新卒で会社辞めたいは甘え?辞めてもよいケースや注意点を紹介

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「新卒で会社を辞めるのは甘えなの?」
「新卒で会社を辞めることは甘えといわれる理由は?」
「新卒で会社を辞めることのメリット・デメリットは?」

新卒で今の会社を辞めたいと考えている方のなかには、上記のような疑問を持っている方もいるでしょう。

新卒で会社を辞めることは、すべて甘えであるとはいい切れません。ただし、転職活動のときにマイナスなイメージを持たれる可能性があります。

今回は、新卒で会社を辞めることが甘えといわれる理由や、新卒で辞めるときのメリット・デメリットを解説します。

新卒で会社を辞めたいと考えるのは甘え?

新卒で辞めることは、必ずしも甘えであるとは断言できません

仕事を辞めたい理由が自分本位で、周囲の人から理解を得られないような退職理由だと、甘えだと判断される可能性があります。

しかし、努力をしても自分の力ではどうしようもないことを理由に退職するのであれば、甘えとはいい切れないでしょう。

なぜ新卒で辞めるのは甘えといわれるのか

新卒で会社を辞めるのが甘えだといわれる理由は、自分本位な理由で退職を選択するからです。

「なんとなく自分に合わない」「面倒だな」などの理由で退職する場合は、甘えと判断される可能性が高いといえるでしょう。

新卒で会社を辞めようと考えている人は、一定数存在します。

2023年に厚生労働省が公表した「新規学卒者の離職状況」のデータによると、3年以内に新卒で入った会社を辞めた人の割合は32.3%です。

そのうち1年以内に辞めた人の割合は10.6%で、約10人に1人が会社を辞めていることが分かります。(*)

*参照:厚生労働省『新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します』

このように、新卒で会社を辞める人は珍しくありません。

甘えだとみなされやすいケース

具体的に甘えだとみなされやすいケースを紹介します。

甘えだとみなされやすいケース

  • したくない仕事を避ける
  • 仕事をしていると、苦手な業務やしたくない業務も出てきます。
    「やりたくない仕事だから」と会社を辞めると甘えだと判断されやすくなるでしょう。

  • 仕事の責任を負いたくない
  • また、仕事のミスや責任を負うことを負担に感じ、会社を辞める人も一定数います。
    しかし、社会人として働くには、仕事に責任を持つことは避けられません
    そのため、上司から「甘え」とみなされる場合があります。

  • 人間関係が面倒
  • 社会人になると、職場の人たちと良好な関係を築くために、コミュニケーションが必要です。
    コミュニケーションをとることが面倒に感じて辞める人は、甘えとみなされる可能性が高いといえるでしょう。

甘えだとみなされにくい・辞めてもよいケース

会社の状況や現在の自分の状況によっては、新卒でも辞めてもよいケースがあります。
以下のようなケースであれば、甘えだとみなされにくいでしょう。

甘えだとみなされにくい・辞めてもよいケース

  • 労働環境や待遇が悪い
  • 会社の労働条件や待遇が過度に悪い場合は、新卒でも退職をおすすめします。
    プライベートの時間が確保できない状態が長く続くと、ストレスがたまり、身体的にも精神的にも負担を感じるでしょう。
    また、残業代が支払われない場合や給与が生活できないくらい低い場合も、仕事へのモチベーションが低くなるため、転職を検討した方がよいでしょう。

  • 自身の精神面や体調に影響がある
  • 長時間労働や人間関係のストレスなどが積み重なり、精神面や体調に影響が出ることがあります。
    症状が進行すると、うつ病や不眠症などの病気になる可能性も高いといえるでしょう。
    病気になってしまったときには、自分の体を休ませることを優先しましょう。

  • パワハラやセクハラが横行している
  • 職場でパワハラやセクハラが横行している場合は、被害を受ける前に仕事を辞めることをおすすめします。
    我慢し続けると、うつ病など精神的な病気にかかり、長期間仕事ができなくなる可能性もあるので注意が必要です。

