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準備はアラ還から!定年のない仕事で生きがいを見つける方法

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「体が元気な間は働きたい」と願う方が多いのではないでしょうか?
老後を考えると年金問題や経済情勢、足りない老後貯蓄など不安なことばかり…
定年後は海外旅行をしたり趣味を楽しんだりゆっくり過ごす…というのは過去の話。
最近では、定年を迎えても働き続ける方が多く、生きがいを求めて・老後貯蓄のためと理由は様々です。

定年後も働きたい!と思ったらどんな仕事を選べばよいのでしょうか?また、定年のない仕事や定年後に向けた活動についてもご紹介しますのでぜひご参考にしてください。

老後のお金は大丈夫?老後貯蓄は?

人生100年時代といわれる今では、定年を迎えても「働く」という選択肢をしている方が多く、マンションのローン支払い、老後貯蓄を増やすため、生活のために働く割合が6割以上で、老後のお金のために働かなくてはいけないと感じています。

老後のために2000万円必要と報告された年金2000万円問題のニュースは記憶に新しいですが、はっきりいって現役世代に2000万円貯蓄するのは多くの方にとっては難しいことでしょう。
定年退職後、20万円前後あれば夫婦2人が安定した生活が送れますが、年金だけでは不安があり、収入があるに越したことはありません。また、高齢になると医療や介護に費用がかかるため老後の貯蓄は多ければ多いほど安心できます。

定年のない仕事や定年後の人材を積極的に採用している企業も増えている今、これからの老後を考え人生の選択をしていかなければいけません。

知っていますか?「高年齢者雇用安定法」

平成25年に厚生年金の支給開始年齢が開始されました。多くの企業が60歳定年とされていましたが、厚生年金支給開始まで無年金、無収入となる可能性があることから定年後も希望すれば再雇用できるよう高齢者雇用安定法の改正がされました。

内容は「希望者を65歳まで雇用する企業義務」ですが、定年の引き上げ義務化ではなく、65歳までの定年の引き上げ・65歳までの継続雇用制度の導入・定年の廃止、いずれかの措置の実施を義務付けられました。

企業にとっても60歳まで培ったスキルやキャリアを流出せず、企業に貢献できる人材として再雇用することができるため積極的な再雇用を進める企業も増えています。

定年を迎える方にとっても年金受給開始まで安定した収入があれば生活に困ることはなく、老後貯蓄も増えるためメリットが多い制度改正です。
今後も少子高齢化と企業の人材不足は進むため、60歳以上の人材ニーズはますます増えるとされさらに制度改正の可能性もあるでしょう。

参考:厚生労働省 高齢者の雇用
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page09.html

定年を迎えるサラリーマンが注意すべき転職と再雇用

65歳までの継続雇用制度の導入をしている企業に勤めている会社員では、定年後も慣れた環境で継続して会社員として働くことができますが、再雇用制度では注意すべき点がいくつかあります。

定年後、これまで働いてきた会社ではなく別の会社で再就職を目指す方もいますが、再雇用制度を利用し働き続ける方もいらっしゃいます。
再雇用制度では、定年を迎えると一旦退職手続きを行った後、新たに再雇用として雇用契約を結びます。

今までと同じ仕事ができない⁉

定年後の再雇用では、これまでの業務と全く別の仕事をしなければいけない可能性があります。そのためスキルやキャリアを活かすことができず、働き方の変化についていけないと感じることも少なくありません。

収入が少なくなる⁉

再雇用制度で雇用の安定は確保されたものの、年収が少なくなったり収入があることで年金の受給額が減額される可能性もあるため注意しなければいけません。

ポジションの変更もある⁉

多くの方はポジションの変更によって落ち込む方もいらっしゃいます。これまで管理職として働いてきた方が、サポート業務となり立場が変わることで管理される立場へ。

部下だった社員が定年を境に自分の上司に変更となることで、人間関係の悪化、トラブルの原因、プライドが許さないといった自分自身の問題を抱えてしまうことも少なくありません。

雑務中心になってやりがいがない⁉

会社の方針や環境によって異なりますが、再雇用された後重要な業務が任されず、雑務中心となってしまった方もいらっしゃいます。これまでバリバリ働いてきた方にとっては仕事へのやりがいを感じられず、「なんのために会社にいるのか分からない」とうつ状態になってしまう可能性もあります。

定年後、転職と再雇用についてどちらの選択をするか悩む方も少なくありませんが自分自身の状況や体調に合わせてしっかり検討しましょう。

実録!再雇用で大阪から東京へ単身赴任⁉

これは実際にあった筆者の父親の話…父は大学を卒業し、長年大手企業で働いていました。年齢を重ねるとともに役職につき仕事にもやりがいを感じ、迎えた定年。
企業からは再雇用制度の利用を勧められ、父自身も年金受給まで収入が少なくなることを考え再雇用制度に前向きになっていました。

しかし、新しい雇用契約の内容は下記の通り。
・東京の子会社での勤務
・給料はこれまでから半減以下
上記の条件に加え、役職もつかず今までの部下が上司になる劣等感、60歳を迎えて家族を大阪に残し東京で単身赴任をするメリットはひとつもありませんでした。もちろん少ないながらも安定した収入は得ることができますが、東京での生活費を考えると単身赴任してまで会社にしがみつく必要性は感じられず、再雇用制度は利用せず定年退職となりました。

現在は別会社の非正規雇用として再就職し毎日やりがいを感じながら働いているため、再雇用制度の利用は安易に決めるのではなくこれからの生活を十分に考慮して決めなければいけません。

定年を迎えたあとの働き方は?

