就活がつらい人必見!しんどい理由とやめたい気持ちを打ち破る方法

就活は準備期間から結果待ちの期間まで、就活生にとっては気の休まらない時期です。

就活が実際に始まる前から憂鬱な気分が先行し、「つらい」「やりたくない」と感じている人も多いかと思います。

今回は就活がつらい・やめたい・しんどい・もう無理と感じている人のために、他の就活生はどんな理由でつらいと感じているのか、つらい気持ちを抜け出す対処法を紹介します。

対処法を参考にして、就職活動を成功させてください。

就活でつらいと感じるのはこんな時

就活でつらいと感じるのはどんな時なのか、代表的な3つの理由を紹介します。

準備期間は志望企業探しがつらい

まず、就職活動で志望企業を探す準備期間は、そもそも志望企業探しに追われるのがつらいと感じる就活生が多いです。

すべての就活生が志望業界を決めているわけではなく、大学卒業後の人生への不安から志望企業を探す人も一定数います。

関心のある業界から自分に合う企業をピックアップし、就職活動のためにESや履歴書、面接練習、スーツの準備、ビジネスマナーを身に付けるなど、やることは山積みです。

学生時代の勉強とは勝手が全く違うため、やるべきことを洗い出すだけでも憂鬱な気分になる人も少なくありません。

中途半端で進めるわけにはいきませんから、就活生にとって準備期間は大きなストレスになっています。

選考期間は自分を否定されたように感じてつらい

選考期間に入ると、本格的に就活が進んでいきます。

日本の就活は平均で2~3社に1社内定がもらえるとされていますが、中には10社以上、多ければ100社近く応募しても内定がもらえない人もいます。

多くの会社に応募して、ひたすら落とされていると、気持ちがネガティブな方に偏る人がほとんどです。

「自分は社会で必要とされていない」と否定された気持ちになり、就活を続ける意欲を失っていきます。

そして、自信をなくした状態で面接を受けて、さらに不採用になるという悪循環です。

実際には、会社の求める人材とたまたま合わないというケースがほとんどですから、自分を否定しないメンタルを持つようにしましょう。

選考結果待ちの時期は内定がもらえるか不安

採用選考の時期が終わり、内定を待っている間も多くの不安を抱える就活生が多いです。

何回も面接で落とされてしまい、「今回もまたダメなのでは」と思う人もいれば、「滑り止めしか内定をもらえないのでは」と不安に思う人もいます。

焦りから不安が募り、それがつらい気持ちへと繋がっていく人も多いです。

内定待ちの時こそ、自分へのご褒美としてゆっくり休んだり、友人と遊んだりして気持ちを切り替えることが大切です。

就活で陥りがちな4つの悪循環

就活を進めていると、周囲と自分の差から焦りが出て、気持ちが追い詰められていくことがあります。

陥りやすい悪循環を4つ紹介しますので、自分に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

就活をやめたいと思う自分を責める

就活を続けていると、ほとんどの人は「やめたい」「つらい」と一度くらいは思うはずです。

多くの就活生にとって初めての経験ですから、つらい気持ちを抱くのは自然なことです。

しかし、つらい気持ちを自分自身が受け止められないと、次第に自分を責める気持ちに変わっていきます。

「就活をやめたい」と思う自分がダメな人間のように感じられ、気分がどんどん落ち込んでいきます。

また、周りに目標や夢を持って就活している人がいると、なおさらその気持ちが強まっていくでしょう。

そこで気持ちを切り替えて、「もう一度頑張ってみよう」と思えるように自分を奮い立たせることが重要です。

「みんな大変なんだから」という声を真に受けてしまう

就活について周囲に相談したり、ネットで情報を調べたりすると、「就活はみんな大変」という声を見聞きします。

確かにみんな就活が大変であることに違いはありませんが、誰もが同じ業界や夢を持って取り組んでいるわけではありません。

また、「つらい」「嫌だ」と感じるものも人それぞれですから、「みんな大変なんだから」という無責任な声を真に受けることはありません。

