“資格なし”での転職は無謀?資格より重要なこと

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資格なし転職

転職のため、復職のために資格を取得しようと考えている人も多いのではないでしょうか?

特に、30代・40代・50代・高卒の方などは年齢や経歴がネックになり資格持っていると有利になるのではないかと考えがち。

もちろん資格が転職や就職に有利になる場合もありますが、一概にそうとは言いきれません。

結論から言うと資格なしでも転職や就職は出来ます

資格を持っていないことをネガティブに考える必要はあまりないのです。

では、資格を持っていなくてもどのような人が転職・就職を成功させられるのでしょうか?

また、企業が中途採用で求めている人材とは?

これらのことも含め、資格なしでも正社員として採用されるための方法を紹介していきます。

資格を必要とする求人は意外と少ない

資格なしでも転職や就職は出来ますと言いましたが、それを裏付けるデータを紹介したいと思います。

求人・転職サイトdodaによると、資格が必要な求人割合は以下のようになっています。

資格なし転職

※参照:doda「転職で本当に有利な資格は?」
https://doda.jp/guide/ranking/062.html

・資格が必須 15%
・資格があると尚可 8%
資格の有無は問わない 77%

資格はあってもなくても良い求人が77%と大多数を占めていることが分かると同時に、資格を必須とする求人が少ないことが分かると思います。

資格が必須の求人でなければあくまでも資格はその人が持つ能力の目安であり、資格以外に重視していることの方が転職に於いて大切なポイントとなるのです。

資格があると良い職種

ちなみに資格が必要な求人には以下の職種が挙げられます。

資格なし転職

※参照:doda「転職で本当に有利な資格は?」
https://doda.jp/guide/ranking/062.html

医療系の専門職(医師・看護師・薬剤師・MRなど)や建築・土木の技術系職種(建築士など)は資格がなければ業務が出来ない「業務独占資格」であるため資格が必須となり、営業系では社用車での移動が必要となることも多いため普通自動車免許が必須となる場合があります。

資格と言っても普通自動車免許を持っている人は多いのではないでしょうか。

 
資格なしで採用された後に、業務に活かせるもの・必要なものを仕事をしながら資格取得を目指すことも可能なので、転職のため、就職のためと焦って闇雲に資格を取らなくても大丈夫です。

資格なしでも正社員で働ける!高収入が狙える仕事

資格がない場合でも高収入を狙える仕事はあります。

  • IT・WEBエンジニア
  • 営業
  • 接客業

IT・WEBエンジニア

コロナ禍においても注目されている人気職種と言えばエンジニア。資格よりも実務経験がものをいいます。

需要が高いだけあって、未経験からチャレンジできるお仕事もあり、経験を積めば年収1000万円も夢ではありません。

営業

通自動車免許が必要とされない営業職も多く、実績次第で高収入を得ることができます。

接客業

訪問販売やアパレルなど、歩合制を取り入れている企業の場合、未経験でも高い収入を得ることが可能です。特別な資格は必要なく、稼ぐことができます。

資格を取得することのメリット・デメリット

業務独占資格以外なら資格なしでも転職・就職が出来るだけでなく、普通に仕事をしていくことも出来ます。

それならば資格は持っていてもあまり意味がないのでは?と思うかもしれません。

でも、資格は「どのような資格を取るのか?」「何のために取るのか?」「いつ取るのか?」によってメリットにもデメリットにもなり得ます。

以下に資格取得のメリット・デメリットを挙げていきます。

メリット

  • 資格を持っていなければ就けない仕事に就ける(業務独占資格)
  • その分野で一定の知識、技術があることを証明できる
  • 資格手当が付くことがある
  • 仕事の幅を広げられる
  • 資格取得までの努力が今後に活きる

デメリット

  • 資格取得までに時間と費用が掛かる
  • あまり役に立たない資格もある(難易度が低く誰でもすぐに取得できるようなもの)
  • 資格を持っているだけでは意味がないことも(実務経験が重要)