  • 本当にやりたい仕事ができた
  • 社会人としての経験を積んでいくと、本当にやりたい仕事がみつかることがあります。
    本当にやりたいことが明確にある場合は、早めに仕事を辞めて転職した方がよいでしょう。

新卒で会社を辞めるメリット・デメリット

新卒で会社を辞めることには、以下のようなメリットとデメリットがあります

  • メリット1:第二新卒として転職活動できる
  • メリット2:時間を有効に伝える
  • デメリット1:仕事が続かない人と評価される
  • デメリット2:賞与や失業保険がもらえない可能性がある

仕事を辞めたいと考えている方は、会社を辞めるメリットとデメリットを把握しておくことが大切です。

仕事を辞めてから後悔しないように、メリットとデメリットを比較してから退職を検討してみてください。

メリット1:第二新卒として転職活動できる

学校を卒業後、1~3年間働いてから転職する人を「第二新卒」と呼びます。近年、第二新卒の市場価値は高まっているといわれています。

若者の人員確保が難しい中で、新卒採用で充足できなかった人材を、第二新卒で採用したいと考える企業は少なくありません。

また、第二新卒でもスキルや経験がある人材は、教育にかかるコストが少なく、即戦力として採用されるケースも多くあります。

第二新卒を対象とした求人は多く、選択肢が豊富にあると考えてよいでしょう。

メリット2:時間を有効に使える

新卒で入社した会社で、辞めたいという気持ちを我慢して働き続けていると、時間をムダにしてしまう可能性があります。

ほかにやりたいことがあるのに、我慢して今の仕事を続けていると将来的に後悔することもあるでしょう。

将来に向けて何か挑戦したいと考えている場合は、若いうちがチャンスです。
年を重ねていくうちに、本当にやりたいことに対して考える気力や時間を確保することが難しくなります。

新卒で仕事を辞めることを決意すると、将来のために時間を有効活用できるでしょう。

デメリット1:仕事が続かない人と評価される

新卒で会社を辞めて、次の会社に転職するときに、「仕事が続かない人」と評価されることがあります。

企業は新しい人材を雇い、教育するのにお金がかかります。そのため、新しく入社する人には、長く働いて欲しいと考えています。

新卒で仕事を辞めると、前の会社を短期で辞めているから次もすぐに辞めるのではないかと、不安視される可能性が高いでしょう。

短期離職をしたことで、転職先が決まりにくくなることがデメリットとして考えられます。

デメリット2:賞与や失業手当がもらえない可能性がある

会社から賞与を受け取れるのは、会社が指定した期間に在籍していた社員のみです。そのため、退職のタイミングによっては賞与を受け取れないケースがあります。

また、自己都合で会社を辞めて次の会社への入社までに期間が空く場合、失業手当を受け取ることができます。
しかし、入社してすぐに仕事を辞めてしまうと失業手当がもらえない可能性があるので注意しましょう。

失業手当を受け取るための条件は、以下の通りです。

  • ハローワークに来所し、求職の申込みをすること
  • 失業状態であること
  • 離職日以前2年間に、雇用保険加入期間が通算して12ヵ月以上あること(*)

*参照:ハローワーク インターネットサービス『基本手当について』

入社して1年以内に仕事を辞めると、雇用保険加入期間が12ヵ月以上あるという条件に当てはまらないため、失業手当を受け取ることができません。

【時期別】会社を辞めたいと思ったときの対処法

新卒で仕事を辞めたくなる原因は、時期によって異なります。
ここでは、以下の4つの時期に分けて、辞めたいと思う原因や対処法を紹介します。

  • 入社1週間
  • 入社1ヵ月
  • 入社半年
  • 入社1年

入社1週間

入社して1週間で辞めたいと考えるときには、「イメージと違ったから」「希望の部署ではなかったから」「やりたい仕事ができないから」など3つの理由が考えられます。

入社してから1週間の新人には、まずは上司のサポートなどの業務を通して、業務全体の流れやビジネスマナーを習得してもらう必要があります。
そのため、希望部署に就けなかったり、やりたい仕事ができなかったりする可能性が高いです。

