
介護士さん同士が集まると、「新人の頃はこうだったけど、今は・・・」と話しながら「それわかる!」など、つい声を張り上げてしまうことありますよね!
ちょっと一休憩や共感してほしくて、介護職のあるあるネタを介護経験がある編集者が50個まとめました!
介護あるあるネタって?
現役介護職員から聞いた介護あるあるネタ介護に携わる方ならきっと誰もが「そうそう!」「あるある!」と頷き思わず笑ってしまうようなあるあるネタを集めてみました。
認知症あるある
認知症の方の言動は、予測がつかず思わぬ事故になってしまうこともあり、対応も困難な場合がありますが、普段の生活の中で面白いこともたくさんあります。
認知症でのあるある

- 食事を食べた後「早く食器を片付けろ」と言われ片づけたら「まだ何も食べてない!」と怒られる。
- ある認知症の女性は、30代の私のことを娘だと思い50代の管理者を夫だと思いこんでいる。
- いつも同じ話をする認知症利用者、話の内容を丸暗記してしまったので先の話をつい口走りそうになってしまう。
- 物盗られ妄想のある認知症利用者、向かいの席の方に対して「私のカバンを盗った!」と怒るが、その方の持っているカバンは向かいの方のカバン。お互い様です。
- 認知症の男性、普段は話していることをすぐに忘れたり暴言暴力もひどいが、軍歌を流すと背筋を伸ばし介護職員のことを「先生!」と丁寧に読んでくれる。
- 敬老会などで幼稚園児が来ると途端にお母さんの顔になる女性達。
- 若い男性介護職員が入職すると、女性利用者の中で取り合いが始まる。
- 機嫌よく話をしていたのに突然怒鳴られる。
介護現場の介助あるある
食事介助や排泄介助、介護職員にとっては負担の多い業務のひとつですが、ふとした時に利用者の言動に和まされることも多くあります。
食事介助あるある

- 「こんなまずい飯食えるか!」と言いつつ完食され「美味しかった」と話される。
- 食事を拒否する女性へ「このお魚美味しいですよ」と声かけすると「美味しいんだったらあなたが食べなさい」とさらに拒否が強まってしまう。
- 珍しく完食された利用者だが、実は隣席の利用者が手を伸ばして食べていた。
排泄介助あるある
- 初めは匂いがしんどかったが、慣れると「今日も出て良かったね」と一緒に喜び、排泄物をまじまじと観察できるようになる。
- オムツ交換時、新しいオムツに交換したとたん排泄、体位変換するたびに排泄、これが3回続くこともある。
- なぜか便失禁ばかり当たる介護職員がいるが、「運(ウン)がついてる」と喜んでいる。
- 利用者の雰囲気で失禁したかどうか分かる。
入浴介助あるある
- 入浴拒否の強い利用者、なんとか職員が誘導し入浴すると次は「いい湯だわ」と言い浴槽から出なくなる。
- 入浴中は、開放感や気持ち良さからか便失禁率が高い。
- 入浴介助で、入浴している利用者よりも全身汗だくでまるで入浴したみたいになってしまう。
- お風呂では利用者の本音が出やすい。
- 気難しい方がお風呂では「あんたも入りなさい」となぜか優しくなる。
移動・移乗介助あるある

- 杖だけ前に進んでしまい、身体がついていかない
- 移乗介助時、「私につかまってくださいね」と声かけをすると、つかまって離さなくなってしまった。
- 利用者のペースに合わせて歩行介助していたら「もっと早く歩け」と怒られてしまう。
夜勤あるある
日中の顔とは違う顔を見せる利用者や入居者の夜勤ならではのあるあるネタをご紹介します。
夜勤ならではのあるある
- 物音がしたので巡回に行くと、キッチンに置いていたお菓子を食べている。
- 今日は静かだなぁとのんびりしていたら朝の5時頃から一斉に徘徊と便失禁の対応に追われる。
- 巡回中、利用者がベッドにいないと慌てると隣室の利用者のベッドで一緒に寝ている。
- 昼夜逆転の利用者、夜中の2時頃から「おはよう」とフロアーのカーテンを一斉に開け始め、他の利用者を覚醒させていく。
- 排泄誘導やコールがなぜか同じ時間に重なる。
- いつも徘徊している方がおとなしいときは、怪しい(寝ずに部屋で物を壊していたり、何かしていることが多い)
- ナースコールに対応し巡回に行くも押したことを忘れている。
介護職員あるある
介護現場では、利用者の介護あるあるネタも多くありますが、介護職員ならではのあるあるネタもたくさんあります。
笑ってしまうあるあるネタから不満あるあるネタをご紹介します。
笑ってしまうあるあるネタ

- カラオケで誰も知らない歌を選曲してしまう。
- つい口ずさんでしまうのは軍歌。
- プライベートでもお年寄りを見ると介護モードに入ってしまう。
- コンビニの自動ドアの音とナースコールが一緒の音でつい反応してしまう。
- 救急車の音に敏感になってしまう。
- 利用者によって苗字で呼ぶ人と、下の名前で呼ぶ人が分かれている。が、誰が決めたわけでもなく自然になってしまう。
- どれだけ疲れていても「ありがとう」と言われると疲れが吹っ飛んでしまう。
- 「もう介護辞める!」というのが口癖になり、はや10年。
- 「介護職です」というだけで「大変だね、偉いね」と褒められるが、理由がわからない。
- 誰もいない居室からナースコールや物音がするオカルトがある。
介護職員不満あるある
- 身を粉にして働いても給料は雀の涙。
- 新人が入職し指導していただが、1週間後には退職していた。
- 古い体質の看護師が牛耳っていて介護職員の権利がない。
- 介護職員間で(特に女性)派閥ができ、雰囲気が悪い。
- 人手不足で一人のスタッフが早出から遅出までする勤務がある。
- 正社員で働くよりも派遣社員の方がお給料が高い。
- 辞めるスタッフが多く、まだ入職1年なのにお局様化している。
- 寸志という内容の賞与が支給される。
- 介護の世界しか知らないため、今さら一般職に怖くて就くことができない。
不満あるあるが多い方は…
いかがでしたか?
介護職員の方は頷いていただけたでしょうか?
ほっこり楽しいあるあるネタも多いですが、
介護職員の不満ネタはお給料や職場環境への不満が多く聞かれました。
介護職員の仕事は、
体力的にも精神的にも疲れやすい仕事ですが、
お給料や職場環境が良ければやりがいもありますね。
「介護に向いていないんじゃないか…」
と仕事の向き不向きに悩んでいる方。
今のお給料や職場環境に満足できていない
場合は、思い切って新しい職場を検討するもの一つの手です。
心機一転、
笑顔で楽しく働けるように仕事さがしをして転職を視野に入れてもいいかもしれません。