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人生終わり?新卒で早期退職してしまった人の末路

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就職活動を乗り越えやっと希望の企業へ就職できた!これからやりがいをもって仕事を頑張ろうと思っていたのも束の間…「こんなはずじゃなかった」「会社を辞めたい」と見切りをつける若者が後を絶ちません。

しかし、早期退職することは恥、周囲の目が気になると退職を躊躇し、気付いたときには心身の健康に影響していたケースも少なくありません。
今回は新卒が早期退職する割合や退職理由、退職の切り出し方についてご紹介します。
早期退職のデメリットを払拭する第二新卒のメリットについてもご説明しますので、ぜひご参考にしてください。

新卒の早期退職の割合「3年で3割辞める」噂は本当?

最近の若い子は我慢や忍耐力が足りない!と囁かれ入社後3年で3割はやめるといわれていますが実際はどうなのでしょうか?
新卒の離職率は厚生労働省のデータをもとに調べてみました。
2017年の調査によると、大学を卒業し新卒で入社した社員では3年以内に会社を辞めてしまう方は全体の31.8%という結果が出ています。

内訳は、1年以内の退職が11.9%、2年以内の退職が10.4%、3年以内の退職が9.5%となり、1年以内に会社を退職する方の割合が最も多いことが分かります。

冒頭の「最近の若い子は我慢が足りない」という言葉ですが、実は大卒入社した新卒社員について3年以内に退職する割合は10年前以上から3割程度で推移しています。
そのため、「3年以内に3割辞める」というのはゆとり世代や最近の若者に問題があるのではなく、30年前からほぼ変わらない昔からよくある傾向なのです。

参考:厚生労働省 学歴別就職後3年以内離職率の推移
【平成27年3月新規大卒就職者の就職後3年以内離職率の場合】
https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000369541.pdf

学歴別就職後3年以内離職率の推移

3カ月で早期退職した人材がもたれるイメージは?

新卒で入社して数カ月で退職する方は企業からどのようにみられているのでしょうか?

〇嫌なことはしたくない
〇意欲がない
〇仕事を軽視している
〇ストレス耐性が低い
〇辞め癖がついている

と、特に入社して1カ月~3カ月の超早期退職はどうしてもネガティブなイメージが強いものです。
早期退職は、このような印象を与えるリスクがあることを理解しておきましょう。転職先へのイメージアップを狙うなら、納得のできる退職理由を伝え自身のアピールを具体的なものにすることが重要です。

早期退職=甘えはもう古い!退職理由から見る退職の目安は?

なぜ早期退職は甘いといわれるのでしょうか?日本には「石の上にも三年」とことわざがあるように、入社して3年は学ぶ期間でありわがままを言わず(仕事から逃げずに)おとなしく我慢することが美学とされてきたからです。

しかし、自分の気持ちを押し殺し心身の健康を侵してまで耐え忍ぶことが素晴らしいかというと決してそうではありません。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が行った若年者の離職状況では、退職理由が下記のように報告されています。
最も多い退職理由として「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」(34.0%)、次に「自分がやりたい仕事とは異なる理由だったため」(29.9%)、「肉体的・精神的に健康を損ねたため」(29.9%)、そして「人間関係がよくなかったため」(27.5%)となっています。
そのほかに自信の喪失やノルマの負担、賃金面への不満、キャリアアップといった退職理由が挙げられています。

就職理由

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構
調査シリーズNo.164 若年者の離職状況と離職後のキャリア形成(若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)
https://www.jil.go.jp/institute/research/2017/164.html

早期退職する人の多くは、入社前に描いていた理想の働き方や職場と入社後の現実とのギャップや限界を感じています。みなさん入社前に自己分析や企業研究、口コミを調べるなど事前準備をしっかり行っていますが、どうしても現実に働いたときに「こんなはずじゃなかった」と気付く方が多いのでしょう。

それでも「せっかく入社したのだから…」と退職を踏みとどまり我慢してしまう方も多くいらっしゃいますが、長く働くことだけが良い働き方ではありません。
自分がやりがいを持って安心して働ける会社が理想の会社なのではないでしょうか。
もし「仕事へ行くのが辛い」「仕事にやりがいを感じられない」と感じられるのであれば入社して早い段階で退職を検討すべきでしょう。

こんな会社は早期退職推奨!身も心もズタズタになるブラック企業

会社を早期退職することには次の転職にデメリットになるなどのリスクもありますが、ブラック企業で働いているなら一刻も早く早期退職することをおすすめします。

仕事をする上で大切なことは何だと思いますか?
お金ややりがい、キャリアアップ…ではなく自分です。
自分を犠牲にしてまで働き続ける価値がある会社ではないのがこれからご紹介するブラック企業です。

ブラック企業では、長時間労働・サービス残業・休日出勤など劣悪な労働環境が特徴です。達成困難なノルマを強制されたり、パワハラやセクハラがあったりと心身の健康に害を及ぼす会社です。
また、労働環境の悪さから人間関係の風通しが悪くギクシャクしているため社内コミュニケーションがとれず適切な研修や指導を受けることもできません。

