私立幼稚園 求人まとめ メリット・デメリット

私立幼稚園とは

私立幼稚園とは私立幼稚園は、保育所と大きく違う点が2つあります。
一つ目は保護者が働いていなくても預けられる事、二つ目は学習を行う事です。

特に保育料が安く、人気の保育所に預けずに敢えて幼稚園に預ける保護者は、幼稚園教諭から与えられる学習指導に期待をしています。

今回は幼稚園教諭に期待される役割、平均給与や年収、メリット・デメリットをお話ししていきます。

私立幼稚園教諭の平均給与

平均給与229,800

幼稚園教諭の平均給与は、229,800円と言われています。
保育士が約18万の平均給与である事に対するとかなり良い待遇だと言えます。

初任給は、短大卒で『幼稚園教諭2種免許状』、四年大学を卒業して『幼稚園教諭1種免許状』のどちらを取るかで変わってきますが、大体10万~15万の間です(仕事内容に大差はありません)

因みに平均年齢は32.3歳で、保育士が35歳に対して低い事が分かります。
給与が保育士よりは高く、将来性もある為男性も働きやすい環境ではありますが、やはり体力面や一人担任という大きな責任感を負う事がプレッシャーとなっているのです。

参照:『厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」』

私立幼稚園教諭の平均年収

平均年収3,401,600

平均年収は、3,401,600円となっています。保育士の平均は3,233,400円なので、約20万近くの差があります。

平均年収のランキング30に数えられてはいませんが、保育士よりは給与が高く、25位の調理師、24位の栄養士よりも高いので、23位辺りに位置すると考えられます。
しかし、30位中のその位置なので、決して世間的に高い給与の仕事であるとは言えません。

参考:『平成27年度厚生労働省「賃金構造基本統計調査」』

私立幼稚園で働くメリット

私立保育所で働くメリットには以下のものがあります。

メリット

一人担任で自分の目指すペースでの教育・雰囲気作りがしやすい
ユニークな教育を取り入れる園に就職可能
全国各地どこでも働く場所がある
未経験でも雇用先が見つかる
資格職なので時給がいい
カリキュラムなどはしっかり定められている為、余程の事がない限りは大きな変化もない

幼稚園教諭は基本的に一人担任で、担任の雰囲気や声掛けでクラスの色が出来上がっていきます。
他のクラス担任から必要に応じてサポートは受けられますが、基本的に一人で好きなペースで進められるので気が楽です。

また、カリキュラムなどがしっかりと決まっている事があり、法改正などが行われない限りは一年の流れも大きく変わる事はありません。
一度流れを覚えれば、毎年新しく物を覚える必要もありませんし、大きく失敗する事もありません。

私立で働くメリットそして、私立で働くメリットとして一番挙げられるのは、自分の好きな教育を施す園を選べる所です。
絵や工作が得意な幼稚園教諭は芸術分野に力を入れている園に、運動が得意な場合は運動能力を高める事を目的とした園に、そして子ども達の受験を助けたい人は受験の為に勉強や行儀作法に気を遣う園へ行くと良いでしょう。

公立園ではどうしても教育方針が決まっていたり、限られた範囲での教育を求められる為に、自由かつ様々な教育方針を持つ園を選ぶ事が出来ます。
公立の幼稚園は数が少なく、また人気がある為に狭き門となっています。
しかし、私立園は数が多い為、必ず自分の探す園が見つかります。

私立幼稚園で働くデメリット

私立幼稚園で働くデメリットも勿論あります。

デメリット

昇給を嫌って、妊娠や出産を機に退職する様にプレッシャーを掛けてくる
収入は常に園児の数や園の経営状況に左右されてしまう
系列園のどこに配属されるか分からない、転勤がある

幼稚園も経営が安定しない所は多いです。『受験対策をしてくれる園』『子どもの個性を伸ばしてくれる園』など、様々な売りを理解した上で、通わせています。

幼稚園に通わせている保護者は、『決して安くない費用を払って通わせている』という意識が強いです。
何かしらの目的(小学校受験、将来の事を考え早い内からの才能発掘など)を持って通わせている為、その目的が達成されなければあっさりと転園させる人が多いです。

その為、魅力的な教育方針を持たない園や、実績がない園は保護者から敬遠されてすぐに運営が悪化してしまいます。
子どもを預けたいと保護者が殺到し、待機児童問題を巻き起こしている保育所とは正反対で、子どもと保護者に左右されるのが幼稚園です。

