「就職できなかった。新卒ブランドが・・」人生終了?そんなことはない、チャンスはある!

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就職できなかった日本は新卒至上主義が未だに根強く残っているため、新卒で就職できなかった人は「人生終わった」と悲観してしまう人も少なくはありません。

しかし、本当に

『新卒で就職できなかった=人生終了』

なのでしょうか?

新卒で就職できなかった人すべてがフリーターやニートになっていますか?

そんなことはありません。

新卒に限ったことではなく、フリーターやニートとして過ごしてきたけれど正社員を目指し就職活動をしたけれど上手くいかなかった人も同じです。
一度や二度の失敗があっても気持ちを切り替え前に進んでいくことで必ず就職は出来ます!

「就職できなかった」「この先どうしよう」と不安に感じている人に向け、就職活動の現状や効率良く就職先を見つける方法を解説していきます。

新卒の就職率は本当に高い?

文部科学省「大学等卒業者及び高校卒業者の就職状況調査」

参照:文部科学省『大学等卒業者及び高校卒業者の就職状況調査』

このグラフは、文部科学省が行った令和5年3月大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況の調査結果です。

令和5年3月に大学を卒業した人の就職率は97.3%と非常に高い数字となっています。
これだけを見ると殆どの人が就職できたことになりますが、これには少しカラクリがあります。

調査結果の主な概要を見てみるとこのように記載されています。

“本調査における卒業者全体(※)に占める就職者の割合(大学のみ「73.0%」)(令和5年4月1日現在)
(※) 卒業者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む調査対象人員全体。”

元々就職を希望していない人は含まれていないことに加え、就職活動をしていたけれど就職が決まらないことで仕方なく留年する、大学院へ進む、公務員試験へ切り替える‥など就職したくても出来なかった人も含まれていないのです。

なので、調査結果の主な概要に記載されている就職者の割合73.0%の方が現実的な数字と考えても良いのではないでしょうか。

【新卒至上主義】なぜ企業は新卒を採用するのか?

新卒一括採用は日本独自の雇用慣行であり世界的に見ても珍しい制度です。
日本では100年以上、新卒一括採用が続けられていますが、なぜ企業は新卒採用にこだわるのでしょうか?

新卒採用にこだわる理由

新卒採用にこだわる理由

  • 若手労働力の確保
  • 他社の風土やカラーに染まっていないので育成しやすい(企業文化を継承させる)
  • 将来のリーダー候補の獲得
  • 経費削減(賃金が安い、採用コストを抑えられる)
  • 同期が多いことでの社内の一体感

若い人材を入社させることで組織を活性化させること、将来的な期待、企業の発展を望んでいることが窺えます。

しかし、2021年春入社の学生から新卒一括採用ルール(会社説明会・面接の解禁日など)が廃止されることが発表され就職活動のあり方が変わってくることが予想されます。

新卒一括採用ルール廃止の背景には、

「採用活動を早期化する企業が増えてきたこと」
「新卒か既卒かでの採用の差」
「通年採用の必要性が高まっている(人材の流動性)」
「未内定就活生への集中支援の成功」

などが挙げられます。

新卒採用にこだわる理由を見てもらうと「同期が多いことでの社内の一体感」を除けば新卒でなくとも当てはまることであり、新卒一括採用ルールが廃止される流れになってきている今、新卒で就職できなかったとしても悲観することはないと考えられませんか?

就職活動で大切なポイント

新卒一括採用ルールが廃止されることで就職活動をする側の変化として以下のことが考えられます。

  • 通年採用が増え自分のタイミングで就職活動を始めることが出来る
  • インターンシップ(就業体験)に積極的に参加するようになる 

いずれも主体的に行動することが大切であることが分かると思います。
誰かに言われて動くのではなく、自らが考え、調べ、最善の方法と思われることを実行していく力が問われます。

そして、現在就職できなかったと不安に思っている人も同じです。
主体的に行動していくことはもちろんのこと、「自己分析」と「情報収集」を徹底して取り組んでいきましょう。

自己分析

自己分析

  • なぜ就職できなかったのか
  • 人間性、性格
  • 自分の強み、弱み
  • アピール出来ること(努力したこと、成功体験など)
やりたい仕事(業種・職種)を選ぶ、向いている仕事を見極める、客観的に見た自分を知るなど

情報収集

情報収集

  • 企業研究
  • 業界研究
  • 就活市場
  • 求人情報
企業が求める人材や企業の特徴を知る、企業・業界の将来性、企業とのミスマッチをなくす、求人倍率など