いくらやりがいのある仕事でも職場環境や人間関係が悪いと働き続ける意欲は失われてしまい、給与が低く生活に支障が出る、業務や評価に賃金が反映されないケースもあり、賃金面の満足度も重要な問題です。

入社前に自己分析や企業研究を重ねてもブラック企業の実情は入社して実際に働き始めないと分からず、入社後に明らかなブラック企業だと気づくケースもあります。また、ブラック企業に入社し働いている自分自身は、「しんどい」と感じつつもなかなかブラック企業の異常性に気付かず、退職を言い出せる状態にありません。
いつのまにか体調を崩し鬱傾向の状態になっていたということが多いのです。

ブラック企業が奪うものは心身の健康や大切な未来。
若い期間の大切な時間を無駄にしないために早期退職し、新しい道へ進むことが最適な判断だといえるでしょう。

退職の切り出し方が分からない!円満退職するには退職代行が便利?

新卒から就職し早期退職する方にとっては「退職」もはじめてのことです。どのように退職を伝えれば良いのか分からずなかなか切り出しにくいという方も多いでしょう。

心象を悪くせずにスムーズかつスピーディーに退職するには…と考え最近話題の退職代行を選択する方もいらっしゃいます。
退職代行業者は、本人に代わり退職の連絡を代行するというものです。会社へ直接連絡しなくてよいので切り出しにくい退職について話す必要がなく、退職届の提出やユニフォームなどの貸与品も郵送で対応してくれます。

退職代行の落とし穴

自分で退職の手続きをしなくていいなら便利!と感じ退職代行を利用したいと思う方もいますが、実は退職代行には大きな落とし穴があります。
それは非弁行為といい、弁護士以外が行ってはいけない行為のことです。

例えば、退職の交渉や退職届や退職手続きに関わる書類の代筆、退職の意向表明などが挙げられます。
退職代行業者が行うのは、退職する方の言葉を伝えることのみで、企業に対して「〇〇さんが、退職すると言っています」と簡単な伝言を行い退職へ導きます。

退職代行はトラブルの元になるかも⁉

退職代行には費用が発生し、信頼できる業者を選ばなければ非弁行為に関してや企業とのトラブルに繋がる恐れがあります。退職、転職という大きな人生の岐路においてトラブルを抱えるのは得策ではありません。

また、退職は雇用してもらった企業へ対して自分の意思や想い、そして感謝を伝える大切なシーンです。ビジネスマンとして円満退職へ向けた過程も必要な経験です。
円満退職の方法や流れについて知り、自分自身で伝える方法として転職エージェントがあります。転職エージェントでは、仕事先の紹介や転職支援だけでなく円満退職についても支援してくれますので、ぜひご活用を検討してください。

3年以内の退職なら第二新卒カードでピンチをチャンスに!

3年以内の早期退職は第二新卒という扱いになります。第二新卒の採用は積極的という企業が多く「早期退職してお先真っ暗…」と落ち込んでいた方もピンチをチャンスに変えることが可能です。
企業が第二新卒に望むのは将来性と入社意欲といった転職者のポテンシャルです。

キャリアはないが伸びしろに期待できる!

キャリアとスキルのある転職者に比べ、早期退職した方は社会人経験が少なく業務スキルも未熟。ですが、柔軟性に優れ育成のしがいがあるといった将来性に期待できます。

身につけたビジネススキルやマナーを活かせる!

短い期間ながらも企業で働いた経験から基本的なビジネススキルが備わっているため、新卒者に比べて新たに指導する必要がないため採用に積極的です。

選択肢が豊富!キャリアチェンジも可能!

入社後「やっぱりやりたかった仕事をしたい」と転職する場合、早期退職した若い人材であればキャリアチェンジも不可能ではありません。年齢が若いことで熱意や意欲を評価してもらいやすく、仕事を吸収するスピートも早いため企業としては戦力として重宝されるでしょう。

【まとめ】リスクはつきもの?ビル・ゲイツから学ぶ新卒早期退職

「リスクを負わないのがリスク」これはビル・ゲイツの言葉ですが何か新しいチャンスを得ようとするなら一歩踏み出す勇気が必要です。
今の職場に不満をもちながら愚痴ばかり言って働き続けるのか、新しい環境へ飛び込んで成功を目指すのか…

新卒で早期退職するにはそれなりのリスクやデメリットがありますが、第二新卒カードを使えるメリットもあります。退職を決意した場合は、在職中から転職活動をすすめ自分に合った企業を選び、早期退職のネガティブなイメージを払拭し、「採用したい人材」と思わせることが重要です。
円満退職やマッチングする企業との出会いをするために転職エージェントを活用することもおすすめです。

人生には限りがあります。
辛い思いをしながら働いていても何も得られるものはありませんので、やりがいのある企業へ転職し限りある時間を有効に費やしてください。
現状を打破するなら、あなた自身が一歩踏み出す勇気をもちましょう。

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