定年後の再雇用、再就職ではアルバイトやパート、業務委託が主流の働き方となり、正社員で働く人の割合は少なくなります。やはり収入は正社員の頃に比べて少なくなりますが、時間を調整できライフスタイルや状況に合わせた働き方ができる点やストレスが少ないといった点でメリットがあります。

再雇用が厳しい場合や条件に納得できない場合は定年のない仕事への転職を考えることをおすすめします。

求人サイトや新聞の折り込みチラシ、ハローワーク、転職エージェントなど定年のない仕事への転職を探すツールは様々あります。給料や時間に希望があり、1人での仕事探しに自信がない方は、プロのアドバイザーが再就職支援を行う転職エージェントがおすすめです。定年のない仕事や定年後の再就職に積極的な企業の紹介をしてもらえるので、スムーズな仕事探しができるでしょう。

定年退職後におすすめ!定年後も働ける仕事

では、定年後も働ける仕事にはどのような仕事があるのでしょうか?
男性・女性におすすめの仕事をご紹介します。

男性にオススメの仕事

□警備員
定年後の仕事として定番になっている警備員は、体力面や精神面の負担が少なく働くことができ、女性からの人気も高い仕事です。定年後の再就職を積極的に進めており、未経験でも再就職できるため採用されやすいことが特徴です。

警備員の仕事には交通警備員と施設警備員がありますが、交通警備員は外での警備が主で仕事も不規則。天候で体調も崩しやすいため、定年後に働くなら施設警備員がおすすめです。
ショッピングモール、民間企業や公共施設の巡回や誘導を行い、日勤帯・夜勤帯と働く時間を選べますのでライフスタイルに合った働き方ができます。

警備員は資格がなくても働くことができますが施設警備業務検定・交通誘導警備業務検定などがあり就職後に警備会社から資格取得を勧められますがぜひ取得しましょう。もし仕事を辞めたとしても別の警備会社での就職に有利となるため、取得しておいて損はありません。

□送迎車の運転手
運転が好きで苦にならない方なら送迎車の運転手がおすすめです。高齢者のデイサービスや幼稚園バス、最近では進学塾やスイミングスクールでも送迎車が使われているため高いニーズがあります。
職場によって朝と夕方だけなど働く時間帯を選ぶことができるので、ライフスタイルに合わせて働くことができる点がメリット。何より、幼稚園バスやスイミングスクールの運転手では若い世代と交流でき、コミュニケーションの幅が広がるといった楽しさも感じられるようです。

□タクシーの運転手
運転が好きで、他者との交流が苦手という方におすすめです。平均年齢も高く、体力や運転スキルなどに問題がなければ高齢になっても働き続けることができます。
歩合制なので、利用が多ければ多いほど稼ぐことができ高収入を目指したい方にも向いています。

女性にオススメの仕事

□清掃業
資格が必要なく様々な場所でのニーズが高い清掃業、体力に自信がある方にはおすすめです。1日の内2~3時間と短時間勤務できるところもあり、家事をされてきた女性の得意分野を活かすことができます。

□家事代行
最近では共働き世帯や独身世帯が増加し、料理や掃除、整理などを代行する方が増えています。こちらも短時間勤務が可能で、自分自身の経験を活かして仕事ができるためやりがいをかんじることができます。
家事スキルの高い方や保育士、調理師、介護職などの資格を持っている方は採用されやすいでしょう。

□介護職
家事スキルや介護の経験を活かすことができる介護職は、定年後も無理なく働くことができる仕事のひとつです。認知症高齢者の生活の場であるグループホームや小規模な入居施設等では調理員としての需要も高く、定年を定めていない事業所も多くあります。
介護職員としても働く場合は、資格なしでも働けますが介護職員初任者研修を受講していれば採用率は高くなるでしょう。

男性・女性ともにおすすめ

□事務職
デスクワーク中心なので体力に自信のない方も安心して働くことができ、書類整理、電話対応、パソコン入力などこれまで仕事で培ったスキルを活かせます。事務職は取引先や来客への対応が必要なため、フットワークが軽く人生経験豊富なシニア世代の雇用が積極的に行われています。

□農業
「定年後は自然の中で生活をしたい!」派におすすめなのは農業です。定年がないため元気な間は長く続けられる仕事です。定年を迎えて農業についても、農家は高齢者の割合が高いためまだまだ若い世代。

農業のIT化も進み、ITスキルを持っている方はスキルを活かして独自性のある農家を目指すこともでき高収入も期待できます。大規模な農業にせず、自分達の食べる分と少し売る分だけ、と小規模な農業をするのもおすすめです。

