看護師 一人暮らし

社会人になった時や転職した時、誰もが考えることになる「どこに住むか?」という問題。

実家から通う、職場の近くに部屋を借りる、社宅に入る…など選択肢は様々です。

看護師であれば、病院によっては看護師寮が完備されていたり、病院の借り上げているマンションに安く住めたり、なんて場合もあります。

ここでは、実家を出て一人暮らしを検討している看護師の方向けに、物件の選び方や貯金のコツをお伝えします。

「看護師の一人暮らしって大変じゃないの?」「貯金って貯められるの?」と思っている方や、現在看護学生の方もぜひ参考にしてみてください。

看護師の一人暮らし、物件の選び方は?

看護師が一人暮らしをするときは、どんな物件を選んだら良いのでしょうか。

「オートロックがあること」「洗濯物が外から見えないこと」などは、看護師ではなくても女性であれば気にしたほうがいいポイントですよね。

これらのほかに、看護師ならではの注意点があります。

夜勤があることを考慮する

まず考えたいのは、夜勤業務を考慮した物件選びです。

夜勤があると、お店が開いていない時間帯に出勤・帰宅することが多くなります。

くたくたに疲れ果てているのに食料が買えない…なんてことにならないよう、周囲にコンビニや24時間営業のお店があるかどうかをチェックしておきましょう。

また、駅までの道が明るく安全かどうかも必ず確認を。

車通勤の場合でも、駐車場が明るく人目につくかどうかは要チェックです。

実際に私の同僚は、夜マンションの駐車場で見知らぬ男性に背後から抱き着かれたことがありました。

幸い被害はそれだけで済んだものの、用心しておくに越したことはありません。

昼間の周囲の環境もチェック

次に気を付けたいのは、昼間の周囲の環境です。

一般的な会社勤めであれば、昼間は出勤しているためどんなにうるさくても気にならないかもしれません。

しかし、夜勤前や夜勤後に仮眠をとる看護師にとっては、昼間の外の音は想像以上にフラストレーションをためる原因になります。

同僚の中にも、昼間の子どもたちの遊ぶ声に耐えられず、引っ越しを決意した看護師がいます。

普段はほほえましく感じていた子どもの笑い声も、疲れているときや眠れない状況下では、ストレスになってしまっていたようです。

  • 近所の住人がどのような人たちなのか
  • 長期間の工事現場などがないか
  • マンション自体の防音設備はどうか

なども確認しておきましょう。

間取りは「利便性」と「快適さ」を重視

間取りについては「利便性」と「快適さ」を重視するべきです。

利便性が良くないと、家事の効率が悪くなり、余計なストレスを抱え込んでしまいます。

ただでさえストレスの多い看護師の仕事。せめて自宅ではストレスから解放されたいですよね。

さらに、ハードな仕事の疲れを癒すには快適さが不可欠。

私自身、おしゃれな外見が気に入ってフローリングのデザイナーズマンションに住んだことがありますが、実家の和室のようにゴロンと横になることができず、後悔した経験があります。

急いで帰りたくなる部屋、自分がリラックスできる部屋を選びましょう。

職場から離れすぎない家に住む

職場から近い場所に住むと、同僚や患者さんに家がばれてしまう可能性が高いです。

しかし、職場から離れすぎている場所に住むと通勤が面倒になってしまいますし、急な出勤となった場合に職場に迷惑をかけてしまいます。

近すぎず離れすぎない、ちょうどいい距離の物件を探しましょう。

看護師が一人暮らしで家事を続ける3つのコツ

一人暮らしを始めたばかりだと、自炊や家事に慣れていないため苦労することが多いもの。

そもそも仕事で疲れていて、自炊や家事をする余裕なんかないという人も多いかもしれませんね。

では、どうすれば家事を続けることができるのでしょうか。コツは以下の3つです。

  1. 家事を楽しむ
  2. うまく手抜きする
  3. サボってもいいので前向きに

1. 家事を楽しむ

一つ目のコツは、家事を楽しんでしまうことです。

たとえば料理をしたらその写真をインスタグラムにアップしてみましょう。

友人から反応をもらうことでモチベーションが上がり、自炊を続けやすくなります。

仲の良い友人を定期的に家に招待するのもおすすめです。

普段は億劫な掃除も、来客の予定があればやる気になるもの。

その際、友人に料理をふるまうのもいいかもしれませんね。

2. うまく手抜きする

二つ目のコツは、上手に手抜きすること。

近頃のお惣菜や冷凍食品は、美味しくてヘルシーなものが多く売られています。

食品企業の努力のたまものであり、利用しないのはもったいないくらいです。

また便利家電は高価なイメージがありますが、最近はお手頃価格のものもあります。

お掃除ロボットや洗濯乾燥機、自動調理鍋など、便利なものをフル活用しましょう。

3. サボってもいいので前向きに

三つめのコツは、続けられなくても落ち込まないことです。

仕事が忙しい時や疲れている時などは、サボってもOK。

「とにかく毎日続けなくちゃ」という気持ちでいると、逆に続けることが難しくなります。

毎日できなくても、途切れてしまってもいいのです。

一人暮らしなので、誰かに迷惑をかけるわけではありません。

気が向いたときにまたスタートしてみましょう。

「週の半ばは疲れが溜まりやすいから、毎週木曜日は外食の日にしよう」

「献立を考えるのが面倒だから、日曜日はいつも野菜炒めにしよう」

などと、前もって息抜きをルーティンとして組み込んでしまうのもいいですね。

看護師が一人暮らししながら貯金する方法は?

