
静岡県の保育士求人データ
有効求人倍率 | 1.24倍 |
就業人数 | 5421名 |
常勤保育士 | 4585名 |
非常勤保育士 | 836名 |
公立保育園 | 2405名 |
私立保育園 | 3016名 |
認可保育所数 | 515カ所 |
静岡県の特徴は私立の保育園で働く保育士の数が公立の保育園で働く保育士の数を上回っていることです。また常勤の保育士の数がかなり多くなっています。東海の中でも最も多くの保育所を持つ愛知県では常勤と非常勤の比率が約2:1であるのに比べ、静岡県では約5:1。静岡県には長時間働く保育士が沢山いるのです。
静岡県の保育士時給・年収データ
静岡県 | 全国平均 | |
平均時給 (派遣の場合) |
1078円 | 1251円 |
平均年収 | 351.0万円 | 326.7万円 |
平均月収 | 23.6万円 | 22.3万円 |
平均賞与 | 68.2万円 | 58.8万円 |
静岡県の平均年収は全国平均を約25万円も上回り、平均賞与も全国平均より約10万円程度高くなっています。勤続年数が全国平均の7.7年を超える8.8年になっているのもこの好待遇が背景にあるのかもしれませんね。平成24年には年収が全国平均を約40万円も上回ったこともあり、今後にも期待が持てます。
静岡県の保育士処遇改善の取り組み
年々待機児童数が増える静岡県では保育所の整備と保育士の人材確保が課題になっています。そこで静岡県では有資格者を増やすための保育士資格支援事業を展開しています。また社会福祉協議会を実施主体として様々な貸付制度を用意しています。静岡県は保育士が働きやすい環境を整える制度が大変充実した県といえます。
静岡県
保育士資格支援事業を展開
静岡県ではこども園で働く保育教諭や、保育士といった有資格者の獲得に向けて保育士資格支援事業を行っています。事業の内容は資格取得のためにかかる経費を補助金として支給するというものです。
補助金は受講料や代替保育士の雇上費に使われる
保育士資格支援事業では幼稚園免許資格を有する人が特例制度を使って保育士免許取得を希望する場合、資格取得のための経費の2分の1(上限10万円)を補助金として支給します。またその人が資格取得のために職場を離れなければならない場合、代替保育士の雇上費用として1日に6120円の補助金がおりるので仕事も休みやすくなります。
無資格者にも補助金が下りる
保育士資格支援事業は無資格でも保育所等に勤務しており、保育士の資格取得を希望している人も対象です。補助金は資格取得のための経費の2分の1ですが上限は10万円~30万円となっています。無資格者の場合特例制度を使えない分資格取得に費用が掛かるものですから、上限が高く設定されているのがありがたいですね。
静岡県
修学資金の貸付
指定保育士養成施設に通い、保育士資格取得を目指す学生を対象にした貸付制度があります。金額は月額最高5万円(最大2年間)、入学準備金・就職準備金それぞれに20万円。生活費加算月額最高額が38290円と大変充実しています。県内の保育施設で5年間勤務すると返還義務がなくなります。
保育補助者の雇上費を貸付
保育補助者は現場の負担を軽くしてくれ、保育士にとって働きやすい環境のためになくてはならない存在です。保育事業者が保育資格を持たない保育補助者を雇うと、年間295.3万円(最大3年間)を貸してもらえます。保育補助者が3年間で保育資格を取得すると返還義務がなくなります。
就職準備金の貸付
保育資格を持っていても現在保育士として仕事していない人(潜在保育士)が、保育施設で働き始めるとき就職準備金として40万円以内を貸してもらえます。静岡県内の保育施設で2年間勤務すると返還義務がなくなります。
未就学児を持つ潜在保育士への保育料貸付
未就学児を持つ潜在保育士が、保育現場で働こうとするとき、未就学児の保育施設の利用料としてお金を借りることができます。金額は保育料としては月額最高2.7万円(最大1年間)、子供預かり支援事業を利用するときは年額12.3万円となっています。静岡県内の保育施設で2年間勤務すると返還義務がなくなります。
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