自分がつらいと感じた時は、どこかで気持ちを吐き出すことが就活を成功させるポイントです。

ネットや周囲の意見を真に受けすぎると、自分の許容範囲を超えることもあります。

つらい気持ちでどうにもならない時は、少しの間休んで気持ちを切り替えることも大切です。

周囲に相談できず同じ考えがループしてしまう

就活で動くのは自分自身ですが、悩みや不安がある時は、家族や友人に相談すべきです。

自分だけで情報収集し、活動をしていると、自然と物事を見る視野が狭くなっていきます。

就活が上手くいっているなら問題はありませんが、一度悪循環にはまってしまうと抜け出せなくなります。

「人に相談したって解決しない」と考える人もいるでしょう。

大事なことは、解決することではなく、自分の中で処理しきれない感情や悩みを口に出し、人と共有するということです。

家族や友人に知られたくない時は、就活生同士のコミュニティでも構いません。

内定が出るまで動かないと落ち着かない

就活生は初めての就活でわからないことが多く、「内定が出るまで休めない」と思い込みがちです。

内定が出ていない状態で休むと気持ちが落ち着かず、何かしていなければならない気持ちになる人も少なくありません。

しかし、この状態は非常に危険で、落ち着かないとしても休むことをおすすめします。

社会人になってからも言えることですが、休みが全くなしで働くことは不可能です。

特に、就活は慣れない活動で緊張と疲労が溜まりやすいですから、就活をしない休日を設けることも良い就活を進めるには大事です。

就活を「もうやめたい」と思った時の4つの対処法

就活がつらいと感じて、「もうやめたい」と思った時の対処法を4つ紹介します。

就活を全くやらない時間を作る

就活をやっていて「もうやめたい」と思った時は、就活を全くやらない時間を設けましょう。

就活中は内定をもらうことに頭が一杯で、他のことが手につかない人も多いはずです。

しかし、勉強でも仕事でも、効率よく進めるには休息も大事です。

就活がつらくなって「もうやめたい」と思った時は、丸一日休養を設けるのも良い就活をするコツになります。

むしろ、無理に就活を頑張りすぎると、疲労が表情や姿勢、態度にも出てしまい、面接官にマイナスの印象を与えるおそれがあります。

例えば、目の下にクマを作っている人が目の前にいたとしたら、大半の人は「大丈夫かな」と心配になるはずです。

就活でも同じことで、疲れた様子で面接官の前に立てば、「この子は自己管理ができないタイプかな」と思われてしまいます。

丸一日が難しければ数時間でもよいので、リフレッシュする時間を設けましょう。

就職後にどんな社会人になるかイメージする

就活でネガティブな気持ちになった時は、就職してからどんな社会人になるかイメージを膨らませましょう。

就活が成功したら終わりではなく、社会人として長い人生のスタート地点に立つことになります。

社会人になってからの自分をイメージできないと、就活のモチベーションにもなりません。

具体的にイメージが湧かなくても、「どんな風になっていたいか」「どんな仕事をしたいか」など、自分の理想像を持っておくことが大事です。

就活をやめたい気持ちになったとしても、将来のイメージが自分の支えになってくれます。

そうすれば、心が折れそうな時も、モチベーションを高める原動力になるでしょう。

志望業界以外の分野を調べてみる

就活が上手くいかない時や疲れてきた時には、それまで志望してきた業界とは別の分野にも視野を広げてみましょう。

例えば、建設業界であっても、ビルや都市開発をメインに行う企業もあれば、注文住宅を販売する企業、建物を設計する事務所など関連する分野があります。

他の業界でも同様で、1つの業界に絞って就活をするのではなく、関係する分野まで調べてみると再び意欲が出ることもあります。

同じ業界だけに絞って就活していると、不採用を繰り返した時の精神的なダメージも大きいです。

あえて別の業種・分野を調べてみることで、就活への意欲が高まることもあります。

自己分析をやり直してみる

就活を「もうやめたい」と思った時は、一度自分のことを振り返ってみるのがおすすめです。

