プログラマーになるために、未経験からプログラミングを独学で習得することは可能ですが途中でつまずき挫折してしまう人が多いことも確かです。
なぜプログラミングの独学は挫折してしまう人が多いのでしょうか?
独学の向き・不向きや挫折せずにプログラミング習得を目指せるおすすめ勉強法を紹介します。
なぜプログラミングの独学は挫折してしまう人が多いのか?
まずはその理由を考えてみましょう。
独学でのプログラミング学習はもちろん可能ですが、多くの人が一度は経験するであろう事例には以下のようなことが挙げられます。
このようなことから独学でのプログラミング学習は挫折してしまう可能性が高くあります。
プログラミングスクール「侍エンジニア塾」の調査によると、87.5%もの人がプログラミング学習に挫折や行き詰まりを感じたことがあると答えています。
※引用:Samurai Blog(https://www.sejuku.net/blog/81)
未経験からプログラミングを始めようと思っている人、文系出身の人は最初のうちからつまずいてしまう可能性もあるので独学の向き・不向きも合わせて勉強法について考える必要があります。
どんなことにも向き・不向きがあるため、独学でプログラミング習得を目指すことにも向いている人、向いていない人がいます。
それぞれの特徴を一つ一つ挙げていきます。
目的意識がなくなんとなくプログラマーになりたい、プログラミングを習得したいと思っている人や、スクールはお金が掛かるから独学で習得できれば‥と費用のことだけを理由に独学を始めようとしている人は向いていません。
プログラミングを習得して「スマホアプリを作りたい!」「ゲームを作りたい!」などやりたいことや目標が明確な人の方が挫折を乗り越え独学でもプログラミング習得を目指せるでしょう。
また、独学でのプログラミング習得には200時間~1,000時間程と勉強時間に幅がありますが結論としてとても時間が掛かります。
すぐにスキルを活かしたいと急いでいる人には独学は向いておらず、マイペースに学習を続けていける人向きの勉強法です。
独学でプログラミング学習を始める前にやっておきたいことが幾つかあります。
・プログラミング習得後の目的を決める
・プログラミング言語を決める
・学習教材を決める
まずは、これらを決めることからスタートしましょう。
そして3つ目にあるプログラミングを独学で勉強するための学習教材ですが、「書籍を購入して学ぶ」「学習アプリで学ぶ」ことなどが考えられます。
ここでは書籍とスマホアプリ学習でのメリット・デメリットと、それぞれのおすすめ教材・サービスを紹介していきます。
メリット
デメリット
書籍はプログラミング習得に必要な情報が体系的にまとめられているので初学者におすすめであり、情報の信頼性も高く深い知識を得ることが可能です。
しかし、直感的に理解することや実際に手を動かさなければスキルが身につかない、質問できる環境がないことなどで挫折してしまう人も少なくはありません。
『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』
出版日:2019/3/16
◎HTMLとCSSの基本が知識ゼロから体系的に学べる!全国の書店員さんがオススメする本「CPU大賞」第1位受賞!
『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)』
出版日:2019/11/15
◎シリーズ累計40万部突破!人気No.1 Java入門書。初学者がよくつまずくポイントや疑問点を具体的で的確なアドバイスが答える!
『スッキリわかるPython入門 (スッキリシリーズ)』
出版日:2019/6/13
◎AI分野で注目の人気プログラミング言語「Python」をきちんと・ていねいに・しっかり解説しているのでスイスイ身につく!