研修が終わり、一通りの業務ができるようになると、仕事を任されたり部署移動があったりと仕事内容が変化するでしょう。
入社して1週間で仕事にやりがいを感じられる人は多くありません
「あと1ヵ月だけ頑張ろう」など、自分で期間を設けて仕事を続けてみる方法をおすすめします。

入社1ヵ月

新卒で入った会社を1ヵ月で辞めたくなるのは、「職場の人間関係が悪い」「労働条件に不満がある」「社風が合わない」などの理由が考えられます。

入社1ヵ月目には、新しい環境にまだ慣れておらずストレスを抱え、周囲の人の反応を敏感に感じ取ってしまうでしょう。

たとえば、職場の人間関係が常にピリピリとした雰囲気や、上司の高圧的な態度などを感じやすくなります。

また、労働条件については、求人票に書いていた条件と異なる場合、不満を持ちやすいといえます。

入社1ヵ月で辞めたくなったときには、自分が今ストレスを抱えていて、不安や不満を敏感に感じ取りやすいということを知っておくことが大切です。

ストレスがたまっている状態ということを知っておくだけでも、一度冷静になって考えることができるでしょう。

入社半年

入社半年頃に仕事を辞めたいと考えてしまう人は、「仕事へのモチベーションを感じられない」「仕事ができない自分に絶望している」などの理由が挙げられます。

新卒から半年が経つと、業務を任されるようになり、慣れていない状態で仕事をこなす必要があります。

そのため、仕事の効率が悪く、苦しい思いをすることもあるでしょう。

半年目に辞めたくなったときには、今が仕事の山場であることを理解して割り切ることが大事です。

未経験で仕事をしていると、いつかは必ず山場がやってきます。

「今を乗り越えたら大丈夫」と考え、自分を責めずに仕事と向き合いましょう。

入社1年

入社1年後に辞めたくなるときには、「仕事がつまらないと感じる」「もっと評価される仕事がしたい」という2つの理由が考えられます。

入社半年目の仕事の山場を乗り越えたら、日々の業務に少し余裕が出てくるでしょう。

そうすると、自分が理想としていた働き方と比較して、今の仕事がつまらないものと感じる可能性があります。

また、「こんなに頑張っているのに、評価をされていない」と感じ、もっと成長できる企業に転職するために仕事を辞める人も少なくありません。

入社1年目に仕事を辞めたくなったら、今は業務に関する基本的なスキルが身に付いただけということを自覚しましょう。
ここからスタートという気持ちを持ち、自分なりに仕事の目標を定めることがポイントです。

スムーズに辞めるためのポイント

スムーズに会社を辞めるためには、以下のポイントに注意することが重要です。

  • 適切な退職時期を考える
  • 明確な退職理由を伝える
  • 引き継ぎのための資料を作っておく

新卒で仕事を辞めるときには、上司から引き留めに合う可能性が高くなります。また、転職を考えている場合は、次の会社に入社するのに適切な時期を考える必要があります。

3つのポイントを詳しく解説しますので、仕事を辞める予定の人はぜひ参考にしてみてください。

適切な退職時期を考える

新卒が仕事を辞める適切な時期は、求人数が多くなる7~10月または2~3月です。

この時期は年度が変わるタイミングでもあるので、退職には適した時期といえます。また、年度が変わるタイミングは、求人数が増える傾向にあり、転職活動も有利に進められる可能性が高くなります。

ただし、上記で紹介した時期は一般論です。企業によって求人が出るタイミングはバラバラなので、やりたい仕事が明確に決まっている方は、常に求人をチェックしておきましょう。