常に運営が安定しない為、産休・育休もあまり良い顔をされず、休んでいる間に給与を払わずにその分新しい幼稚園教諭を雇いたいと考えている園も少なくないです。

保護者関係には特に注意が必要!悩んだ場合は…

保護者関係には注意が必要!悩んだ場合は…幼稚園で特に大変なのは、保護者関係です。
上記に書いた様に、保護者達は非常に園の教育方針を重視しています。
なので、結果が出なかった場合は容赦なくクレームが付きます。

成績が悪い、行儀が一向に良くならない、子どもの才能が開花しない、そういった事で一度失った信頼は簡単には回復しません。
前以上に頑張ったとしても、一度ついてしまったクレームのイメージが払拭できず、保護者と溝が出来続けてしまう事も珍しくはありません。

幼稚園教諭は一人担任が基本なので、他の幼稚園教諭と仕事分担が出来ない為一人でクレームを受け、保護者対応をするしかありません。

その為、そのクレームに耐えかねて退職を選ぶ幼稚園教諭も多いです。
幼稚園教諭は給与が良く、休みも多い様に思えますが、その分一人ひとりの技量が重視される職業です。

また、保護者同士の関係性も非常に難しく、保護者同士の関係性作りの手伝いも仕事の一つです。
幼稚園では、教育に熱心な保護者、預ける場所がなく仕方なく幼稚園に来た保護者、働いている保護者、働いていない保護者と、保育所よりも多様な保護者が多いです。

どうしても仕事をしていなかったり、子どもの教育にかなりの熱を注いでいる保護者とは話す機会が増えて信頼関係を築きやすくなりますが、仕事が忙しい保護者や本意で幼稚園に入れていない保護者とはどうしても意識しなければ距離が出来てしまいます。

保護者関係一つとっても複雑な幼稚園教諭の道に悩んだ場合、どうすれば良いでしょうか。
勿論他クラスの幼稚園教諭に相談したり、助けを求めるのも良いでしょう。
しかし、自分に合う園へと転職するのも、一つの選択肢であると頭に入れていてください。

転職先は無限にある!悩むより先に他の園も覗いてみよう

悩むより先に他の園も覗いてみよう幼稚園教諭も、私立の場合はどんどん開園が進んでいるので、就職先には困りません。
また、各園それぞれ新しい園児獲得に必死なので、最近では独自の教育法を売りにしてどんどんアピールしている園が増えています。
英語や体育、芸術など子ども達の才能を開花させようとする園も多いですね。

特に保育所・幼稚園激戦区である東京都や東京近郊では、先進的な保育と保育士の待遇が施されています。
保育業界のセンター的な位置と言っても過言ではありません。

経験はほとんど問われませんし、入った後に努力をすれば十分についていく事も出来ます。
保護者関係も、意外と園ごとで全く雰囲気も付き合い方も違い、自分に合った環境を選べば自ずと保護者関係も悩まずに済みます。
何ならおまけに勤務時間・正社員やパートなどの雇用形態を選べる園があるので、転職はメリットが沢山なのです。

転職=我慢が出来ない、逃げるという後ろ向きなイメージが多いですが、私立幼稚園ではそんな事は思われません。
自分に合う幼稚園教育を行う所を求める、向上心ある人材だと思われるので心配いりません。

もしも人間関係や幼稚園教育に疑問を持った際には、転職も視野に入れて動いてみてください。

じゃあ、転職先はみんなどうやって探しているの?

あの激務の中でも、前以上の条件を満たした園を探し出し、転職を成功させている人は沢山います。中には、現在人気沸騰中の会社が保育園を運営している、所謂企業付き保育所の求人を掴んでいる人もいるのです。

一般的に転職となると、最初に浮かんでくるのはハローワークだと思います。
ハローワークは自分で条件を決め、それを満たす園をキーワード検索し、求人状況を尋ねた上で空いていたら挑戦する事が出来ます。
詳細情報に関してはハローワークに記載されている情報が全てであり、その他は自分でブログなどを読み漁り、探していくしかありません。
そして辛いのが、ハローワークは受付順で面接が受けられるかどうかが決まります。

