転職支援サービスの最大手の『リクルートエージェント』と派遣業界大手のパソナグループの転職エージェント『パソナキャリア』。
双方とも甲乙つけ難いくらいの大手転職支援企業ですが、一体どちらがあなたに合った転職エージェントなのでしょうか?
派遣を中心に事業展開してきたパソナの転職エージェント『パソナキャリア』と『リクルートエージェント』の求人数、非公開求人数、取引企業数、年収アップ、拠点数などを比べてみました。
今回対決するエージェントの紹介
パソナキャリアは大手総合人材企業パソナのグループ会社であるパソナキャリアカンパニーが運営しています。以前は派遣を中心に人材サービスを展開していましたが、ここ数年で転職サービスにも力を入れています。パソナは創業以来女性や若者、シニアの雇用創造、企業として社会貢献活動など様々なことに挑戦し続けています。
業界トップクラスの求人数を誇るリクルートエージェントとパソナキャリアだけあり、公開求人数だけでも圧巻の件数となりましたが、僅差でリクルートエージェントの勝ち!
パソナキャリアも首都圏特化・非公開求人も多いので十分な件数と言えるでしょう。
リクルートエージェント、パソナキャリア共に全国対応で、海外求人も取り扱っています。
ほとんどが非公開求人の2社。
非公開求人数ではリクルートが業界最多の約17万件!大手優良企業の求人のほとんどが非公開求人です。
公開求人にすると応募が殺到してしまうためあえて非公開にしています。こうした希少な求人はエージェント経由でないとなかなか出会うことはありません。
倍率が低くなることもあるのでできるだけたくさん集めたいところですね。
取引実績企業数は両社とも同じで引き分けという結果となりました。
しかし両社とも大手転職支援企業だけあり、大手や優良企業はもちろん成長著しいベンチャー企業まで数多くの企業は名を連ねています。間口を広げて転職活動をするならば登録しておくべきエージェントです。
今までで培ったネットワークがあるからこそ多くの企業との取引が出来るのです。
僅差とはなりましたが、転職後の年収UPはリクルートエージェントが62.7%、パソナキャリアが67.1%でパソナキャリアの勝利!
両社ともに半数以上の人が年収UPを実現している結果となっています!
言い出しにくい年収や条件面での交渉は転職エージェント担当アドバイザーに相談すれば、タイミングを見極めて交渉してくれます。
転職理由が年収や待遇UPであれば、内定が出る前に相談しましょう。
転職エージェントに登録後、両社ともに1週間程度での連絡となっているのでこの勝負は引き分け!自分の希望に合うような求人情報を扱っている転職エージェントを選ぶことでより速く連絡がもらえる可能性は高くなります。
まさに僅差の戦いとなりましたが、創業は1年差でパソナキャリアに軍配が上がりました。リクルートエージェント、パソナキャリアともに約40年に渡り人材サービスを手掛けてきた老舗です。実績やノウハウは信頼のおけるのもです。
拠点数は、全国に広く展開しているリクルートエージェントが16ヵ所で勝利!パソナキャリアは東京(本部・丸の内)・大阪・名古屋の4ヵ所となっています。拠点数こそ4ヵ所ですが、関東・関西・東海とエリア別に豊富な情報を持っています。
キャリアアドバイザーとの面談は平日以外にも、在職中の人でも利用しやすいように土曜日や平日の夜間にも面談を行っています。リクルートエージェントは日曜日もOKなので、この勝負はリクルート!
年間2万人以上の転職成功者を輩出しているリクルートエージェント。その陰には経験・知識豊富な約470名のキャリアアドバイザーの存在があります。求人の紹介から入社後のアフターフォローまで質の高いサポートが魅力!でキャリアアドバイザーに加え、圧倒的な求人数で向かうところ敵なし!?
全国に拠点があるため、勤務地が近い求人が見つかりやすいでしょう。
パソナキャリアは今までに46万人以上の転職サポートをしてきています。延べ人数にすると55万人以上!それだけリピーターが多いことも分かります。パソナは女性の雇用にも力を入れておりで、パソナキャリアに登録している約4割は女性。オリコン顧客満足度調査(2019年~2022年)「転職エージェント」4年連続総合1位に選ばれています。また、企業からスカウトが届くサービスも提供しているので転職活動の幅が広がることも期待できます。