どちらも表面的なことだけでなく、調べられることは徹底して行うことが大切です。

最近では、自己分析ツールも多く出回っているのでそれらを活用してみるのもいいと思いますし、友人や知人から客観的な意見を聞いてみるのも良いでしょう。

情報収集は企業HPや就活イベント、説明会、インターネットなど以外にも、実際に働いている社員から話を聞けるとより有益な情報を得られるはずです。

自己分析でやりたい仕事、向いている仕事から応募先企業の候補をある程度挙げることが出来たら、情報収集をしてより具体的なものにしていきましょう。

深く掘り下げた企業研究をしておくことで面接時での受け答えから好印象を与え評価されることもあるので入念にしておきましょう。

卒業後3年以内なら新卒枠や既卒枠で就職できる

厚生労働省『3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!』

参照:厚生労働省『3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!』

平成24年に「青少年雇用機会確保指針」が改正され、新卒者の採用枠として卒業後少なくとも3年間は応募できるようにすべきものとすることなどが盛り込まれました。
新卒者に比べ既卒者の就職環境が厳しいことなどが改正の理由の一つとなっているようです。

卒業後3年以内であれば“新卒枠” “既卒枠(中途採用)”のどちらでも就職活動をすることができるため就職活動の幅を広げることが可能です。

しかし、注意点としては「なぜ就職しなかったのか?」と聞かれたときに納得させられるような受け答えが出来ないと既卒者は新卒者よりも不利になってしまうことは考えられます。

このような制度はありますが、一番大切なことは早め早めの行動です。
年齢が上がっていけばいくほど就職は難しくなっていきます。
20代であればポテンシャル採用も十分あり得るので若さとこれからの成長性を武器に頑張ってみましょう。

新卒枠、既卒枠どちらで就職活動をするのか

新卒枠、既卒枠とある中でどちらを選んで就職活動を進めていくのかという話ですが、これに関しては資格取得やなにか卒業してから経験を積んだ人などは『既卒枠』で就職活動をするのが良いでしょう。

例えば留学して勉強したいことがあるとか、既卒になってでも将来を見据えた就職活動に活かせる明確な理由があると良いです。ですが、特に理由はない、つらい、苦しい、面倒くさいなどの曖昧な理由だった場合、どうしても既卒という立場がハンデになります。

面接では必ずと言っていいほど「どうして既卒になったの?」「その間何をしてたの?」といった質問が来ます。
ここでポジティブな理由を答えられなければ、当然印象は悪くなるでしょう。

逆にポジティブな理由をしっかり答えられるなら、既卒でも就職はできるのです。
既卒はアリかナシかと聞かれれば、自分の置かれた状況次第でアリにもナシにもなるということです。

不安なら転職エージェントへ相談を

やらなければいけないことが分かっていてもそれを上手く形にすることが難しい、新卒の就職活動時にやっていたけれど失敗してしまった‥と上手くいくイメージが想像できない人は一人で就職活動を進めて行くのではなく、就職・転職のプロである転職エージェントに相談をしてみてはいかがでしょうか?

一般的な転職エージェントは社会人経験があり年収アップや待遇アップを目指す即戦力として転職を叶えたい人向きのサービスである場合が多いため、いわゆる既卒者である人は転職エージェントならどのサービスを使っても良いというわけではありません。

20代であれば、第二新卒・既卒・フリーターの就職支援に特化した転職エージェントを利用することをおすすめします。

職歴、経験、スキルなどに不安がある人はこのような転職エージェントを活用することで、就職への道が開けやすくなります。

就職活動を全くしたことがなく進め方すら分からない人でも、ビジネスマナーから学べる就職講座などを用意しているところもあるのでゼロからでも安心して就職活動を始めることが可能です。

そして転職エージェントではカウンセリングを通した就職相談から始まり、求人紹介、応募書類作成サポート、面接日程調整、面接対策、入社後のアフタフォローまで一貫したサポートが受けられるため、一人で行う就職活動よりも効率良く有利に進めていけることも特徴となっています。
また、全てのサービスを無料で利用出来るので使わない手はありません。

一人で悩まないことが大切

就職できなかった「就職できなかった」と一人で悩み悲観していては上手くいくものもいかなくなってしまいます。
自信のなさが表に出てしまうとあまり良い印象を持たれないものです。

就職したいという気持ちがあるのなら、周りの人でも転職エージェントでも誰でも良いので相談し頼ってみましょう。

第三者からの意見は何かを気付かせ良い方向へ進む糸口になることがあります。
少しずつ、一つずつでも就職するための行動を始めてみましょう。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