メリット
デメリット
プログラミング初心者や子供でも気軽に楽しくプログラミングを学ぶことができるプログラミング学習アプリ。
場所を選ばずどこでも学べること、直感的に理解できることがメリットですが、タイ尾イングができないなどスマホアプリだけでは完結できないので他の方法と併用する必要があります。
『Progate』https://prog-8.com/
初心者向けの内容であり、基礎部分は無料で利用できます。月額980円の有料版ではより深い内容を学習可能です。
HTML & CSS、JavaScript、Ruby、Python、Javaの5言語に対応。
『codebelle』http://codebelle.manabelle.jp/
チャット感覚で気軽にプログラミングを学ぶことができるので初心者にもおすすめです。
無料で利用できますが対応機種はiPhoneのみであり、対応言語はSwiftです。
独学でのプログラミング習得に自信がない人、仕事をしていて学習できる時間が限られている人、プログラマーとしての転職をなるべく早く目指している人など独学での学習が向いていない人のおすすめ勉強法はプログラミングスクールに通うことです。
プログラミングスクールでは講師に分からない箇所を質問・相談ができること、学習効率が良くプログラミング習得までの時間を短縮できること、就職・転職支援が受けられるスクールもあることなど挫折せずに最後までやり遂げられる環境が整っています。
プログラミングスクールには、自宅に居ながら受講できるオンラインスクールと通学型のオフラインスクールがあります。
それぞれのメリット・デメリットと合わせ、おすすめスクールも紹介します。
メリット
デメリット
好きな場所・好きな時間に学習できることがオンラインプログラミングスクールのメリットです。
仕事をしていてスクールに通う時間を確保することが厳しい人や近くにオフラインスクールがない地方在住者の人などはオンラインスクールを活用しましょう。
しかし、オンラインスクールは基本的に一人で学習を進めていくためモチベーションの維持が難しく、質問をしてもすぐに解答を得られないタイムラグがデメリットとなります。
『侍エンジニア塾』https://www.sejuku.net/
<料金>¥69,800~(学生 ¥62,820~[税抜])
<受講スタイル>オフライン/オンライン
侍エンジニア塾の特徴はマンツーマン指導であること、カリキュラム内でオリジナルWebサービス開発ができること、転職支援が充実していることです。
様々なコースがありますが「デビューコース(4週間)」なら¥69,800(学生 ¥62,820)で始められるリーズナブルな料金も魅力です。
侍エンジニア塾では入塾前の無料体験レッスンが用意されているので興味のある人は申し込んでみてはいかがでしょうか。
メリット
デメリット
オフライン(通学型)プログラミングスクールは首都圏に集中していることが多く地方在住者の場合はオフラインスクールに通いたくても通えない可能性があります。
また仕事などで時間の融通が利きにくい人にもオフラインスクールは向いていません。
しかし、講師に直接質問できすぐに解答を得られることがオフラインスクールのメリットでありプログラミング仲間と一緒に頑張りたい人には向いています。
『DMM WEBCAMP』https://web-camp.io/
<料金>通学コース¥628,000~(オンラインコース¥518,000[税抜])
<受講スタイル>オフライン/オンライン
DMM WEBCAMPでは転職コース(通学)「短期集中講座」と「専門技術講座」、転職コース(オンライン)「オンライン講座」の3講座が用意されています。
HPでも自らのスクールを“高額なスクール”を謳っていますがそれは自信の表れであり、転職成功率98%という未経験からエンジニアへ転職した人を多く輩出しています。
エンジニアとしての転職を視野に入れている人に特におすすめのオフラインスクールです。
DMM WEBCAMP 転職コース専門技術講座が経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に認定され、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に認定されました。条件を満たすことで支払った教育訓練経費の最大70%が教育訓練給付金として支給されます。
※引用:DMM WEBCAMP(https://web-camp.io/)
あなたは独学向きでしたか?スクール向きでしたか?
プログラミング学習はつまずきやすく挫折しやすいですが、それぞれのメリット・デメリットを理解した上、自分の性格や都合に合わせた勉強法でプログラミング習得を目指しましょう。
仕事の都合で時間の確保が難しい人やエンジニアとしての転職を1日でも早く実現したい人は就職・転職支援に実績のあるプログラミングスクールで学ぶことが現実的です。
1日1日を無駄にせず目標の実現に向けて頑張ってください。