このように資格取得にはメリット・デメリットがありますが、資格を取得することで得られるメリットの方が多いように思います。

資格を持っていることは仕事をしていく上でプラスになる場面が多いと言うことも頭に入れておくと良いでしょう。

あくまでも、「資格なしでも転職・就職が出来る」「焦って闇雲に資格を取る必要はない」と言っているだけで「資格を取るな」とは言っていません。

 
例えば、デメリットにもあるように資格は1日、2日で取れる訳でなくそれなりに時間が掛かります。

転職・就職のためと思い資格取得を目指し職歴にブランクを空けてしまう、在職中から資格の勉強を始め転職時期を大幅に遅らせるといったように、考えようによっては時間を無駄にしてしまうこともあります。

 
先ほど紹介したdodaの調査で資格必須の求人が少ないことが分かりましたが、以下のような結果も分かっています。

資格なし転職

※参照:doda「転職で本当に有利な資格は?」
https://doda.jp/guide/ranking/062.html

職務経験が必要な求人は全体の85%にもなり、資格よりも経験を重要としている求人が多いことが明らかになっています。

資格取得のために費やした時間を実務経験に置き換えれば、新しい職場で少しでも早く活躍出来るのではないですか?

 
また、資格によってはスクールなどに通い資格取得を目指すことも考えられますが、学費として数十万掛かることもあります。

時間とお金を掛け苦労して取得した資格であっても、資格を活かせる仕事で実際に働いてみるとミスマッチを感じ辞めてしまう人も中にはいます。
そうなってしまうと意味のない資格になりかねません。

始めに言ったように、「どのような資格を取るのか?」「何のために取るのか?」「いつ取るのか?」をよく考えた上で資格取得を目指すことが大切です。

中途採用で企業が求めている人材とは?

先ほど資格よりも経験を重視している求人が多いことに触れましたが、中途採用で企業はどのような人材を求めているのでしょうか?

  • 実務経験(能力・スキル)
  • ビジネスマナー
  • 積極性
  • 柔軟性
  • コミュニケーション能力が高い人
中途採用は即戦力となり得る人材を求める

このように、中途採用では資格の有無ではなく即戦力として貢献してくれる人材を求める傾向にあります。

基本的なビジネスマナーが出来ていることはもちろんのこと、これまでの経験をどのように活かせるのか?自らが考え行動に移せる積極性がある人、新しい環境にも柔軟に対応し仕事に於いても臨機応変な行動ができる人、社内の良好な人間関係や仕事に活かせるコミュニケーション能力を備えている人が重宝されます。

この他にも30代後半になってくるとマネジメント能力も中途採用では重要となってきます。

全てが備わっていないとしても、これまでの経験から得られたことを上手くアピールし魅力的な人材であることを伝えていきましょう。

そうすることで資格なしでも採用を勝ち取るチャンスが大いにあります。

選考で重視するポイント

では、具体的に企業が中途採用の選考基準で重視しているポイントを転職・求人サイト マイナビ転職のアンケートで見ていきましょう。

資格なし転職

※参照:マイナビ転職「選考で資格を重視する?」
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/caripedia/55

上位から「職務経験 74.5%(未経験者採用:59.6%)」「ポテンシャル 58.2%(未経験者採用:54.3%)」「仕事の成果 31.2%(未経験者採用:24.5%)」と続き、「資格 20.6%(未経験者採用:21.3%)」と資格は2割程度しか見られておらず、職務経験やポテンシャル(成長性)が重要であることが分かります。

Point

    資格なしでも転職・就職を成功させるには‥
    未経験職種・業界への転職であっても、これまでの経験・能力・スキルを転職先で活かしていけるものをアピールすること、仕事に対する積極性・意欲を全面に伝えていくこと、企業が求めるニーズを理解しアピールポイントを探っていくことなどが大切。

資格取得を目指すなら?

