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ソーシャルメディアハラスメントの実態とは

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「ソーシャルメディアハラスメント」という言葉を聞いたことがありますか?ソーハラ
ソーシャルメディアハラスメントとはFacebookやTwitterなどSNSを通して行われるハラスメント行為のことをいい、「ソーハラ」と略されることもあります。

ソーハラがあることで職場だけでなくプライベートでも悩みを抱えている人が多くなってきていると言われています。

ここでは、ソーシャルメディアハラスメントの具体的な事例を交えながら、ソーハラ対策・対処法を紹介していきます。

ソーシャルメディアハラスメント(ソーハラ)とは?

ソーシャルメディアハラスメントとは、インターネットの普及に伴い利用者が多くなっているFacebookやTwitter、Instagram、LINEなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通して行われる嫌がらせ行為のことを指しますが、主に上司がSNSを通し職場以外でもコミュニケーションを求めてきたり、プライベートにまで介入してくる状況にストレスを感じトラブルの元になることが多くなっています。
職場などの上下関係を背景に行われる行為であるため、ソーシャルメディアハラスメントはパワーハラスメントの一種として用いられています。

上司からのソーハラ事例

では、具体的にソーハラに該当する事例を幾つか挙げていきたいと思います。

『友達申請』が届く

実名登録制であるFacebookをはじめとしたSNSで上司から『友達申請』が送られてくる。『友達申請』を無視するわけにも断るわけにもいかず、「なぜ承認しないんだ」と催促され‥仕方なく『承認』することになる。

「いいね!」やコメントの強要

SNS上で繋がってからは、上司の投稿に対して「いいね!」ボタンを押すことや、コメントを強要されることも。上司に気を遣いストレスを感じたり気疲れをしてしまう。

「いいね!」やコメントを毎回入れてくる

自分が投稿した内容にも毎回のように上司から「いいね!」が押されていたり、コメントが付いていると行動を監視されているようでストレスを感じる。

SNS上の内容を職場で話される

SNS上に投稿した内容を踏まえ、職場で「昨日○○してたんだね」「○○に行ったんだね」と部下本人の前だけでなく公衆の面前でも会話に出される。

職場での失態や写真を無断で投稿される

個人が特定されるような内容や写真を勝手に投稿されてしまう。

これらの行為を悪意を持って行っていたとすればもちろん大問題ですが、上司にとっては悪気がなく何気なくしてしまっている行為であることも多くあります。上司本人は部下が迷惑に感じていたり、ストレスを感じていることに気付かず一つのコミュニケーションとして捉えていることが問題をややこしくしてしまっているのでしょう。

ソーハラ意識調査

2013年の調査ですが、株式会社エルテス(https://eltes.co.jp/)が「Webリスクに関する社会人の意識調査」(有効回答:全国20歳~39歳社会人男女300名)の結果を発表しています。

「ソーシャルハラスメント」「ソーハラ」という言葉を知っている

・「言葉と意味の両方知っている」24.3%
・「言葉だけ知っている」37.0%
・「聞いた事がなく知らない」38.7%

上司から「友達申請」が来たことがある

・ある 40.7%
・ない 59.3%

上司から「いいね!」や「コメント」をするように強要されたことがある

・ある 22.0%

部下の投稿に対して「いいね!」や「コメント」をしたことがある

・ある 48.0%

部下の投稿に対して、部下の前や公衆の面前で公表したことがある

・「部下の前でも、公衆の面前でもしたことがある」6.0%
・「部下の前ではしたことがある」8.0%
・「公衆の面前ではしたことがある」4.7%

※参照:マイナビニュース(https://news.mynavi.jp/article/20130405-a091/)

5年前以上の調査なので現時点では数値に変化は見られると思いますが、ソーシャルメディアハラスメントはつい最近始まったことではなく2013年前後から話題に上がり始めています。
SNSが友人・知人とのコミュニケーションツールとして幅広く利用されているからこそ生まれたハラスメントである以上、時間が解決してくれる問題でなく自らが対策を取っていく必要があります。