求人広告が出ていないか毎日常に新着の人材募集の記事をチェックしなければいけませんし、何か条件を持っている人は、いちいち求人の詳細に飛んで、「〇〇OK」などの記載を探さなければいけません。求人が埋まったら次の園を探さなければいけないのも辛いですね。
仕事を続けながら転職活動をするのはかなり大変ですよね。

そこで使えるのが、保育士・幼稚園教諭専門の転職サイト・転職エージェントです。
便利な機能・サービスを全て無料で受ける事が出来ます。
保育士以外にも取り扱うサイトとなると、Indeedなども最近ではCMで流れており有名ですが、やはり保育士・幼稚園教諭に的を絞るとなると専門サイトがオススメです。

Indeedは検索の際に、英語表記で「Skip」「Cookie」「by」「Filter」「results」「to」「It」など、検索エンジンから見ると長い英文のようなものが表示されますが、中身はきちんと日本語で表示されるので大丈夫です。
転職のスペシャリストであるスタッフが担当となり、福利厚生などの条件を話し合い、利用者が納得出来るおすすめの求人情報を紹介してくれます。

ざっと推定での年収計算なども行ってくれるので、面倒臭い計算を自分でする必要もありません。
時給が良い事と、残業なしで現在人気を博している、契約社員の保育士の仕事も勿論取り扱っています。
中には成長途中の企業などの企業付き園などもあります。自分だけで受ける際には、「園を運営する企業は大丈夫だろうか」と企業まで調べなければいけませんが、転職スタッフが一緒に求人詳細と共に調べてくれるので安心です。

電話を取るのが難しい時間帯がある人には、メールで情報を受け取る事も出来ます。
メール受信ならいつでも出来ますし、空いた時間に内容をチェックすればいいので、なかなか時間が取れない人でも便利に利用できます。

ジョブアラートは自分の求人に近い条件が見つかった際に登録しておくと、条件に近い職場が見つかった際にジョブアラートメールで知らせてくれます。
しかし、保育士・幼稚園教諭専門の転職サイトや転職エージェントでは、ずばりすぐにでも応募した方がいい条件の良い求人を紹介・詳細案内してくれるのです。
急募で掲載された条件が良い園を見つけた場合もすぐに教えてくれるので、見逃す心配がありません。

例えば、「今だけ時給100円~200円アップ」などの条件を付けている求人にもいち早く反応し、情報を送ってくれるので、リアルタイムでお得な求人を知る事が出来ます。
求人が見つかると、今度は履歴書作成で書き方の指導・添削、そして面接指導も詳しく行ってくれます。求人以外もサポート体制万全です。

転職サイトを使うとこんなメリットが!

そうは言っても、転職サイトをいきなり利用して転職が成功するの?と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは転職サイト・転職エージェントに登録した際のメリットについて紹介していきます。

・理想の月給の園を探してくれる、または条件交渉をして月給を引き上げてくれる
・私立幼稚園事務、プリスクール教員などの、保育関連の職種も取り扱っている為見つけやすい
・交通費一回につき500円~支給などの交通費の付く求人を探してくれる(※パート、アルバイト雇用形態問わず)

メリット

幼稚園教諭の経験不問の求人を探してくれる
自分専用のログインページがある為に情報漏洩の心配がない
希望の市町村での仕事を探してくれる
定員が少ない少人数制の園もすぐに見つかる
気になる求人を保存して何度も確認できる
学園や学校法人、宗教法人、株式会社の運営する事業所・企業付きの託児所求人も見つかる
児童養護施設など、入所型の児童福祉施設の求人も見る事ができる
4月からなど、入職時期を選ぶ事が出来る
東京で働きたいという上京を考えている幼稚園教諭を応援してくれる
子どもがいるママさん保育士でも働ける様に、預かりシステムのある園を紹介してくれる
人が見つかったから求人がキャンセルされるようなトラブルもない
様々な成功報酬やオプションがある
年休や週休の多い園を選べる