また、精神面や身体に影響が出ている場合は、時期を考えずに早めに退職することを推奨します。

明確な退職理由を伝える

仕事を辞めるときには、明確な退職理由を伝えるとスムーズに退職できます

仕事を辞めることを決めたら、まずは上司に伝えることになります。上司はできるだけ長く会社にいてほしいと考えているため、退職を考え直すようにいわれることもあるでしょう。

明確な退職理由を用意しておくと、上司を納得させ、引き留めに合いにくいといえます。

たとえば、どうしてもやりたい仕事がある場合は、その仕事に対する自分の決意も一緒に伝えると説得力が増します。

また、病気のため退職を希望する場合は、診断書などがあると、退職の交渉がスムーズです。

上司を納得させられるような退職理由を考えておくことが大切です。

引き継ぎのための資料を作っておく

退職日が決まったら引き継ぎ作業を行う必要があるため、事前に引き継ぎのための資料を作っておくことをおすすめします。

新入社員の場合、引き受けている仕事が少ないため、資料が必要ない場合があります。

また、会社で引き継ぎ資料の様式を準備している可能性があるので、上司に退職の意思を伝えるときに確認しておくと安心です。

引き継ぎ資料を作って、スムーズに業務の引き継ぎを終えると、退職前後のトラブルが起きにくくなるでしょう。

新卒で会社を辞めたい人によくある質問

ここでは、新卒で会社を辞めたいと考えている人によくある疑問にお答えしていきます。

辞めたいと感じたとき、誰に相談すればいいの?

新卒で会社を辞めた人はどうなるの?

Q. 辞めたいと感じたとき、誰に相談すればいいの?

A. 会社の信頼できる上司や相談窓口、身近な家族や友人に相談することを推奨します。
辞めたいと感じたときには、一人で考えこまずに、誰かに相談して悩みを聞いてもらうことも大切です。

退職の相談相手におすすめの人は、以下の通りです。

  • 信頼できる上司
  • 会社の相談窓口
  • 家族や友人
  • 労働基準監督署

会社に信頼できる上司がいる方は、一度上司に相談してみましょう。上司はあなたの仕事ぶりを間近で見ているため、適切なアドバイスをしてもらえる可能性が高くなります。

もし、ハラスメントや過酷な労働条件などで悩んでいるときには、労働基準監督署に相談してみてください。

労働基準監督署は、会社が労働関係の法律を守っているのかを監督する役割があります。パワハラなどに関する困りごとであれば、労働基準監督署に相談することができます。

Q. 新卒で会社を辞めた人はどうなるの?

A. しっかりとした仕事の軸や自分の将来像を持った人は、転職に成功します

「なんとなく合わない」「周りに転職している人が多いから自分も仕事を辞めよう」など、曖昧な理由で仕事を辞めると転職に失敗するでしょう。

次の転職に成功している人たちは、自己分析をして、次どのような企業で働くとよいかをしっかりと決めて転職活動を行っています

やりたいことが明確に決まっている人や自分の転職の軸をしっかり持っている人は、転職に成功しやすいといえるでしょう。

【まとめ】新卒で辞めても甘えにはならない場合もある

新卒で会社を辞めるときに「なんとなく仕事が合わない」などの曖昧な理由だと、辞めることは甘えだといわれる可能性が高くなります。

やりたいことが明確にある人や、心身に不調が出るほどストレスを抱えている人であれば、甘えと判断されることはないでしょう。

新卒で会社を辞めると、「すぐに辞めてしまう人」と評価され、転職活動が難しくなるケースがあります。
早期の退職には、ある程度のデメリットがあることを知っておくことが大切です。

退職を勢いで決めるのは、おすすめできません
仕事を辞めたいと感じたら、もう一度なぜ自分は辞めたいのか、辞めたら次に何をするのかを考えてから、退職を検討してみるとよいでしょう。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