前回の自己分析から期間が空いているなら、今の自分を振り返ってみましょう。

自己分析をもう一度行うことで、自分の適性や長所・短所、なぜその業界を志望しているのか可視化できます。

自分のことを振り返れば、就活に向ける意欲が高められます。

また、前回の自己分析では気付けなかった部分に、再度実施することで気付くことが多いです。

「もうやめたい」という気持ちが強くなったら、自己分析をやり直してみましょう。

就活を素早く終わらせる3つのポイント

就活をいつまでも続けていると、モチベーションを維持するのが難しくなり、つらい気持ちが強くなってしまいます。

就活をスムーズに終わらせるために、3つのポイントを意識して活動してみましょう。

インターンや説明会へ積極的に参加する

就活を素早く終わらせるためには、企業と業界への理解を深めるのが大事なポイントです。

理解を深めるには、インターンシップで仕事を体験したり、説明会で企業の担当者と話したりするのが効果的です。

インターンシップは自分だけの体験にできますから、志望動機を語るうえでも強みになります。

説明会で担当者と話すのも、顔を覚えてもらえれば応募で有利になるかもしれません。

また、インターンシップや説明会を通して、企業側から声を掛けてもらえる可能性もあります。

就活で長い間苦しめられるよりも、自分が働きたいと思える環境、必要としてくれる職場で実力を発揮する方が有意義です。

入社後のギャップを減らす意味でも、インターンシップや企業の説明会には積極的に参加しましょう。

応募する業界の視野を広げてみる

就活をスムーズに終わらせるには、1つの業界を志望するのではなく、色々な業界に視野を広げましょう。

特に、1つの業界に絞って活動した結果、内定がもらえていないのなら色々な業界を検討すべきです。

業界の選択肢を増やすことで、会社や業界同士の繋がりを認識するとともに、新たな適性を発見できることもあります。

また、色々な業界の企業に応募すれば、その分リスクを分散でき、内定を獲得できる可能性も高まります。

1つの業界だけに絞って就活に悩むよりも、色々な業界を見て内定を獲得する方が効率的です。

就活に悩んでいる時こそ、自分の視野を意識的に広げてください。

就活エージェントで最新の情報に触れる

就活を円滑に進めるには、最新のトレンドを知ることが大切です。

ネットや就活情報誌でも得られることはありますが、信ぴょう性や情報の鮮度という点が気がかりです。

多くの就活生が活用しており、最新情報が集まっているという点で、就活エージェントの利用をおすすめします。

就活エージェントは就活生一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーもつくので、就活で悩んだ時にはアドバイスももらえます。

就活を1人で進めるのはリスクが高いですから、色々な情報を集めて、その中から重要な情報を自分なりに取捨選択しましょう。

また、就活エージェントを通して、企業の内部事情を知ることもできますから、上手く活用するのが就活成功のポイントです。

まとめ:就活がつらいと思った時は無理をしないことが大切

就活を続けていると、準備の大変さや面接での緊張感、内定をもらえない焦りなど、色々な経験をすることになります。

そうした経験を通じて「就活をやめたい」「つらい」と感じることもあるでしょう。

就活疲れを感じることもありますが、つらく感じた時は素直に休むことも大切です。

無理をしても良い結果には繋がらず、むしろ悪い精神状態から負のループに入る可能性があります。

就活で気持ちが焦る時こそ、自分を落ち着かせるために休息を入れて、次の活動への気持ちを作りましょう。

周りと自分を比較しすぎず、無理のないペースで就活を進めてください。


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参考サイト
厚生労働省
内閣府
ハローワーク
職業情報提供サイト
日本経済連合会
転職コンサルタント
中谷 充宏
梅田 幸子
伊藤 真哉
上田 晶美
ケニー・奥谷