看護師が一人暮らししながら貯金するためには、いくつかのポイントがあります。

一つずつ、わかりやすく説明しましょう。

家賃はゆとりのある金額に

家賃はどのくらいであれば無理なく生活できるのか、悩んだことはありませんか?

適性な家賃は、年収の20%~25%程度だといわれています。

一昔前は手取りの3分の1程度と言われていましたが、現在は景気が安定しないため、さらにゆとりをもつことが推奨されます。

例として、20代看護師の平均月収(約26.6万円)をベースに計算すると、家賃は5万3千円~6万6千円が適正ということになります。

お金の出入りを可視化する

お金のたまらない人の最大の特徴は「いつの間にかお金が無くなっている」というものです。

このようになってしまうのは、お金の使い道を把握できていないことが原因です。

貯金が苦手な人は、まず「レシートをもらう」ことを習慣化してみましょう。

「自分が何にお金を使っているのか」「そこに無駄は無かったか」を客観的に知ることができます。

そして最近は、レシートを読み込むだけで簡単に家計簿をつけられるスマホアプリがたくさんあります。

レシートの文字を自動的に読み取ったり、グラフ化してくれたりする機能がありとても便利です。

大雑把でもいいので、まずはお金の出入りを可視化して把握することからはじめましょう。

衝動買いを見なおす

看護師は収入が高めなことから、衝動買いをしてしまう人が多い傾向にあるようです。

日々の仕事のストレスを解消するために、高額な買い物を繰り返してはいませんか?

実家では家族が注意してくれていたとしても、一人暮らしだとそうはいきません。

まして一人暮らしの部屋の広さでは、使わないものが増えるとその分場所もとるため、整理や片付けが億劫になってしまうことも。

なんとなく勢いで購入したけれど、使っていないものがたくさんある…。そんな方は要注意です。

自動的に貯金できるようにしておく

貯金が苦手な人、強い意志を持ち続けるのが難しい人は、定期預金を利用しましょう。

給料が振り込まれた段階で、毎月決まった額が自動的に貯金に回されます。無駄遣いもぐっと減るはずです。

私の同僚も、「こうしておかないと絶対にたまらないから!」と言って利用していました。

自分を甘やかしてしまうのなら、そうせずに済む方法を考えるべきなのです。

病院寮や家賃補助を利用して家賃をお得に!

看護師なら、病院寮を利用するのも選択肢の一つです。

病院寮というと、「人間関係がわずらわしい」「設備が古くて汚い」などのマイナスイメージを持つ人が多いと思います。

ですが、最近の病院寮はきれいで快適な施設がほとんどなのです。

寮がなくても、家賃補助が支給される職場であれば、家賃の支払いがずいぶんと楽になります。

うちの病院には寮も家賃補助もない…という方は、「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)」などの転職サイトを利用して、該当する職場を探してみるのもいいかもしれません。

看護師が一人暮らしで気をつけることとは?

一人暮らしをする際に気を付けなければならないことを紹介します。

食材を買い込みすぎない

看護師は帰りが遅くなることも、夜勤もあります。

毎日自炊をしようと意気込んで食材を買っても、実際は疲れて自炊ができず、食材を無駄にしてしまうことが多くあります。

スーパーの特売日などはつい多く買ってしまいがちですが、安いからといって買い込むことはやめましょう。

非常食や飲み物は常備しておく

体調を崩したときなど、一人暮らしだと誰も助けてはくれません。

私自身、一人暮らしの時にノロウイルスにかかり非常に大変な思いをしました。

買い物に行くことができないことを想定して、できれば常備薬や非常食、ペットボトルの飲み物などは常備しておきましょう。

目覚まし時計のかけ忘れに注意する

一人暮らしだと、誰も朝や夜勤前に起こしてくれません。絶対に目覚まし時計のかけ忘れをしないようにしましょう。

一人暮らしは大変!だけど有意義なこともたくさん!

日々仕事で忙しい看護師にとって、一人暮らしは大変なこともたくさんあります。

ですが、実家暮らしでは得られない自由な時間や、自分だけの生活ができるのも事実です。

働き方に合った物件を選び、自炊や家事をしながら、しっかりと貯金もする。

そんな生活を目指して、まずは第一歩を踏み出してみてください。