ソーハラ対策・対処法

すでにソーシャルメディアハラスメントで悩んでいる人、今後このような悩みを抱えないようにしたい人、共にこれから出来る対策法や対処法を紹介していきます。

実名登録や推測されやすいアカウント名を付けない

匿名でOKなSNSでは推測されやすいアカウント名・ユーザー名を付けない。
※Facebookに関しては実名登録が前提とされているため、実名以外での登録は難しいので投稿内容に気を付ける。

電話番号・メールアドレスから検索されないようにする

電話番号検索やメールアドレス検索でアカウントが探されないように設定を変える。

ハッキリと伝える

上司は部下が迷惑している、不快に感じていると気付いていないケースが多くあります。言いづらいことですが、問題が大きくなりすぎる前に「やめて欲しい」と上司本人に伝えてみましょう。

アカウントを使い分ける

会社用とプライベート用の複数のアカウントを用意し、当たり障りのない投稿は会社用SNSを使用する。

SNSに公開しすぎない

アカウントが1つだけしかない場合は、プライベートを公開しすぎないような心掛けと公開範囲の設定を適切に行う。

先回りしてブロックししておく

上司など会社の人のアカウントだと思われるものを見つけたら、先にブロックしておくのも一つの方法です。

アカウントを削除する

1回リセットするつもりでアカウントを削除する。

まずは「友達申請」が届かない状況を作ること。SNSで繋がってしまったとしたら公開範囲を決めてなるべく投稿を見られないようにする。しかし、SNSを続けている以上はどれだけ対策を取っても根本的なことは改善されないかもしれません。
その場合は思い切ってアカウントを削除してしまうことが一番です。上司には噓をつくことにはなりますが、「(SNSを)やっていたけれど私には合わなかった」「本当は苦手なので‥」など理由を伝えて興味がないことをアピールしてみてはいかがでしょうか?一度リセットをして、上記の内容に注意をしながら新たに心から楽しめるSNSを始めてみましょう。

ソーハラは訴えることも可能

ソーシャルメディアハラスメントはパワーハラスメントの一種であるため、訴えることも可能です。直接上司に「やめて欲しい」と伝えることが出来れば一番いいのですがなかなか難しいと思うので、一番身近なところとして社内に相談窓口があれば相談してみましょう。

パワハラ対策を積極的に行っている企業も増えてきているので社内の相談窓口でソーハラが早期解決できるケースもありますが、中には「SNSくらいで大袈裟だ」と相手にしてもらえないことも‥。会社から適切な対応をしてもらえない場合は、労働問題に強い弁護士に相談をすることで会社が「安全配慮義務違反」や「職場環境配慮義務違反」に該当するとして処罰の対象となることも。また、ソーハラが原因で精神的被害を受けたことを弁護士に相談をすることで慰謝料請求が可能な場合もあります。

いずれの場合でも強要・強制された内容が分かる証拠を集めておくことが必要となります。SNSでもストレスを感じ、訴える準備でも気苦労を感じてしまうのでは心身共に疲れてしまうので、話がこじれる前に早め早めの対策や対処をしていきましょう。

SNSを楽しめる環境に

ソーハラ

ここ数年の間で急激に増加してきているソーシャルメディアハラスメント問題。「上司には文句を言えない‥」と我慢しているだけでは何の解決にもなりません。
決してSNSが悪いわけではなく、大切なコミュニケーションツールであることには違いありません。

自分で出来る対策以外では、上司を含め会社関係の人であれば公私混同せず、適切な距離感を持って利用していくことが最低限のルールであることを会社として周知させていくことが急がれます。

自分だけで解決できない場合は、会社や弁護士への相談を考えてみましょう。不快な思いをせず楽しくSNSが利用出来る環境になりますように‥

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