□コールセンター
デスクワークで体の負担が少なく、定年後も働ける企業が多いため人気があります。商品の案内やクレーム対応など部署により仕事内容は異なりますが、長年の社会経験やコミュニケーションスキルの高いシニア世代の戦力に期待しています。未経験でも採用されやすく、研修もあるため不安なく働くことができるでしょう。

お金よりも生きがい派!シルバー人材センター

「高年齢者の雇用の安定等に関する法律」に基づいて市区町村に置かれている高齢者の生きがいや仕事の実現を目指したシルバー人材センター。これまでの人生で培ったスキルや得意分野を活かす仕事ができます。依頼があれば仕事をするスタイルなので安定した収入は望めませんが、地域貢献や人とのつながり、やりがいを大事にしたい方で収入よりも生きがいを重視する方におすすめです。

定年後に向けてスキルアップ!定年後の就職に困らないために

いざ定年を迎えて仕事探しに困らないように、現役世代のうちから定年後に向けた活動をしていかなければいけません。時代は刻々とし、それに伴い制度も変わっています。
社会の状況に流れないようなスキルや資格を身につけておくことで、定年後も安心して叩ける武器になるでしょう。

資格取得

例えば、ITスキル。IT化が進みITスキルをもつ人材はニーズが高く、特にプログラミングスキルは習得しておいて損はありません。

定年を迎える前にスキルを身につけ、副業で経験しておけば定年後スムーズに就労できる可能性が高くなるでしょう。

定年後に資格を身につけるのであれば、簿記や介護職員初任者研修、CADなどの資格取得を目指す公共職業訓練制度の利用も検討してみてください。

不労所得

年齢を重ねるごとに時間や体力を使って収入を得ることは難しくなってしまうため、不労所得も検討してみましょう。株式投資や投資信託など知識を学び、少ない金額から始めてみるのも老後貯蓄を増やす方法のひとつです。

定年後うまくいく人とうまくいかない人の違いって?

定年後、再就職を果たし人生にやりがいを感じている人もいれば人生を楽しめていない方もいらっしゃいますがその違いはどこにあるのでしょうか?
定年後うまくいく人の共通点・特徴には主に3つあります。

自己分析できている

定年後うまくいく人は、再雇用制度、転職する人ともに自分自身としっかり向き合って自己分析できているという点です。どうしても老化を止めることはできず、いつまでも現役世代の考え方や態度では人生も仕事探しもうまくいきません。

自分の今の年齢をしっかり見つめ、できることとできないことを判断し自分が将来どうありたいかを導き出せています。

常にスキルアップを心がけている

現役時代、役職について胡坐をかいている人は定年後うまくいかない方が多く、スキルアップを心がけ新しい資格やスキルを習得している人はうまくいっている方が多いです。

最近では、IT化や人件費削減などで早期退職を求められることもあり、定年を迎えるまえにリストラされることも少なくありません。

誰にも負けない知識やスキルを磨き続けることで生涯現役を目指すことができるでしょう。

ライフプランシミュレーションをしている

これからの老後に向けていくらお金が必要なのか、貯蓄はどれくらいすれば安心できるかというライフプランシミュレーションを、定年を迎える早い段階からしています。公的年金で得られる収入、生活費、医療費、介護費など老後にかかるお金を試算し、老後の収支を考えることが大切です。老後の収支が分かれば働いて収入を得る目安が分かるため、定年を迎えても慌てることがないでしょう。

定年後うまくいっている人は、これから先10年後、20年後の将来を見据えた対応をされていますが、定年後うまくいっていない人は知らないうちにやってはいけないことをやっている可能性があります。

これからご紹介する「定年後やってはいけないこと」は、人生を変えるリスクも高いため注意しなければいけません。

資産を越えた定年後の起業

定年後は資産運用のため家賃収入を得るためにアパート経営する方がいらっしゃいます。アパート経営にはリスクがあり、資産を越えた企業となると借金しか残らない人生となってしまいます。定年後はやり直しがきかず自己破産というリスクもありますので、起業する際はリスクを低く資産の範疇で行いましょう。

生活パターンを変える

定年後、しばらくゆっくり過ごそうと生活パターンを変える方もいますが、いきなり生活リズムを変えてしまうと心身の衰えにつながり、認知症リスクが高まります。定年後、急に物忘れをするようになった、認知症の症状が出たという話もよく聞きますが、生活習慣に気を付け健康的な生活を心がけることが大切です。

【まとめ】定年後の三種の神器は「健康・お金・生きがい」

定年後の働き方や定年を迎える前の準備についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
定年をネガティブな人生の岐路ではなく、第二の人生の出発地点と考えれば充実した人生の再スタートになるのではないでしょうか?

定年後に最も必要なことは“健康”です。お金や生きがいももちろん大切ですが、まずは健康でなければ収入を得ることはできず安心した老後を過ごすことはできません。ライフスタイルや体調に合わせた働き方をして、人生の後半戦にもうひと花咲かせてみませんか?

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