【主婦の理想の働き方】スキマ時間に時短で稼ぐ方法7選

子供がまだ小さいと家事に育児に追われて、自由にできる時間なんて考える余裕もなかった。

でも子供が学校に行くようになるとふと 空き時間ができることに気づく主婦の方、多いと思います。

最初のうちはやっと自分の時間が持てる!と喜んでみたはものの、しばらくすると将来の事もあるし、 せっかくだから空き時間を有効に使ってお金を稼ぎたい…でも家事も疎かにはしたくない。子供が突然熱を出したり、学校行事やPTAなどで不定期に時間も取られる。土日祝日に家族を置いて仕事に行くのも気が引ける…。

というわけで、時短でより稼げる融通が利く仕事って何があるのか…主婦におすすめしたい働き方、紹介します!

働きたい主婦は増えている

昭和までの主婦像と言えば、家庭に入って家事と育児に専念し、夫を支えることが美徳といったイメージがありましたが、平成に入って少しずつ女性の社会進出に注目がされ始め、令和では働きたい主婦も増えています。

自分で自由にできるお金がほしい。旦那の稼ぎだけでは将来的に少し心もとない。蓄えはいくらあっても困らない。そもそもずっと家に居るのも息が詰まる!

産休・育休で一時的に求職していた方や、正社員としてバリバリキャリアを積みたい女性も居ます。対して、主婦として家事や育児を優先させつつ、合間に扶養内でお小遣い分や家計の足しに働きたいと考える方も居て、既婚女性の働き方も多様性を見せ、自分に合った働き方を選べるようになってきました。

主婦が働きたい職場環境

主婦業と仕事をしっかり両立させつつ、扶養内でできるだけ稼ぎたい主婦にとって、まずは働きやすい条件について考えてみましょう。

  • 時短
  • 土日祝日休み
  • 残業がない
  • 家から近い
  • 子供の病気や学校行事などに融通がきく
  • 扶養内で働きたい

まず子供の時間に合わせたいという希望が多いようです。あとは扶養内に抑えること。
通勤が楽で、体力的にもできるだけつらくない仕事がいいと考える方も多いようですね。

家から近ければ、子供になにかあればすぐに駆けつけることができますし、移動時間が短ければその分家事も焦らずに済みます。

自分がどんな条件を重視するか。まずは書き出してみるといいでしょう。
それを元にどんな働き方が自分に向いているのか、どんな働き方が必要なのかが分かると思います。

多様な主婦の働き方

両立が大変な正社員

結婚や子育てで仕事から離れて主婦業に専念していた方が、子供が手を離れてから仕事に復帰しようと思った時に働きやすいのは正社員?アルバイト?パート?どんな働き方がいいでしょうか。

夫婦共働きで稼ぎたいと考えるならやはり正社員が一番でしょうが、主婦業と両立するのはなかなか難しいと思います。
自分の体力面や時間の調整の他にも、休みの融通や子供優先の働き方を理想通りにできる職場というのは、残念ながらまだ今の日本では少ないと言わざるを得ません。

また、産休・育休に理解があり休職していたなら復帰も難しくありませんが、ブランクがあり今から転職活動をする方、また今まで正社員経験がない方がこれから仕事を探すのは更に難しいことは覚悟が必要でしょう。

人気の高い働き方

ではどんな働き方が主婦に向いているでしょうか。

  • パート
  • 派遣
  • 在宅ワーク

主婦の方でも比較的仕事探しが難しくなく、時間の調整がききやすく、更に稼ぎたい方の希望にも添えるとなれば、おすすめしたいのは上記の3つの働き方です。

パートは主婦層に人気の働き方なので、そもそも求人が主婦向けに出されているものが多いです。

派遣も女性に人気が高く、女性向けの求人を多く取り扱っているところは多いです。
女性向けを意識すれば、当然妊娠・出産といったライフイベントは無視できません。そのため、ワーキングママ向け求人も多く取り扱っています。

在宅ワークは昨今、政府でもフレックスタイム制度が導入推奨の方向に動き出しているだけに、注目が高くなっている働き方です。

昔は在宅ワークとはいっても『内職』の印象が強く、収入も雀の涙といった印象を抱いていた方も多いと思います。
でも最近ではIT業界でも在宅可の制度を積極的に取り入れられており、仕事内容によっては高額収入も見込める働き方です。

どれも主婦向けを意識した求人が多くなっているので、時間の融通や扶養内などの要望にも対応できるところが多いのが、主婦におすすめしたい理由です。

時短で効率的に稼げる仕事とは

でもパート、派遣、在宅ワークがおすすめといっても、どの働き方でもたくさんの業界や職種があります。せっかくなら収入は貰える範囲でたくさん貰える方がいい。それも当然ですよね。

次はどんな仕事が時短でより稼げるのかを紹介します。

外で働きたい人におすすめの仕事

コールセンター

時間や休みに融通がきいて、更に時給も高めのところが多いということで、主婦にも人気のデスクワーク業務の一つです。
研修制度がしっかりとしているところも多く、初めての人でも安心です。

コールセンターでは大きく分けると、かかってくる電話に対応する『受信業務』と、こちらからかけて案内を行う『発信業務』があります。
受信業務はオペレーターやサポート業務が主になっていて、発信業務は商品営業などのアポイントを取ったり、商品の案内を行う業務です。

