転職支援サービスの最大手の『リクルートエージェント』と、CMで有名の顧客満足度No.1『doda』。
どちらも引けを取らないほどの大手転職支援サービスですが、あなたに合う転職エージェントはどちらでしょうか?また、どんな違いがあるのでしょうか?
今回は『リクルートエージェント』と『doda』の求人数、拠点数、地方求人・海外求人数、実績、土日面談OKかなどを徹底比較!勝つのはどっち?!
今回対決するエージェントの紹介
※2023年3月30日時点
求人数はリクルートエージェントの勝利!
転職エージェントには、Webサイト上に公開している公開求人と、キャリアコンサルタントが紹介してくれる非公開求人があります。
差は大きく感じられますが、公開・非公開求人合わせて数十万件もの求人を保有している転職エージェントはなかなかありません。約20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)というdodaの求人数も素晴らしく、引き分けに近いと言ってもいい結果だと言えるでしょう。
リクルートエージェントは「営業」「コンサルタント」「ディレクター/デザイナー」「SE・ITエンジニア」「電気エンジニア/機械エンジニア」「建築/土木/設備」の求人が豊富。dodaは「営業」「ITエンジニア」「企画・管理」「建築/土木/不動産/プラント/設備」の求人に強みがあります。公開求人をチェックするだけでも、転職エージェントの方向性がわかりますよ。
リクルートエージェントは国内に16ヶ所の拠点があり、求人情報も全国各地をカバーしています。
首都圏の求人に偏っている転職支援サイトとは異なり、日本のどこにいても希望に近い求人情報に出会えるのが魅力です。
タイ・台湾・シンガポール・韓国などアジア圏を中心に海外での勤務もあり。グローバルな活躍を夢見る方は要チェックです。
dodaも全国の求人情報を取り扱っています。拠点数ではリクルートエージェントに負けてしまいましたが、dodaは「北海道」「東北」「北信越」「関東」「東海」「関西」「中国・四国」「九州・沖縄」と全国12カ所でイチオシの求人を紹介しています。
住み慣れた街や憧れの街で、自由度の高い求人探しが実現します。
関西圏での拠点数は、リクルートエージェントに軍配!
リクルートエージェントは大阪・兵庫・京都に拠点があり、その地域の求人傾向を把握しているため、きめ細やかな転職支援が期待できます。
共に全国各地に拠点を持つリクルートエージェントとdoda。
なんと!両社とも海外の求人も取り扱っています。
タイミングにより件数は前後しますが、他のエージェントよりも海外転職に強いと考えていいでしょう。(※2023年3月時点の求人数)
dodaはUターン・Iターンで検索すると合わせて約2.000件の求人があります。
dodaは地方での転職を積極的にサポートする体制があります。
定期的に名古屋・大阪・福岡など地方都市で転職フェアを行うなど、首都圏以外の地域でも企業と求職者がリアルで出会える場を提供しています。
dodaの転職フェアに参加した3人に2人は応募したい企業が見つかったと回答。
ぜひこうした転職フェアなどのイベントを積極的に活動し、Uターン・Iターン転職を成功させましょう。
リクルートエージェントは利用者に年齢制限を設けていません。
そのため利用者の割合は26~30歳が44%、31~35歳が26%、36~40歳が10%、41~50歳が5%、51歳以上が1%、25歳以下が14%と細分化されています。
40代以上でも転職に成功しており、年齢がネックになりにくい点は口コミでも好感触です。
dodaは20代後半と30代に人気がある転職エージェント。
20代前半と40代の利用者はリクルートエージェントと比べると少なめです。
転職活動が盛んな20代後半~30代前半に支持されているということは、実績や使い勝手が信頼に値するということ。鉄板の転職エージェントということで、リクルートエージェントとdodaを併用している方も多くいます。
リクルートエージェントは平日の夜や土日など、都合がつく時に面談日を設定してくれる貴重な転職エージェントです。
日曜日も受け付けているエージェントは少なく、曜日や時間を問わずリクエストすることができます。
拠点数も多いため、仕事帰りやランチタイムの時間を有効に使うことも可能。
dodaは平日・土曜日のみ面談が可能。平日でも朝9時から夜8時までキャリアカウンセリングを行っています。
リクルートエージェントもdodaも、どうしても面談が難しい場合は電話でカウンセリングできるので安心です。
WEBから登録後の連絡は、表記の問題でほとんど変わらないですね。
dodaは転職サイトを兼ね、スカウトを受け取ることもできるで、自分でも動きやすいかもしれませんね。
リクルートグループは1975年から個人への就職情報発信や企業への人材紹介を行っています。
まだまだ企業への永久就職が当たり前で、「転職」に対するマイナスイメージも強かった時代から転職活動をサポートしてきた実績があるのです。
2017年時点の転職成功実績は、なんと累計41万1,000名以上。「転職成功実績No.1」を謳うのにふさわしい数字です。
リクルートエージェント独占の求人が多い点においても、企業から信頼されていることがわかります。
dodaは転職成功実績を明確にしています。「dodaで転職活動をした人」ではなく「dodaを活用して転職に成功した人」は年間18,000人以上。
求人情報やキャリアアドバイザーの質の高さ、転職イベントの充実度、即戦力重視&未経験者OKの幅広い求人が利用者の高い満足度に繋がっています。
dodaは独自コンテンツにおいて「履歴書講座・職務経歴書講座」「応募書類の提出マナー」「面接悩み相談室」などの定番から、「人気企業ランキング」「平均年収・生涯賃金」「中途採用の実態」「仕事満足度」「ホンネの転職白書」「転職市場予測」など、求職者が本当に知りたい情報を分かりやすく提供しています。
職種図鑑やマンガで読む「転職成功のススメ」は空いた時間にさくっと読めるのが魅力。
転職フェアや合同転職面談会など、dodaの主催イベントも多数あるので要チェックです。
その他のdoda独自ツール
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーによるサポートに力を入れているのか、WEBコンテンツやツールはあまり目立ちません。
もちろん、履歴書・職務経歴書の書き方指導やレジュメの作成、面接テクニックのレクチャーなど基本的な情報は揃っています。
dodaと同じくリクルートグループは転職フェア・企業セミナーも積極的に開催中。
企業の人事担当者と実際に話すチャンスを見逃さないようにしましょう。
その他のリクルートエージェント独自ツール
公開求人数や独自ツールの数はdoda、非公開求人数や全国の拠点数はリクルートエージェントが勝利するなど、両者がまったく譲らない熱いバトルとなりました。やはり転職エージェント業界をひっぱる大手二社ということで、どちらを選んでも安心・確実なサポートが得られると言えます。
リクルートエージェントには業界トップクラスとなる約470名のキャリアアドバイザーが在籍。経験豊富で質の高いサポートには定評があります。また、リクルートエージェントが開催している面接力向上セミナーは参加した99%が満足と答えており、転職活動を有利に進められるサポートが充実しています。
リクルートエージェント、dodaともに全国の求人に対応していますが、dodaはIターン・Uターンに力を入れているので地方での転職を考えている人にはおススメできます。また、dodaにはスカウトサービスがあります。あなたに興味を持った企業からスカウトメールが届くこともあるので、転職の可能性を広げるチャンスでもあります。
しかし、各転職エージェントにしかない非公開求人や幅広い利用者層の存在を知ってみると、一社だけにこだわるのは実にナンセンスです。実は、転職に成功した人のほとんどは複数のエージェントを活用していました。自分に本当に合う企業・仕事を見つけるきっかけはなるべく増やして、さらに転職エージェントの力で「手あたり次第ではなく求人を厳選する」ということに重きを置きましょう。