資格なしでも転職・就職は可能ですが、転職先で活かせる資格であれば取得を目指してみても良いでしょう。

転職までに取得できなくても「○○の資格取得のために勉強中」と履歴書の資格欄に記載することや面接時に伝え努力をアピールすることもできます。

宅地建物取引士(不動産業界・建築業界・金融業界など)

不動産取引の専門家。不動産業界だけでなく、建築業界・金融業界でも役に立ちます。やや難易度が高めですが需要のある資格です。不動産業では資格手当が付く場合が多くあります。

日商簿記2級(事務職)

帳簿を付けるために必要な技能。経理や財務の業務に活かせ実務に繋げやすい資格です。最低でも簿記2級取得を目標としましょう。

MOS(事務職・営業職など)

パソコンスキルを証明できる資格。事務職や営業職をはじめ幅広くビジネスシーンで役に立ちます。

TOEIC(外資系企業、海外営業など英語を使う仕事)

ビジネスで使用する英語力を客観的に測れる試験。高スコアであるほど評価が高くキャリアアップ・収入アップも狙えます。

 
宅地建物取引士や日商簿記2級は特定の業界・職種で役立つ資格ですが、MOS(パソコンスキル)やTOEIC(英語力)は仕事だけでなくプライベートでも活かすことが出来ます。

ここに挙げたものは一例ですが、様々な職種で活かせる資格はこの他にもあるので興味があれば調べてみましょう。

無駄に時間とお金を掛けて資格を取るのではなく、仕事に活かせる資格の取得を計画的に進めてみるのはプラスになるはずです。

転職エージェントのサポートを活用する

資格なし転職

ここまで、資格なしでも転職できる!資格よりも実務経験が重要!とお話してきましたが、それでも「やっぱり資格がないのは不安」「職務経験に自信がない」「アピールできることがない」とネガティブに考え転職活動に不安を感じている人、または実際に転職活動が上手くいかない人もいるでしょう。

そんな人が手を出しやすいのがやはり“資格取得”です。

「転職を有利に進めるには資格だ!」と考えがちですが、資格を持っていても実務経験が伴っていなければ意味のない資格もあります。

安易に資格取得を考えるのではなく、転職の悩みは転職のプロに相談してみるのはいかがでしょうか?

転職支援サービスである転職エージェントでは、担当のキャリアコンサルタントのサポートを受けながら転職活動を進めて行くことが出来ます。

転職エージェントのサポート
  • キャリアカウンセリング(転職相談)
  • 求人紹介
  • 応募書類作成サポート
  • 面接日程調整、面接対策
  • 雇用条件交渉
  • アフターフォロー  など

このように転職エージェントでは、転職相談から採用後のアフターフォローまで一貫したサポートが続き、その都度的確なアドバイスで転職への不安を感じることなく安心して転職活動を進められます。

始めに行われるキャリアカウンセリングでは、経歴や転職先の希望条件のヒアリングをはじめ、客観的に見たあなたの強み・弱みなどを分析してくれるので“資格なし”に囚われるのではなく自分では気づけなかったアピールポイントを発見できるチャンスがあるのです。

キャリアカウンセリングや求人紹介を通して、転職の幅・可能性を広げることも出来るので転職エージェントに相談をして損はありません。

転職に不安を感じている人、転職活動が上手くいかない人、転職エージェントに興味を持った人は転職エージェントを活用した転職活動をおすすめします。

自分に必要な資格を吟味しよう

“資格なし”に負い目を感じていた人、少しは気持ちが楽になりましたか?

資格必須の求人より資格の有無を問わない求人の方が何倍も多いのです。転職・就職に於いて資格は+αの要素と考えましょう。

焦って資格を取るのではなく、仕事に必要な資格、今後に活かせる資格を吟味して“転職のため”ではなく“自分のこれからのため”に取得を目指すことが大切です。

まずは上手に転職エージェントを活用しやりたい仕事に就くためのサポートを受けてみてはいかがですか?

転職エージェントのサポートは無料で利用出来るので気軽に相談してみましょう。最低でも2~3社の転職エージェントに登録をして比較検討をしながら転職活動を進めて行くことをおすすめします。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