ざっと挙げただけでもこれだけのメリットが見つかります。
更に注目したい点を抽出して見ていきましょう。
子育て中でも働く事が可能というのは大きなメリットですね。子育て中ではハローワークに通う事自体が難しいです。出かける事なく転職先を吟味できる、更には子どもを預かって貰って働けるのは大きなメリットと言えるでしょう。
幼稚園教諭をしていたけれど、一旦離れた場所から子ども達を見守りたいと現場とは違う形で幼児教育に携わりたいという人も少なくありません。
そこで、転職サイトには幼児教育に関連性のある仕事を対象に取り扱っており、幼稚園事務などの幼稚園に関わる業務全般も紹介されています。
また、補助職員の募集も出されており、これは誰でも応募する事が出来ます。幼稚園教諭免許を持っていなくても問題ありません。子どもたちと触れ合う仕事ができます。
「転職を絶対に知られたくない!」という人に関しては、プライバシーポリシーを読むと分かるように、個人情報は徹底的に守られています。
実は転職サイト、転職エージェントはかなりの便利ツールなのです。
最近ではアプリとしても登場するくらいに需要は高まり続けています。
保存をしておけば、事細かに求人状況を知る事が出来ますし、条件を指定し直せば自動的に検索結果を並び替えてくれるので、大変助かります。

実はスキルアップにも使える!転職サイトの利用例

今いる園の人間関係などに疲れたという人も勿論利用していますが、中にはスキルアップ・キャリアアップの為に転職を行う人もいます。
幼稚園教諭は決して資格職の中で高いとは言えない年収となっています。
しかし、転職サイトでキャリアアップの為に転職を行った結果、年収が500万円を超えたという人もいるのです。
転職サイトを見てみれば分かりますが、結構月収20万円以上というのは普通ですし、保育士の平均給与が18万円である為に年収200万~300万が平均であるにも関わらず、年収400万円以上の求人もごろごろと転がっています。
「幼稚園の先生がそんなに貰えるわけない!」と思うのは最もですが、自分の持っている経歴やたまたま見つかった条件の良い園に応募して採用された事で、こうした破格の待遇を受ける事が出来た人もいるのは事実です。
グループ運営を行っている園では、本部へと転職しどんどん昇進する人も多いです。
週2日~3日程度の出勤を希望するパートやアルバイトの幼稚園教諭も、条件にはしっかり拘って、こうした転職サイト・転職エージェントを利用した方がいいです。パートなんてどこも同じ待遇だと思うのは間違いですよ!
それに、こうした転職サイト・転職エージェントでは、パートやアルバイトも歓迎してもらえます。
学校が運営する幼稚園など、大きなグループ規模で運営している園は、やはりパートの待遇もかなり良く、働きやすい環境が整っています。
条件が良い求人は新卒またはそれに近い人でないと採用されないのでは…と二の足を踏む必要はありません。

登録大変そう…そんな不安を持つあなたに!

どうしても登録するのが大変そう、どんな事をしなければいけないか見えないのが怖い、登録した後に使いこなせるか不安という人も多いですが、心配はいりません。
まず、登録に関してですが、名前と電話番号など簡単な情報を入力して、利用規約を読むだけです。
中には自分の今住む地域とは違う所で仕事を探したいという人もいるので、都道府県に関しては後から相談もできます。
「エージェントからはいつ連絡がくるの?」と疑問を持つ人もいますが、早ければ翌営業日に電話が来ます。
どうしても翌営業日が仕事でメール対応しか出来ない場合は備考欄にメールアドレスへ連絡をする様にお願いすれば対応してくれます。
ゆっくり求人を吟味する人でも、3ヶ月あれば十分理想の園へと転職出来ます。
「転職したい」「今より良い環境を得たい」という気持ちがあれば十分ですよ!
そして、どんな求人があるか不安な人に向けて、ここでは実例も一緒に挙げていきます。

実例

株式会社 ファミリア 新設のプリスクール教員募集/東京都新宿区/名前非公開
株式会社キンダーキッズ インターナショナルスクールの保育スタッフ/東京都千代田区
大胡第三保育園 群馬県前橋市/早出一回につき300円の手当あり
渋谷幼稚園 東京都渋谷区/渋谷駅から徒歩7分
ぽっかぽか株式会社 東京都渋谷区で勤務/ベビーシッター業務中心
日本医科大学学内保育室 東京都文京区/施設長候補として勤務
常徳幼稚園 東京都世田谷区/正社員登用/残業ほぼなし

サイトを見れば分かるように、スポンサーリンクが沢山付いているので、登録者は無料で付かう事が出来るのです。後から費用を請求される心配もありません。
元気な子ども達と共に、やり甲斐を持って幼稚園教諭を勤められるように、是非とも転職サイト・転職エージェントを利用して転職を成功させてください。