
長野県の保育士求人データ
有効求人倍率 | 1.02倍 |
就業人数 | 6287名 |
常勤保育士 | 4728名 |
非常勤保育士 | 1559名 |
公立保育園 | 5152名 |
私立保育園 | 1135名 |
認可保育所数 | 450カ所 |
長野県の有効求人倍率は1.02倍となっており、全国平均の1.70倍に比べてやや低い傾向にあります。保育士の数が多いことが原因の一つかもしれません。他県に比べ非常勤保育士の割合が多く、様々なスタイルで働くことができる職場が見つかりそうです。
長野県の保育士時給・年収データ
長野県 | 全国平均 | |
平均時給 (派遣の場合) |
1034円 | 1154円 |
平均年収 | 298.5万円 | 326.7万円 |
平均月収 | 20.0万円 | 22.3万円 |
平均賞与 | 58.0万円 | 58.8万円 |
長野県の保育士の給与は、時給、年収、月収、賞与すべてが全国平均を下回ってしまっています。ただ年収に関しては平成24年、25年には全国を上回ることもあり、各年度別での年収差が顕著です。特に男性保育士の年収は年度にによって100万円以上の時もあるほどのかなりの差が見られるのが特徴的です。
長野県の保育士処遇改善の取り組み
長野県では待機児童数ゼロの現状を維持するために、保育士の数を確保するための取組を県全体で行っています。保育士が就職しやすいように用意された様々な貸付金の他、職を探している人や現職の保育士にむけた相談サービスも提供。金銭面、制度面で保育士の人材発掘に取り組んでいます。
長野県
修学資金、就職準備金を無利子貸し付け
長野県では養成施設に通っている学生に対し、修学資金を2年間貸付ける「保育士修学資金貸付等事業」を実施しています。金額は入学準備金、就職準備金ともに20万円以内、月額で5万円以内となっています。貸付金は無利子で、卒業後1年以内に保育所等に就業し、5年以上の勤務を経れば、返還義務はなくなります。
未就学児を持つ保育士の保育料を半額貸与
長野県では未就学児をもちながら、保育士として就職、復職しようとしている人に対し、月額27000円以内(未就学児の保育料の半額)を無利子で貸してくれます。期間は保育所等に勤務し始めてから1年以内。貸付金は保育所等に2年以上継続勤務することで返還義務がなくなります。
就職準備金で保育士への復職をサポート
長野県では保育所等を離職して1年以上になる場合、もしくは保育所等に勤務したことがない場合で、長野県の保育所等に就職しようとする保育士に対し20万円以内の就職準備金を貸してくれます。こちらも無利子で、2年以上継続勤務することで返還義務が免除されます。
長野県
人材バンクで働きやすい職場探しに貢献
長野県では「長野県保育士人材バンク」を開設し、保育資格を持っている人に向けての求人情報を提供しています。保育士と保育所等のマッチングを行ってくれるので、自分に合った職場を見つけるのに役立ちます。現職の保育士や保育士志望の学生の相談も受け付けており、保育士の離職、人材拡大にも一役買っています。
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