています。実際の保育現場を体験、見学することで保育の仕事へのイメージを深めたり、意欲を持つことができます。
平塚市
保育士就職支援金の貸付
市内に転居後住民登録を有し、新たに市内の保育施設に勤務する保育士を対象に就職支援金の貸付を行っています。100万円を上限に貸付、市内の保育施設に継続して5年間勤務することで返還が免除されます。
横浜市
保育士就職支援講座の開催
潜在保育士を対象に再就職を支援するための研修を行っています。
就職支援リーフレットの作成
市内の私立保育施設への就職についてまとめたリーフレットを作成しています。
保育士お仕事フェアの開催
市内の私立保育施設への就職を考えている方に向けた就職フェアを行っています。現役保育士の話を聞くことができるほか、就職面接会も併せて開催されており、各園の担当者と話をすることができます。
神奈川県の保育士転職サイトランキング
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