発信業務のほうが比較的時給が高めに設定されているところも多いので、時給が高い仕事を狙うのなら発信業務を行うコールセンターが狙い目です。

派遣事務

仕事を始めたい主婦の方に人気なのは、やはりデスクワーク。

でもデスクワークはどの世代でも女性に人気の職種ですし、最近では男性でも事務職を希望する方は増えているため、ブランクがある方や未経験の方にとってはかなりの難関職種と言わざるを得ません。

それでもやっぱり事務職がいいという方には、派遣会社に登録することをおすすめします。

アデコなど大手派遣会社の多くは事務職に強いところも多く、Office系ソフトのセミナーを行っているところもあります。
一般事務・経理・総務・秘書・医療事務など種類も豊富なので、事務を始めたい主婦の方は派遣をおすすめします!

家事代行サービス

主婦だからこそ、家事の経験を活かした仕事を選ぶのも手です。

家事代行サービスの事務所に登録するやり方が一般的ですが、最近ではIT化も進みスマホなどで一般の方でも気軽に検索可能になったので、自分でブログやSNSを利用して個人事業主になるのも手です。

昔は「お金持ちの贅沢」という認識も強かった家事代行サービスも、最近では一般的な共働きの家庭や、子供がまだ小さい家庭などでも随分ハードルが下がってきています。むしろたまの息抜きとして推奨される風潮も出てきました。

家事が得意な方は、その特技を生かして挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。

自宅で働きたい人におすすめの仕事

コールスタッフ

上記のコールセンターの自宅版です。IT化が進んだことで、自宅で仕事がしやすい環境が整いやすくなっています。PCの専用ソフトとヘッドセットなどを使って、自宅でできるお仕事です。

子供がまだ小さくて、あまり長く家を空けるのも不安…。通勤時間がそもそももったいない、そこを仕事に当てたい。そんな方は自宅でコールスタッフをするのも選択肢の一つです。

WEB系技術職

  • プログラマ
  • WEBデザイナー

など

 
IT系は現在売り手市場と呼ばれ、慢性的に人手不足となっている業界でかなり専門的な業界であり、知識を必要とする仕事ではありますが、まだまだ若い業界であるだけに、新しく始めようと考える人には広く門が開いている業界でもあります。

参考書の種類も豊富なので、独学で学びやすい環境も作りやすいですし、独学が難しければセミナーや講習会も多く開催されています。正社員求人でも高給が狙える業界として人気のIT系なので、技術さえ身に着けてしまえばあとはPC1つあればどこでもできる仕事。主婦にもおすすめです!

WEB系その他

  • WEBマーケッター
  • WEBライター

 など

プログラマやデザイナーなどは特殊技能ともいえるので、一朝一夕にできる仕事とはいえません。
今すぐ始めたいけど特別な知識や技術はない。これから勉強している余裕もないという方におすすめなのは、WEBマーケッターやWEBライターなどはいかがでしょうか。

WEBマーケッターはなかなか耳馴染みがない方もいらっしゃるでしょうが、要するにウェブ上で販売を行うサイト管理を行う仕事です。
個人でWEBショップを開くのもいいのですが、売る商品に心当たりがない方は企業が出すWEBマーケッターの求人を探す方法もあります。

WEBマーケッターもWEBライターも、始めてすぐに稼げるようになるかはあなた次第と言わざるを得ませんし、WEB上であるだけに求人や仕事を精査しないと騙される可能性もあります。
でも仕事を軌道に乗せることができれば、会社に通う通勤時間や人間関係などに悩まされる必要はありませんし、PCとネット環境さえあればいいので、家事の合間に息抜きのカフェでだってできる仕事です。

家族の協力も大事

主婦が仕事を始めたいと思ったら、まずできるだけ早い段階で家族に相談することをおすすめします。

いくら時短・土日祝日休みの仕事を探せたとしても、在宅の仕事ですら、一切今までの主婦業に影響を出さずに仕事をすることは不可能です。
家事もやって仕事もやって…すべて一人でこなそうとすれば、必ず後々無理がたたってしまうことになるでしょう。
旦那さんや同居または近所にいる両親、子供たちの協力なくしては実現は難しいことは間違いありません。

また、扶養内で働くか、いっそ扶養を超えて働くか…それによっても働き方は大きく変わってきます。
扶養控除の適用額も2018年に改正されました。103万円、130万円、150万円、201万円などと段階分けされ、旦那さんの年収によってもまた控除額が変わったりと、少々複雑化されています。

自分の家庭ではどんな働き方が合っているのか、働くことを決めたら一度旦那さんとじっくり話し合ってみてください。

主婦業と仕事の両立ができる働き方を探ろう

主婦業と仕事の両立を決めた方は、まずはぜひ旦那さんや同居するご家族とじっくりと話し合いましょう。

家族みんなが納得できる働き方を選ぶことができたら、家族からの協力も得られやすく、あなたのストレスもきっと軽減されるはずです。

話し合っていればどんな働き方を自分と家族が望んでいるか、またどんな働き方が合っているのかが分かります。

その条件に合った働き方ができる仕事が何なのか、狙いも定まってくるはずなので、そうなれば仕事探しも集中しやすい状況が作りやすくなるのではないでしょうか。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